。。恋愛強奪代理人。。38コメント

1 癒々 id:ajWTamp1

2012-06-02(土) 19:53:53 [削除依頼]
依頼、終了。

さて、次のターゲットは―…
  • 19 ヾ(・ω・。)。.:*☆ゆいか☆*:.。(。・ω・)ノ゙ id:QiioFog/

    2012-06-06(水) 20:01:20 [削除依頼]
    めっちゃおもしろいです!
    がんばってください(*^_^*)

    毎日チェックしてますw
  • 20 癒々 id:YaxCqqh.

    2012-06-07(木) 13:44:37 [削除依頼]
    >19 コメントありがとうございます(;_:)    応援して下さるなんて感謝感謝です!    こんなに励ましのお言葉を頂いておいて頑張らない訳    ないじゃないですか!!    更新頑張ります><
  • 21 蒼 id:SxoNrI3.

    2012-06-07(木) 14:15:33 [削除依頼]
    おもしろいっす!

    定期的に見させていただきまっす(*^^*)
  • 22 癒々 id:YaxCqqh.

    2012-06-07(木) 15:32:45 [削除依頼]
    今、夜の10時。
    さっそく、と言うべきか。俊からメールが届いた。

    先ほどと変わらず、やたらキザったらしい言葉たちに吐き気がする。
    しかしそんな事を文章には微塵も出す訳にはいかないので
    ただノリの良い、可愛らしい言葉を考えて打っていった。
    そして知らないうちに、もう夜は更けていたのだたった。


    +++++++++++++++++++++


    朝から雨とか、本当にしけてる。
    傘では防ぎ切れなかったらしい雨粒が、私のスカートを濡らしていた。
    雨のせいか、教室に入った途端やけにむっとした空気が押し寄せる。

    蒸し暑い。だるいし。
    来たばかりだが…正直さっさと帰りたい。

    「もー、髪超うねるんだけど!」
    「ロングだと雨の日困るよね。あっ、このスプレー使う?」
    「それ新発売のじゃん!高いんじゃないの-?」

    あぁもう、少し黙ればいいのに。

    どうして朝からこんなにもテンションを上げてくるのだろう。
    カバンの中で指を鳴らした。教科書を出さなくては。。
    しかし…あの人数で騒がれているのだ。
    舌打ちが漏れるのも許して欲しい。

    「このクラスか知らないけど、未羽って人いる?」

    静まり返る教室。
    その雰囲気に気を良くした私は、それを作り上げた人物に目を向けた。
    ドアの傍に立っていたのは、俊の彼女―もとい武田美乃里―であった。
    教室に居る者ほぼ全員が、互いに目配せをしている。

    なんで2年が3年のこの教室に無断で入ってきてるんだ?
    未羽って…このクラスの藤沢未羽の事なのか?
    彼らが戸惑っている理由は、この二つに間違いないだろう。


    「…このクラスじゃないのね?」

    武田は、若干大きく呟いた後踵を返した。
    まぁ、彼女が私を訪ねてくる事など予想していた。
    …もう少し後であるかとは思っていたけど。

    いまだに私の方をチラチラと見てはざわついている好奇の目は無視して
    『今日も一緒に帰れないかな?』というメールを送った。
    もちろん、今日付き合う予定である俊に。
  • 23 癒々 id:YaxCqqh.

    2012-06-07(木) 15:34:30 [削除依頼]
    >21  ありがとうございます!!    お暇がある時で全く構いませんのでいつでもどうぞ^^     お待ちしております><
  • 24 癒々 id:yc5TVXW0

    2012-06-08(金) 15:32:40 [削除依頼]
    返信はすぐに来た。
    「もちろん良いよ」とのこと。
    お前彼女いるんだろ…とかそんな呆れは、もうとっくの昔に忘れた。
    こんな男ばかり相手にしてたら、ざらにある話だ。

    そのメールに対しての返信を送ろうと指を動かした時、
    となりで騒いでいた女子の1人が話しかけてきた。

    「ねぇねぇ、さっきの2年と知り合いなの?」

    別に…と答えようと口を開いたのだが、
    周りに居た女子達が余りにうるさかったので、何も言わず目をそらした。

    「有り得ないって。だってアイツ、武田美乃里でしょ?」
    「そ-そ-。後輩のくせにやたら態度でかいんだよね。」
    「あんま関わんない方が良いよ-?フジサワさん!」

    適当に言葉を返し携帯に目をやる。
    騒いでいた女子達はつまらなさそうに廊下へ出ていった。

    …うるさかった。私だってできる事なら関わりたくない。
    あんな面倒くさそうな(面白そうなのも確かだけど)やつ、
    相手にはしたくないものだ。

    しかし…武田が私を訪ねた理由がいまいち掴めない。
    昨日の現場を見ていたのだろうか。だけど名前を知っていた。
    会話が聞こえるほど近くに居た?それは無いだろう。

    悩み唸っていると、1時限目スタートの合図が響き渡った。
  • 25 美羽@お久です^^ id:GlgIRqc/

    2012-06-08(金) 15:53:45 [削除依頼]
      面白いですっ!!
     あ、初めまして。美羽(ミウ)と言います。
     これからも頑張ってください。


     それと、宣伝になっちゃいますが、魔法使いになるには・・・?【修行編】と言う小説を書いているので、良かったら読んでみてください(感想、お待ちしております)。
  • 26 *・花音です☆FT大好き×∞   id:pGn6g/W/

    2012-06-09(土) 20:10:34 [削除依頼]
     評価にきた花音です
     
     このシステム、便利!!
     と思っちゃいまいた
     ほんと便利ですね!!これを考えたのは素晴らしいと思います 
     
     私はプロではないので
     構成がしっかりしてるとかわからないのですが
     いいと思います!話分かるし!!
     
     改行もOK
     
     ただし恋愛の要素が「今一つ」…かな?
     そこをがんばって!
     
     以上小6女子でした
  • 27 癒々 id:xOLmmsF1

    2012-06-11(月) 20:02:18 [削除依頼]
    >25  読んで下さって本当に嬉しいです><     そちらの小説様もお邪魔しに行きますね^^     ありがとうございました!
  • 28 癒々 id:xOLmmsF1

    2012-06-11(月) 20:06:01 [削除依頼]
    >26 評価ありがとうございます!    システムと構成の方、こんなに    お褒め頂いて良いんでしょうか!?\(゜ロ\)(/ロ゜)/ワタワタ        恋愛の方はこれから進めていこうと思っています。。    長い目で見てやって下さいorz
  • 29 癒々 id:SIGnZUm/

    2012-06-14(木) 20:24:03 [削除依頼]
    たんたんと六時限目を終えた私は、
    校門で俊を待っていた。そうね、かれこれ三十分くらいかしら?

    「未羽ちゃん!あ-良かったぁ。まだ居てくれたんだ!」
    「…待ったんだよ!結構ずっと」

    ここで「ううん全然!私も今来たところだし」とか言わないこと。
    あなたをずっと待っていたんだよ、という事を伝えなくてはならない。

    「でも、来てくれてよかった。忘れちゃったかなぁって思ってたの」
    「そんな訳ないじゃん!…ちょっとさ、元カノとこじれちゃって…」

    「元」カノか。
    そっか。別れたんだ。武田美乃里と。

    「俺好きなヒト出来ちゃったから別れようって言ったら…
     なんか切れちゃってさ。その元カノ」

    ビンゴ。。

    「へぇ…好きな人出来たんだ。俊が好きになる人って素敵なんだろうね」
    「そうそう!すっごい素敵なヒトでさぁ、一目ぼれってヤツかな?」

    落ちる。落ちてくるわ。

    「誰?気になる。おしえ―…」
    「ねぇ!!未羽ちゃん、俺と付き合う気…ない?」

    ……落ちてしまったのねいらっしゃい。
    さよならまでのカウントダウンが始まった。
  • 30 癒々 id:EG.P2/m0

    2012-06-17(日) 19:40:22 [削除依頼]
    「さて…と。今日のは…8人目よね。まだまだ経験浅いかしら。」

    FMラジオを聞きながらノートに8人目の恋人である俊の事を
    書き留めた。
    もうすぐ1日をまたぐ時間だ。

    全く眠気のない頭でこれからの作戦を練るか。。

    「まず…もう少し惚れ込ませなきゃ危ないかも…。一目惚れって
     すぐ飽きたりするし。今捨てて前の彼女に戻られたら意味ないしね。」

    よし。もっと内面(作り物)を好いてもらわないとダメだ。
    もっともっと時間をかけて。
    依頼人にチャンスを与えるまでが私の仕事だから。

    ラジオにノイズが響きだしても、作戦を練る私の手は止まらなかった。
  • 31 癒々 id:.Yldck8.

    2012-06-20(水) 20:10:39 [削除依頼]
    翌朝。うん、良い天気。…なんだけど
    「あ-、昨日寝たの何時だっけな。」
    ファンデーションで誤魔化しはしたけど、この隈はひどい…。
    一目惚れで落とした相手にこの顔で対面するのは気が引ける。

    「未羽ちゃんおはよう!!…ってどうしたの?顔色悪くない?」
    「あっ俊!えっとおはよう!…じゃなくて別に普通だよ?」

    そうかな-でもな-とか何とか言ってないでそこどけよ…
    そして顔見んな。特に目元。

    「やっぱりしんどそうじゃん。今日は早退したら?」
    「………平気だよ?」

    ん?…こいつが連呼したせいか、すこし体調悪くなったかも。
    頭グラグラする。
    心なしか吐き気っぽいものも。
    もしかしたら、自分で思ってないくらい疲れてたのかな。

    「どうしたの未羽ちゃん。そっち門だよ?」
    「…ちょっと疲れてるみたいだから」

    もう帰るねという言葉は続かなかった。
    次の瞬間、床にぶっ倒れた私。
    周りの野次馬の声はだんだんと遠くなっていった。
  • 32 癒々 id:A7Dl..H0

    2012-06-21(木) 20:10:53 [削除依頼]
    +++++

    「………ん……」
    「あぁ良かった。おはよう、体調はどうかしら」

    ここは…ああ保健室ね。
    靄がかかったような頭、ぼやけた視点は戻って来た。
    2mほど離れたデスクからこちらに微笑んできてるあの人は、
    確か保健室担当の教師だったか。

    「…大丈夫だけど。私、どうしたの?」
    「あら先生に向かってため口なんて」

    目を細めてくすくす笑う教師。
    パリッとした白衣に皺など無くて、何だかまぶしい。

    「まぁいいか。…ええと藤沢さん、で良かったわよね。」
    「はい。」
    「藤沢さん、最近寝不足だったでしょ。おまけに疲れも溜ってたわね」

    「あ-えと、部活やってないから疲れてないし…寝不足はいつもの事…」
    「だめよ」

    柔らかくはっきりと。目は優しくも鋭かった。

    「今回の体調不良は主に寝不足、過労が原因よ。今までにこんな事は…?」
    「いいえ初めてだわ。」
    「そう。ならこれからは気を付けてちょうだいね。
     しんどくなったり、疲れたりしたらいつでも来て良いのよ」

    「ここへ?まさか、もう来ないわよ。そんなにやわじゃないわ」

    そう言うと教師はふわりと微笑んで扉を開けた。
    まさかこの保健室が心のより所になるなんて、
    この時は想像もしなかったわ。
     
  • 33 癒々 id:alkOxWR.

    2012-07-25(水) 11:19:47 [削除依頼]
    保健室を出てから私は家路に着いた。
    何だかんだで一日中寝てしまったらしい。
    携帯の受信ボックスを確認すると、俊からのメールも来ていた。

    『体調大丈夫?今日、送ろうか?』
    『先帰ってるね?体調良くなったらメールして』

    返信しようと指を動かした時だった。

    「未羽、未羽ってあなたの事よね」

    目だけをちらりと前方へ向ける。
    ああ、めんどくさいものに掴まっちゃったな。
    もう少しで駅だったのに。いらつく事この上ない。

    「そうよ。何か御用?武田美乃里さん」
    「あなた、俊と付き合っているのね」
    「ええ…まぁそうだけど。それが?」

    「止めた方が良いわよ、あんな男」

    …は?
    なーんだ、私てっきり『俊と別れて!!!!』とか言い出すのかと。

    「分かってるんでしょ!?俊は私と付き合ってたのに、あなたにも
     手を出したの。あなたもいずれは捨てられるんだから」

    私と俊を別れさせようってのね。馬鹿げてる。
    目的が見え見えだし、そんな小細工で私が騙されるとでも思ったの。

    「悪趣味ね。そういうの好きよ。だけどこれは私の“仕事”なの」
    「何の事?仕事…って」
    「ああ駄目よ言えないわ。これは企業秘密。だけどいずれ
     あなたは気付く。そうね、ずっと俊だけを見ていれば…ね」

    話が全く分からないって顔してる。
    武田美乃里も…今私を見ているあなたもね。

    「訳分かんないわ」
    「でしょうね。あなたは何も知らないんだから」

    仕事、その意味も。
    私が俊と付き合った理由も。
    私が俊を捨てた時、依頼人が行動するであろうことも。

    あぁそれと、武田はもう俊の頭の中には居ないってことも。
  • 34 癒々 id:alkOxWR.

    2012-07-25(水) 11:38:35 [削除依頼]
    「俊?今日ごめんね。メールくれてたの気付かなくて」
    『いや別に気にしてないよ。それより体調どう?』
    「もうだいぶ。…あのね俊、私あなたに言いたい事があるの」
    『ん?なに?』

    「私もう、俊に迷惑かけられないから…別れよう?」

    ++++++++++++++++++

    そのあとの俊はすごかった。
    今まで繕ってきたんだって事がばっちり分かったわ。

    『はぁ!?…迷惑って、何で』
    『迷惑なんかじゃないって!!…もしかして美乃里に何か言われたのか?』
    『ふざけてんの?せっかくお前の為に別れてやったのに』
    『意味わかんねぇ』

    うんうん分かるわ、そうでしょうね。
    今まで大切に優しく接してきたんだもんね?
    いきなり捨てられたんじゃ納得いかないわよね。

    だけどもう時間だから。

    実は武田と別れた後に、依頼人から連絡が入ってね…

    『もういいです。あなたの行動と一緒に俊の事も見てたけど、
     あんなの取り返したところでもう要りませんから。』

    だって!面白いにも程があるわ。
    武田と別れた後、私に振られて、俊の知らないところでもう1人の女に
    幻滅されて…って。

    後味悪い上にドロドロしててややこしい、だけど最高に面白い
    結末になったわね。
    まぁ結局のところ、二兎追うものは何とやらってやつよ。

    収入は〇になっちゃったけど、それ以上に楽しかったからまぁ良いわ。
    さて、次の依頼はなんだろう?
  • 35 癒々 id:liFuFil0

    2012-07-26(木) 08:39:23 [削除依頼]


    さて今日から夏休み。
    課題なんてもう半分以上終わらせたわ。
    夏期講習なんかで忙しい人もいるのよね。信じられないけど。

    +++++++++++++++++++


    朝、11時起床。
    携帯を開けば依頼メールが3件来てる。

    「…やっぱ夏休みは依頼お断りしようかしら。」

    内容を見ていく。

    彼氏を奪い返して下さい。
    好きな人に彼女がいるの。
    私のストーカーの彼女になって。

    「…あ-いっつも通りすぎ…て、えぇ!??」
    ストーカー?ストーカーの彼女って?はぁぁ?

    気になった私は、すっかり覚醒した頭で内容を追っていった。
  • 36 癒々 id:liFuFil0

    2012-07-26(木) 13:43:36 [削除依頼]

    読み終わった私は悩んでいた。

    だって、今までにないような依頼だし。
    だけど、今までで一番面白そうなんだよね。

    依頼人にべた惚れでストーカーまでしている男を
    こっちへ振り向かせるって、多分きっとすごく…難しい。
    だけどそれだけステータスになる。
    だれに言う訳でもないけれどね。

    「私がストーカー野郎を振り向かせれば、依頼人は助かる…か」

    でも…そのあとは?
    振り向かせてからどうするって言うんだ。
    こっちのストーカーになられたら、キラーパスもいい所だ。

    「決ーめた。これは断った方がいいわ。面倒は御免だし」

    返信は後にしよう。
    もう少し眠ってからでも遅くはない…でしょ。
  • 37 癒々 id:NMPMv0v1

    2012-08-04(土) 11:05:39 [削除依頼]
    ピンポーン

    「…んぅ」

    ピンポーン。ピポピポピポ…

    「だぁぁぁあ!!なんだようるせぇ」

    どかどっか。
    足音が罵声と共に響く。

    「誰ぇ?郵便だったら何も取らないから持って帰ってよ」
    ガチャ。と、そこにいたのは…
    「ちっがうわよ!私は依頼人よ」

    見るからに強気女子?体育会系?いや違う…
    うん。まんま違わないけど…番長的な?

    「依頼ー…。あっそう。依頼は全てメールで承っております。
     のでさよなら私は寝る。」
    「まっ、待ちなさいよ!メールはさっき通したわ。
     ストーカーの依頼メール。あんたまだ見てないの?」

    すとーかー。ストーカー?あぁあの拒否決定の依頼…

    「ぅええ!??」
    「なっ、何よいきなり。メール見たでしょ?」
    「あ、あなたがストーカーに悩まされてるの!?うわうっそ信じらんない」
    「…どういう意味それ」

    だって普通さ、ストーカーされる女の子って普通はね。
    か弱そうな女の子らしい、何かこう、なよなよした感じじゃん。

    「…こんなごつい気迫の持ち主が…ストーカーって」
    「殴られたいならそう言いな?」
    「まぁメール通したなら良いわ。何の用かしら?」
    「あっさりスル―するのね」

    ふぁぁあ。眠い。眠い。あー早く眠りたい。

    「まぁ用って言うか…あんたが返信寄こさないから」
    「はぁ?そんな急ぎなら警察行きなさいよ。
     うちはあくまでマイペース、自由気ままをモットーにしてるから」

    「よくそんなでビジネスして来れたわね。
     とにかく、そのストーカー女をどうにかして欲しいのよ」
    「Ok落ち着こう。今何て言ったのかな。女?女って言った?」

    「えぇ。女って言った」

    もうやだ絶対断るこんなビジネス大っ嫌い。
  • 38 癒々 id:NCOqFJ8.

    2012-12-30(日) 14:22:25 [削除依頼]
    「ちょ、何帰ろうとしてんのよ」

    掴んでくる腕が鬱陶しい。
    睨みが本格的になるのは許して欲しい。

    「離してくれる?あなたの依頼は断る予定だったの。悪いけど。
     私、女の落とし方なんか知らないんだよね。
     ま、十万払うってんなら受けないこともないけど」

    私がこの仕事をしていて、一番稼いだ時でも五万くらいだった。
    十万なんて学生には無理に決まっている。
    断るときはだいたいこの手が有効なのだ。

    「そう。十万なんて軽いわ。じゃあ、依頼受けてくれるのね!」
    「どこで盗んだ金よ、それ…」

    差し出された札束に少し驚く。
    てかこれ絶対十万以上あるだろう。…偽札か?

    「盗むわけ無いでしょ…ちなみに偽札でもないから。
     まぁひと月分の小遣いで済むなら安いもんよね。はい」

    あぁこいつ、ぼんぼんか。最悪だ。
    でも金がいるのは事実。家賃も学費も…正直なところ滞納ぎみだし。

    「どうにかすればいいんでしょ。どうにか!」
    「そうそう。あ、なるべく早くしてね。じゃあ」

    アデューとか言いながら颯爽と駆けていく女に眩暈がした。
    過去の自分をここまで呪ったのは多分初めてだと思う。
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