倒錯アクター5コメント

1 von id:Y61ikKi0

2012-05-27(日) 16:38:38 [削除依頼]
 
 君のことを"大好きだ"なんて、言ったあの日のことは忘れたよ。
 本気にしたって? ばかばかしい。薄っぺらな言葉に騙されたの。
 恋だの愛だの正義だの絆だの、うるさいよ、黙ってくれないか。
 耳を塞ぎ叫ぶ叫ぶ街に飽和して消えるココロの痛みが、いつか、記憶を。
 
 
 
 消してくれる日を待つ僕は、
 
 
 
  • 2 von id:y0SXm17/

    2012-05-27(日) 21:10:58 [削除依頼]
    1=倒錯アクター
     
     君は、自分がなぜ生きているのかを考えてみたことはあるかい?
     そんな答えのない問いかけなんて時間の無駄だ、だなんて放り捨てるのは簡単だけれどね、そうしてしまうのは惜しいものだと僕は思うよ。存在の意義を考えることが出来るのは人間の特権さ。それをしないというのは、あまりに勿体ない。
     ああ、そんな嫌そうな顔をしないでくれたまえ。別に、こんな説教染みた話を長々とたれるつもりは無いんだ。そもそもさっきまで君に話しかける気だって微塵も無かったのだから。何なら今すぐにだって君の前から姿を消したっていい。君がそれを望むならね。
     ただ僕は、君が手に持っているその作者不明の文庫が懐かしくて話しかけてしまっただけなんだ。
     お世辞にも文学的とはとても言えない内容だろう? 文章はつたないし、正しく意味を成してさえいない。
     それは私の知人が昔書いていたものでね、しかも本当は、ただの日記なんだ。
     ひょんなことから世間に流れ出てしまったけれど、きっと、君はそれを読んでも満足は出来ないだろうね。
     嗚呼、もう一度は読んでいると。納得出来ないからまた読んでいる、というわけか。
     
  • 3 透子 id:DtERBY90

    2012-05-27(日) 21:15:27 [削除依頼]
    何だか……好きです。
    頑張ってください。
  • 4 von id:y0SXm17/

    2012-05-27(日) 21:24:33 [削除依頼]
     どうだろう、お嬢さん。
     その知人の話を聞きたくはないかい?
     ……いい返事だ。
     そこのカフェにでも入ろうか、長い話になる。
     あれは、彼と彼の妹ともうひとり、彼らの幼馴染みを含めた三人の幼い馴染みの物語なのさ。
     
     
    ***
     
     
     紅嵯戦争が始まる数年程前、この国の北辺にひとつの大きな葡萄農家があった。その家の長男は奔放な性格をしていて、いつも使用人の頭を悩ませてたんだ。
     少年の名はジジ=レオといってね、彼には双子の妹がいた。彼女の名はジジ=レイ。
     彼らは裕福な家庭に生まれ、恵まれた暮らしを送っていた。
     飢えを知らず、凍えを知らず。親の愛は溢れるほど与えられ、葡萄の香りは彼らを幸せにしていた。
     ところで、彼らにはひとりの共通した友達がいたんだ。
     友達の名はサカワ=ゼンジ。ゼンという愛称の、あまり愛想は良くない少年だった。
     ゼンはレオとレイと乳兄弟だった。彼ら三人はいつも一緒に行動し、あるときに三つ子と間違われる程だった。
  • 5 von id:y0SXm17/

    2012-05-27(日) 21:32:37 [削除依頼]
    最後の行

    あるときに→あるときには
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