殺人鬼×殺人鬼15コメント

1 友香 id:FAOZYSo1

2012-05-26(土) 13:16:10 [削除依頼]
この地球には、たくさんの国がある。


暑い国、寒い国。

広い国、狭い国。


お金持ちな国。貧乏な国。


その中で、一番人々が求めるもの。


それは、


平和な国。不幸な国。


ということだろう。


これは、平和と宥められた日本で起きた、


奇妙な殺人事件の真相だ。
  • 2 友香 id:FAOZYSo1

    2012-05-26(土) 13:21:23 [削除依頼]
    この物語はフィクションです。
    土地の名前が多々出ますが、本当にあった事件の真相ではありません。

    少しグロデスクなシーンもあるため、
    心が弱い方などは、読むのを拒否してください。
  • 3 友香 id:FAOZYSo1

    2012-05-26(土) 13:23:27 [削除依頼]
    ――1998年 5月28日

    *東京・原宿


    ここ、原宿は若者の出没地である。


    オシャレな衣装に身を包んだ若者、若者、若者……。


    目の前に広がるのは、オシャレに包まれた若者の姿だけだ。
  • 4 友香 id:FAOZYSo1

    2012-05-26(土) 13:31:34 [削除依頼]
    「きゃあ!」


    そんな原宿に、1人の女で若者であろう人の叫び声が響き渡った。


    『きゃあ!』とは、叫び声であり、誰もが知る様、悲劇の始まりの象徴である。


    そんな時に、おばさんが若者のふりをし、そんな声を出すはずがないし、


    オネェだったらつい男の声を出してしまうものだろう。


    だからこれは、若者・女の声なのである。


    「きゃあ!」「きゃあ!」


    それから、違う人たちの声が次々に響き渡った。


    「誰か…誰か!早く警察に通報してっ!」


    そう叫ぶ者がいた。


    人々の囲う輪の中にあったのは、


    これもまた、オシャレに身を包んだ若者、そして女の……


    残念な死体であった。
  • 5 友香 id:FAOZYSo1

    2012-05-26(土) 13:36:53 [削除依頼]
    その死体の周りには、おそらく彼女のものだと思われる、


    血が、悲惨に飛び散っていた。


    「楓!楓!!!」


    そこにいた、1人の…またまたこれも若者・次は男だ、若者・男がいた。


    「楓ーーー!」


    死体の彼女の名は、「楓(カエデ)」らしい。


    そして、、、知り合いか、親戚か…。


    そこにパトカーがやってきた。


    「どいてください!道を開けてください!!!」


    1人の男の刑事が、楓のもとへかけ寄った。


    「楓!目を覚ましてくれっ!!!」


    「父さん!楓が…。……もう息はしてないんだ……。」


    「楓ーーーーー……………!!!!!」


    悟ったところだと、


    死体の彼女・楓の父親がこの刑事で、傍にいた男は楓の姉弟にあたる関係なのだろう。
  • 6 友香 id:FAOZYSo1

    2012-05-26(土) 13:45:15 [削除依頼]
    *警視庁会議


    「今回の事件は、犯人がいて殺人と思われます。
     被害者は 万也 楓(ミチヤ カエデ)19歳。
     第一発見者は、楓さんの兄・万也 竜也(ミチヤ リュウヤ)20歳です。
     以上です。」


    「他に情報は!?」


    「はい!楓さんの殺害方法は刃物でした。
     腹部の左側に位置する部分に、ナイフが突き刺されていました。
     以上です。」


    「楓は刃物によって殺害された…。」


    「犯人は必ずいるはずだ。原宿で事情聴取だ!
     2人ずつ行け!必ず情報を掴んで来い!」


    「すいません!」


    「何だ!?」


    「さっき、30人に事情聴取をしてきたんですが…。」


    「どうだった!?」


    「目撃者はいません。楓さんの叫び声で兄・竜也さんが振り向いた時には、
     既に死亡していたようです。周りに不審者はいなかったようです。」


    「わかった。でも一応だ。
     手分けして事情聴取して来い!」


    「はい!」
  • 7 友香 id:FAOZYSo1

    2012-05-26(土) 18:47:33 [削除依頼]
    警察が調べたところで掴めた情報は…。


    *被害者・万也楓の殺害時使われたナイフを調べたら…。


    「失礼します。」


    「いらっしゃいませー♪」


    警察が向かったところは、包丁専門店だった。


    出迎えたのは、まだ若い女の人で、20歳前後とみられるだろう。


    「どうされましたか?」


    刑事たちのあまりに硬い表情を察し、疑ったのだろう。


    「こういう者ですが…。」


    テレビドラマでよくあるように、刑事である証明のを見せた。


    「警察さん…。」


    「このようなナイフが売っているか、伺いたいのですが…。」


    次の刑事は、殺害に使用されたと考えられる、ナイフの写真を見せた。


    「血…。」


    そこについていた血を感じ取ったのだろう。


    「実は、このナイフを使って、先程原宿で殺人事件が起こりまして…。」


    「殺人!?」


    「あまり漏らさないでいただけますか。」


    「すいません…。」


    「いえ…。」


    「このナイフですね。ちょっと父に聞いてきます。」


    「はい。よろしくお願いします。」


    そういって彼女は奥へ入って行った。


    少し経って、入れ替わりのように、50歳前後とみられる男性が出てきた。


    「このナイフは、これのことですかな。」


    「そうです!これです!これはいつから生産されていますか?」
  • 8 T id:Z/iLH1T.

    2012-05-26(土) 21:11:39 [削除依頼]
    おもしろいですね。頑張ってください!
  • 9 友香 id:EfkgORT1

    2012-05-27(日) 08:44:06 [削除依頼]
    >8 Tさん おもしろくなるように頑張ります! もし来てくれたら、またコメントくれるとうれしいです!!!
  • 10 友香 id:EfkgORT1

    2012-05-27(日) 08:52:32 [削除依頼]
    「このナイフですか?」


    「はい。」


    「ちょっと待っててくださいね…。」


    そう言って、近くの棚から男はファイルを出した。


    「これはですね…。あ、そうそう!これですね。5月27日です。つまり昨日!」


    男はファイルから見つけ出したとは思えないように言った。


    「実はこの日、親友の誕生日の前日でしてな。特別に作ったんですよ。」


    「特別、と言いますと…?これは、大量生産していらっしゃらないということですか?」


    「しましたよ。意外と簡単でね。普段はしないのですが、彼のにはこの持ち手に、名前を彫ったんです。」


    「それが特別ということで…?」


    「はい。そうです。これは柄的にも売れるかな?と思いましてね、娘と一緒に大量生産するために、今作ってるんですよ。」


    「そうなんですか。昨日・今日を含めて、その親友の方のもの以外のものをに買っていった方はいますか?」


    「そうですね…。あ、いますいます!娘を喜んだのを覚えていますし、日記にも書き込みました。ほら、この日記帳です、ここ。」


    「……本当ですね。その方の請求書なんてありますか?」


    「これだと思いますけど…。」


    「ありがとうございます。」


    刑事が見た請求書には、大量にナイフを買っているということがわかる証明があった。


    「うれしかったですね。こんなに買ってくださって…。」


    「ちょっとこの請求書、お借りしても良いですか?必ずお返しいたします!」


    「いいですよ。何か事件の鍵になるなら、いくらでも、なんでも、貸しますので。」


    「ありがとうございます。あと、このナイフもください。払いますので。」


    「払ってくださるんですか!ありがとうございます!」


    「いえ。」
  • 11 友香 id:EfkgORT1

    2012-05-27(日) 09:04:46 [削除依頼]
    *警視庁


    「捜査官!」


    「何か掴めたか!?」


    「はい!犯人はこいつと思われます。犯人の身元はまだ確認できていませんが、このナイフの購入場所から見つけ出しました。」


    「そうか!よくやったぞ!今すぐ身元を調べろ!」


    「はい!田中、これだ。」


    「はい。わかりました。」


    刑事は若手刑事に請求書を渡して、彼のパソコン元へ寄った。


    「出ました!彼の名前は高杉 健也(タカスギ ケンヤ)。2008年当時20歳…?」


    「どういうことだ!?」


    「この年から情報が入手されていません!」


    「最後の情報は!?」


    「彼が残しているメールだと…?」


    「おう!それだ!」


    「友達と思われる、…万也竜也に、「ブログに来てみろ。ここから行ける。」と残してあります…!」


    「万也竜也だとっ!?」


    「はい!ブログを辿ってみました。2008年から5月28日から更新されていません!」


    「ちょうど4年前の今日だ…。何か関係あるに違いない!」


    「最後の文にこう書かれています。」


    “今までリュウヤのブログを読んでいてくれた皆様、
     ありがとうございました。
     私はリュウヤの母です。リュウヤは、先程、
     ……………事故死しました。
     もう息はしていません。近々通夜・葬式も上げる予定です。
     リュウヤが一番大切にしてきた、ブログの皆様に、
     伝えてリュウヤを安心させようと思います。
     明日からもうブログは更新されませんし、多分コメントもないでしょう。
     それでも、ここへ毎日手を運んでくださった皆様に、
     皆様との思い出に、感謝をするばかりと思います。
     ありがとうございました。”
  • 12 友香 id:EfkgORT1

    2012-05-27(日) 09:11:25 [削除依頼]
    「健也は友達の名前をカタカナにして、ニックネームとして使っていた…。」


    「そういうことになりますね。」


    「それに、健也は死んでいる!?どうしてだ!?」


    *警視庁会議


    「……これらの情報を掴めました。」


    「そうか、わかった。」


    「今から、この万也楓殺害事件について、調べる者を発表する!」


    「田中、牧田、鈴木……戸部、以上この30名でやってくれ!」


    「はい!」


    「待ってください!俺にやらせてください!!!」


    そこで立ったのは、あの時原宿で楓のもとへ駆け寄った男だ。


    「お前には任せない!ここ2年もの間、刑事としてろくな役目を果たせていないお前に、この難問殺害事件を解けるはずがない!」


    「解かせてください!楓は、…俺の大事な娘です!」


    「楓が…?」


    「皆さん楓の事、呼び捨てにしますけど?そんな資格ないじゃないですか!さん付けしてください!」


    「…それは悪かった。じゃあ、頑張ってくれ。万也を中心に動け!」


    「ありがとうございます!」


    「はい!了解しました!!!」
  • 13 友香 id:EfkgORT1

    2012-05-27(日) 12:29:29 [削除依頼]
    そこへ1人の刑事が入ってきた。


    「ただいまナイフの指紋が確認されました!」


    「誰のものだった!?」


    「ナイフが売られていた店の店主のものでした!あの店主は事件に関係が…」


    「ふざけるなっ!それは作った時の指紋だろっ!」


    「あぁ…。」


    「『あぁ』じゃない!『あぁ』じゃっ!他に指紋はついてたのかっ!?」


    「ついていませんでした!あのっ!だから、やっぱり店主が…」


    「刑事の資格、よく取れたな。」


    「え?」


    「犯人は手袋をしたんだよっ!」


    「ほぉ。」


    「『あぁ』の次は『ほぉ』か!」


    「じゃあ、犯人分かりませんね…。」


    「それでも探し出すのが俺らの仕事だろっ!!!」


    「はい…。そうですよね…。」
  • 14 友香 id:EfkgORT1

    2012-05-27(日) 12:39:32 [削除依頼]
    僕の名前は齋藤 海斗(サイトウ カイト)。19歳。


    まだ刑事になったばっかりです。


    お姉ちゃんと妹に無理やりやらされています。


    自分的には向いていないと思うけど、死んだ母が、最後に僕へこう言ったんです。


    “海斗、あなたには刑事がいいわ。まだ就職も決まっていないんでしょ。

     頑張って、私の様な被害者をもう出さないで。

     この事故を利用して、事故の対策をして頂戴。”


    もっと息切れしてたけど、5分くらいかけて言ってくれた。


    お姉ちゃんでも、妹でもなく、僕に…。


    家族との最期の会話は、僕との会話で最期になった。


    その想いを受け継ぐために、僕はこうして刑事になった。


    母親の受けた自動車衝突事故のような事故で、もう2度と被害者を出したくなかったから。


    死んだ人、そしてその家族の悲しみがよくわかるから、刑事になった。


    でも今は、、、


    「齋藤!この前頼んだ資料はどうなった!」


    「え…?あ。ごめんなさい!忘れてました!今日中にやり終えますのでっ!」


    「またこれかよ…。それで忘れるんじゃないぞっ!」


    上司…後輩の皆にも、迷惑をかけてばっかりのダメ刑事。


    違う方法で事故を防ごうとか考えてみたりして、刑事やめようとするんだけど…。


    「お兄ちゃんはこれだからダメ!お母さんは、刑事として事故を防いでほしいんだよっ!?」


    「海斗、お母さんの思いを裏切らないで!」


    などと言われて、やめるにもやめられないんだ…。
  • 15 友香 id:.rhXa9O1

    2012-05-28(月) 18:36:44 [削除依頼]
    「ただいま〜…。」


    「おかえり!ねぇ今日ニュースで見たんだけど…。」


    「里佳(リカ)、それってさっきの原宿の事件の奴…!?」


    「そう。それ!お兄ちゃんってその事件について何か調べるの?」


    海斗の妹・里佳は現役女子高生の2年。


    周りからは可愛い、運動も勉強もできる、性格もいい、スタイル抜群と大好評。


    だが海斗にとっては、よくわからん…と言った感じだ。
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