仔犬円舞曲14コメント

1 御坂 紫音 id:N3D.XvT/

2012-05-10(木) 16:27:23 [削除依頼]

 それはMinute Waltz(一分間ワルツ)。
 己の尾を追って愛らしく回り続ける。まるで、狂ってしまった機械仕掛けの人形のように、子犬はひたすらに回り続ける。
 くるり、くるり。
 首にぶら下げた鈴の音鳴らし、タランタッタ。
  • 2 御坂 紫音 id:N3D.XvT/

    2012-05-10(木) 17:22:47 [削除依頼]
    *ご挨拶*

     新年度になり早一ヶ月。
     ほとんどの皆様とははじめましてかと思いますが、私は御坂紫音と申します。
     まだまだ初心者で、文章も拙いのですがとりあえずこの作品を書き進めていきます。
     予定としては短編集として書かさせて頂きます。
     また、この作品を最後に新規の作品を書くことはもう無いかと思います。
     ほかに執筆しているメインの数作品を完結させ次第、キャスフィに姿を現すことも無くなるかもしれません。
     ですがまだ予定ですので、今後どうなるかは分かりませんが。
     とりあえず、この作品を多くの方に楽しんでいただけるよう、精一杯努力を致しますのでよろしくお願いします。 
     
  • 3 御坂 紫音 id:N3D.XvT/

    2012-05-10(木) 17:31:48 [削除依頼]
    *第一小節

     最初の一粒はとても大切で、甘くも無く苦くも無く、それでいてどこか懐かしい感触を思い浮かばせるもので無ければならない。
     だから【ボク】は従順な子犬を振る舞い従順にご主人様へ服従する。
     時には甘え、時にはそっぽを向き、最終的にはご主人様の意のままに。
     結局【ボク】は犬でしかないのだから。 
     名前も与えられない、拾われている犬に過ぎない。
     嗚呼。
     実に退屈で退屈で退屈で。特にすることも無い。ご主人様が帰ってくるにはまだ時間がある、暇だ。退屈だ。嗚呼無気力。
     ゆらり、ゆらりとゆれる己の尻尾を見つめながら【ボク】はため息をつく。首に巻きつけられた忌々しい首輪にそっと触れ、目を閉じた。
     【ボク】は犬。
     あくまでご主人様の遊び相手。
     【ボク】は人間ではないのだから。
  • 4 祈祷 彗月 id:nm.asWo0

    2012-05-10(木) 17:36:04 [削除依頼]

     お久しぶり(∀)!
     相変わらずの表現にウットリしてます((笑
     “ゆらり”とか“無気力”とか何故か御坂が使うと異次元の言葉のように感じる←
     
     これが新規最後にならないことを祈ります…|ω・`)
     予定は未定だしだいzy((
  • 5 御坂 紫音 id:N3D.XvT/

    2012-05-10(木) 17:41:41 [削除依頼]
    *第二小節

    「ただいま」
     ご主人様の声が響く。しかしながら、どうにも体はだるく、重たく、泥沼に飲み込まれたかのごとく動かない。
     動かそうとしても、深く深く、ただ奥底へ落とされる。もがけばもがくほど、はまっていく。目も開きたくない。光を取り入れることを体が拒む。
    「***?」
     それは【ボク】の名前か。どこからか呼びかけるようにその声はするのだが、耳は聞くことを拒否した。やがて何も聞こえない、ゆっくりゆっくり遠ざかっていった。
     息をすることもとても面度で、このまま止めてしまえばいっそのこと楽なのではと、そんな錯覚さえも抱いてしまう。
     いや、錯覚ではないのだろう。
     いっそのこと死んでしまえば【ボク】は服従という鎖から解き放たれるのだから、どんなこともしないで済むのだ。ご主人様のご機嫌取り、弟様のご機嫌取り、奥様旦那様からの無理難題な欲求を飲まなくて済むのだ。
     逃げる?
     違う、これは一種の手段。だれもが逃げだと判断したって【ボク】にはこれが最善の方法。
     だからもう、全身に酸素がいかなくたって問題は無いのだ。
     早く供給を断とうよ。
     泥沼の中でクルシイヨ。
     
  • 6 御坂 紫音 id:N3D.XvT/

    2012-05-10(木) 17:44:25 [削除依頼]
    彗月>

    お久しぶりー(´ω`)
    初コメントありがとうでするるる。

    あはは、ありがとう。これは正直うまくいくかわからない。
    世間一般的には失敗の多い「試験」作品だからねぇ。
    言葉選びもちょっと微妙だなと思うことも多々あるかもしれないけど、見逃してくださいな。

    いやいや、私は低次元さ。
    どうしたらいいのか未だに模索中(´・ω)(ω・`)

    さぁねw
    それはどうなるかわかんない、結末を知るのは誰も居ないのさ(笑)
  • 7 御坂 紫音 id:N3D.XvT/

    2012-05-10(木) 21:14:57 [削除依頼]
    >5 *第三小節  床に寝転んでいた時、いきなり腹部に訪れる鈍い痛み。声を抑えるのことが精一杯で、必死に唇をかみ締めながら瞳を見開いた。  本当に呼吸もままならないほどで、何度も何度も、腹部を中心として全身に痛みが駆け抜ける。 「オイ、こんなところで何寝転んでるんだ。主人の出迎えもできないのか」  残酷に降り注ぐ【ボク】の主の声。  乱雑に首輪につながる鎖をもって手繰り寄せると、瞳を覗き込んできた。  【ボク】は喋らず、ただ静かに何の感情も浮かべずご主人様を見つめ返す。ご主人様は、詰まらなさそうに鼻を鳴らすとぱっと手を離した。衝撃で体は床へと打ち付けられ、また鈍い痛みが広がった。 「拾ってくるまでもなかったかなぁ。お前の代わりなんて世の中いくらでも居るし、捨てるぞいい加減」  この広いリビングの中央に設置してあるソファに腰掛けながら、ご主人様はそう述べた。  乱雑に栗色の髪の毛をかき上げると、制服のネクタイを緩めながらため息を吐き捨てる。  近づこうかどうか迷ったけれども、まだ言うことを聞かない体を引きずって床の上に座り込むので精一杯。どうしようもなく、ただひたすらに彼のつむぐ言葉に耳を傾けていた。  
  • 8 御坂 紫音 id:N3D.XvT/

    2012-05-10(木) 21:29:05 [削除依頼]
    *第四小節
     
    「何? 捨てられてもいいの?」
     何も言わない【ボク】に不信感を抱いたのか、ご主人様は視線を向けた。
     捨てられる。
     そう。そこに【ボク】の意思は反映されないわけで、これは一番最初の時だってそうである。【ボク】がこのご主人様に拾われる前の事はあまり鮮明に覚えていない。けれども確実なのは、捨てられた、事。
     結局【ボク】は飽きたら捨てられるおもちゃに過ぎないんだろう。
     精一杯、笑って見せた。
     どうにもご主人様はこの行動が気に食わなかったらしい。テーブルの上に置かれていた灰皿を手に取ると、そのまま【ボク】へと投げつける。
     くるりくるりと回転しながら、ガラスの塊はやってくる。【ボク】は動かない。これで死ぬことができたのならまたそれは、一興。いいではないか、実に滑稽な犬としてゴミ捨て場に捨てられるだけだ。
     幸いにも中に煙草の吸殻は入っておらず、床が汚くなるということは無かった。
     よかったよかった。
     そんな安心感もつかの間、案の定頭部にガラスは直撃した。
     鈍器で殴られる感覚だ。久々。
     どくどくと額が脈打つ、視界が赤に染まり始める。鉄の香りが鼻腔を掠める。
     何よりこの事態に驚いたのはご主人様自身が驚いていることに、思わず笑ってしまった。

     貴方がやったことでしょう?

     【ボク】は冷酷に笑って、小首をかしげる。
     壊れたおもちゃはどうぞゴミ箱へ。
  • 9 虎辻 凪 id:E6ulCF5.

    2012-05-10(木) 21:55:58 [削除依頼]
    ミィサァカアアアアアア!!!!!(荒らしではないです

    ああ、もう涙出てきた。ああ、もうだめむり。
    久しぶり久しぶり久しぶりいいいいい!!!!!
    何もいえねぇよ、もう嬉しすぎて言葉にできねぇww
    ミサカが来ないから哀しくて、私ミサカのブログとかこえぶのやつとか全部見たんだからねっ! 声可愛かった♪

    ミサカの文章だね、第四小節とかほんとミサカっぽい。
    グロさにある魅力っていうのかな。好きだな、私w
    久々にミサカの小説読めて感激っ!

    うるさすぎてごめんね。ミサカともっと話したくてw
    もう大好きだよーいとしのミサカっ!←
  • 10 御坂 紫音 id:N3D.XvT/

    2012-05-10(木) 22:00:38 [削除依頼]
    凪>

    え、あ、ちょとりあえずなかないでくださいませorz
    久しぶりだね、ほんとごめんよ(´;ω;`)
    そしてオイオイオイオイ。
    なにむごんでちぇっくしてらっしゃるんですかぁw

    あはは、そういってもらえると何より。
    グロい作風になってしまうのはどうしても私の癖でね、好きとか言ってもらえると助かり間する。


    あたしもいっぱいはなししたいなぁ。
    アド交換とかします?(
  • 11 御坂 紫音 id:N3D.XvT/

    2012-05-10(木) 22:13:08 [削除依頼]
    >8 *第五小節  【ボク】の汚らわしい血の香りに、番犬たちが騒ぎ始める。耳を劈くソレは耳障りで耳障りで耳障りで、鼓膜を突き破って音を聞こえなくしたいほどだ。  できることなら目の前に座って驚愕の表情を浮かべるご主人様も見たくない故、眼球も抉り出したいぐらいである。  この指先をまぶたの後ろに突っ込んでぐにゃりと指を曲げれば、そのまま取れるんじゃないのか。耳の鼓膜を破るのは何も持たないというのでは難しいので、そこらへんに転がっている万年筆を突っ込めばぶぞりと突き破れるだろう。  そして仕上げに足と腕をどうにか切り落とせば、醜い素敵な素敵な子犬の肉だるまの完成だ。もぞもぞ、もぞもぞ動く君の悪い芋虫になりはてて、償却処分場へさようなら。  嗚呼願わくばそうしたい。 「どう、して避けないんだ……」  ここでやっとご主人様が口を開く。  さらに騒がしくなり始めた家の中の音にかき消されるぐらい、小さな声で。けれども【ボク】はソレを聞き逃さない、だけど何も言わない。  蒼白とした表情で立ち竦んで、【ボク】を見ていた。  今【ボク】はどんな表情をしているのだろう。  ご主人様の恐怖に駆り立てられた顔をみて、ふとそうおもった。ぺたと顔に触れてみるけれど、ただ赤が伝うだけでよく見えなかった。  
  • 12 虎辻 凪 id:E6ulCF5.

    2012-05-10(木) 22:16:36 [削除依頼]
    マジで泣きまくりだよ、やばいよもう←ほんとにマジ泣きしてます

    グロい=ミサカっていう式が私の中にはなりたってるからねw
    二年前ぐらいからミサカの小説は読んでるんだもん、もう好きすぎてたまらない←

    アド交換しましょうノ(
  • 13 御坂 紫音@rinn02kagamineあっとやほーどめいん id:N3D.XvT/

    2012-05-10(木) 22:19:37 [削除依頼]
    凪>
    ちょ、マジ泣き止んでください本当に。
    私が泣かせてみたいじゃんか(

    おkおk。
    その方程式めっちゃ重要、中間と期末テスト両方に出るレベル(笑)

    あ、じゃあ名前のあっといこうのところにいったんおくってくれませるる、。
  • 14 御坂 紫音 id:1aVdL2E1

    2012-05-11(金) 19:52:30 [削除依頼]
    *第六小節

     見えない視界は晴れるどころか案の定霞んでいく。
     結集に支配され、酔いしれ始めたのか。体中から流れ出ていくことによって貧血になっているのか、はたまた両方だろう。
     【ボク】は無言でご主人様を見つめながら、何をするでもなく座り込んだまま。
     やけに騒がしい。
     先ほどから思っていたのだが、騒がしさは度を増してだんだんと近づいてくるのだ。そこまで騒ぎ立てる必要なんて無いのに、人間は実に大げさであった。とてつもなく滑稽で、なんとなく笑いがこみ上げてくる。
     知らず知らずのうち、口元には笑みが張り付いていたようだ。
     クツとのどから自然に笑い声が漏れ、ご主人様は怪訝そうに眉をひそめて【ボク】の目の前にかかがむ。
    「なぁ、何でお前はそんなんなんだ?」
     彼の声は震えていた。
     何で、震えているのだろう。
    「何で従順なフリをしてるんだ?」
     気づいているのだろうか、そんなことを口にするご主人様は【ボク】に向かって腕を伸ばしてくる。そして壊れ物を扱うような手つきで、ゆっくりと抱きしめてくる。
     
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