腐った林檎は不幸の味。25コメント

1 ナイト@ポーン id:uFCKhbp1

2012-05-08(火) 16:03:56 [削除依頼]
よろしくおねがいします。
  • 6 ナイト@ポーン id:uFCKhbp1

    2012-05-08(火) 17:37:42 [削除依頼]
    登場人物━

    〈月本 嵐士/ツキモト アラシ〉

    〈宮崎 翔和/ミヤザキ トワ〉

    〈鶴巻 紅音/ツルマキ アヤネ〉

    〈月本 優衣/ツキモト ユイ〉

    など。
  • 7 ナイト@ポーン id:uFCKhbp1

    2012-05-08(火) 17:45:20 [削除依頼]
    Episode・1

    北界栄高等学校。通称・北高。
    とくに、元・北中の生徒が多い、至って普通の高校だ。

    大きめの校舎、芝生の校庭、砂場、校門の前の大時計。

    ここは界栄町。小さな田舎町。
    俺の家は虹夢商店街のすぐ近くだ。

    俺は月本嵐士。4月に高3になった。

    今は5月の中旬。微妙な暖かさ、というか生暖かい梅雨前。

    「お兄ちゃん、ジュース買ってきて」

    「やだ」

    こいつは俺の妹、優衣。
    妹と言っても、義理の妹だ。
  • 8 ナイト@ポーン id:uFCKhbp1

    2012-05-08(火) 17:51:43 [削除依頼]
    Episode・2

    俺の家族は、8年ほど前、俺の10歳の誕生日の日、12月24日に死んだ。
    交通事故で。俺は運良く…いや、俺にすれば運悪く全身打撲で助かった。

    両親と妹が死んだ。

    俺は一時的に記憶がなくなった。
    ショックだったからだ。

    それから、俺は大宮嵐士から月本嵐士になり、この家の家族になった。

    今の母さんと俺の実母は昔からの親友だった。

    あの日から、12月24日は、クリスマスイブと俺の誕生日と家族が死んだ日になったんだ。

    「お兄ちゃん、ちょっと聞いてる?」

    「なにが」

    「肩揉んで」

    「やだ」

    「あんたはやだしか言えないの?」

    生意気な奴。…妹の癖に。
  • 9 ナイト@ポーン id:uFCKhbp1

    2012-05-08(火) 17:58:11 [削除依頼]
    Episode・3

    「嵐士ー。たまには優衣の言うことも聞いてあげなさい」

    「そうだぞ、いくら日曜日でも、優衣の誕生日なんだからな」

    「父さんまで…」

    優衣の誕生日か…。

    もう、優衣も16歳か。
    俺の実妹が生きていれば、今年で16歳だったな。

    ズズズーッ

    「ぷはぁー!!こんな日にはやっぱ、サイダーよね!!」

    「コーラだろ」

    「はぁ?お兄ちゃんふざけてんのぉ?」

    「ふざけてねぇよ」

    俺と優衣はいつもサイダーとコーラの事で喧嘩をする。

    今日も、だろうか。
    優衣の誕生日なのに、それだけは避けておきたいところだ。

    「あ、ところでさぁ」
  • 10 ナイト@ポーン id:uFCKhbp1

    2012-05-08(火) 18:06:28 [削除依頼]
    すみません、いままでのは嵐士sideです。

    Episode・4 嵐士side

    「あ、ところでさぁ」

    優衣がサイダーのボトルを冷蔵庫にしまいながら言う。

    「……」

    「もったいぶらずに言えよ」

    ったく、イライラする。

    5月だからか?じめじめしてる日にはイライラする…なんて、紅音が言ってた。
    あいつの言うことはあんまり信じないけど。

    「べつにぃ」

    優衣は窓の外を見て言う。

    「そーだ。散歩いこ、暇だし」

    「俺もかぁ?」

    「もちろんでしょ。レディのボディーガードをしなさい!!」

    「誰がレディだよ」

    まただ。なんで、大切な日に限って、相手に文句ばっかり言ってしまう。
    馬鹿だな。俺。

    「あ、散歩行くならハッピーの散歩もしといて」

    「え…」

    「おっけー!まかしといて、ね。お兄ちゃん」

    優衣が俺に向かってウインクする。

    機嫌良いな、今日は。
  • 11 ナイト@ポーン id:uFCKhbp1

    2012-05-08(火) 18:09:48 [削除依頼]
    今日はこれくらいです。
  • 12 びわ id:uFCKhbp1

    2012-05-08(火) 18:12:57 [削除依頼]
    頑張ってください♪
  • 13 ナイト@ポーン id:uFCKhbp1

    2012-05-08(火) 18:13:32 [削除依頼]
    びわさん

    ありがとうございます。
    頑張らせていただきます。
  • 14 ナイト@ポーン id:uFCKhbp1

    2012-05-08(火) 18:17:35 [削除依頼]
    これは多分ファンタジー・バトル・友情・家族愛・恋愛系になると思います。多分。
  • 15 ナイト@ポーン id:uFCKhbp1

    2012-05-08(火) 18:21:05 [削除依頼]
    ファンタジー・バトルはないと思います。多分。←曖昧。
  • 16 ナイト@ポーン id:5de8Cm.0

    2012-05-09(水) 17:23:05 [削除依頼]
    Episode・5 嵐士side

    次の日。すこし苛立ちながらも、高校へ向かった。

    「よっ、嵐士」

    「おーっす」

    「理来と理貴かぁ。おはよ」

    こいつらは三橋理来・理貴。
    俺のクラスメートで、友達だ。

    たいして仲が良いわけではないが。

    かといって悪いわけでもない。

    微妙な存在。と言うわけだ。

    「お、朝からお坊ちゃんのお出ましだぜ?」

    理貴がニヤッとして「お坊ちゃん」の方を見る。
    つられて理来と俺もそっちを見る。

    宮崎か。

    あいつは有名な和菓子屋の跡取りだから、金持ち。らしいが。

    上から目線っぽい性格と口調が気に入らない。理来たちと同じ、クラスメートだ。

    宮崎がこっちをちらっと見る。
    だが、すぐに他の方を向いてしまった。

    「なんだよ、偉そうに」

    俺は小石を蹴とばした。
  • 17 ななしさん? id:5de8Cm.0

    2012-05-09(水) 17:28:05 [削除依頼]
    ちょっと失礼
        ・・・
    あいつがあいつ
  • 18 ナイト@ポーン id:3wPbTHb.

    2012-05-10(木) 16:53:12 [削除依頼]
    Episode・6 嵐士side

    昼休み。俺は一人で売店へ向かった。

    今日は母さんが寝坊したから弁当がない。

    「お兄ちゃーん」

    優衣が手を振っている。
    優衣の隣には優衣の同級生らしき男。

    「優衣。何してんの、ここは3年の…「優衣ちゃん、この人は?」

    優衣の隣にいた奴が俺の質問を妨げた。

    「え、あたしのお兄ちゃんだよ。そんなことも知らないなんてまだまだねぇ、恵也」

    恵也?なんじゃそりゃ。

    誰だ、恵也って。

    「あ、紹介するね、あたしの彼氏。奥寺恵也」

    「か、彼氏?」

    知らなかった。こいつに彼氏がいたのか。とゆうかこんなやつにもできるのか。

    「お兄ちゃん。ありえないとか思ってないよね?」

    「お、思ってないよ」
  • 19 ナイト@ポーン id:3wPbTHb.

    2012-05-10(木) 17:09:29 [削除依頼]
    Episode・7 嵐士side

    「ま、いいけど。用は、お兄ちゃんが弁当なくて困ってんじゃないかと思って…」

    優衣は小さなカバンの中をあさり始めた。

    「じゃーん♪サンドウィッチつくってきましたぁ〜♪」

    優衣の手にはラップで包まれた3個のサンドウィッチが。

    ツナキュウリとたまご、イチゴジャムという地味なサンドウィッチだ。

    「いいなぁ〜、お兄さん。優衣ちゃんの手作り〜」

    お兄さん…だと?

    初対面の相手にお兄さんと呼ばれたくねぇわ!!

    「…一緒に弁当食べようぜ?お兄さん」

    「あ、理貴さん」

    「理貴」

    「いこーぜ。屋上空いてる」

    理貴が階段を指差した。

    「あぁ。たまにはいいな」
  • 20 ナイト@ポーン id:3wPbTHb.

    2012-05-10(木) 17:17:27 [削除依頼]
    Episode・8 嵐士side

    なぜか、優衣たちもついてきて、屋上のドアを開けた。

    ギイイィィィ

    俺はうるさくて耳を塞いだ。

    「涼し〜。ん、誰かいるぞ」

    理貴の視線の先には見覚えのある後ろ姿。

    綺麗に整えられた黒髪にピンとした背筋。
    デザートに和菓子って…。

    「あいつだな」

    「あぁ。あいつだ」

    「誰?」

    優衣と奥寺はまったくわかっていないようだ。
      
    そのあいつ、がこっちに気付き横目で見る。
    …やっぱり、偉そうに。

    「…」

    「よっ、宮崎」

    「…」

    宮崎は無言のままだ。

    宮崎は立ち上がると、すたすたと屋上を出て行った。
  • 21 ナイト@ポーン id:3wPbTHb.

    2012-05-10(木) 17:28:29 [削除依頼]
    Episode・9 嵐士side

    「…なんだったんだろ。風みたいに去って行ったぞ」

    理貴がポカンとしながら言う。

    「‥誰」

    「さぁ」

    優衣と奥寺はまったく状況がよめてないようだ。

    「…」

    俺もまた、何も言うことはなく、頭が真っ白だった。

    不自然だろ。あんな、あからさまに素通りって。
    最悪だわ。せっかくの昼なのに。

    「あれ、あんたたちいたの?」

    突然の問いかけに心臓が止まりそうだった。

    ドアの方を見ると、腰に片手を当て、首を傾け、もう片方の手で弁当を持っている紅音がいた。
  • 22 ナイト@ポーン id:3wPbTHb.

    2012-05-10(木) 17:43:58 [削除依頼]
    Episode・10 嵐士side

    「宮崎が下りてきたから、誰もいないのかと思った」

    紅音がペタンと座る。

    「早くしないと、五時限目始まるよ」

    弁当を食べながら紅音が言う。

    すると、理貴と優衣はいそいで弁当(又はサンドウィッチ)を食べ始めた。

    「ほひいはんほははふ(お兄ちゃんも早く)!!」

    と、意味不明な言葉を言う優衣の横で奥寺はあんぱんを咥えていた。
  • 23 ナイト@ポーン id:3wPbTHb.

    2012-05-10(木) 17:53:30 [削除依頼]
    Episode・11 嵐士side

    「うー。腹いっぱい」

    理貴が腹を抑える。

    「お兄さん、全然食べてなかったですねー。余ってたら俺に…「恵也」

    優衣が奥寺をにらむ。
    あんまり好かれていないようだ。可哀そうな彼氏くん。

    紅音は優衣と何かを話している。

    理貴
  • 24 ナイト@ポーン id:3wPbTHb.

    2012-05-10(木) 17:56:43 [削除依頼]
    すみません、間違えて押しちゃいました 続き↓

    理貴は弁当の入った袋を振り回している。

    教室につくと、みんな席についていた。
  • 25 ナイト@ポーン id:3wPbTHb.

    2012-05-10(木) 18:08:51 [削除依頼]
    Episode・12 嵐士side

    時間はまだあるが、暇らしい。
    宮崎は本を読んでいた。
    理貴は宮崎に近づくと、唐突に言った。

    「宮崎、俺ら友達になんねぇ?」

    いきなり、それをゆうか?

    「馬鹿だろ、俺は友達とか仲間とかそうゆう言葉は大っ嫌いだ」

    予想通りの返答に、理貴はあまり驚いてはいなかった。

    「あの、月本…くん」

    「はい?」

    「ちょっと、いいかな」

    話しかけてきたのはクラスでも癒し系として有名な秋野さん。

    フワフワしたハニーブラウンの髪の毛に空色のつぶらな瞳。
    すれ違う男子はかならず振り向くほどの癒し系オーラ。

    秋野さんの後をついてゆくと、図書室についた。
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