ぎん×ラビ56コメント

1 ハマグリ id:z42mqbL/

2012-05-06(日) 21:15:19 [削除依頼]
 第一章 “ネタキーリ病”
_______ギイィィと低い音が鳴って目の前の門が開いた。とても大きな門だ。きっと自分の数十倍はあるだろう。
次に門の上に付いていた鐘がカラーンカラーンと鳴り響いた。
「1名様ご案内〜、1名様ご案内〜」
どこからか声が聞こえてくる。耳を済ませば、門の向こう側から音が聞こえてくるような気がして、白く眩しい光がもれているその門へ歩き出した。
一歩、二歩とゆっくり近づいた。あ、あと一歩。その門の向こう側の景色を見ようと顔を上げた。 そのとき________
…夢だった。
和貴はベッドから体を起こし、目覚まし時計を確認した。6:04。いつもより一時間近く早く起きてしまった。仕方ないので自分の部屋から出て、一階で早めの朝食をとることにした。
一階に降りると和貴の母親がテレビを見ながらお弁当を作っていた。
 「あら和貴、今日は早いのね。そこにパン焼いておいたからもう食べなさい。」
和貴はパンをかじりながらテレビをぼ〜っと見ていた。テレビでは最近ほとんど同じニュースをやっている。ネタキーリ病についてだ。ネタキーリ病は一度寝てしまった人がなぜか植物人間のように目を覚まさなくなってしまう病気だ。現時点で世界中でネタキーリ病だと診断された人は1000万人を超えた。感染症なのか、それとも他の何かなのかまだ人類はその手がかりさえ掴めていなかった。
和貴はパンを2枚食べ終わると、準備をしていつもより早めに高校へ出かけた。
  • 37 ハマグリ id:IXwsMd7/

    2012-06-27(水) 18:48:37 [削除依頼]
    訂正
    ケール.アントラ間が?になってました。
    ごめんなさい<(_ _)>
  • 38 ハマグリ id:IXwsMd7/

    2012-06-27(水) 18:56:40 [削除依頼]
    コメント、ダメ出しなんでも大丈夫です!
    でも、悪口や荒らしはやめてください
  • 39 ハマグリ id:v2hlT5u0

    2012-06-28(木) 17:27:56 [削除依頼]
     「…はぁ? アンタ、冗談ヘタだな…。」
     「冗談ではない。これは本当の話だ。」
     「冗談にしか聞こえねぇよ!あぁもう!なんでこんな変な夢見てんだ!?早く起きないとバスが…。」
     「あ、ちなみに言うと目を覚ますのもムリだな、うん。その証拠にワタシ、2年前の昼寝以来ずっと寝てるよ。つまり、ずっとこの夢の中で生活してるって訳だ。」
     「うるせぇ!いくら冗談でもそんなに笑えないと怒りに変わってくるわ!」
     「むぅ〜、冗談ではないと言っとるのに…。やはり信じてはくれないか…。」
     「当たり前だ!世界共通の夢なんて聞いたことねぇし、目が覚めないのも意味わかんねぇ!アンタ頭おかしいだろ!」
     「伝わらないには、どうしようもないがなぁ、教えると言ってしまったからには引き下がれん。どうすべきか…。」
     「アンタ何独りでブツブツ言ってんだ。用がなくなったならもう行くぞ。」
    シカは頭に手をやりながら考えていた。すると、急にひらめいたようにかん高く大きな声を上げた。
     「そうか!この手があったぞ!おいキミ!おい!…無視してどっか行こうとするなッ!上手く説明してくれそうな人を思い出したんだ。一緒について来い!」
    シカの呼びかけにも和貴は応えずに、1人で歩いていくことをやめなかった。その様子を見て、シカは少し大きめの声で和貴にこう言った。
     「キミ、この夢から出たいんだろう?もしかするとその人は、目の覚まし方を知っているかもしれないぞ!」
    和貴はそれを聞くと、歩いていた足をピタッと止め、シカの隣に戻った。隣に来た和貴に、シカはニコッと笑って、また前を向いて歩きだした。和貴もその少し後ろをついて行った。2人は大きな通りを、少し砂ぼこりを立てながら歩いていった。
  • 40 ハマグリ id:v2hlT5u0

    2012-06-28(木) 18:34:31 [削除依頼]
     第3章 “ロッキー`ズ カフェ”
    シカと和貴がゲートから歩いて離れていくのを階段から出てきたブタは見ていた。そしてもう遠くまで行ったのを確認すると、ブタはふいにつぶやいた。
     「…いつまでそこにいるんですか?金色のシーマさん。」
     「ばれてたのか…。さすがだな。でもその呼び方はやめろ。金色はおれの名じゃない。」
    シーマはそう言うと、隠れていた木から飛び降りた。きれいに着地し、遠くを歩いているシカと和貴を細目で見ながらブタにこう話しかけた。
     「あいつはどんな感じだった?」
    ブタは、あいつねぇ、とシーマと同じく和貴達のことを細目で見た。
     「どうもこうも…私はただ怖がり屋にしか思いませんでしたがね…。」
     「怖がり屋か…。なぜそう思う?」
     「まず見知らぬ私への態度ですよ。怖がり屋だからこそのかなり尖った態度…まさに自分の知らない世界への恐怖心がにじみ出ていました。」
    ブタはフッと鼻で笑ってからさらに続けた。
     「それにスロットの動物を選ぶ時です。あなたが届けてくれた、あの方の伝言通りに、最も好きな動物と嫌いな動物で設定したんです。するとあいつはなんの迷いもなくライオンとウサギと言いましたよ。…まさに強い者を好む性格ですね。強くなければやられてしまいそうで怖い。別に私がウサギを最弱と言っている訳ではありませんよ。あいつの、ただの偏見です。…とにかく、私はこの2点から、あいつはただの怖がり屋だと思いましたね。」
     「…そうか。あんた程のやつが言うんだから、それはおそらく本当だろうな。」
     「はい。ここで何万人もの人をここで見てきましたからね。…しかし、なぜあの方があんなただの怖がり屋のことを気にかけてるのか私は不思議で仕方ないですよ。わざわざあなたに伝言を伝えさせる程、あいつが何かしら重要だとは私は思いませんね。」
     「まぁ、あの方にも考えがあるんだろう…。俺たちが気にすることじゃない。」
     「…そうですね。……そろそろまた新しいお客が来ます。帰った方がよろしいですよ。あなたは普通ならば、ここには入れないんですから…。お客に見られては大変です。」
     「ああ…。」
    シーマはこう答えたあとも、少しの間、和貴達のことを遠くに見つめていた。そしてブタの方を向いて、
     「愛想笑いの接客も、楽じゃないんだな。」
     「やれやれ本当ですよ…。」
    シーマはまた、どこかに去って行った。ブタはその後、新しく入ってきた“お客様”へ愛想笑いで接客をするのだった。
  • 41 ハマグリ id:v2hlT5u0

    2012-06-28(木) 19:27:32 [削除依頼]
    和貴は大通りをシカと一緒に何の会話もせずに歩いていた。和貴は歩きながら、周りの家や動物達を見て、かなり鮮明でくっきりしていることに驚いていた。そしてそれは、またあの感情を思い出させた。これはただの夢じゃない。…しかし和貴はそれを認めたくはなかった。心では少し信じていても、絶対に口には出したくなかったのだ。だから、さっきのシカの話にも強く反発してしまったのだ。和貴の気持ちには信じている気持ちと、認めたくない気持ちが渦を巻き、入り乱れていた。その気持ちをはっきりさせたくて、真実を知りたくて、和貴は無意識のうちに早歩きになっていた。気がつくと、自分を先導していたシカよりも前を歩いてしまっていた。それを見てシカは少しうれしそうに話しかけた。
     「いやいや、キミも意外と乗り気のようだね。ワタシとしてはとても安心だよ。」
    和貴はそれを言われてなぜか少し恥ずかしくなってしまった。歩くペースを落として、またシカが先に行かせた。
     「…いや、そういうんじゃない…。」
    和貴は恥ずかしさを紛らわすために、強めの口調で話題を変えることにした。
     「つーかアンタ、おれの名前を教えたのに全然呼ばねぇな。それなのになんで聞いたんだ。」
     「呼んでほしいのかい…カズキ。」
     「…!そういう訳じゃない!」
    和貴はまたペースを崩されてしまった。
     「ワタシはカズキと呼んだ。だから、今度はカズキの番だ。ワタシの名前、呼んでくれるかい?」
     「…シカ。」
     「それは名前じゃない。ワタシの特徴だろう。」
     「別にシカなんだからいいだろ!」
     「う〜ん、それは~フェラーリ~のことを ~走る金属~と言っているようなものなんだが…。それ、まずいくないか?」
     「あぁ、分かった分かった。呼べばいんだろ呼べば!…えっと…ケール.アン…」
     「あ、着いたぞ!」
     「えっ!お前が呼べって言ったんだろ!最後まで聞けよっ!!」
    シカはもはやこの後の和貴の言ったことなどほとんど聞かず、1人で店に入って行った。
     「ったく、なんだあいつ…。」
    和貴はそう小さな声でつぶやいて、シカに続いて入って行った。その店は少し黒めの古い木材で出来ていて、まさにウエスタン風な店だった。入り口もドアノブがとれた古いドアだった。外壁は所々欠けていて、その外壁の上の方には、昔塗ったことを思わせる色合いと薄さのペンキで大きく、こう書いてあった。
    ロッキー'ズ カフェ。______ドリームワールドのこの近所の住人達は、自分達の過去を思い出し、この店のことをこう呼ぶ。“出会いと始まりのカフェ”と。
  • 42 ぴったりテレビ id:36ltOcq/

    2012-06-30(土) 17:42:20 [削除依頼]
    おもしろいです
    更新がんばってください
  • 43 (--)>春の桜キング id:36ltOcq/

    2012-06-30(土) 23:53:08 [削除依頼]
    イイね♪更新がんばれ!応援してます!!
  • 44 ハマグリ id:83JvqnB.

    2012-07-02(月) 13:41:51 [削除依頼]
    和貴はドアノブがとれたドアを仕方なく、ギィ〜という音を立てて店の中に入った。その店は、真ん中にただ一つのキッチンにそってカウンター席が続いていて、その周りには、テーブル席もいくつかあった。入るとすぐに、キッチンで料理を作っているトラが威勢のいい声で言葉をかけた。おそらくここの店主であろう。
     「いらっしゃい!おぅ、ケールじゃねぇか!席はそこのカウンターに座ってくれ!…後ろのウサギは誰だ?見ねぇ顔だな。」
     「ああ、ちょっとそこらで会ってね、すっかり意気投合してしまったんだよ。」
    それを聞き、和貴がボソッと、してねぇよ、と言うと、シカは振り返って、またニッコリと笑って見せた。それからシカは歩き出し、動物達が食事をしているテーブルとテーブルの間を通り抜けて、一番奥のカウンター席に座った。和貴もそれについて行き、カウンター席で、シカの隣に座った。だが、和貴にはテーブルとテーブルの間を通り抜けた時、動物達の食事を見て奇妙に思えた。なぜならそれは、和貴やシカと同様の、人間ベースの動物達が普通にナイフやフォークを使って食事をしていたからである。しかも、ペチャクチャと会話をしながら。和貴にはそれがまるで人間のようで、奇妙に思えたのだった。
     「ところでぃ、ご注文は?」
    不意にトラが聞いた。すると、それにシカが答えた。
     「ワタシは、いつものドリアにするとしよう。カズキは何にするんだ。メニューならそこの壁に書いてあるぞ。」
    和貴はシカが指差した壁にそってメニューを見ていった。エビドリア、サンドウィッチ、ホットドッグ……和貴はデザートコーナーも見つけた。プリン、チョコパフェ、ミルクババロア……だが実際、和貴には食欲がなかった。
     「おれは、いらない。」
    和貴は店主のトラを見て、しっかりとした口調で言った。すると、トラが青いエプロンとバンダナを着て、たった1人で仕事をしているのが目に入った。そしてその顔は眉間にシワを寄せ、和貴のことをにらんでいることも分かった。
     「おい、ウサギの坊主。それは、ここの店なんてまずくて食えねぇ、って言ってるってことか?」
     「へ?いやただ単に食欲がないだけだが。」
     「あ?言い訳すんなよ。食欲がなくてもデザートぐらい食えんだろうが。注文しないくせに席に座るんじゃねぇよ!」
    この声を聞いて急に店がシーンとなった。
     「え?そんなに頼んでほしいなら頼むけど…。」
     「ちなみにオススメはステーキ超絶丼だ。どうだ、これがオススメだぞ。」
    トラはそう言ってさらに顔を近づけた。
     「超絶ステーキ丼だろ?」
    和貴はそれに対してキッパリと答えた。
     「いや、超絶ステーキ丼はやめときます。プリンで。プリンでお願いします!」
     「…は?プリン?超絶ステーキ丼と間違えたのかな??」
     「だから違うって。プリンくれ!」
     「チッ、ああ、わかったよプリンね…。はいはい。チッ…」
    トラのその舌打ちを聞いて、店の中で、うおおおお、すげぇ、とどよめきが起こった。
     「シーマ以来じゃないか?あれ断ったやつ!」
     「意外とすげぇやろうだな!」
     「おい、お前!名前なんていうんだ?」
     「おいウサギ!お前だぞ!」
    などと、急に店中が騒がしくなったので、疑問の意味を込めてシカの方を見た。だがシカは、やはりただニッコリと笑って和貴のことを見つめているだけだった。
  • 45 @seaside id:83JvqnB.

    2012-07-02(月) 16:07:17 [削除依頼]
    シカ笑いすぎww
    超絶ステーキ丼おれもくいてぇぇぇ('p')
  • 46 @seaside id:83JvqnB.

    2012-07-02(月) 16:10:00 [削除依頼]
    超絶ステーキ丼がステーキ超絶丼になってるぜ??\(?□?)
  • 47 轟雷 id:PTNNPco1

    2012-07-06(金) 15:45:26 [削除依頼]

     お久しぶりです。大変遅くなってしまい申し訳ありません。
     では早速軽い助言を書いて行きたいと思います。
     見た感じあれですね……小説の基本的なルールが守られていませんね。恐らくそのせいで、少し見にくい感じになっているのではないかと思います。
     それさえ守れば綺麗にまとまって見えると思います。ぱっと読んだ感じ、なかなか上手な描写が描かれているので、このまま精進を積めば上手になると思いました。
     この調子で頑張って描いて行ってください。
     小説の基本的なルールを知るなら、『ライトノベル作法研究所』と言う所がいいと思います。自分も結構お世話になっているので参考にしてみて下さい。

     的外れな事描いていたらすみません。
     では、以上で
  • 48 ハマグリ id:FZw5DCR/

    2012-07-08(日) 10:34:36 [削除依頼]
    >>47 ありがとうございます!参考にしてみます!では、改めて更新しまーす!
  • 49 ハマグリ id:FZw5DCR/

    2012-07-08(日) 13:00:29 [削除依頼]
    和貴はカフェが騒がしくなったのを、プリンを食べながら、黙って聞いていた。すると、ある羊が体を乗り出して和貴に質問した。
     「なぁ新入り、お前名前なんて言うんだ?」
     「…名前?和貴だけど…」
     「カズキ?変な名前だな。もっとぱっとした名前になぜしなかったんだ。」
     「変とか失礼だな。それに、そんなこと言われても名前は親からもらうんだからどうしよもねぇだろ。」
     「…?なんだ、親子そろってこっちに来たのか、お前。」
     「? 来たってどういう意味だ?」
     「ん? 意味って、何の?」
     「だから、来たってどういう意味だ?」
     「は?それどういう意味だ?」
     「へ?」
    二人は向かいあって首を傾げあっていた。それを見てシカは思い出したように口を開いた。
     「…あっ、あーそうだった、すっかり忘れていた。スマンね、ジート。このカズキはドリームワールドについてまだ何も知らないんだよ。質問はまた今度にしてくれ。…ところでカズキ、このレオがドリームワールドについて教えてくれる人だ。」
    おそらくジートとは今話していた羊のことだろう。シカは和貴の方を見てから、フライパンで何かを炒めているトラのことを見た。トラはシカの視線に気付き、ん、なんだ?、と顔を向けた。
     「なんだケール、追加注文か?」
     「いや、レオ、実は今回はちょっと別の用事でこの店に来たんだ。」
    シカが真剣な表情で言うので、トラは炒めたものを皿に盛り付け、シカに体を向けた。
     「…なんだ?」
     「実は、少しばかり、このカズキにドリームワールドの説明をしてやってくれないか。」
     「説明?なんだ、この世界の説明はブタに聞かされてるはずだろう。」
     「確かに普通はそうなんだが…カズキはされてないって言うんだ。だから代わりにしてやってくれないか?ワタシが説明しても信じてくれないし…。」
     「…ああ、別にいいが高くつくぞ。」
     「ああ、別にいい。」
    それを聞いて和貴は食べていたプリンを吹いた。
     「ーブッ、なに勝手に決めてんだよっ!まぁ別に夢の中の話だからいいけどな!」
    シカは眉間にしわを寄せ、トラのことを見つめながら、和貴を指差した。
     「この通り、この世界をただの夢だと思っているんだ…。」
     「あぁ、わかったわかった。説明してやるよ。…おいウサギ、ちゃんと聞けよ!」
    和貴は残りのプリンをすべて食べきると、背筋を伸ばし、しっかりと聞く体制になった。それを見て、和貴と話していた羊、ジートは一人ごとのようひつぶやいていた。
     「…あいつ、変なやつだな…。信じてないと言うわりには、しっかりと話を聞こうとしてる…。あいつ…もしかして……。」
    カフェの騒がしさが続いているなか、トラから和貴への説明が始まった。
  • 50 6yhygjvnjjdth id:0ngaT6f.

    2012-07-11(水) 01:30:59 [削除依頼]
    こうしん応援してるぜよ
  • 51 6yhygjvnjjdth id:0ngaT6f.

    2012-07-11(水) 01:31:17 [削除依頼]
    こうしん応援してるぜよ
  • 52 Lv.35 円環の幽者はるみ君装備:M134 id:tdQy3vI1

    2012-07-11(水) 20:45:04 [削除依頼]
    久々だぜぃ♪
    途中の超絶ステーキ丼食いてぇ〜な〜
  • 53 ハマグリ id:AgZVjNA/

    2012-07-17(火) 21:16:19 [削除依頼]
    和貴はトラからの説明を長々と受けているのを、シカは横で聞きながら紙にまとめていた。トラは気になったのを抑えられず、シカに聞いてみることにした。
     「ケール、お前何やってんだ?」
     「いやいや、ちょっとカズキがわかりやすいようにね。さぁ、気きしないで続けてくれ。」
     「ふっ…全く親みたいな奴だな、お前は。」
    ……それから一時間が経っただろうか。和貴は案の定、頭を抱えてうつむいていた。それを見てトラは言った。
     「まぁ…急にこんなこと言われても、普通はそうなるもんだよな…。」
     「うん、でもそうなると確信していたよ。ほら、カズキにこれをあげよう。これを見ればいつでも持ってなさい。」
    そう言ってシカは、手元にあった紙を和貴の前に出した。トラはそれを見て、シカの行動を批判するように言った。
     「そんなもんで、動揺が収まる訳じゃねぇだろう。なぁ、ジート。」
    トラは少し離れた席に座っている羊のジートに話を振った。
     「えっ、いや、まぁね。でもきっとその子、動揺してる訳じゃないと思うんだ。」
     「あ?なんだ、職業上のカンか?」
     「うん。だから、ケールの紙も役には立つと思うよ、きっと。」
    ジートの話は当たっていた。和貴は動揺していたのではなく、理解できずにずっと考えていたのだ。考えるのに疲れた和貴は、目の前に置かれた紙を見つけて読み始めた。そこに書いてあることは、ほとんどさっきトラが説明したのと同じ内容なのだが、和貴は初めて知ったかのように目を見開いた。そこに書いてあったのは、こんな内容だった。
  • 54 ハマグリ id:AgZVjNA/

    2012-07-17(火) 21:21:07 [削除依頼]
    訂正。さーせん。。。
    「これを見ればいつでも持っていなさい。」っていうケール(シカ)の意味不明な発言www。
    本当は「これをいつでも持っていなさい。」です。
    訂正多くてごめんなさい!!
  • 55 ハマグリ id:AgZVjNA/

    2012-07-17(火) 22:32:32 [削除依頼]
    ケール(シカ)がくれた紙には、こんなことが書いてあった。
    ______________________________________
    | 〜ドリームワールドの常識〜    |
    |1、この世界は、世界中の人々がリアル|
    |  タイムで見ている夢である。   |
    |2、この世界に入る人はブタにそれぞれ|
    |  姿を動物に変えてもらう。    |
    |3、この世界にいる動物は皆、夢を見て|
    |  いる人である。         |
    |4、ブタのいる所へのゲートは、動物の|
    |  姿になってからではくぐっても意 |
    |  が無い。            |
    |p.s ロッキー`ズカフェはぼったくり |
    |  だから気をつけて!       |
    --------------------------------------
    和貴はこれを読み終わると、無言で店から飛び出して行った。これを見てジートは席を立つと、小さくつぶやいた。
     「やっと理解して、動揺したみたい。でもここは、僕に任せて。きっと連れ戻して見せる…!」
     「ん、いや…連れ戻さなくてもいいぞ、別に。」
     「いや、レオもきっとあいつを知れば気にいると思うけど。」
     「なんだ、やけにお前の職業のカンが働いてるみたいだな。なぁ、あいつから、どんなことを感じたんだよ。」
     「…懐かしい感じさ。」
    そう言うとジートも店から出て行った。…店にはジートが出て行ったのとは関係なく、騒がしさが続いていた。
  • 56 ハマグリ id:AgZVjNA/

    2012-07-17(火) 22:34:52 [削除依頼]
    ↑↑がかなりおかしくなってますが、あまり気にせずに!
    あと、意味の「味」が抜けてました。脱字すいません!
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