マジックウェーブ7コメント

1 チッポ id:1Zmsow8/

2012-05-02(水) 23:41:44 [削除依頼]
まえがき

はじめまして!ファンタジー大好き中3男子です。
ここにはうごメモで途中までやっていた小説を書いていこうと思います。
初小説なので生暖かい目で見守っててください。
諸事情により休日の夜中にiPod touchでしか投稿できません。
不定期更新ですが宜しくお願いします。
  • 2 チッポ id:1Zmsow8/

    2012-05-02(水) 23:50:43 [削除依頼]
    「見つけた…」

    目の前に突然現れた少女に俺はそう言われた。

    俺の名前は宮長竜夢。普通の中学3年生だ。
    特技と言えるようなものも思い当たらない。
    強いて言うなら音ゲーくらいだ。
    太鼓の達人には少しばかり自信があるが、それでもまだ下手だ。
    だからどうして声をかけられたのか見当もつかなかった。
    目の前にいるのは小学校中学年くらいの女の子。
    パッと見変わったところは無いが、瞳だけは薄い水色だった。
    「あの…僕に何か用ですか?」
    と軽く人見知りの俺は敬語で話しかけた。
    「そう。あなたを探してたの。でもここじゃあ話しづらいからとりあえずついてきて!」
    そう言うと少女は回れ右をして先に立って歩き出してしまった。
    俺も強い力のようなものに惹かれ、何も考えずについていった。

    これが全ての始まりだった…
  • 3 チッポ id:RjDVF0Y/

    2012-05-03(木) 00:13:24 [削除依頼]
    少女は後ろを一度も振り向くことなくかなりのスピードで歩いていく。
    あの年齢にしてはびっくりするくらいだ。
    俺は人混みを避けながら見失わないように慌ててついていく。
    …これまさかストーカーに見えてないよな?…
    しばらくついていくと、どこかの路地裏についた。
    時間的にそれほど離れてないはずだが、見たことの無い通りだ。
    俺が彼女に近づくと、ようやくこっちを向いて口を開いた。
    「じゃあ、説明するか…とその前にちょっと待ってね。」
    そう言うと目を閉じて何か念じるような動作をした。と思うと、微かに体が光に包まれだした。
    何が起きるのか俺は固唾を飲んで見守っていると、次の瞬間少女の服が変わってしまった!
    それまでは年相応のワンピース姿だったが、一瞬にしてまるで魔法使いのようなローブ姿になったのだ。
    「はあ、やっぱあの服疲れるわね〜」という少女に対し俺は、
    「え、は、ふぇ?」と気の抜けた言葉しか出てこない。
    「口が開きっぱなしよ。全部説明するからちゃんと一回で聞いててよ。」
    そうして大きく息を吸ってから少女は話しはじめた。
  • 4 チッポ id:RjDVF0Y/

    2012-05-03(木) 00:49:57 [削除依頼]
    「まず最初に聞きたいんだけど、あなた魔法って信じる?」
    「ま、魔法!?いや…あったらいいなとは思いますけど…」
    「なるほどね。それとその堅苦しいしゃべり方やめてくんない?見た目的には明らかに逆でしょ?」
    「あぁ、うん…」
    「まあいいや。だったら、これから私が言うことは受け入れられないかもしれないけど、ひとまず信じてね?
    この世には2つの世界があるの。
    1つはあなたと私がいまいるこの世界。もう1つは私が住んでる別の世界ね。
    いわゆるパラレルワールドってやつかしら。ここまでいいわね?」
    少女は返事も聞かずに先を進める。
    「で、この世界では『科学』ってのが発達してるらしいけど、私たちの世界は魔法文明なのよ。
    だから、『自動車』とかいう乗り物も無くて、移動手段は歩きか馬ね。
    基本的にこの世界では魔法は使えないんだけど、あなたには!」
    といってビシッと指を指される。
    「魔導士の素質があるわよ!」
    「まどうし?…」
    とっくに俺の脳が理解できるキャパを超えていた…
  • 5 チッポ id:RjDVF0Y/

    2012-05-03(木) 01:35:54 [削除依頼]
    「ええ、信じられないのはよーく分かってるわよ。でもあなた目の前で魔法見たじゃない。」
    服が変わるのは魔法だったのか…本当にたった今気づいた。
    「そう言えば名前まだきいてなかったわね。何て言うの?」
    「えっと、竜夢だよ。ドラゴンの竜に夢。」
    「あそう。あたしの名前はレリンよ。」

    レリン

    俺は直感でこの名前が忘れられないものになると感じた。
    「あなた、『音』に関する特技ってある?」
    「んーと…一応リズム感はそれなりにあるつもりだけど。」
    「ビンゴね!なんかそれを私が確かめられる方法ってある?」
    「まああるにはあるけど、俺も魔法が実在するのか確かめたいんだけど。」
    「まだ言う?じゃあわかったわよ。あれ見ててね。」
    レリンは道に転がっていた空き缶を指差した。
    「しっかり見ててよ。」
    そう言うとまた目を閉じ、深く息を吸って何かを念じるような動作をした。
    するといきなり

    パコン!!!!!

    と間の抜けた音がして空き缶が数m吹っ飛んでいった。
    呆然と立っている俺に向かって
    「いまのは弱めにしたけど、思いっきりやれば人間だって粉々にできるわよ。」
    と笑顔で恐ろしいことを言った。
    「私たちは魔導士の中でも特に音を操る者なのよ。
    こう見えてもあたし上位のプリーステスなんだから。」
    「ん?プリー…って何だ?」
    「そっからか…プリーステスは女の魔導士、プリーストが男の魔導士よ。進んで良いかしら?」
    面倒臭そうに言うレリンに対し俺は
    「ゴメンゴメン…続けて。」
    申し訳なさそうに返す。
    「とにかく、これでわかってくれたかしら?まあわかってくれなくても無理矢理連れて行くだけだから。」
    「え!?俺どこいくの?」
    「私たちの世界よ。詳しいことはおいおい説明するから、今は私に特技を見せてくれる?」
    「わかったよ。じゃあついてきて。」
    そうして今度は俺が先に立って歩きだした。
  • 6 チッポ id:RjDVF0Y/

    2012-05-03(木) 17:34:31 [削除依頼]
    俺の特技を見せるのに一番手っ取り早い場所、それはゲーセンだ。
    実を言うと今日はゲーセンに向かう途中レリンに捕まったのだし、準備は万端だ。
    そこで勢いよく歩き出そうとしたが、俺はあることに気づいた。
    「さっきの服に戻さないとダメじゃね?」
    「あっ、忘れてた。ありがとう。」
    俺の目の前で本日2回目の「変身」が起こり、よくいる小学生の女の子が現れた。
    「…じゃあ…いくか…」
    よく行くゲーセンの入り口の隣に、俺の一番得意な太鼓の達人はある。
    前にいる人が遊んでいるのを見てレリンは
    「面白そうね。私もやってみようかしら」と言うので、一通り遊び方を説明した。
    慣れたものを説明するのは意外と疲れるもんだ。
    説明が終わるとちょうど順番が回ってきた。
    「レリンの知ってる曲は無いと思うから…俺が勝手に選んでいい?」
    「任せるわ。」そう言われ、俺は迷った末に〆ドレー2000を選んだ。
    正直クリア自体が不安定なのだが、ギャラリーがいると調子がよくなるのでまあいいか、という軽い気持ちで選んでしまった。
    俺は『おに』を選択しながら「最初だったらかんたんかふつうがいいと思う…」
    という俺の言葉を遮って同じく『おに』を選んだ。

    さあ、はじまるどーん!

    きょーもーふーくーがー、きーrブチッ


    (太鼓知らない人は分からないかも…)
  • 7 チッポ@スレ主 id:uZpmUi/.

    2012-05-15(火) 23:20:17 [削除依頼]
    結果だけ言うと、2人ともフルコンしてしまった。
    それも俺は可8という脅威の記録を出してしまったのだがとりあえずそれは置いといて…
    「本当に初めて!?それも音の魔法の力なの?」
    「う〜ん、魔術使った自覚は無いけど、多分そうね。」
    自覚無くてもこの記録って…
    「ていうか俺も今日めっちゃ調子良いんだけどこれは?」
    「あなたも同じよ。でも魔力は自覚すると強くなるからね。
    まあ、これではっきりしたわ。やっぱりあたしが見込んだ通りだわ。」
    「ああ、なんかありがとう…」にしても〆ドレーはリズム感とか魔力云々以前に体力的に厳しいだろと思いつつ、
    「そうだ、次も俺選んでいい?」
    「いいけど今くらい難しいのにしてよ。」
    「う、うん…」
    というわけで2曲目はRotter Tarmination(もちろん裏)を当たり前のように2人ともフルコンして終わった。
    余談だが、ものすごい量のギャラリーが来た。その目は主にレリンに向けられていたが…
    「はあ、楽しかったわ。じゃあちょっとこっち来てくれる?」
    「え?ああ…待てよ。」
    この調子が良いときに上位曲フルコンしたいのに…というのを抑えてレリンのあとを追った。
    レリンに案内されたのはゲーセンの裏。人影も無く、こんなところで何をするのかと訝しげな視線をおくっていた。
    「今から私たちが普段いる世界に飛ぶから。」
    「は?ちょっと今なんて?詳しく説明…」
    「説明はいつでも出来るから早くつかまって。」
    「ふ、ふぇ?あっ、ちょっ、」
    情けない声が出たのも無理は無い。
    生まれてこの方「彼女?何それ美味しいの?」状態だった俺の手をさらっと握ってきたのだから。
    だが今はそんなことを気にしている暇は無い。
    「絶対に手を離さないでよ!」
    そう言ってから再び彼女は念じるような動作をした。
    するとまもなく視界が光に包まれ、何も見えなくなってしまった。
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