いじめ〜少女達の物語〜8コメント

1 ゆま。 id:7mQpE1m/

2012-04-29(日) 09:33:40 [削除依頼]
主な登場人物

傍川瑠璃羽
上から目線でいじっぱり。
草夜亜実琉
いじめリーダー。成績優秀。
神田南湖
瑠璃羽の友達なのだが…
三隆杏樹
昔から亜実琉に従っている。
  • 2 ゆま。 id:7mQpE1m/

    2012-04-29(日) 09:40:04 [削除依頼]
    プロローグ

    それは桜が憎いほど綺麗に咲き誇る
    4月に起こった。
    瑠璃羽と南湖は新品の制服を身にまとい、
    桜並木を歩いていた。
    「とうとう私達、
    高校生になっちゃったね、瑠璃羽」
    「そうね。新しい友達ができれば
    いいんだけど…」
    不安げな顔をして瑠璃羽が呟いた。
    「皆に優しくしていれば、
    絶対に嫌われないよ」
    「それができないんだって!」
    声を張り上げる。
    昔っから態度が顔に出やすくて、
    おまけに口調がキツイ。
    どうやったら直るのかな〜…」
    「まあ、自然に直るまで
    待つしかないよ」
    苦笑いしながら南湖は言った。
  • 3 ゆま。 id:7mQpE1m/

    2012-04-29(日) 09:48:49 [削除依頼]
    古い銅で造られた正門の前で、
    2人は足を止めた。
    「ここが、空架高校か…」
    門の向こうには人が集まり、
    配られた紙を見ている。
    「クラス表だよ!ほら、
    もらいに行こうよ、瑠璃羽!
    「分かってるー!」
    2人はもらったクラス表を
    まじまじと見つめる。
    「南湖!私達、同じ
    【4組】だったよ!」
    「嘘ぉ!?やった〜!!」
    2人で抱き合い、喜びをかみしめた。

    「…亜実琉様。どうします?
    あの子達、私達と同じ
    【4組】みたいですけど」
    「まだどんな人か知らないわ、杏樹。
    標的[ターゲット]にするかは、その後ね」
    「はい、亜実琉様」

    プロローグ END
  • 4 ゆま。 id:7mQpE1m/

    2012-04-29(日) 10:11:49 [削除依頼]
    第1話 日常の終焉

    2人は4組の教室へ入った。
    そこでは、既に何人もの生徒が
    雑談をしていた。

    「…来ましたわ、亜実琉様。
    どうします?」
    「対面して少し話してみましょ」
    「はい、亜実琉様」
    亜実琉と杏樹はゆっくりと
    2人に近付いていった。
    「…あら、ごきげんいかが?
    あなた方は、初めてお会いすますわよね?」
    「そうだね。あ、私は神田南湖!
    ほら、瑠璃羽も!」
    南湖は笑顔で促した。
  • 5 ゆま。 id:7mQpE1m/

    2012-04-29(日) 10:16:53 [削除依頼]
    「ああ、そうね。私は傍川瑠璃羽。
    性格がちょっと変だけど、
    仲良くしてね!よろしく!」
    「お2方は、昔から
    仲がよろしいんですの?」
    杏樹がたずねる。
    「うん、小1の時からだよ。」
    「そうですのね。では、
    また伺うので―
    「まだ2人の名前聞いてないじゃん!
    教えてくれたっていいじゃん!」
    …一瞬、空気が凍った。
    「…ああ、私は草夜亜実琉。
    こちらは三隆杏樹よ。
    では、お2方。ごきげんよう」
  • 6 ゆま。 id:7mQpE1m/

    2012-04-29(日) 10:22:10 [削除依頼]
    亜実琉と杏樹は、
    瑠璃羽たちと別れると、
    廊下に出て、会話を始めた。
    「亜実琉様。あの
    傍川という女、少し…いえ、
    大分生意気じゃありませんこと?」
    「…そうね、私もそう思いましたわ。」
    「では、決定で?」
    「ええ。」
    そう言うと、亜実琉は
    ケータイを取り出した。
    そこに素早く何かを打ち込み、
    一斉送信した。
    勝ち誇ったような顔で、亜実琉は
    こう叫んだ。
    「標的[ターゲット]は…

    傍川瑠璃羽よ!!」
    手からぶらんと垂れ下がる
    ケータイの画面には、
    『今回の標的は4組の
    傍川瑠璃羽だ』と書かれていた。
  • 7 ゆま。 id:7mQpE1m/

    2012-04-29(日) 10:40:59 [削除依頼]
    「ふふふ…これから
    楽しい時間の始まりよ。
    あんな奴は…

    ぶっ潰すに限るわ!!」
    亜実琉は、廊下を歩いていく。
    杏樹もそれに続いた。
    亜実琉が来たのは、これから
    入学式が行われる体育館だ。
    先輩の目を気にする事なく、亜実琉は
    体育館の中央へ進んだ。
    『傍川瑠璃羽』と書かれた椅子を
    見つけると、亜実琉はそれを
    さっさと片付けてしまった。
    「ふふ…これはまだ単なる序章。
    どこまで耐えられるのかしら。
    ふふ…はははははははははははっ!!」
    亜実琉は、笑いながら
    教室へと戻っていった。
  • 8 ゆま。 id:QFuunmG0

    2012-04-30(月) 12:28:42 [削除依頼]
    ―新入生入場―
    アナウンスが響いた。入学式の始まりだ。
    1組から順に椅子に座る。
    ―4組の入場です―
    先頭が動き出した。後ろもそれに続いて歩く。
    皆は自分の名前が書かれた
    椅子に座っていく。
    「…あれっ!?」
    瑠璃羽の名前が書かれた椅子だけが、
    きれいになくなっていた。
    …なんで?どうして?
    ―これから入学式を始めさせていただきます。
    皆様、席にお座り下さい―
    瑠璃羽は、仕方なく立ったまま
    入学式を過ごす事にした。
    周りがざわめく。視線が背中に刺さる。
コメントを投稿する
名前必須

投稿内容必須

残り文字

投稿前の確認事項
  • 掲示板ガイドを守っていますか?
  • 個人特定できるような内容ではありませんか?
  • 他人を不快にさせる内容ではありませんか?

このスレッドの更新通知を受け取ろう!

ログインしてお気に入りに登録すると、
このスレッドの更新通知が受け取れます。

最近作られた掲示板

お気に入り更新履歴設定

お気に入りはありません

閲覧履歴

  • 最近見たスレッドはありません

キャスフィへのご意見・ご感想

貴重なご意見
ありがとうございました!

今後ともキャスフィを
よろしくお願い申し上げます。

※こちらから削除依頼は受け付けておりません。ご了承ください。もし依頼された場合、こちらからの削除対応はいたしかねます。
※また大変恐縮ではございますが、個々のご意見にお返事できないことを予めご了承ください。

ログイン

会員登録するとお気に入りに登録したスレッドの更新通知をメールで受け取ることができます。

お気に入り更新履歴設定

お気に入りはありません
閲覧履歴
  • 最近見たスレッドはありません