‐*undying love *‐10コメント

1 Noa id:t0j4n3B1

2012-04-27(金) 20:18:41 [削除依頼]



“永遠”__

いつまでも果てしなく続くこと。
時間を越えて存在すること。


「お前の傍にいるって
 誓うよ」


君はそう誓ってくれた。
だから、誓うよ。


「今までありがとう」


君の幸せを一番に願うことを―
  • 2 N id:2fN75er.

    2012-04-28(土) 12:48:49 [削除依頼]
    誓う、いい言葉だよね〜!
  • 3 Noa id:W6cgYIn0

    2012-04-28(土) 16:01:26 [削除依頼]



       Nさま @ ありがとうございます!
             そうですね★
  • 4 Noa id:W6cgYIn0

    2012-04-28(土) 16:16:49 [削除依頼]



    『永遠を信じていた僕はまだ幼かった。』


    それは、まだ太陽がギラギラと照り
    つけていた夏のこと。君はあの日々
    を今でも覚えているのだろうか。


    僕は“永遠”を信じていた。ずっと。
    本当は永遠なんてなかった。


    でも、あの時間。あの日々は、僕の
    中でずっと生きている。
  • 5 Noa id:W6cgYIn0

    2012-04-28(土) 16:23:53 [削除依頼]



       「 きゃすと♥ 」


       CAST:春川莉乃-Harukawa Rino
       CAST:佐藤裕希-Satou Yuuki
  • 6 Noa id:i3RDtQN1

    2012-04-29(日) 10:49:09 [削除依頼]



    「学校面倒くさいよぉ…」


    桜の花びらが私の首をくすぐる。
    高くポニーテールした髪に、
    うすい化粧。
    時々通る風がひんやりと冷たくて
    “ゾクッ”とした。


    「そんなこと言わないの」


    校門に近づくと、一緒に学校
    に来たお母さんにしかられた。
    今日だって、本当は家で閉じ
    こもろうと思ってたのに。
    朝早く、布団から引っ張り出された。


    「あと少ししかないんだから」


    お母さんがため息をつくように
    言った。何回この言葉を聞いた
    だろう。“少し”。少しってあと
    どれくらいなの?なんて、いつも
    疑問に思ってたけど、そんなこと
    どうでもよくなってきた。


    「ねーお母さん!
     学校終わったらさ、
     参考書買ってよ!」


    私がお母さんの前で使った
    ことのない、最初で最後の
    言葉を発した。だから、お
    母さんは目を丸くして私に
    もう一度聞き返した。


    「え?参考書?あら、本当に?」
    「そうだよ〜。勉強したいから」


    こんなに驚くとは思ってなかった
    から、可笑しくて私は笑った。
    お母さんも少し戸惑いつつ、私に
    笑顔を見せた。
    桜の花びらが邪魔をして、よく
    見えなかったけど……
  • 7 Noa id:i3RDtQN1

    2012-04-29(日) 17:28:22 [削除依頼]



    今日から新学期。去年の私は、
    不登校だった。学校に行かず
    家でだらだらだらだら…―
    行けなかったのは、誰のせい
    でもない。自分のせい。


    だから、今年の初めくらいは
    せめて学校に行く。どうせ、
    また不登校気味になるんだし。


    「じゃあ、お母さんは職員室
     に行くから」


    「うん…。じゃあね、」


    私はお母さんに手を振った。
    きっと、あのことについて
    だろうな。
    ふとそんな考えがよぎって、
    お母さんにうまく笑顔を
    見せれなかった。


    「え…っと。」


    三年B組…三年B組…。
    私、学校のこと全然分かん
    ないよ。しまったぁ。
    一年のときに、ちゃんと
    覚えておくべきだった。


    学校の地図がどこにあるのか
    も分からないし。
    ここがどこらへんなのかも
    微妙だし。


    「…春川?…」


    すると、後ろから聞き覚え
    のある、どこか懐かしい声
    がした。
  • 8 Noa id:i3RDtQN1

    2012-04-29(日) 20:44:57 [削除依頼]



    “キュッ”と靴のすれる音と
    同時に私は振り向いた。
    あ…。
    私は一瞬、神縛りにあったよう
    に動けなかった。


    「ゆう…裕希かあ…。
     久しぶりだねー」


    あいかわらず能天気だと、
    思ってるんだろうな。
    自分でも思った。今の挨拶、
    軽すぎでしょ。


    「久しぶりじゃねーよ。
     あ、お前に宣誓布告しとく。」


    裕希は私の髪をくしゃくしゃ
    乱した。一気に距離が近く
    なって、鼓動が高鳴る。
    裕希、また背が高くなった。
    見違えたよ。少し会わないうちに。


    「今年は絶対、お前を毎日
     学校に来させるからな」


    力強いその言葉。
    力強いその瞳。
    今年も学級委員になったんだね。
    そうじゃなきゃ、私を学校に
    毎日連れて来るだなんて言わない。
    言うはずがないから。


    「大丈夫!
     私、今年の目標がちゃんと
     あるから」


    一年の初め。
    神社でお参りしたんだ。


    “あと一年、生きれます
     ように”


    って。
    叶うのか叶わないか、
    判決はとっくについている
    けどね。


    もう、叶わない目標なのに。
  • 9 Noa id:i3RDtQN1

    2012-04-29(日) 20:56:19 [削除依頼]



    「おお。
     春川が来てるじゃないか。
     なんだ?その化粧は?」


    裕希に道案内してもらい、
    なんとか教室の前まで来た。
    途中、市橋先生に捕まる。
    市橋先生は、三年B組の担任。
    ときには厳しく、ときには優しく
    がモットーらしい。


    「久しぶりー、いちやん♪
     そんなに濃くないでしょ?
     許してよー初日なんだから」


    先生の前で、こんな態度。
    成績的には、ちょー悪いと思う。
    でも、私は気にする必要なんて
    ない。将来のことを考える必要も。
    裕希は、私の代わりに先生に
    謝る。そんなことしなくていいのに。





    「裕希は彼女いるの?」
    「はあ?あいにく、いないけど」


    授業中、先生の目を盗んで、
    隣の席の裕希に話しかけた。
    話はすごくしょうもない。
    だけど、年頃の私はこういう
    話が一応好き。
    裕希は、顔が整っていて、
    運動だってできちゃうし。
    学級委員だから、モテるんだろうな。


    彼女もいるよね…
    あれ?何で私、しょげてるんだろ?
    私は必死に勉強する裕希の横顔を
    頬杖をついてにこにこ見ていた。
     
  • 10 Noa id:i3RDtQN1

    2012-04-29(日) 21:09:22 [削除依頼]



    「ねー裕希!
     放課後何にもない?」


    彼女、いないって言ってた
    から、放課後暇なのかな?
    と思って聞いてみた。
    どんな答えを望んでいるのか
    自分にはよく分からないけど。


    「あるよ。」


    “ない”の方を期待してた。
    あるのかあ…。残念だな。
    裕希と何か話したい気持ちが
    結構あったから。
    すると、裕希は私の鞄を投げてきた。
    私は一瞬、バランスを崩して
    鞄を持ち直す。


    「お前のことを送っていく」


    そういうことか。
    さっきまでの残念が、嬉しさ
    に変わって笑顔になる。
    彼女じゃないのに、送ってって
    くれるんだ。


    「どっか行かない!?」
    「どこに行くんだよ」


    すこしかったるそうな裕希。
    それに比べて、私は元気一杯。
    裕希の自転車の後ろに乗ると、
    裕希も自転車に乗る。
    自転車の二人乗りは危険だけど、
    危険なことは大好き。


    生きてる感じがするんだもん。
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