こんな私でも、愛してくれますか?/*7コメント

1 栗菜 id:aveNNrU0

2012-04-24(火) 18:55:51 [削除依頼]



夕日が差し込む病室で、
君が私に言ったよね。


―どんな梓紗でも愛してる。
      だから、生きて。―


ありがとう。
君からもらった愛は、

大きくて温かくて
私を強くしてくれた。
  • 2 栗菜 id:aveNNrU0

    2012-04-24(火) 19:30:34 [削除依頼]



    栗奈(くりな)です♪
    初めてなので、
    ″はっ!?″ってところがあれば
    言ってください(^^)v
  • 3 栗菜 id:aveNNrU0

    2012-04-24(火) 19:43:50 [削除依頼]



    桜庭梓紗
    *sakuraba azusa*


    高校2年の私は、
    真冬の町の中で、


    一人の男の子と
    出会いました。


    和田千裕
    *wada tihiro*


    高校2年の元気な
    男の子。


    ―…
      …-


    「待ちなさい、
     梓紗ちゃん!!!」


    「ごめんなさ-い!
     今日は許して!」


    病院なのに
    走り回る今日。


    待ちに待った
    クリスマスです。


    うまいぐわいに
    看護士さんをすり抜け、


    病院を出た。


    「ふぅ-っ♪」


    その瞬間、
    一気に力が抜けた。


    「街に行こう。」


    一人で過ごす、
    寂しいクリスマス。


    お父さんはいるけど、
    血は繋がってないし。


    「寒い…。」


    街に来たのは
    いいけど、


    予想以上に
    寒かった。


    病院がすごい
    温かかったから、


    薄着で
    出てきちゃった。


    私は手を擦りながら、
    街を歩いた。
  • 4 栗菜 id:aveNNrU0

    2012-04-24(火) 20:04:41 [削除依頼]
    どれだけの時間、
    歩いたんだろ。


    辺りはもう、
    真っ暗だった。


    病院の消灯時間が
    迫ってる。


    また、凛ちゃんに
    怒られるなぁ…。


    そう思ってると…


    「うっわ、
     超かわいいじゃん!」


    「タイプだわぁ♥」

    2人の男に
    話しかけられた。


    「すいません、
     急いでるんで。」


    私がそうやって
    逃げようとすると、

    肩を掴まれた。


    「いいじゃん。
     俺らと遊ぼうよ。」


    「そ-そ-♪」
    せっかくの
    クリスマスなのに……。


    「ほんとに
    無理なんですッ」


    思い切り
    腕を振り払うと、

    私の爪が、
    男の人の頬に
    かすった。

    「あッ…」

    男の人は
    私を睨みつけた。


    本気で
    やばいかも……。


    「ちょっと
    可愛いからって
    お高くとまんな!」


    …どこかで
    聞いたことあるな。

    この言葉。


    そう考えてるうちに
    私はドンッと
    肩を押された。


    「きゃっ-…。」

    激しく尻もちを
    ついたせいか、
    体中がジンとした。


    「いてて…ッ」

    軽く上を見ると、
    もうそこには

    男の人は
    いなくて…

    周りの視線が
    ものすごく痛くなり、
    恥ずかしくなった。


    「…大丈夫?」

    そんな中、私に
    手を差し伸べた、
    一人の男の子。
  • 5 栗菜 id:aveNNrU0

    2012-04-24(火) 20:22:43 [削除依頼]



    「あっはい…。」


    見惚れるような
    整った顔。


    吸い込まれるような
    黒い瞳。


    かっこい…。


    「ほら、早く
     立たない…と…。」


    だんだん
    声が小さくなる
    男の子。


    きっと
    私の腕の細さに
    驚いてるんだろうな。


    「ごめんね、
     びっくりさせて。」


    病気のせいで、
    痩せ細った腕。


    …ううん、
    腕だけじゃない。


    体全体。


    「…あっ。
     怪我してる。」


    「へッ!?」


    私の手のひらには
    かすり傷があった。


    「やるよ。」


    そういって
    男の子から貰った、
    ハンカチ。


    「いいの…?」


    「おう。
     返さなくても
     いいから。」


    「いや、でもッ」


    「んじゃ♪」


    ニコッと笑う姿は
    太陽みたいに
    眩しかった。


    「返さなくていいって…。
     そんなのできないよ。」


    これが、君と私の
    小さな出会いでした。
  • 6 栗菜 id:aveNNrU0

    2012-04-24(火) 20:40:53 [削除依頼]



    ガラガラガラ-・・・ッ


    男の子と別れ、
    病室に入った。


    そのしゅんかん…


    「こら梓紗っ
     また夜遊びして!」


    「凛ちゃん!?
     まだ起きてたの!?」


    江本凛
    *enomoto rin*


    小学生…
    だったっけな。


    「凛はねぇ、
     梓紗が帰るまで
     寝ないもんッ」


    「うん、ごめんね?
     …寝ようか?」


    凛ちゃんは
    いつも夜遊び(?)する
    私を待ってる。


    帰ってきた私の
    布団の中に入り、
    すやすや眠る。


    「かわいッ♪」


    「うるさい。
     凛眠たいの。」


    …時々だけど、
    生意気なとこもね?


    「おやすみ、
     凛ちゃん。」


    「‥‥ねぇ梓紗。 
     私、明日も目が
     覚めるかなぁ?」


    不安そうな顔が
    真っ暗でも
    読み取れるほどの

    空気が流れた。


    「大丈夫。
     凛ちゃんは、
     ぜ-ったいに、
     目が覚めるよ。」


    私はそう言い、
    凛ちゃんを抱きしめた。


    まだ小さい凛ちゃんに
    こんな不安を
    押し付けるなんて、


    神様はひどいね。
  • 7 栗菜 id:aveNNrU0

    2012-04-24(火) 21:27:15 [削除依頼]



    「こっけこっこ-っ」


    「うわぁっ!?」


    すごく大きな声で
    私は目を覚ました。


    「凛ちゃ-んっ」


    「へへっ
     おはよう♪」


    朝から眩しいほどの
    かわいい笑顔を
    凛ちゃんが向けてきた。


    「お、おはよ。」


    戸惑いながらも
    ベッドを出た。


    「梓紗、凛ね、
     今日も起きれたよ。
     ちゃんと、
     目が開いたよ。」


    「…うん。
     私の言った
     通りでしょ♪」


    私がそうやって
    笑うと、
    「うん」って
    大きく頷いた。


    「梓紗ちゃん!!
     も-昨日は
     どこ行ってたの!!」


    「あっ美恵ちゃん、
     ごめんなさ-い。」


    柏田美恵
    *kasiwada mie*


    歳が近いせいか、
    友達感覚で接してる
    看護士さん。


    「熱測ってね。」


    「は-い。」


    私は体温計を
    手に取り、
    脇に挟んだ。
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