フツウノヒトへ7コメント

1 T!P!K! id:wz4OFT3/

2012-04-21(土) 00:12:30 [削除依頼]
未熟もんですが…チャレンジしてみることにしました。

まあ…「普通」が一番だよって言いたいんです。
ちょっとコメディみたいなライトファンタジーです。
下手くそなんで、温かい目で見守って下さい!
  • 2 T!P!K! id:wz4OFT3/

    2012-04-21(土) 01:26:24 [削除依頼]

    プロローグ


    「違うよ。」
    酔いつぶれた神サマが呟いた。
    彼が呟いた先には、一台のテレビが。
    お昼のニュース番組の特集の画面である。
    『ご覧ください!』
    快活なレポーターの声。
    『現代の学生の半数が「自分は凡人だ」に票を入れています。やはり、最近の子供達には優れた存在の割合少ないのでしょうか。」
    「違うってば!」
    神サマはどうやら面白くないようだ。
    「僕は普通の日本人なんてほとんど作ってない!ヒック…
    一人一人にちゃんと才能を与えてきたんだぁ…!
    まったく…。彼等は自分の才能を見つけようとしないだけだよ!もう!ウエップ」
    神サマはジョッキの中のビールを一気に飲み干した。
    「あぁ〜…一人呑みつまんない!」
    真っ青な空に向かって叫んだ神サマの横に、ポポンと天使が現れた。
    「なんなんですかあなたは…」
    青い服に白い髪の天使は、面倒臭そうに神サマを見つめた。
    「一人呑みつまんないんだよ!神サマお付きの天使なら、酒汲んでくれたっていいでしょ!」
    「真昼間からこんなになるまで酒呑むなんて、スウェーデンとタイの神以来ですよ。」
    「タイの神かぁ〜。この前ロシアの神ンとこで一緒に呑んだなぁ…。」
    「日本国民もあなたに造られたと知ったら泣きますよ…」
    神サマは、ムッと顔をしかめながら、
    「それで思い出した!」
    と叫んだ。
    「聞いてよ!僕は今まで、沢山の日本人を造って来た!
    でも、普通の人なんて造った覚えはないよ!
    あっ、間違えた。普通な人なんてほとんど造った覚えはないよ!
    なのに今の若い子達ときたら…自分の才能を見つけようともしないで『自分は凡人』だなんて!
    僕はかなしいよ…ウッ」
    「まぁこのご時世ですしね…不景気というのは、子供の心の成長の妨げになってしまいますから。
    というか神サマ、あなたは例の子達をどうしたのですか?
    この季節になると、思い出しちゃいますね。」
    ぎくり、として神サマは振り返る。
    「それなんだよぉ〜!僕もどうしようかと思って!
    あれからもう16年が経とうとしてるのかぁ…。
    あの子達には何かいいリベンジタイムを設けてあげたいんだけど…」
    「あの年のこの季節だったんですから、しょうがないことだったんですけどね。」
    神サマは、肩をすくめる。
    「あぁ…どうしよう!ヒック」
    真っ青な空をもう一度見上げ、神サマは叫んだ。

    それは、春の日の事だった。
  • 3 T!P!K! id:OO17AtL0

    2012-04-22(日) 00:12:49 [削除依頼]


    神の一日は、天使に叩き起こされて始まる。

    今日も、いつものように…
    「ほら、起きて下さい!ユー様!なんであなたはいつも….」
    神が寝ているというのに、躊躇なく扉を開けた天使は、ぎょっとした。
    いつも夜明けまで酒を呑み、この時間までぐーすか寝ているはずの神が、起きているではないか!
    ただし、スッキリした顔ではなく、目の下にクマを造った状態で。
    「やあ、おはよう…天使君…おはよう…」
    引きつった笑みを浮かべながら、神は挨拶をした。
    「ユー様…寝てないんですか…?」
    「うん…今日は僕の『屈辱の日』だからね…」

    そう、今日は神の『屈辱の日』。
    神が初めて仕事に失敗した日なのだ。


    〜補足〜
    神サマの名前は、「ユー」なんです(^∇^)
  • 4 T!P!K! id:ii.PUlT1

    2012-05-17(木) 22:04:48 [削除依頼]


    屈辱の日について説明しよう。
    屈辱の日。とは、要するに神様が仕事を始めてしくじった日だ。


    現在の日本国民創造神は、スペイン国民創造神から約十数年前に移動を命じられた、まだまだ就きたてホヤホヤの神だ。
    彼が日本にやってきた理由。
    それは、1990年代に起こったバブル崩壊により元日本国民創造神が移動したことだった。
    バブル崩壊によって日本は不景気に。そんな不景気時代に生まれた子供達は、暗い未来を歩いていかなければならない。
    せめて、彼らを生み出す神を変えて、何か打開策を見つけなければ!焦った世界の創造神達は、議会を開いたのだ。
    当時スペイン国民創造神を勤めていたユーも、もちろんこの議会に参加した。

    そこである事件が起こるのである。
  • 5 T!P!K! id:Ep2vTx.1

    2012-05-18(金) 00:22:59 [削除依頼]

    「えー…で、あるからして、今日はお集まりいただいた訳であって…」

    うげー、話長い。

    ユーは詰まらなさそうにイギリス国民創造神の話を聞いていた。
    議会の会場となったのは、イギリス。
    日本の問題なのだから日本で、という声も上がったが、日本国内が少々混乱状態だったため、急遽イギリスで開くことになったのだ。
    イギリス国民創造神は、今回の議会の司会兼議長となった。真面目そうな顔の彼こそ日本国民創造神にぴったり、と誰もが思っていた。
    しかし彼のイギリス好きも負けてはいない。日本国民創造神にはならないだろうなぁ、とユーは思っていた。

    「…今回の日本のバブル崩壊は、今後日本ね生まれてくる子供達に多大な影響を及ぼした。よって現日本国民創造神ゾラは、パトラに移動とする。」

    ざわっ、と会場がどよめいた。

    「ウソだろ…」
    「どっかの国かと思ったら…」
    「パトラだなんて…」

    各国の創造神はヒソヒソと話し合った。

    パトラ、それは神の世界で言う、「輪廻渦」。
    輪廻渦に飲み込まれた神は、神としてではなく人間として俗世界に生まれるのだ。
    神達にとってそれは、時に名誉であり、時に罰であった。

    もちろん今回は、罰である。
  • 6 m id:YnhrP/T/

    2013-03-21(木) 22:54:52 [削除依頼]

    元TPK だったものです!

    一年前の作品ですが、ちょいちょい作り足して行きたいと思います!
  • 7 m id:TkCzme5/

    2013-03-22(金) 16:18:22 [削除依頼]

    「ゾラは既にパトラに送られた。今回の会議では新しい日本国民創造神を決定したいと思う。」

    新しい日本国民創造神か…。
    ユーは少しだけ興味を持った。
    今まで沢山のスペイン国民を造り出してきたユー。
    大航海時代にはポルトガルなどのヨーロッパ諸国と共に世界を発展させたことが各国の創造神たちから称えられた。
    スペインに対する愛情は誰よりも大きい。ユーにはそう言い切れる自信があった。
    そんな自分が移動させられることはまずないだろうし、ここはのんびりとこの話し合いを見守ることにしよう。
    ユーは余裕をかませながら話をききつづけていた。
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