ユーレイ相談所24コメント

1 末っ子 id:cQ5LF2l/

2012-04-15(日) 10:34:35 [削除依頼]
2本目〜
あいかわらず国語ダメダメです(汗)
よかったらみてください(^^)/

重要人物
小宮 寿華(こみや じゅか)中2 主人公

桜木 窓花(さくらぎ まどか)中2

内橋 鷹斗(うちはし たかと)中2
  • 5 末っ子 id:cQ5LF2l/

    2012-04-15(日) 11:37:00 [削除依頼]
    香凛さんきゅ!がんばる!

    lv20さん(省略すいません)ありがとうございます!
  • 6 末っ子 id:cQ5LF2l/

    2012-04-15(日) 12:22:06 [削除依頼]

     放課後。テニス部員であるあたしと窓花は、けんめいに打ち合いをしていた。
    すると、かなり強く打った窓花のボールがあたしの頭上をとびこえ、遠くの草むらの中に消えていった。
    「ごめーん!やりすぎた。」
    「大丈夫。あたしとってくるね。」
    そう言って草むらまで走る。
    この部活、ボールがほかのより少ないから、とれる範囲(学校内)だったら絶対にとらないといけない。
    腰辺りまでのびた草をかきわけ、ボールをさがす。
    「あ、あったあった。よかったぁ。」
    ボールを拾い、コートへ戻ろうとしたとき、視界のはしになにかがうつった。
    ふりむくと草むらのずっとむこう、陸上部のちかくに女の人が立っていた。

    あれって・・・今朝の?なんでこんなとこに?

    目をこらしてみてみる。まっくろな瞳は、悲しそうになにかを見ている。
    なにか・・・ここに未練が・・・?

     部活が終わると、あたしはすばやく着替え、部室をとびだした。
    あの女の人をさがしに。
    はたしてあの人は・・・・・・いた!
    陸上部のちかくの体育倉庫の横にぽつんと浮かんでいた。
    「あのっすいません。」
    「え・・・君、あたしが見えるの?!」
    「はい。あの、どうかしたんですか?」
  • 7 末っ子 id:0opMsdu1

    2012-04-21(土) 15:20:40 [削除依頼]

     どうかしたんですかって、何言っちゃってんのよあたし。
    ふつう初対面の人(幽霊)にむかってこれはないでしょ!
    こんなかんじに自分で自分をつっこんでいると、女の人の口が小さく動いた。
    「あたしね・・・弟がいたの。」
    「弟・・・?」
    女の人がこくりとうなずく。
    「その弟ね、不思議な力があって、よく一人でその力をつかってあそんでた。
     でも・・・」
    「でも?」
    「あたしは信じらんなくて、あの子はどこかおかしいんじゃないかって思ってて・・・でも、あの子は何もわかってないから、毎日のようにあたしをさそってきた。『いっしょにあそぼう』って・・・
    でもあたしは断って、遠ざけた。あの子を傷つけることも言った。・・・もうそれっきりかな。あの子と話さなくなったのは。」
    「・・・・」
    「そりゃそうだよね。こんな無責任な姉、嫌って当然だよね。気味悪いからって、こんな非科学的なことおこりっこないって。でも・・・でも、信じるべきだった。信じて、ちゃんとよりそってあげて・・・。
    『気味悪がってごめんね』って、謝って・・・・・でも、もうおそいよね・・・だってあたし、死んじゃったから・・・っ・・・」
    つー、と涙が虹色に輝きながら地面におちていく。
     あたしはどう声をかけていいのかわからなかった。
    でも、あたしは心にきめた。
    この人の気持ち、ちゃんと弟さんに伝えるって・・・!
  • 8 末っ子 id:FGpO1GA1

    2012-04-22(日) 12:16:04 [削除依頼]

     翌日の昼休み。あたしは窓花に昨日のことを話した。
    ほんとは言うつもりなかったんだけど、窓花があたしのたくらみをみぬいたらしくて・・・しかたなく。
    「・・・ということで、その弟さんに話てみようかと。」
    「ふぅん。」
    「ふぅんって、つめたっ!あたし本気なんですけど!?」
    「いや、別に悪いとは言ってないし。」
    ・・・なんかご機嫌ナナメってる?
    そのとき、同じクラスの内橋鷹斗君があたしたちの横を通り過ぎた。
    内橋君はだれともつるまず、ずっと一人で本をよんでる物静かな子。
    身長はあたしよりちょっと高いくらい。窓花と比べると、窓花のほうが断然高い。
    それでも、成績はいつもトップクラス。運動神経もいい。顔もクラスの中で言ったら一番かもね。

    ふと窓花に目をやると。窓花はありえないくらい殺気だっていた。
    その目は内橋君をみながら怒りと恨みがまじっていたから、あたしはかなりビックリした。
    「ま・・・窓花?どうしたの?」
    「別に。どうもしてへんけど。」

    いやいやいやいや!んなわけないでしょ!
  • 9 末っ子 id:FGpO1GA1

    2012-04-22(日) 12:53:35 [削除依頼]

     「それより、どんな人か知ってんの?」
    「うん。愛(めぐみ)さんっていって、やっぱ高校生だったよ。」
    「そっちやなくて、弟さんの方。」
    「あったりまえ・・・・ん?・・・・あれ?・・・」

    そういえばあたし・・・・聞くの忘れてた!
    あたしのばかぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!

    「ぁほ。」
    窓花がぽつり、つぶやいた。
    「まぁいいや。今日聞けばいい話だし。」
    あたしはすぐ開き直り、正気にもどった。
    しかし、あたしの頭の中で不安がよぎった。

    ・・・信じてもらえるかな?
    愛さんの弟さんには初めてあうわけだし・・・・。
    やばい!すっごい不安になってきたんですけど!

    「ねぇ窓花。もしさ、知らない人から死んだ身寄りからの伝言聞かされたら、どう思う?」
    「ざけんなって思う。」
    グサッ
    窓花の答えは、あたしの胸に深くささった。
    「どうしよう・・・このままじゃだめかも・・・」
    「あんたの術はなんか役たたんの?使えんねやろ。」
    「使えるけど・・・あたし、悪霊退散と般若心経しかむりなんですけど・・・」
    「・・・・・それ役立つ?」
    「今回では全然。」
    「はっきり言うな。」
    「へへ・・・」
    苦笑いをうかべるあたしを窓花はあきれ顔で見た後、急に言いだした。」
    「あんた、新しい術覚えたら?」
    「えぇ!?むりだよそんなの!」
    「でも、そうするしかないやろ。」
    「たしかに・・・そうだけど・・・」
    あたしはくちごもった。
  • 10 ミラー id:ppb37zc/

    2012-04-22(日) 14:14:28 [削除依頼]
    おもろいですね!
    私も、大阪人のおばあちゃんとすんでるから、
    時々学校で東京べん言ってしまうんでよえね。

    いいたいこというてる窓花ちゃん、はっきりしててええのう。
    ところてん、(ところで)寿華ちゃんの仕えるやつて
    悪霊退散と、ナニ?よめへんし意味がちょっと… 汗
  • 11 サクラ id:BDajFut/

    2012-04-22(日) 16:14:18 [削除依頼]
    はんにゃしんぎょう、でしょう。お経のひとつ、とでも言いましょうか。末っ子さんでもないのに勝手に答えてすみません。
    初めまして。題名が面白そうなので来ました。幽霊系割と好きなんで。
    窓花ちゃんの性格いいですね。鷹斗君とはなにかあったのでしょうか。
    面白いです。続きを楽しみにしています。
  • 12 千本桜 id:n8TIy7M1

    2012-04-25(水) 18:21:21 [削除依頼]
    来ました。
    神主と巫女の間に生まれた子で霊感がある主人公。面白いですね。
    ですが、キャラの表情や言動の描写が少なく、作品の味をわずかながら落としています。
    もう少し描写を取り入れた方がいいと思います。
    では、評価です。
    ☆☆★★★
    では。
  • 13 末っ子 id:ihQxHCL1

    2012-04-25(水) 18:24:22 [削除依頼]

     「これにも書いてないか・・・。」
    午後6時。あたしは家の横の倉庫にいた。
    山のようにつんである巻物には、術の使い方とか悪霊の正しい接し方とかいろいろ書いてある。
    だからその中に1つは今回役に立つ術とか書いてあるはず!
    ・・・・だけど、今のところ全然見つかっていない。
    さすがに2時間もいたら集中力きれるし、つかれる。おなかもすいた。
    これはもう明日にするしかないのかなぁ・・・・・
    と、目を落としたとき、端っこの小さな字が目に入った。
    『戻り身の術 
     霊を生前の姿に戻すことができる。』

    これだ!

    目を開いてよくみてみる。
    『生前の姿であるから、普通の人間にも見え、触ったり会話したりできる。
     しかしこの術はかなり体力を消耗してしまうのにくわえ、本人(霊)の同意が必要とする。
     使い方は次のとうり・・・』
    巻物をさらに広げ、携帯をとりだしメモる。
    「えー・・・と、菟百地花廼錬茄欄(うひゃくちかのねんならん)?言いにくいな・・・。
    まいっか。これを唱えて、お札を張り付けるわけね。・・・ん?」
    巻物のはしっこ、小さくボールペンで書かれているメモを見つけた。
    『この呪文いいにくいね〜★うふふふふ?』

    ・・・・
    この丸字・・・お母さんだな!
    何書いてんのよもう!うふふふ?って。

    「寿華ーご飯できたわよー!」
    「はぁい。」
    お母さんのラクガキにもんく言ってやろうかと思ったけどやめた。
    まずは腹ごしらえ!
  • 14 末っ子 id:ihQxHCL1

    2012-04-25(水) 18:39:30 [削除依頼]
    ミラーさん
    すいません!読みがなつけたほうがよかったですね。
    窓花、かなりはっきり言います。悪く言えば毒舌キャラですね☆彡

    サクラさん
    解説させてすいません・・・m(_ _)m
    幽霊系すきなんですか?
    あたしもすきです^^

    千本桜さん
    言われてみればそうかもです・・・。
    もっと評価が上がるようにがんばります!
  • 15 末っ子 id:5N285W6.

    2012-05-03(木) 14:47:49 [削除依頼]

     ー「ねぇ。本当に見えるようになるの?」
    「はい。たぶん・・・。」
    「たぶんってあんたなぁ・・・。すいませんねぇこんな子なんです。」
    そう言って少し頭を下げる窓花は、いかにもおかんって感じだった。
    でも、下げる場所間違ってる。こっちだよ。
     新しい術を知ってから3日後。あたしは戻り身の術を使って愛さんに自分から弟さんに話してもらう作戦を実行することにした。
    本当はもっと早くやる予定だったけど、愛さんは心の準備がなんたらで、今日になった。
    「にしてもおっそいなぁ、弟さん。こんままやったら日ぃ暮れて帰りに直撃!なんてできんで。
     つか陸上部って日曜までやってんのな。」
    「まぁ、強いからねぇ。うちの学校。」
    「それより、愛さんの弟ってどんな子?」
    なんでそこであたしの方を向く!?
    そんなあたしたちのやりとりをじっと見ていた愛さんがくすっと笑い、言った。
    ー「年は君たちと同じくらいだよ。ちんまりしてるけど、顔はいいほう。」
    「同い年・・・ってことですか?」
    「寿華、通訳。」
    「あー、はいはい。」
    ー「目つき悪くて、シャイで口ベタ。彼女いない歴=年齢ってとこかな。」
    「まじ?!うちでも2年やで?どんだけ〜。」

    ・・・・
    なんだろうこの裏切られた感・・・!

    「あははっまぁそのうちできると思うんだけど・・・ね・・」
    そこで、愛さんの目がある一点で止まった。
    その目の先には・・・

    内橋君?!
  • 16 末っ子 id:5N285W6.

    2012-05-03(木) 15:24:28 [削除依頼]

     内橋君を見てるってことは・・・
    「まさか、愛さんの愛さんの弟さんって・・・」
    ー「そう。あいつ。」
    やっぱり!
    「まじか・・・世間ってせまー。」
    窓花が目をガン開きにしながら言った。まったくもってその通り。
    「つか寿華、はよなんたらの術の用意せな。」
    「あ、そうだった。」
    あたしはスカートのポケットからお札を取り出し、あの呪文を唱える。
    「菟百地花廼練茄欄!」
    その瞬間、手ににぎっていたお札が赤く光り、吸い込まれるように愛さんの体に入っていった。
    そして、愛さんの体が浮かばず、足がちゃんと地面についている。
    「すごい・・・うちにも見える・・・」
    窓花が思わず声を漏らした。
    愛さんは、ぐっと前を見すえ、内橋君のもとへ走って行った。

    愛さん・・・がんばって・・・!
  • 17 末っ子 id:5N285W6.

    2012-05-03(木) 16:47:14 [削除依頼]
    9(鷹斗視点)
     部活の帰り、俺は固まっていた。
    なぜなら・・・この前死んだはずの姉貴が、目の前に立っていたから・・・。
    「あ・・ねき・・・?」
    姉貴は思わず声を出した俺を見て、少し安心したような笑顔で、うなずいた。
    「うそだろ・・・」
    「うそじゃない。ちょっといろいろあって、生身の体に戻してもらったの。」
    そう平然と言う姿は、まちがいなく姉貴だった。
    「いろいろって・・・」
    「ねぇ。あの時のあたしの言葉、覚えてる?」
    「あの時・・・?」
    「鷹斗が、あの能力で遊んでた時の・・・」
    「ああ・・・」
    記憶をたどってみると、俺が6歳くらいのときあの能力を使って遊んでて、姉貴も使えると思いこんでさそったときのあの言葉が思いあたった。
    『いやよ気持ち悪い。もう近寄らないで。』・・・
    俺は相当なショックを受け、それ以来姉貴と話さなくなった。
    「あれね・・・わざとじゃないの。ただ・・・鷹斗の能力が信じられなくて、つい・・・。」
    「だろうな。」
    「だから・・・・・・・ごめん!鷹斗を傷つけて・・・
     たとえ信じがたくても、信じて、ちゃんと寄り添ってあげるべきだった。本当にごめん!!姉失格だね・・・。」
    そう言ってふかぶかと頭を下げた。
    正直、俺は動揺していた。
    だって、いきなり現れて謝られて、どうしたらいいか・・・・
    でも・・・
    「そんなことねぇよ。」
    姉貴が顔をあげる。
    その表情はびっくりした様子だったけど、内心、俺の方がびっくりしてた。
    「そんなの、どってことねぇよ。まぁ、当時はあれだったけど、今は全然気にしてねぇし、しょうがないと思ってる。」
    「本当に・・・?」
    「ああ。だから・・・・・
     早く成仏しろよ。で、あの世で幸せにやっといてくれ・・・。」
    そのとき、姉貴の体が白く光り、まぶしいくらいだった。
    目を閉じた俺に、姉貴が最後のあいさつを告げた。
    ー「ありがとう・・・。そっちも、体に気をつけなよ・・・」

    目を開けた時にはもう、姉貴はいなかった。
  • 18 末っ子 id:xl2DWzR0

    2013-01-26(土) 23:38:12 [削除依頼]
    10
    陽か落ちかけ、空が赤く染まった夕方の公園で、座る&たたずんでいる男女三人組。
    その中の一人であるあたし、小宮寿華は、中二というお年頃でありながら少し角の欠
    けたベンチに倒れこむ様にして前のめりになっていた。
    理由はただ一つ。『戻り身の術課』で体力をすべて使ってしまったから。大げさだと思う
    かもしれないけど、本当に、立っていられないくらいつかれた。部活でちゃんと鍛えてる
    はずなんだけどなぁ......と、自分の無力さを思い知った。
    ふぅ、とため息をつくあたしの隣に座る窓花が、心配そうにあたしの顔を覗き込む。
    「大丈夫か?なんか一気に老けてるけど。」
    「大丈夫だけど、そんなに老けてる?」
    「うん。」
    顔と言動が矛盾してますよ窓花さん。
  • 19 末っ子 id:9AMczsB1

    2013-01-27(日) 09:13:45 [削除依頼]
    11
    「ところで窓花。この前何で内橋君にらんでたの?」
    少し体力が回復してきたところで、あたしはずっと気になっていた事を聞き出した。窓花は眉を上げて、思いっきり不機嫌そうになった。
    「あぁ。ちょっと腹立つことがあってな。」
    忌々しそうに言い放つ窓花を見て、何があったんだろうと緊張してきた。
    「コイツな、うちにぶつかっといて謝りもせずに走って行ってんで! 」
    「はい?」
    期待を裏切らたあたしは、思わず間抜けな声を出す。
    確かに、むかつかないことはないけど、あそこまで殺気立つだろうか。
    窓花は続けて、
    「あの後持ってた教材やらなんやもんやがバラバラんなって大変やってんで!無責任にも程があるわ!」
    えーと...................。
    こんな時何と言えばいいんだろう。
    まぁ、窓花の性格だと、こうなるのは不思議じゃないのかな?
    「というわけで、内橋、説明してくれる?」
    窓花のキツイ視線が腕組みをして立っている内橋君に向けられる。
    内橋君は心あたりがある様で、あの時の事か...と言った表情をし、軽くため息をつき、答えた。
    「俺の能力だよ。」
    「能力....?」
    あたしと窓花は顔を見合わせる。
  • 20 末っ子 id:9AMczsB1

    2013-01-27(日) 09:51:29 [削除依頼]
    11
    「ところで窓花。この前何で内橋君にらんでたの?」
    少し体力が回復してきたところで、あたしはずっと気になっていた事を聞き出した。窓花は眉を上げて、思いっきり不機嫌そうになった。
    「あぁ。ちょっと腹立つことがあってな。」
    忌々しそうに言い放つ窓花を見て、何があったんだろうと緊張してきた。
    「コイツな、うちにぶつかっといて謝りもせずに走って行ってんで! 」
    「はい?」
    期待を裏切らたあたしは、思わず間抜けな声を出す。
    確かに、むかつかないことはないけど、あそこまで殺気立つだろうか。
    窓花は続けて、
    「あの後持ってた教材やらなんやもんやがバラバラんなって大変やってんで!無責任にも程があるわ!」
    えーと...................。
    こんな時何と言えばいいんだろう。
    まぁ、窓花の性格だと、こうなるのは不思議じゃないのかな?
    「というわけで、内橋、説明してくれる?」
    窓花のキツイ視線が腕組みをして立っている内橋君に向けられる。
    内橋君は心あたりがある様で、あの時の事か...と言った表情をし、軽くため息をつき、答えた。
    「俺の能力だよ。」
    「能力....?」
    あたしと窓花は顔を見合わせる。
  • 21 末っ子 id:9AMczsB1

    2013-01-27(日) 10:00:16 [削除依頼]
    やば。二連続更新しちゃった。
    しかも十二話書いてたのに消えた。
    ショック(泣)
  • 22 末っ子 id:9AMczsB1

    2013-01-27(日) 11:27:09 [削除依頼]
    12
     「さっき姉貴と話してた・・・」
    「ああ、あれね。」
    そういえばそんな事言ってた。
    内橋君のお姉さんである愛さんは、その能力を気味悪がって思わず冷たい言葉を放ってしまったんだっけ。
    「その能力が生命あるものの思考を読み取るってやつなんだよ。で、桜木とぶつかった時、つい読んでしまって・・・。」
    あたしはびっくりした。物静かな内橋君がそんな能力を持っていたなんて。
    感心するあたしと裏腹に、窓花はキツイ視線をそのままに、せかすように言った。
    「で?なんであの後走っていったん?」
    内橋君が眉をひそめる。窓花の視線と言葉にいらついたのではなく、これから放つ言葉をためらうかのように、少し顔色を悪くして。
    「・・・何と言えばいいのやら・・・その・・・恨みと憎しみが混ざったような・・・今まで読んだことのないどす黒い心情で・・・ビビって逃げたんだ・・・」
    内橋君の目線がみるみるうちに左へ移動する。当時のことを思い出したのか、顔色もさっきより青くなっている。それほど強烈だったんだなあ・・・。
    ふと窓花の方を見ると、彼女は下くちびるに人差し指をあて、何か考え込んでいた。
    すると突然、「お」と窓花が声を出し、右手で頭をかきながらあたしたちの方に向き直った。
    「あー思い出したわ。そんとき何考えてたか!実はそんときの朝な、お母ちゃんとケンカしてん。それでいらいらしてたんよ。よー考えたらうちにも責任あるわ。ごめんな、内橋。」
    ハハ、っと軽く笑って見せる窓花をみて、内橋君は呆然としていた。「ケンカで、あんなに・・・?」とでもいいたそうだ。
     でも内橋君、ビックリするのはまた早い。
    なぜなら、窓花とそのお母さんのケンカは商店街一有名だから。
    あたしも一度だけ二人のいさかいを見たことがあるけど、あれはもう、尋常じゃないくらいひどい。
    もの投げるわ、商品投げるわ、取っ組み合いするわ、おまけに鼓膜破れそうなくらい大声出すわ、とにかくすごい。
    そのケンカを止められるのは窓花のお父さんだけだという・・・。
  • 23 末っ子 id:9AMczsB1

    2013-01-27(日) 12:06:15 [削除依頼]
    13
     「じゃあな!また明日〜」
    携帯片手に、公園の出口へ走っていく窓花。
    窓花の照れ笑いが恐ろしく感じられた直後、彼女のポケットに入っている携帯の着信音が鳴り響き、親から店を手伝ってほしい(手伝え!)との電話を受け、いちもくさんにかけだした。
    その背中が見えなくなったと同時に、内橋君がつぶやいた。
    「なんっつーか、すげーな。桜木。」
    「はは・・・」
    反論できずに苦笑いを浮かべるあたし。
    それを見て、内橋君は少しうつむいた。
    「そういえばさ、なんで俺の能力を知っても何も言わないんだ?」
    「え?」
    うつむいてるから顔は見えないけど、あたしは察した。
    ああ、きっと内橋君はあたしと同じで、能力を怖がられたりしたんだろうな・・・。
    普通はそうだ。あまりにも非科学的すぎるから。
    そんなあたしを受け入れてくれたのは窓花だけ。
    それがどれほど嬉しかったか・・・。
    「あたしも、同じだから、かな。あたしね、霊感があるんだ。愛さんの件がその例。」
    「でも、桜木は普通の人間だろ?」
    「うん。優しいんだ、窓花は。言葉つ”かい荒いし、たまにろくでもないことやらかすけどね。」
    そう言ってわらうあたしを見て、「そうか」とだけ言葉を発する。
    「・・・・な。」
    「ん?」
    小さな声で何か言ったような気がして、内橋君の方を向く。
    しかし彼は、
    「なんでもない。」
    という言葉だけ残して走り去ってしまった。
    なんだったんだろう・・・
  • 24 末っ子 id:9AMczsB1

    2013-01-27(日) 14:33:03 [削除依頼]
    14
    あれから一週間。あたしは、窓花と内橋君と一緒にいることが多くなった。
    休み時間はもちろん、部活帰りに見かけたなら一緒に帰る。
    今日も、三人で夕方の通学路を歩く。
    いつも通り、何気無い会話をしていると、どこからか線香の臭いがした。
    二人も感じたのか、辺りをキョロキョロしている。
    すると、内橋君が動きを止め、
    「あれじゃねぇか?」
    と指さした。
    その先には、黒い服を身に着けたくさんの人達がお墓の前で悲痛の表情をしてうつむいていた。
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