悪戯7コメント

1 パイドゥアイ id:3v1l2ga0

2012-04-15(日) 04:33:34 [削除依頼]
 ある日海沿いを歩きながら彼女が欲しい、遠距離でも良い、繋がりが浅くても構わないと
少々投げやりに彼女を欲しいと考えながら海沿いを歩く少年は瓶が流れてくる所を発見する。
 少年は急いで瓶の元へ走っていき、どこかから流れ着いた瓶を手に取った。
その瓶には、一通の手紙が入っていた。
 手紙には「瓶を拾ってくれた誰かさんへ」と始まるメッセージが書かれていた。

瓶を拾ってくれた誰かさんへ

私は貴方の事が好きです。
誰かは分かりませんが貴方を愛しています。

この手紙が入っていた瓶に返事を書いて
この手紙を拾った時のように海に流して下さい。

アリス
  • 2 パイドゥアイ id:3v1l2ga0

    2012-04-15(日) 04:37:02 [削除依頼]
     手紙を読んだ少年は長湯をして逆上せた時のふわふわとした浮遊感に包まれた。
     少年の心は躍っていた。心だけでなく体も踊ってしまった。心が満たされ、踊る事に夢中になってしまったからか暗くなるのも時間の問題となった。
     早く帰らないと母親に怒られると思った少年は、自分の足の速さを活かし
    常人では帰るまで30分程掛かる所をたったの10分で帰る事が出来るはずだったのだが、踊ってしまったせいで十二分に力を発揮する事が出来ない。
     とりあえず瓶をポケットの中に突っ込む事はしないと少年は再確認をする。
    ポケットに入れると走っている最中に瓶が外に出てきて割れてしまう可能性があると考えたようだ。
    少年は瓶を持って走る事にした。
  • 3 パイドゥアイ id:3v1l2ga0

    2012-04-15(日) 04:38:25 [削除依頼]
     少年は頭の中でスタートの合図をする。「位置について」という合図で走る準備に取り掛かる。
    「用意」……少年に少し緊張が走る。そして、頭の中で「ドン」と言いスタートした。
    「ドン」という声が頭の中で聞こえ続ける。ドンドンドンドンと繰り返される。
    ドンドンドンドン……。門限までに帰る事が出来なかった時の事を少年は思い出した。
     暗くて不安な夜を外で、一人で過ごしたのだ。友人宅へ泊まろうとしたのだが、
    何故か全員出かけていた。この少年はその時から運が悪いのではなく、
    何者かに遊ばれているのではないかと他とは違った発想をした。
     少年は今でもその考えを貫いている。
    少年は間違っていない。現に私がこの少年で遊んでいる。
  • 4 パイドゥアイ id:3v1l2ga0

    2012-04-15(日) 04:40:10 [削除依頼]
     少年は暗くて不安で寒い、真冬の夜での出来事を思い出しながら家まで走り続けている。
    丁度良い、この少年で遊ぶ理由は実に適当だったはずだ。振り返るのもまた良い。
    私はこの少年を真冬の夜、外で過ごしている所を発見した直後から悪戯を始めたはずだ。
    他にもおかしな人物が隠れているのだろうが、探すには意外と根気が必要だという理由からこの少年に絞る事にした。
     早速人を幸福にも不幸にも出来る私が、少年を寒い中一人取り残す為に少年と仲の良い友人は勿論、
    少しでも少年が泊まろうとする家の者達は外出させた。
     少年は寒さに耐える事に必死で街の大半の者達が「外出しよう」と思いながら寒さを我慢し行進を進めている事に気が付かなかったようだ。少年は頭をフル回転させ友人の家に泊まろうと考えたようだが既にそれは対策済み。
  • 5 パイドゥアイ id:3v1l2ga0

    2012-04-15(日) 04:42:23 [削除依頼]
    当然ほとんどの家に人は居ない。少年は反省するとともにあまりに奇妙な出来事だったからか遊ばれているのではないかと疑問を持った。
     私の存在が気付かれるという事は保証は出来ないがまず無い。この少年の勘は鋭いが、私という存在に気付くという行為はタブーである。
     そして今日、少年は朝から海岸へ行きどうしたら彼女が手に入るのか考えていた所に一通の手紙の入った瓶を手に入れる訳だが、
    それも私がやった事だ。本来は別の場所へ辿り着くはずの手紙入りの瓶だったが、少年の反応が気になる事から海の流れを変え、少年の居る海岸まで瓶を流す事に成功した。
     少年は彼女が欲しいと思っているのだから当然だろう。返事をするに違いない。またその時はアリスという人物の住む方向へ瓶を流してやろう。
    まずはアリスがどういう人物、そしてどこに住んでいるのか調べなくてはならない。
  • 6 パイドゥアイ id:oFk639r1

    2012-04-17(火) 19:46:00 [削除依頼]
     アリス……。瓶を流した事から察するにどこかの海岸の街にでも住んでいるのだろうか。私だって地球上の生物を全て把握している訳ではない。探すとなると骨が折れる。とりあえず探すのは少年が眠りについてからにしよう。
     過去の出来事を振り返っている内に少年は家に辿り着いたようだ。走る事に夢中になってしまい、外が暗いのか心配になった少年は急いで周りを見渡す。浜辺に居た頃と外の明るさは変わっていなかった。少年ははっとなり瓶を持っているのか手元を確認した。手にはしっかりと瓶が握られていた。少年はとてつもない安心感に満たされながら家に入った。
     少年は少し息を切らしながら「ただいま」と大きな声で言うと、台所で料理を作っている少年の母親は「お風呂沸いてるから入ってきなさい」とだけ言った。少年は疲れきった体を動かし浴室のある方向まで歩き、一度瓶を置いて服を脱いで籠に入れ、再び瓶を大事そうに持ちながら浴室のドアを開けた。
  • 7 パイドゥアイ id:sDcdvxA1

    2012-04-20(金) 18:31:07 [削除依頼]
     瓶を床に置き、浴室の中にある桶を手に取り湯船のお湯をすくい身体にかける。少年はほっと一息を付きながら、もう一度お湯をすくい疲れとともに汚れを流す。今度は頭にお湯をかけシャンプーを手に取り髪に馴染ませる。怖がりな少年は頭を洗っている間背後をずっと気にする。ここでこうすると少年は驚く。私は浴室の適当な場所を叩いた。バチンという音を聞いた少年の体が一瞬跳ねた。やはり楽しい。
     不安と恐怖でいっぱいになった少年は急いで泡を身体になすり付け、お湯をすくい頭にかけ泡を洗い流す。そしてなすりつけた泡も流し瓶を持って湯船に入る。
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