小説家(卵)の秘密的集合基地65コメント

1 罪歌MAGOITI id:ZbnRyJi.

2012-04-09(月) 22:53:42 [削除依頼]
 よろしくお願いします。
エピローグ?

 僕はまた小説を書いてる。
 去年と同じ様な代わり映えのしない作品ばかりさ。
どれだけ願っても僕には体験出来ないラブコメとか。
手に汗を握り、子供の頃憧れていたアクションや。
厨二病を患った時に格好良いと思っていた黒物語に。
友達と腹を抱えて笑ったギャグストーリーなど。
宇宙人、未来人、超能力者達との非日常的ストーリー。
はたまた、のんびりとした日常的ストーリー。

 茶番の茶番で紙の無駄使いでゴミ屑だとは分かっているけど
僕はまた小説を書いている。
 そんなゴミ屑でも僕にとっては大事な友達で有り、理解者
で有り、愛おしい子供だから。

 小説を書く事を現実逃避の妄想だと見なし、敵対して書
かないと心に誓った事もあった。
 でも僕は小説をまた書いている。
 嘘の幸せで偽物でも現実より僕の選択権の少ない
人生よりは楽しいから。

 明日も明後日も
 僕はまた小説を書くだろう。
 僕は小説が好きだから。
それに、基地の皆と書くのも好きだからなぁ。
  • 46 罪歌MAGOITI id:YIJ4idS.

    2012-04-29(日) 19:33:38 [削除依頼]
     時はゴールデンウィーク!?
    僕が御宅汰さんの為に駄文を書く嵌めになってから、もう一月が経っていた。
    その後で、僕がチアキ、チアキと自作のヒロインの名前を呼び続けて女々さんにフルスイングチョップをくらった事や、
    御宅汰さんと「トマトって、何処が原産だっけかなぁ」と高知県に行ったり
    後輩に「ショタ先輩、それはちょっと...」と言われたり、して立ち直るまでの感動ストーリー『僕と御宅汰のトマト日記』はまた今度話そうと思う。
     さて、そんなこんなで迎えたゴールデンウィーク!!
    僕は頭を抱えに抱えていた。
     その原因は宿題だ。
    宿題は僕を苦しめたいらしい。
    その宿題は、、、

    「絵日記」
  • 47 罪歌MAGOITI id:YIJ4idS.

    2012-04-29(日) 19:36:39 [削除依頼]
    えっと、>>45は新編の前のキャラの雑談みたいなアレね。 本編とはあまり関係ないです。
  • 48 罪歌MAGOITI id:YIJ4idS.

    2012-04-29(日) 22:03:42 [削除依頼]
     なんなの...
    絵日記ってよ....
    僕これでも高3だよ。来年大学生だよ...
    絵日記って、えにっきって、エニッキッテ、ENIKKITTE....

     理由は知っている。
    新任の教師が担任になって、「クラスのみんなと仲良くなるために絵日記を書いてもらいます!みんなの私生活を知りたいな〜」
    と、言ったからだ。これには誰も反論出来なかった。新任が初々しいんだもん。新任が年下に見える程だった。だから反論を言うならば村七分ならぬクラス七分さ。
    でも、でも。僕は何故あの時反論しなかったんだ....
    皆が友達と仲良く遊んだ事を書くだろう。羨ましい。だが!
    僕?クラスに友達なんていないぜ?!困ったぜぃ!?
    あの可愛い新任教師に友達のいない自分を曝け出すなんて嫌だぁあああ
    じゃあ、どうする。嘘を吐くか?
    ・・・・・・
    あの人に嘘吐きたくないよぉおおお!
    だって、純粋無垢だもん。東京の水道水より純粋だもん。
    ん?この例えは上手くないな。前言撤回、あの人は北アルプスの天然水だ!

     僕が頭を抱えていると、間の伸びた声が聞こえた、と同時に扉が開く。
    「ショタちゃ〜〜ん、遊ぼぉ!」
    ピーーーーーン
    僕は閃いた
    悪魔に命を売ろう。悪魔と契約して遊ぶんだ!そんでもって絵日記を書こう。
    「今、失礼な事考えてない?お〜い、ショタちゃん。聞いてないや...」
  • 49 罪歌MAGOITI id:2r8w7R//

    2012-05-02(水) 23:10:49 [削除依頼]
     絵日記。
     絵入りで書き記す日記。古くは平安時代から貴族によって書かれており、『源氏物語』「絵合」には、絵日記を見せようとする内容が含まれている。wikiより。
    また、それはリア充がさりげなく日常的無意識的にリアルの楽しみ方を見せつけられる事で有名だ。
    そのため、オタク。根暗。友達がonly0。の人達がこちらもさりげなく日常的無意識的に傷つけられる。
    その上に、それらの人々は『絵日記を書く』という行為を意識するだけで心の底まで傷つけられると言う。一つで2度傷つく、お買い得です。
    非リア充達からは『たちの悪い踏み絵』と称される絵日記にはいくつもの血と涙で染まった歴史がある。基本的には非リア充の敗戦記だが。
    ある者は悪魔の誘惑に負け、嘘と誇張を上塗りした。
    ある者は重圧に耐えきれず、逃避行(正確には提出しない事)をした
     そして今。僕に古代から平安からと受け継がれて行く負の歴史のバトンが渡された。

     僕は渡されたバトンを負の連鎖をここで断ち切らなければならない。
    先人達の苦悩と痛み、試練が待っている。
     ここで僕は非リア充絵日記革命の先行者になり、未来の人々に希望と夢を与えるんだ!

     てな、訳です。と僕は言った。
    すると、色川さんは顔をしかめながら言った。
    「長いわよぉ...」
  • 50 罪歌MAGOITI id:hGCuaQ20

    2012-05-06(日) 17:00:43 [削除依頼]
     「良いわよぉ、でもぅ、お金どうするのよ?」
    えっ
    僕は驚く。全く考えていなかった。
    まさか、ここでこんな現実的な問題に直面するなんて...
    超爽快ヒーロー漫画、ただし1:2の割合で必殺技の原理を解説します。みたいな...
    まさか、ここでラスボスが出るなんてな。無念。
     「まぁ、花見ならお金かけないで済むわよ。どうする?」
    待ってください、色川さん。
    時期的にもう花見は無理でしょうこの小説地味にリアリティがあったりなかったりですから。
    半ば諦めで窓から外を見る
    桜は満開でした。
  • 51 罪歌MAGOITI id:hGCuaQ20

    2012-05-06(日) 19:11:29 [削除依頼]
     色川さんと財布にお金が都合よく出てこないかと開いて閉じてを繰り返してから2時間後。
    僕らは桜が“異様”に咲き誇っている公園に着いた。
    実はこの公園だけ“奇跡的”に桜が満開らしい。
    携帯のニュース速報版で『怪奇!?桜が咲き戻る!』と流れていたが僕は気にしない。見ていない。
    にしても桜は綺麗だなっと考えつつ僕は絵日記の材料が揃って満足だ。うん?やらせだって?違うねこれは演出さ。

    僕はそろそろ帰ろうかと腰を浮かす。
    「色川さん、帰りましょうか」
    「リア充っぽくないわね」
    へっ?今なんと。リア充だったらもっと格好良いストーリーになるって?桜を見ただけで物語が小さいって?花見ぐらいで季節感だすんじゃねぇって?盛り上がらないって?主人公の背が低いって?春爛漫色川さんのサービスショットが見たいって?まぁ非リア充だったらこの程度だって?そういう意味なの?
    なめんな超青春してやんよ。

     みせてやる
    めっちゃ爽快なアクションムービーをね
  • 52 罪歌MAGOITI id:YEKgzf2/

    2012-05-12(土) 11:22:03 [削除依頼]
     僕は野原を駆けた。走った。
    それをポカーンと色川さんが見ていた。
    「少年。なにをしているのかしぃら?」
    決まってるじゃないですか、と僕は間を置いてから答えた。
    「『超爽快アクション(鬼ごっこ)』」
    すると、色川さんの表情が『are you ok?』となったが絵日記のためだ。諦めない。
    しかし、この『超爽快アクション』は二人で行わないと意味が無い。
    僕は色川さんが追いかけやすい様にゆっくり近づく。そして走る。
    振り返ると、色川さんは移動してない。あれ?
    再度、近づく、走る。
    振り返る。あれ?
    近づく、走る。
    振り返る、あれ?
    ・・・・
    ・・
  • 53 罪歌MAGOITI id:yiWosEE.

    2012-05-13(日) 14:05:36 [削除依頼]
    ぜぇはぁ、ぜぇはぁ....
    普段、運動してないからか息が簡単に荒くなる。
    体を襲う疲労感と平安時代3000年の因果を打破する義務感が僕を責め立てるから少し涙目になった。
    「色川さん...なんで。。」
    僕は不満を漏らす。しかし、
    「少年よ、今のお前には心底がっかりしたわ」
    色川さんは冷たく言い放つ。

    「絵日記に書くべきなのは現象かしら?それとも行事?行動?
    違うわ!そんなのはぁカレンダーでやりなさい。絵日記は気持ちを書く物でしょぅ。
    リア充に対抗して自分の気持ちをないがしろにするのは小説家にも、絵日記マスターにもなれないわ!」
    絵日記マスターって何?と言う突っ込みはしない。
    ただ僕の口からは感激と感謝と松崎しげるがミックスされた一言を。
    春の陽気と自分の気持ちと日差しの中で育まれた一言を。
    素直になれた僕に、諭してくれた色川さんに、春の宴に感謝の一言を。

    「Shall we dance ?」
  • 54 罪歌MAGOITI id:yiWosEE.

    2012-05-13(日) 14:16:23 [削除依頼]
     僕はゴールデンウィークが終わり授業中の孤独な机でどうやって自決するか考えていた。
    授業ではあどけない先生が僕の一つ前の席の服部半蔵君の絵日記を読んでいる事だろう。
    この、『先生が絵日記を読むと言う名の無差別処刑』はリア充達には「お前、なにやってんだよ」と談笑のネタにする効果や一部の僕に『命中率100%のザキ』などの効果を持つ。

     てな訳で、絵日記を作った人を呪いながら服部半蔵君の愉快痛快な絵日記を聞きながら僕は処刑を待っていた。
    そろそろ、皆にさようならの時間かな...あばよ

    「はい、これで服部半蔵君の絵日記はここまで。次は晴宮君の絵日記ね...」
  • 55 罪歌MAGOITI id:yiWosEE.

    2012-05-13(日) 14:29:37 [削除依頼]
    『後輩と僕』
    キャラトーク。

    僕の部屋に女々さんがやって来た。何故だろう、見るからに不機嫌。烈火の如くみたいな。
    女々さんは桜の枝の様な物を持っている。
    「姐さん、どうしまし....」
    バキッ
    僕が言い切る前に目の前で枝が御愁傷様した。
    「ショタ、、」
    「はい」
     魔人の息吹の様な声に瞬時に返答する。
    「次は私達の出番だから な?」
    もしも英国の女性が全員がこの人なら英国紳士がレディファーストになる理由が分かる。納得する。理解せざる得ない。
    そう言って一通り女々さんヘッドロックをかけた後。機嫌を直して出て行った。

    ・・・

    良いのか?後輩がキャラトークに出てないけど。


    てな訳で本編スタート↓
  • 56 罪歌MAGOITI id:kiEQSjk0

    2012-05-18(金) 19:26:00 [削除依頼]
     それは昔の事だ。だいぶ昔。
    当時の僕は若かった。そのため毎日に希望が溢れていた。
    いま思い出すと笑ってしまう様な事を幾度もした、若い頃。

     そう一ヶ月ぐらい前の話し。
    僕は後輩に会った。
  • 57 罪歌MAGOITI id:kiEQSjk0

    2012-05-18(金) 19:44:33 [削除依頼]
     とある日、
     僕が学校内の食堂に行こうとした時の事だ。
    歩いていると前方に女の子が手を大きく振りながら近づいて来た。
    僕には女子の友達は居ない。男も居ないけどね

    しかしだ。もしかすると、いたかもしれないと思う。
    僕は寝相が悪い方だから以外に寝ながら友達を作ったりしている可能性がある筈だ。

     僕は手を大きく振る。
    顔が見える程近づくと僕の横を女子が通り過ぎた。

     やべっ。
    恥ずかしい、人違いか。手を振るんじゃなかったな。
    僕は虚ろな目で前を見ていた。廃人の役ならアカデミー賞取れるぐらい。
    前方の女の子が僕の後ろを通り過ぎた女子と会話をして、、ないぞ?

     僕の後ろを通り過ぎた女子はそのまま前方の女の子を通り過ぎてその後ろの女子と話している。
    女の子は「えっ?」と言いながら数歩歩いた後理解したらしい。顔が真っ赤になった。

     勘違いして手を振っていたらしい女の子とそれに勘違いして手を振っていた僕。
    両者は目を伏せて「はじめまして」「はぃ、どうも...」と小さく呟いた。

     それが後輩との出会いだった。
  • 58 罪歌MAGOITI id:T5w.JwF.

    2012-05-19(土) 22:25:39 [削除依頼]
     あれから僕らはなんとなく教室で話したりするのが日課になっていた。
    甘酸っぱい青春ってやつだよ。
     例えばさ、

    「えっと一年生だよね?」
    「いや、三年生だけど」
    「えっ、嘘でしょ?私より先輩なの?」
    「うん」

    「ショタ先輩!!」
    「何その呼び方」
    「えへへ、私が考えたの!凄いでしょ?」
    「人の心を的確に抉る才能があるね、迷惑です」
    「気に入った?」
    「聞いてないな」

    「あのさ」
    「どうしました、ショタ先輩」
    「ここ三年生の階だよね。なんでいるの?」
    「ショタ先輩こそ見た目は中学生じゃないですか!」
    「年齢は高校生なの」
    「真実は一つに決まってるじゃないですか、暇なんですよ。ひ・ま」
    「友達はいないの?」
    「・・・」
    「・・・」

    な、感じさ。
  • 59 罪歌MAGOITI id:ugvO7uP/

    2012-06-03(日) 18:18:17 [削除依頼]
    「もう、帰ろうかな」
     僕は話題も尽きた所で身支度をする。
    そろそろ行かないと女々さんが怒る気がするな、急ごうか。
    僕がドアを開けようとすると、
    「ごめんなさい!すみません!申し訳ないっ!」
     と女の声(後輩ではないと思われる)が上がり、僕の体に少林拳よろしくの如く拳がめり込む。
    僕は『THE.男のくせに軟弱』なもんだから床にズズズって倒れ込む。まるで、カーリングみたいに。

    「えっとリア充してますか?爆発してください!じゃなくて、恋愛必勝法を教えてくださいっ?!」
    最後の部分は何故疑問系?
     そう、言い残して僕の体がヘブンにGO?しかけた。
  • 60 罪歌MAGOITI id:SUSS1vc1

    2012-06-06(水) 20:59:53 [削除依頼]
     天の川の向こうで綺麗な女の人が手を振っている。
    そうか、これが死後の世界か,,となるとアレは天使か。
    そう考えてると僕の方に手を隣の男がのせた。
    「川を渡るかい?」
    僕、金づちなんで...
    「そうか、なら仕方が無いな。私は渡らせてもらうよ」
    男は川を渡る。女の人とは知り合いらしく楽しく話している。

     あぁ、恋って良いな。

    「ん輩、先輩!起きて下さい!」
    僕の肩を手でガシガシと揺らす。危険人物、後輩発見。
    肩を揺らされると反動で頭が壁に当たる。あの、僕またヘブンにGOしそうなんだけど。
    「あぁ、天の川が見えた、本当ビックリ」
    「先輩、それ三途の川じゃないですか?確かめに逝ってください。」
    「漢字が酷い気がするのは僕だけかな。でも、織姫と彦星いたしな...」
    「先輩、それ先輩も星に成るってことじゃないですか?」
    ほぅ、これは上手い事行ってる気がした。
    家に帰ろう。

    「すみません、私空気ですか?恋愛で相談しに来たんですけどっ?!」
  • 61 罪歌MAGOITI id:8zYCArE/

    2012-06-11(月) 17:14:24 [削除依頼]
     愛くるしい顔でポッキーの次に折れやすい僕に少林拳をぶち込んだのは春雨卯月ちゃんと言うそうだ。
    卯月ちゃんは一年生らしい。ちなみに後輩は二年生。
    う...ん、ギリギリ勝った(身長的な意味で)
    僕らへの用件は
    「先輩達がリア充してるから、相談にのって欲しい。」
    らしい。キャスフィ恋愛相談版行って来いよ。大体、僕らリア充してないし。

    「卯月ちゃんが好きな男子って誰なの?」
    さすが“とりあえず“女子。後輩は気さくに聞く。
    「あのっ、実は。好きな男子が居て、、、」
    「じゃあ、告白すれば良いじゃ...」
    言いかけて後輩が僕の口の中にフリスクを三粒投入した。
    ただでさえ辛いフリスクを、それも激辛で、三粒も...
    口内に氷河期到来。喋れない。
    誰か助けて...
    「先輩、水飲んで来たらどうですか?」
     僕は急いで水道の水で口をすすぐ
    セカンド氷河期到来。口内は生物の生きていける環境じゃなくなった。

    「先輩、デリカシーが一ミクロンも無いんだから黙って下さい。」
    あぁ、恐るべき後輩。
  • 62 罪歌MAGOITI id:Oj6RTfS.

    2012-06-13(水) 20:57:22 [削除依頼]
     僕の口の中が氷河期の中後輩は卯月ちゃんそ好きな人の話しを聞いた。
    「身長が160cm、髪が黒なんだけど水泳を長くやってたから茶色っぽい、体重は40後半。帰宅部。家族構成は一人っ子で。視力が右3.0左0.3。口癖が...」
    「STOP」
    聞き間違い?情報量おかしいね、どこまで聞いたら此処まで聞き出せんの?
    「私って、意外と尋問得意な今時女子ですから」
    聞いた事無いです、尋問得意な女子。
    大体尋問て何?僕のデリカシーは尋問に負けたの?
    尋問って聞き上手ってことじゃないの?
    「尋問ってさ、聞き上手の間違いだよね」
    そう聞くと、ついさっきまでサンタを信じていた子供の様に後輩は顔を赤くした。わかりやすい。
    「だてに私より一年長く生きてませんね、小さい癖に」
    ペンネーム、現役高校生さん。最近の子供は謝る事が出来ないんでしょうか?
    あなたも最近の子供ですよ。
    と、軽い矛盾を感じる。
    すると、
    「先輩の尋問が上手だったのでリラックスして話せました。」
    と、卯月ちゃん。
    止めて。後輩が『多数決で勝ったわ』とドヤ顔を決める。

    間違いは間違いだからね
  • 63 罪歌MAGOITI id:b5wwQKE/

    2012-07-15(日) 18:19:04 [削除依頼]
    「かくかくしかじか、時は進み。僕と後輩の助力のおかげで卯月ちゃんは告白の一歩手前まで来た。」
    「先輩何言ってるんですか?ローマ皇帝のモノマネですか、大変ですね」
     いえ、違います。作者が恋愛ネタに参考になる経験が無かったからストーリーざっくり進めてるんです。
    と、僕は心の中で呟く。
     この一週間僕らは出来るだけ偶然に見せかけて卯月ちゃんが話せる様に会話イベントを作って上げた。
    なんと、そのイベント数は70回。
    つまり一週間に10回程「偶然ですね」と言いながら卯月ちゃんは話しかけた訳だ。
    初めの方は妙に意識し過ぎて声が裏返りまくっていた。
    だが、流石70回。
    卯月ちゃんは今では淡々と軽快に言えば、たんたたんと会話をこなす。
    だが、
     「無理です!晴宮先輩が170代に成る位無理です!」

    告白の覚悟が出来てない。
    後、人の気にしている事を言うのはどうかと思う。
  • 64 罪歌MAGOITI id:LE6QpK/.

    2012-08-26(日) 23:45:05 [削除依頼]
    「別に良いじゃん、告白ぐらい、減るもんじゃないでしょ?」
    僕が聞く。
    「何言ってるんですか!?減りますよ、乙女心が擦り減りますよ、それでも乙女心持ってるんですか?」
    卯月ちゃんが反論。
    知らなかった、乙女心って減るもんなんだ。次の小説に活かせるんじゃないか
    にしても、あぁー、納得。それで女性は年を取るとあんなにねぇ...
    と、全国の老婆を敵にして世界大戦でも起こせる様な事を考えて後輩に「かろうじて乙女心もってるんでしょ?卯月ちゃん説得してよ」みたいな視線を送る。多分、あっちも僕に視線をメールの様にして送っているのだろう。視線の送り合い、てか見つめ合い。
    「そうですよ、どうせ私は乙女心を擦ったり摩ったりして減らしてませんよ」
    どうやら視線で意思疎通が出来なかったみたい。
    僕も視線に隠された意味が「そう言う事普通聞くかしら?本当、先輩はデリカシーとか乙女心知らなさ過ぎ本当にノットデリー男」だと思ってたけど違うよね。うん、違う筈。
    「まぁ、ノットデリー男の言ってる事はノットデリーだけど。もう、最後よ。行きなさいよ」
    「うぅ、、、でも」
    駄々をごねる卯月ちゃん。
    「良い?振られる事ばっかり考えてたら前に進めないよ。
    もっと楽しい事を考えようよ。付き合ったら楽しいよ、例えば一緒に遊園地行ったりとか、一緒に映画見に行ったり、他に,,,」
     後輩は精一杯卯月ちゃんをポジティブにしようと頑張る。
    けど、経験値が不足し過ぎて次の具体例が思いつかないみたいだ。
    こっち、見んな。僕も経験値が足りてないんだから
    長い間が生まれる。

    「よしっ、私行きます。そうですね、勇気出さないと行けませんね」
    卯月ちゃんが決心したそうだ
    「うん、頑張って。失恋したらまた相談にのるから」
    後輩が『貴様は何も分かっていない、何も成長していないではないか』と睨む。
    後輩が僕を打つ、僕も打つ。打って打たれて打って打たれて打って打たれて打たれて打たれた。
    卯月ちゃんは僕らを見て困った様に笑って、変わらないですね。じゃあ、行ってきます。

    僕らは頑張れっと言って後ろを向く。
    僕はさながらカウボーイの如くアディオスサイン。
    後輩が卯月ちゃんに言った
    「そこら辺の喫茶店で飲んでるからね。終わったら報告ね」
    後輩もアディオスした。
  • 65 罪歌MAGOITI id:/XxyVIy.

    2012-08-27(月) 18:53:12 [削除依頼]
     後日談て言う割りには当日の話し。
    ダンゴムシ、蟻、蝉の抜け殻。
    地面は思ってたより生命の溢れる場所なんだ。
    そんな事を今更ながらに思う。なんて素晴らしい地面。
    この気持ちを誰かに伝えたくなった。
    「後輩、地面に溢れる生命...」
    「先輩、うるさい」
    僕の崇高なる思想をたった四文字で消されてしまった。酷い。
    「あぁ、ごめん。」
    自分の魂より大事な崇高なる思想を潰されたのに反論出来ない僕を情けなく思いながら僕はまた双眼鏡に目を戻す。


    ここはとある公園。
    ここには大きな木が会ってもっぱら告白するのに最適な場所らしい。使った事無いけど、。
    その木の近くの茂みに僕らは隠れている。
    何故かって?見るためだよ、告白シーンを!
    そんな訳で僕らはとても野次馬に忙しいのだ。
    おっと、卯月ちゃんが話し始めた。
    少し照れているらしく手や体を居心地が悪そうに動かす。
    なんとなく拳法みたいな動きである。
    そんな演舞が終わると、二人の間に沈黙が訪れた。
    それに反比例して後輩がマリオみたいな叫びを上げて盛り上がる。お前もうるさいよ。
    沈黙が解ける。少年がぎこちなく話した。
    少年が話せば話す程卯月ちゃんの顔は赤くなり後輩が盛り上がる。
    そしていつの間にかに卯月ちゃん達二人しかこの世にいないと感じる程盛り上がる。
    僕らは置き去りになってしまった。
    後輩は静かになった。僕は腰を上げて言う。
    「ごめん、帰る」
    後輩も腰を上げて言った
    「喉渇いたんでおごってください」
    良いよ、奢る。
    僕ら二人はその場を立ち去った。
    その時はアディオスをする気にはなれなかった。
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