桜唄  いにしへの縁桜24コメント

1 愛桜華 id:MFIrvC00

2012-04-07(土) 23:40:02 [削除依頼]

         桜よ、桜……――

      今、そなたのために吹こう……――

    この音がそなたのもとにゆくこと願うのだ。

 

       桜 桜の縁、今ここで……――

 
  • 5 愛桜華 id:DX7/rAs0

    2012-04-08(日) 00:18:35 [削除依頼]

    「実雅は聞いたことあるか。桜丘の鬼姫の話を……」

    誰が言ったのかは知らない。
    このとき、なんて受け応えしたかも忘れた。

    桜丘にいる鬼姫など興味なかった。
    色恋などにも興味なかった。

    女子のこと自体興味なかったのだ。
  • 6 愛桜華 id:DX7/rAs0

    2012-04-08(日) 21:22:13 [削除依頼]

    時は平安――……

    左大臣の嫡男の実雅は今日も馬を走らせていた。
    誰かのところへ通っているわけではない。
    ただ、馬に乗り、景色を眺める。
    それが実雅の日常だった。

    「そろそろ帰るか」

    実雅はそういうと、家に向かって馬を走らせた。
    その言の葉には、ため息が混じっている。

    今日も言われるだろう。あの言の葉を……。


     
  • 7 .*前田敦美    最近GUMI中毒←*. id:IpIjFLR0

    2012-04-08(日) 21:26:51 [削除依頼]
    ゎ!!
    とっても面白いです*

    更新ふぁいとです!!
    壁|´・ω・)ノ オウエンシテルヨ
  • 8 ゆーり   id:wBU/tU2.

    2012-04-08(日) 21:37:09 [削除依頼]
    なんか面白そうな予感、、、、
    楽しみにしてまーっす!!
  • 9 愛桜華 id:DX7/rAs0

    2012-04-08(日) 22:03:29 [削除依頼]
    前田敦美サマ+゜

    ありがとうございます。
    ずっと応援していただけるようにがんばります!!!


    ゆーりサマ+゜

    ありがとうございます。
    面白くできるように頑張ります!!!
  • 10 愛桜華 id:DX7/rAs0

    2012-04-08(日) 22:21:00 [削除依頼]
    「実雅!!
     今日という今日は八条の中の君のところに通って求婚しなさい!!」

    かえって早々の母宮の声がする。
    逃げなければならない。
    そうではないと自分がしたくもない求婚というものを実雅は嫌々させられるのだ。

    本来ならば、嫌々するモノではない求婚も、実雅にとっては嫌なものだ。

    実雅は色恋に興味がない。
    というか、女子に興味はないのだ。

    その理由は簡単だ。
    自由でいたいから。女子という存在に縛られたくないから。

    父親を見ていて思うのだ。
    女子という存在は自分から自由を奪ってゆく存在にすぎない。

    だから、実雅は求婚をしようとしないのだ。
  • 11 愛桜華 id:k/psQIa.

    2012-04-10(火) 23:23:08 [削除依頼]

    「嫡男としての自覚を持ちなさい」

    それが最近の母宮の口癖だ。

    その言の葉の裏には次の意味が入り乱れている。

    求婚して北の方を持ち、跡取りとなる男を産めということだ。

    そして、異母弟の利雅に嫡男の座を奪われるなということ。

    その2つ以外にもあるのだろうが、実雅が理解しているのはこの2つだった。
  • 12 愛桜華 id:h/baDSt1

    2012-04-13(金) 21:51:59 [削除依頼]
    正直自分にはどうでもよい話なのだ。

    嫡男以外にだって、この藤谷の血を引くのは実雅だけではないのだ。
    実雅以外にも藤谷の男はいる。

    異母弟の由雅だっているのだ。

    実雅の母である女四の宮よりは由雅の母の血は近江守と劣るものの由雅だって藤谷の血を持っている。
    そして、異母弟の由雅はいい人だ。
    この時代では珍しく、異母兄の実雅にも優しいやつなのだ。

    だから、別に由雅の性格なら嫡男だってなれるだろう。

    実雅はそう思っていた。
  • 13 愛桜華*ふわってとんでばーんっ!! id:h/baDSt1

    2012-04-13(金) 22:51:12 [削除依頼]
    「別に私は嫡男になどなりたくありませんからね」

    実雅はそういうと馬舎へ向かった。
    後ろからは母宮の怒りの声と衣擦りの音がする。
    実雅は急ぎながら思った。

    狩衣でいてよかった。

    すぐに馬にもう一度戻ることができる。
    直衣だとそう簡単にはいかない。

    とりあえず、友人の家にでも行こう。
    実雅はそんなことを考えていた。
  • 14 恵 id:.Qam9630

    2012-04-13(金) 22:56:16 [削除依頼]
    大好きです(´∀`)

    私のよりも上手いです。はい。

    でも、難しいジャンルをよく書こうと思いましたね

    すごいです。
  • 15 愛桜華*ふわってとんでばーん!! id:h/baDSt1

    2012-04-13(金) 23:12:29 [削除依頼]
    ありがとうございます。

    ん??
    ありえないこといわないでーー

    あ、難しいジャンルに行ってしまったのはあたしが後先考えずに自分がやりたいものをやってしまったせいですよ。

    だからgdgdでしww
  • 16 愛桜華*ふわってとんでばーん!! id:flapkci.

    2012-04-15(日) 00:05:04 [削除依頼]
    実雅は馬に乗りながら考え事をしていた。

    なぜだろう。
    その家の長子が嫡男になるということになっているのだろうか。

    最近いつも考えていることだ。
    実雅は自由が好きなのだ。

    なのに、自由とは反対のことを押しつえられる。
    嫡男だからといってそのようなことをするのがわからなかった。
    そのようなことをする意味はないだろう。ということも嫡男だからといってやらされる。
    やりたくない。自由でいたいのだ。

    ふと辺りを見回す。

    「ここはいづこだ」

    気がつくと知らないところにいた。
    馬をおかしなところに飛ばしてしまったようだ。
    やはり、考え事をするべきではなかった。
  • 17 愛桜華*ふわってとんでばーん!! id:NhYGULF.

    2012-04-24(火) 20:40:44 [削除依頼]
    実雅は大きく息を吐いてから周りを見渡す。

    小さくてもいいから、家屋はないだろうか。
    止めてくださりそうな家屋は……。

    今から、友人の家に行っても友人は逢瀬中だろう。
    だからといって、家に帰ったらまた言われる。

    それだけは避けたい。
    しかし、それよりも今己がどこにいるか。
    そのことを理解することこそ、一番大切だ。

    だからこそ、この周りにある家屋を探さねばならない。

    そう思っていた時だった。
  • 18 愛桜華*ふわってとんでばーん!! id:H//x2L0.

    2012-04-25(水) 22:17:21 [削除依頼]
    ふわり……――

    どこからか、優しい風が吹く。
    その風に乗って桃色の者が飛んでくる。

    桜だろうか??

    ふと、気づくとそちらに馬を進めている。
    桜の花が好きというわけではないのに進む馬。
    止める気がない己の手。

    何があるのだろうか。
  • 19 愛桜華*ふわってとんでばーん!! id:SJYMF9.0

    2012-04-28(土) 22:31:38 [削除依頼]
    自分でもよくわからなかった。

    桜くらいどこにでもある。
    なのに、この桜の花びらの旅路をたどろうとしている自分の気持ちが実雅にはわからなかった。

    「この花びらは何処から来たのだろうか」

    誰も答えぬ闇の中。ただひたすら実雅は桜のありかを探した。
    そして、たどり着いたのは一軒の荒屋だった。
  • 20 愛桜華*ふわってとんでばーんっ!! id:YgHm/xj/

    2012-05-01(火) 22:44:01 [削除依頼]
    人が住んでいるようには見えない家屋だ。
    かろうじて、庭がきれいなのはなぜだろう。

    そして、その庭の中心にそびえたつのは桃色に染まった樹だった。

    実雅は引きずり込まれるかのようにその樹に近づいた。
    そして、見たものは1人の女子の美しい姿だった。
  • 21 愛桜華*ふわってとんでばーんっ!! id:052MpLV.

    2012-05-02(水) 21:45:30 [削除依頼]
    文才なさ過ぎてヤダーー
  • 22 愛桜華*ふわってとんでばーんっ!! id:V1kDmIj.

    2012-05-04(金) 10:18:55 [削除依頼]
    女子は逃げようともしない。

    ただ、実雅をじっと見るだけだった。
    声というものは出ない。

    この者が誰かなど知る由もない。
    ただ、一目見ただけで胸の奥がうずくのが実雅にはわかった。

    これが何の感情かはわからない。
    ただ、その者が愛らしいと思った。
  • 23 愛桜華*ふわってとんでばーんっ!! id:psdAWfd0

    2012-05-10(木) 17:44:50 [削除依頼]
    「そなたは誰じゃ??」

    きょとんとしながら聞いてくる声はどの鈴よりもきれいな音だった。
    この女子は本当に誰なのだろうか。

    男を見ても隠れようともしない。
    よくわからない。この女子の考えていることが……。

    「男を見たのに何とも思わないのか」

    そう聞くとまたきょとんとする。

    「だって、この鬼姫のもとに来る人などほとんどいないのじゃ。
     だから、珍しいから気になるのkじゃ」

    鬼姫……。
    この女子は今そういったのだろうか??
  • 24 愛桜華 id:kt65deW/

    2012-05-14(月) 00:49:23 [削除依頼]
    「今そなたはなんと申したのだ」

    「珍しいって言っただけじゃが……」

    「そうではない。鬼姫といわなかったか……?」

    そういうと、女子はまたかというように実雅を見た。

    「えぇ、そうよ。わたくしが桜丘の鬼姫よ」
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