この世に、違う世界なんて……ない 44コメント

1 栗山 律* id:zIii5Si/

2012-04-06(金) 14:39:38 [削除依頼]


――――いつも思っていた。
今、何をしていて、どんな表情を浮かべているのか。
近くにいてはあげられなくなったけれど、ずっと見守っているつもりでいるから。
一緒にいたいのに、そうお互いが思ったのに。
何故、離れなければいけなかったんだ?
大人の事情なんか知らない。他人のことなんか知るもんか。
自分たちだけの世界に、足を踏み入れないで。
すぐ壊れてしまうほどの、小さな世界だから。
それだけが――――今まで生きてきて、たった1つの願いだったのに。
  • 25 栗山 律* id:ci5Tcq.1

    2012-04-08(日) 13:29:08 [削除依頼]



    あげー@

    明日は入学式なのだ!!
    しばらく更新できなかったりするかも……
  • 26 栗山 律* id:ci5Tcq.1

    2012-04-08(日) 13:34:47 [削除依頼]


    いつの間にか、その文字を食い入るように見つめていた佳希。
    ふわりと笑う蘭の姿は、何故か痛々しく思えた。
    記事には「あえて言いません」と記されている。
    それでも食い下がらないのが、インタビューというものだ。
    「では、好きなタイプに当てはまる男性に出会ったことがありますか」との質問に。

    「……1度だけ、あります…」

    佳希は目を見開きながら、雑誌を握り締めた。
    またリンクする、バスケットゴール下の少女の微笑み。
    もう1度だけでいいんだ。
    声を聞きたい。
    名前を呼んでほしい。
    いつもの弾けるくらいの、輝かしい笑顔を見せてよ。
    それくらい、聞いてもらってもいいだろう?

    「蘭……」
  • 27 栗山 律* id:ci5Tcq.1

    2012-04-08(日) 13:45:14 [削除依頼]


    じりじりと焼けるような夏の日差し。
    どこからか、風鈴の音も聞こえてくる。

    「佳希、おはよう」

    半袖のセーラー服に身を包んだ、少女は笑う。
    いつも玄関先まで迎えに来てくれる彼女は、夏のせいでほんの少しだけ、日に焼けた。
    そんな肌にポニーテールはとても健康的で、似合っている。

    「待たせてごめん、蘭」

    佳希は申し訳なさそうに笑った後、手を差し出した。
    蘭は自然な動作で手を握り、彼を見上げる。
    2人は、幼い頃から家族ぐるみの付き合いをしている仲良しで、カップルでもある。
    可愛い蘭と人気者で、とても明るい性格の佳希は、学校でも公認だった。

    「別にいいよ、怒ってないし」

    蘭は名前の通り、花が咲いたように笑った。
    2人は常に一緒だった。
    カップルとしても、家族のような関係としても。
    それが崩れ去ったのは、中学2年生の夏のことだった。
  • 28 栗山 律* id:ci5Tcq.1

    2012-04-08(日) 15:27:34 [削除依頼]


         りっつんの部屋  ,

    はい、蘭と佳希はこーいう関係なのでした!!
    書いてから、回想の仕方に満足いかないという←w

    じゃあ、ちゃんと考えてから書け!!って話。


    予想してもらえた方、何人かいたのではないかと←
  • 29 栗山 律* id:ci5Tcq.1

    2012-04-08(日) 15:42:32 [削除依頼]


    「暑い……」

    手でぱたぱたと扇ぐような仕草をしながら、蘭はアイスを食べた。
    デートをしていたところ、公園にアイスクリームワゴンを見て、思わず2人は買ってしまっていた。
    ベンチに座りながら、他愛のない、とてもくだらない話に華を咲かせている。
    そんな姿も、2人は絵になる。

    「今だけ、アイスならずっと食べていられそう」

    夏といえばアイス、だと蘭は自信満々に言う。
    こういうものならよく食べる彼女であるが、どういうわけか細い。
    痩せこけているとまではいかないが、足も腕も腰まわりも。
    病気ではないかと思うが、身長だけは伸び続けているらしい。

    「すみません」

    アイスに夢中になっていた2人はゆっくりと顔を上げる。
    そこには若い男性が、爽やかな笑顔を向けて立っていた。
    見知らぬ人に声を掛けられるのは、誰だって怖いだろう。
    蘭は急におどおどとした様子だった。

    「何ですか」

    こんなときでも、佳希は冷静だった。
    アイスをぺろりと舐めながらではあるが、男性を真っ直ぐ見つめる。
    どこか喧嘩腰な気がしたが、蘭は何も言わなかった。

    「いや、ちょっと話があってね。少しだけ、時間いいかな」
  • 30 栗山 律* id:ci5Tcq.1

    2012-04-08(日) 15:54:24 [削除依頼]


    話、とは何だろうと単に興味が沸いた。
    隣のベンチに座って、男性は乱暴にカバンの中を探った。
    すると、手帳のようなものから、紙を取り出す。

    「僕、坂上プロダクションの相内といいます」

    黙り込む2人に名刺を手渡す。
    名刺には「坂上プロダクション 相内正太郎」と記されていた。
    首を傾げる蘭の隣で、佳希は相内に強気な姿勢を見せ始める。

    「結局、何の用ですか」
    「あ、ごめんね。まだ内容を言っていなかった」

    へらりと笑う相内に、佳希は少し眉間にしわを寄せる。
    自分から声を掛けてきたくせに、あまりにも適当すぎないか。ほとんど強制的に話を聞くことになって、こっちはどうしようもないんだ。
    今にもそう言いそうな彼を見てか、苦笑いを浮かべる相内。

    「うちの会社は俳優やモデルの所属事務所なんだけど、外回りをして声をかけて、新しい人材を集めようっていう活動もしているんだ」

    あまり芸能界というものに興味のない2人は、ぴくりとも反応をしない。テレビの中で生きている人たちに、関心がないのだ。
    蘭はというと、名刺とにらめっこをしている。
    ちらりと彼女を見ると、佳希は相内に話の先を促す。

    「それで、何ですか」
    「いや、通りかかったら君たちすごく目を引いてね。
     ぜひスカウトをしたいと思ったんだよ」

    ようやく蘭は話の内容を理解したようで、豆鉄砲をくらった顔をしたまま、固まってしまっている。
    佳希はこの誘いを名刺を貰ったときから、何となく予想していたようで、面倒くさそうに息を吐いた。
  • 31 栗山 律* id:ci5Tcq.1

    2012-04-08(日) 16:04:08 [削除依頼]


    「俺はそういうのに興味無いです」

    きっぱりと断りをいれる佳希に、相内は残念そうに俯いた。
    隣で蘭は、自分はどうしようと迷っている様子だ。
    急に「うちの事務所に来ませんか」なんていわれても、彼女のように迷ってしまうだろう。

    「じゃあ、あなたはどうですか。うちに来ませんかね」

    蘭に話をふる相内の目は、希望に満ち溢れている。
    スカウトマンのこういうところが嫌いだ、と佳希は心の中で舌打ちをした。
    焦る蘭に追い討ちをかけるようにして、何が面白い。

    「まだ……ちょっと理解できてなくて…」

    弱弱しい声で蘭が答えると、相内は少しでも光があると感じたせいか、にこにこと微笑み始める。
    不気味、としか言いようがない。
    名刺に視線を落としたまま、口を開かなくなった彼女。

    「それもそうだよね。じゃあ、こうしましょう。
     入るかどうか決まったら、ここに電話をしてください。
     あ、君も気が変わったら、電話してきてくださいね」

    さりげなく佳希にも誘いをしておいて、そそくさとまた人材を探しに小走りで行ってしまう。
    さすがに、いい加減過ぎだ。
    蘭は不安そうに名刺を見つめながら、顔を強張らせた。
  • 32 栗山 律* id:ci5Tcq.1

    2012-04-08(日) 16:17:29 [削除依頼]


    思わぬ邪魔が入り、デートを切り上げて帰ってくると、蘭の家には佐波家も集合していた。
    家族ぐるみの付き合いだから、こういう場合もしばしば。
    夜遅くまでお邪魔して、時には泊まりなんてことも。

    「ふーん、事務所ねぇ…」

    蘭の母親であるスミレは、名刺を片手でつまみ上げた。
    その隣には、仲良しである佳希の母親、幸美もいた。
    テーブルの状態を見ると、昼間から酒を飲んで、騒いでいたことが明らかだ。
    そんなもの、日常茶飯事であるため、誰も驚きはしないが。

    「佳希はその場で断ったの?あんた、そういうの興味無いもんね」

    幸美はけらけらと豪快に笑う。
    それはそうと、蘭は未だに表情が暗いままだ。
    芸能界に興味は無いといえども、心が揺れているのは確かだろう。
    ソファーでテレビを見る佳希は、彼女のことを気にしつつも、触れないで放っておいていた。
    これは、彼女が決めることで、自分がかかわることではない。
  • 33 真綾ω&star) id:hsFjiGj/

    2012-04-08(日) 16:25:11 [削除依頼]



        すごい面白いです!
        続きを楽しみに
        してます*
  • 34 姫音* id:tGUfj9h0

    2012-04-08(日) 23:21:19 [削除依頼]

    最近来れなくてゴメン><

    うちの小説なんかを紹介してくれてありがとう!

    りっつんの方がいい話書いてるしっ!!

    芸能界…

    うちは少ーし興味あるな♪

    蘭ちゃんと佳希君は元カレカノ…

    ってコトだよね??

    この後どうなってあーなるのか?!

    楽しみ楽しみ♪♪

    (中学生になったからあんまり来れないと思う…
    ケド.頑張ってねっP")
  • 35 栗山 律* id:CvUBsXU1

    2012-04-09(月) 09:59:45 [削除依頼]

        こめがえしっ**


       > 真綾さん

    あにゃー、ありがとうございまする@
    面白くはないよう←

    神の領域に行ってる人、たっくさんいるからねん♪


       > 姫音

    だいじょーぶい@
    きてくれてるやんかっww

    芸能界は……親戚に俳優さんやってる人がいて←
    友だちにも読モやってる子がいるのだ!!

    めっちゃきらんきらんだよw
    おーらがやばいのだbb


    そうよ〜♪
    蘭と佳希は元かれかのよん(ω`○
    でも別れたっていう←


    ふにゃ、今から入学式なのにもかかわらず、
    調子こいて更新してる自分にうける!!
  • 36 栗山 律* id:CvUBsXU1

    2012-04-09(月) 10:18:37 [削除依頼]


    「んで、蘭は断れなかったのね」
    「というより、びっくりしすぎたんじゃないの、スミレ」

    きっぱりと言い切るスミレに、苦笑いをしながら幸美がフォローに入る。いいコンビだと、つくづく思う。
    蘭は名刺を見つめながら、難しい顔をしている。
    彼女のことをよく知っている佳希は、遠くにいながらも、気持ちをわかっているつもりでいた。
    女の子なら、芸能界に憧れを持つのは当然だろう。
    あんな風に可愛くなりたい、綺麗になりたい、と悩みはつきものなのだから。願いは誰にだってある。
    それは……蘭も同じなはずだ。

    「私……やってみたい」

    彼女は弱弱しくも、はっきりと言った。
    自分からこんなことをした経験はないけれど、挑戦してみたい。
    誘われて入って、一体どこまでいけるのか、自分の目で確かめたい。
    蘭の言葉に、佳希は何の様子も見せず、じっとしたままだった。

    「蘭がやってみたいって言ってるのよ?いいんじゃないの」

    幸美がスミレに声をかけると、缶ビールを片手に愉快に笑った。
    自分の娘の決断に、よほど満足したのだろうか。
    未だにびくびくしている蘭をにらみつけるように見ると、ごくりとビールを飲み干した。

    「やってみなよ。でも、戻れないよ?いいね」

    スミレの言葉だけが、リビングに響いた。
  • 37 栗山 律* id:CvUBsXU1

    2012-04-09(月) 10:36:48 [削除依頼]


    「じゃあ、この書類にサインをしてください」

    蘭の持つペンがゆっくりと動く。
    その隣では、いつもの陽気な母親、スミレの姿があった。
    あの後、家族でもう1度相談をした結果、事務所に入ることを決意し、翌日に電話をかけた。
    電話に出た相内の嬉しそうな声が、蘭を少しだけ笑わせた。

    「これで手続きは終わりです。
     これから少しずつ、雑誌のメイクページなどに入ってもらうこともあるかもしれませんので、よろしくお願いします」

    担当者に握手を求められ、おずおずと握る蘭に笑顔を向ける。
    書類を抱えながら、「出口までお送りします」と言われ、後を黙ってついていく。
    スミレは娘の様子を気にすることもなく、担当者と仲良さげに会話を交わしている。
    一緒にいたのは、ほんの1時間ほどだったのに、大人の力とは本当にすごいものだ。

    「では、蘭をお願いします」

    今日、初めて聞いた、スミレの母親らしい言葉。
    にこにこと手を振る担当者に、隣でお辞儀をする蘭。
    ―――――ここから、今までの人生をがらりと変える道を、彼女は歩み始めた……。
  • 38 栗山 律* id:CvUBsXU1

    2012-04-09(月) 10:59:08 [削除依頼]


    いつものように蘭は、佳希と並んで通学路を歩いていた。
    他愛もない話を繰り返す2人は、どこか他人行儀だった。
    蘭が事務所に入ってから、どう話が転がっても、それに関係する会話はしなかったのだ。
    どちらも特に気を遣っているわけではないようだが。

    「あの人でしょ、乙川蘭って」
    「やっぱり生で見ると、普通に可愛いね」

    学校が近くなると、聞こえてきた女子生徒の会話。
    蘭は案の定、びくびくしている。
    何で、目立つこともない自分の名前を知っているのか、ただ不思議でしょうがなかった。

    「どこかから嗅ぎ付けて来たみたいだな、蘭が事務所に入って活動してること」

    佳希は前を向いたまま、彼女に話しかける。
    自分からクラスメイトに「事務所に入っている」なんて一言も喋ってははく、先生たちに承諾してもらうために打ち明けただけだ。
    人の輪は怖いものだ。
    こうなれば、広がることは間違いないだろう。

    「蘭、今日は仕事あるのか」
    「今日はちょっとだけモデルの仕事あるから…学校は早退する」

    こんなときに限って、彼女は仕事が入っているという。
    「ちょっと」だけならば、早退などしなくてもいいのだから、しっかりとモデルを務めるのだろう。
    蘭は、今まで通りの生活をできなくなってしまったのだった。
  • 39 栗山 律* id:CvUBsXU1

    2012-04-09(月) 11:07:54 [削除依頼]


           りっつんの部屋**


    今から入学式〜♪
    何か、もうすでに疲れたなあ←w

    あぁ、スミレが好きすぎてやばいなあ!!
    自分のつくったキャラが好きって、だいぶイタイ人じゃない?


    良ければ!!
    好きなキャラなんかを言ってくれると嬉しい*
    今まで登場したキャラ@

     * 乙川蘭   * 佐波佳希  * 栄口優実  * 星竜生
     * 上原理沙  * 守山美由紀 * 乙川スミレ * 佐波幸美


    あと、相内ww
    ちょろっと出てきたすかうとまん@

    これから出てくるかは不明だよ!!
  • 40 栗山 律* id:CvUBsXU1

    2012-04-09(月) 17:32:40 [削除依頼]


    それからの授業は、蘭にとって憂鬱だった。
    授業中でも指をさされ、ひそひそと話をされる。
    こんなものに、嫌悪感を抱かない人はいないだろう。

    「すいません、早退します」

    休み時間に教師に伝えると、仕事のことを理解しているためか、すぐに承諾してくれた。
    バッグに教科書を詰め込むと、周囲から視線が向けられる。
    またもひそひそと。

    「何、乙川さん仕事か何かあるのかな」
    「確かに可愛いとは思ってたけど、そこまでとはね」

    蘭は唇をかみ締めた。それも、血が出るほどに。
    今から撮影だというのに、そこまで考えられなかった。
    ただ、居心地が悪くて、苛々するんだ。
    教室を飛び出して、玄関に走りこんだ。
    この道を選んだのは自分なのに、何でもう後悔なんてしているんだろう。
    戻れはしない、と確認は何度もされたのに。

    「乙川さん!!」

    校門前から手を振る、スーツ姿の男性。
    迎えに来てくれた事務所の人だと、人目でわかった。
    蘭はただ、小走りで車へと向かい、乗り込んだ。
  • 41 栗山 律* id:CvUBsXU1

    2012-04-09(月) 18:01:16 [削除依頼]


    スタジオにつくと、素早くメイクに服を着て、椅子に座り、出番を待っていた。
    服だけが空回りしているように蘭には思えて、これじゃあモデルなんかやっていけないなとため息をついた。

    「あれ、新しい子?」

    そこには、すでにモデルとして人気を集めていた優実がいた。
    同じ事務所に所属していることは知っていたが、今日の撮影も一緒だとは。
    優実は蘭の隣にしゃがみこみ、可愛らしく上目遣いで見つめた。

    「はい……そうですけど…」
    「事務所一緒だよね、スカウトされたって聞いたよ」

    どうやら、蘭のことを事務所を通して知っていたらしい。
    綺麗な水色のワンピースを軽々と着こなす優実は、とても中学生とは思えなかった。
    何もかもが大人びて見えて、蘭は自分が少しだけ恥ずかしくなった。

    「何歳?」
    「中2の13歳です」

    優実は「え、タメじゃんか!!」と驚いた様子で、ぺたぺたと蘭の頬を触る。
    せっかくしてもらったメイクが崩れてしまう、と慌てる蘭。
    それを気にもとめず、優実は少し落ち込んだように言う。

    「同い年には見えないなぁ。可愛いけど、大人っぽいし」
    「え、優実さんの方が大人っぽいですよ!」

    蘭がすかさず反論すると、優実はフッと吐き出した。
  • 42 姫音* id:IKQIfP./

    2012-04-09(月) 23:57:35 [削除依頼]

    お久しぶりっ((*´・∀・`ノ"

    個人的には優実ちゃんが好き"∀"

    蘭ちゃんももちろん好き*∀*

    2人の顔が見てみたい!!((夢♪笑w

    親戚にも友達にも芸能人はいないっ!

    あ…お母さんの友達の娘サン.モデルって言ってたなぁ…

    確かに美人だったze!!((20代前半・ω<
  • 43 栗山 律* id:WaBwTa.1

    2012-04-21(土) 19:28:52 [削除依頼]


    こんばんわ@
    華のJKになりました(´∀`)笑
    お久しぶりです、律でございまする←


      > 姫音 ,

    優実ですかあ@
    いいよね、明るい女の子ってかんじで。

    顔は……漫画でも描かないと分かんないですなあww
    律、ものすごく絵は下手くそなんだよん*


    おお!!
    モデルさんを見たことあるんかい!

    うちは親戚のくせに、あったことないよ!!
    親は会ったことあるのに←
    めっちゃ不公平なんよお……

    てか、親戚は、前に戦隊もののレッドやってから仕事入りっぱなしみたいで、忙しいらしい。

    まあ、うちには関係ないけどもねww
  • 44 栗山 律* id:WaBwTa.1

    2012-04-21(土) 19:53:57 [削除依頼]


    「何で優実さんなの?同い年で同じモデル、同じ事務所なんだから、呼び捨てでいいから」

    指を折って、優実は蘭との共通点をあげた。
    モデルとしての経験は間違いなく彼女の方があるが、どことなく子供っぽい部分が残っている気がする。
    その部分でいえば、蘭の方が大人っぽいのかもしれない。

    「分かった?蘭」

    蘭は驚いたように目を見開き、優実を見つめている。
    すくっと立ち上がった優実は、衣装についたほこりをはらいながら、大きく伸びた。
    そして、1つあくびをする。

    「そろそろ時間だ。じゃあ、先に行くね」

    時計が近くにあるわけではないのに、ジャストタイミングで「優実ちゃん、ソロ入ります」と声が掛かる。
    何故、時間を分かりきっているのか。
    すると、スタッフたちが準備をする優実を見ながら、感心するように言った。

    「すごいな、彼女。
     プロ意識がもうあるから、予定が頭に分刻みで入ってるんだ」
    「大人でもなかなかできない人いるのになぁ」

    新入りの蘭が不思議に思うのは当然だが、最前線で活躍する芸能人を支えるスタッフでさえも絶賛する優実は、すごい存在なのだと実感した。
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