月に導かれて…19コメント

1 雅 id:nR639ak/

2012-04-03(火) 21:04:28 [削除依頼]

 夜の学校になぜあたしは
 忍び込んでしまったの?

 そして、なぜあなたはあたしに
 会いに来たの?

 すべてが狂ってしまえば
 よかったのに…

 そしたら、君に会わなくて 
 すんだよ。
 
 ーそうしたら
 君もあたしも傷つくことなんて、
 なにひとつなかったから。
 
  • 2 雅 id:GzvUI0h/

    2012-04-03(火) 22:24:01 [削除依頼]

     なんで?
     知らない男に抱きしめられてんの?
     
     なんで、さっきそいつに
     キスされた?

     いや、その理由はあたしが
     よく知ってるはず。
     落ち着けあたし…
     よく思い出せ!
     そう、事の始まりは確かーー


     …


     「肝試しぃ?!」
     「ちょっと、静かに!バレたら
      ヤバいんだから!」
     「はいはい〜」

      てか、なんでこの時期に?
      いいだしたのは他でもない。
      あたしの親友の美波。
      イベントごととか大好きな
      今ドキな女の子。

     「てか、肝試しなら夏でいーじゃん!
      なんで、わざわざ春にやるの?」

     「も〜!わかってない!春に
      やるのだって楽しいんだから!」

     「そんな楽しさわかんなくていーって。」

      ちょっとあきれてそういうと

     「へぇ〜!お前ら肝試しすんの?
      俺もまぜろよ♪」
     
      げっ、でた。やたら俺様思考で
      お祭り男!桐谷隆平。
      
     「俺もまぜてよ」

      次に現れたのは、中3のくせに
      やたら色気オーラむんむんの男、
      三谷連次。

     「俺もっ」

      この人はまあ皆の人気者って
      感じのスポーツ少年、
      三宅一彦。

      「僕もいい?」

      この子(っていっていいんか)は
      中3男子なのに逆にかわいい!
      クラスのマスコット的存在、
      丸谷力。


      「うん、いいよー」
      美波が勝手に返事する。
      「じゃ、場所は学校だな。」
      「普通〜」
      「でも、他にねーじゃんw!」
      「じゃ、それでいいよね♪」
      男子どもが次々しゃべる。

      ちょ、ちょっと待ったぁぁー!
      「あ、あたしいいとかいってないしっ!
       そもそも、うちら受験生だし勉強をっ…!」
      「ぷっ…お前、そんな柄?
       てか、お前もしかしてお化け怖いとか?」
      隆平がからかうように言う。
      「は、はぁー?!」
      …まじかよ。図星ですけど。
      「かっわい〜♪」
       連次にちゃかされ、
      「意外だな、強そうなのになっ」
       一彦に失礼なこと言われ、
      「あははっ」
       力に笑われ、

      「じゃー残念だけどコイツお化け
       怖いそうなんで、肝試しやめ…
      「ません!」

      気づいたら、叫んでました。
      隆平達にのせられてたのは
      わかってたけど。

     「…えっ?なんて?」
      わざと聞こえないふりする隆平。
     「だ・か・ら・肝試しでもなんでもこいっつ
      ってんのよっ!」

      あーあ、いっちゃった…


      
  • 3 雅 id:CZnq3Oy.

    2012-04-03(火) 23:57:34 [削除依頼]


     月のでる夜、それは決行される。
     夜の学校なんて雰囲気ありすぎ…

     「ごめんね、葵…。ウチ、あんたが 
      お化け怖いなんて知らなくて…」
     「い、いやいいよ。てか思ったより
      怖くないしっ。はは〜」
      って言ってて、すでに足がふるえてるあたし。
      
      それにこいつらが一緒だと止められなかった
      よね、どっちにしろさ…。

      「…っし!メンバーそろったな!
       俺、連次、一彦、力、美波、葵!
       んで、怜!」
      
      やる気満々の隆平。
      勘弁してよ〜
      …てか、今“怜”って言いました?

      「おっ!怜、いらっしゃーい♪」
      「怜じゃん、珍しい」
      「怜君、ひさびさー」
     
      「…どうも」
      皆の歓迎に怜はそっけなく答えた。 
  • 4 雅 id:vzFWm6Y0

    2012-04-04(水) 11:33:55 [削除依頼]

     あたし、怜は
  • 5 雅 id:XCdjAmn1

    2012-04-04(水) 11:48:46 [削除依頼]

     あたし、怜はちょっと苦手なんだよね…。
     なんていうか、男子自体キライなんだけど、
     そういうのじゃなくて、怜、
     あんましゃべんないというか…。
     クールっていうか…。
     
     そういえば、何気にイツメン
     だったりするよね、このメンツ。
     怜は時々くるって感じだけど。

     「おーい!行くぜっ」
     隆平がしびれをきらせて言う。
     「「「は〜い!」」」
     ノリノリの人達は答えた。

     はぁ〜…なんだか嫌な予感。
     
     予感が的中するとは
     この時の私は、まだ知らない。
  • 6 雅 id:XCdjAmn1

    2012-04-04(水) 11:51:01 [削除依頼]

     スイマセン、4のミスりました(>_<)ゞ
     
     あと、ご意見、ご感想
     待ってます<(_ _)>
  • 7 雅 id:xsPtWZH/

    2012-04-04(水) 12:31:48 [削除依頼]
      
     学校に忍び込んだ。
     …みんなで。
     なんかペアわけすると男同士に
     なったりするから、らしい。

     正直ホッとした…。
     皆のほうが、安心だもんね。

     「う〜。結構怖いね」
      と、力
     「そうだな、ちょっと寒い」
      と、一彦
     「論点ずれてる。」
      と、美波
     「俺、結構こういうの好きだな★」 
      と、連次 
     「俺もっ!ワクワクする♪」
      と、隆平。
     「あはは…」
      完璧、苦笑いのあたしと
      相変わらず無口の怜。

      みんなで何気なしに
      教室に忍び込もうとした時、
      あたしはフッと窓の外を見た。

      …え。
      窓の外には春らしく
      桜が散っている。

      だけど、そこじゃない。

      明らかに月の光でも
      星のきらめきでもない
      凄まじい光が、
      学校全体をつつみ込んでいた。

      その光のひとつが
      学校のプールに行くのが 
      見えた。

      …ていうか皆気づいてないの?
      と、思い、振り向く。

      …嘘。皆ピクリとも動かない。
      冗談にしても最悪。
      
      「ちょっと、何なのコレ!」 
      「おーい…」
      「もーいいから…ちょっとぉ…」

       手をふっても、呼びかけても
       ゆすっても、軽く小突いても
       皆、反応しない。

      「…まじなの?」
       
       思考停止。
       というか、軽く半泣き状態…

      
  • 8 雅 id:rVke3X.1

    2012-04-04(水) 12:47:30 [削除依頼]


     この時、あたしの脳裏には 
     さっきのプールに向かう光のことが
     思い出された…。

     …怖いけど行ってみなきゃ。
     なぜかあたしはこの時そう思った。

     本当なら、足がすくんで
     動かないはずなのに。

     まるで何かに操られるように、
     あたしは階段を掛け、一目散に走って
     プールへむかった。
  • 9 雅 id:XMPo/MY/

    2012-04-04(水) 12:53:16 [削除依頼]


     プールについた。
     だけど、何もない。
     
     たしかにひかり
  • 10 雅 id:QMBAZrg1

    2012-04-04(水) 14:16:08 [削除依頼]


     プールについた。
     だけど、何もない。
     
     たしかに光はここに
     来たはず。

     だって2階から見てたし
     見間違えるはずない。

     空を見上げてみても月と
     一面に広がる星しかない。 
     
     さっきのは、気のせいだって思いたい。
     だけど、そう思えないのは
     私以外の皆が全く動かなくなって
     しまったから…。

     はぁ…どうすれば…
     と、その時。

     パシャ

     プールの水の音っ!
     そして、人影…。

     「…だ、誰?」
     声にならない声で言う。
     「…アンタやな?」 
     誰か知らない男の声
     「えっ…」

     その瞬間あたしは腕を引っ張られ、
     


      ちゅ


     …全然知らない人とキスして
     しまった。

     そのまま、プールに引き寄せられて、
     抱きしめられた。

     

      「…やっと、会えた!葵…」

     
      

      はじめて会ったのに、
      でも、抱きしめられても違和感なくて。
      何だろ、この感じ…。  


      そしてあたしは考えるより
      先にわかってしまった。


      
      あたし達は、出会っちゃいけなかった。
      いや、出会わない運命だったのに…
      

      それなのに、月に導かれて 
      出会ってしまったんだ、って。


     
  • 11 雅 id:IE9qD5T0

    2012-04-04(水) 21:58:02 [削除依頼]


     「ちょ、ちょっと!離して!」
     「なんで?」
     「なんでって…いーから!」  
      見知らぬ男と自分を引き離す。

     「なんなんですか?!あなた!
      いきなりきて、こんな…」

      キス、とか。
      …最悪。

     「ん?てことは、なあ、今何年の
      何月何日なん?」
     「はぁ?…2012年4月○日ですけど。」
     「まじかい!しくったわー!」
       
      いきなり騒ぎだす男。
      何、何なのよ。本当…

     「まぁいいわ、まどろっこしいのはナシや。
      落ち着いて聞いてや、葵。」
     
      いきなり何を言い出すかと思いきや…

     「俺はお前の未来の恋人や。」

      なーんだっ、そんなこと!
      …えっ、今この人なんて言った?

      オレハオマエノミライノコイビトヤ。

      コイビト、ミライノ…コイビト、

      …カレシ?!


      
     
  • 12 雅 id:XBDhRsF.

    2012-04-06(金) 23:11:36 [削除依頼]

    「…恋人?」
    「そや。」 
    「…てことは、彼氏?」  
    「そや。」 
    「しかも、未来からきた彼氏?」
    「そうそう♪」
    「…ふざけてるんですか?」
    「証拠ならあるで。」

    男はそう言ってポケットから
    何か取り出した。 
    …これは、写真?
  • 13 雅 id:yG/eY6M.

    2012-04-13(金) 19:53:16 [削除依頼]

    それは2012年4月○日
    今日の写真だ。
    皆で学校をバックに
    写真を撮っているようだ。
    けど…

    「…そんな写真撮ってませんけど?」

     あたしがそう言うと男は
     ふっと笑った

    「違う違う〜これは撮った写真じゃなくて
     これから、撮る写真やっ♪」

    「つまり、この写真がこれから
    撮られるとしたらあなたの存在を否定できない
    ものになる…ってコト?」

    「そいうこと♪」
    「…ありえないから、そんなコト
     信じる訳ないし。 
     そもそもそんな写真撮るつもり
     ないから!」
    「ふ〜ん。まぁお前はそう言うと思たわ。 
     これから、ほんまもんの証拠見せたる。」

     そういうと男はニヤリと笑った。
     
    「は?どういう…」

     聞く前に男はすーっ と消えていった。
     
     薄暗い闇の中、水面に映る月だけが
     不気味に光っている。
     男の姿なんてまるでここに
     なかったような静けさだ。
  • 14 純 id:oXEaGwa0

    2012-04-13(金) 21:57:18 [削除依頼]
    月が好きなので来ました!純といいます。
    面白いです!なんか未来から来た彼女とか居たらみてみたいですね…
    あと、僕は僕達が居る世界というのを投稿しているので
    良かったら見て下さい。
  • 15 雅 id:diMQR0M.

    2012-05-09(水) 18:51:21 [削除依頼]

    純s》コメ遅れてすみません&ありがとう
      ございますっ!
      そんな風に言われたらめっちゃ
      嬉しいです♪ただ、未来から来たのは
      彼女ではなく、彼氏ですよ〜

      わかりました!見に行きますっ(`・ω・´)
  • 16 雅 id:diMQR0M.

    2012-05-09(水) 19:36:23 [削除依頼]

    「葵〜!」
     後ろから美波の声がした。
     そのそれまた後ろには
     男共がぞろぞろ続く。
    「美波…皆も…」
     この時、あたしの脳裏には
     さっきの出来事が鮮明に思い出された。
     変な光が来た瞬間、美波達は全く動かなく
     なって…。
     「ちょ…あんたら大丈夫なの?!」
     「はぁ?何が?葵こそ大丈夫?」
     「えっ?」
     「俺らが振り向いた時にはいねーし!」
      隆平があたしの頭を軽く小突いた。
     「どこいってたのかな〜って」
      力がいい
     「皆で探していた」
      一彦がいい
     「ワケ♪」
      と連次が言った。
     「んで、隆平やたら必死だったし〜」
      葵がにやけ顔で言う。
     「は、はぁ?!なわけねーじゃん!」
     「どうだか?」
     「なっ!居ねーやつの心配するだろーがよっ」
     「それだけ〜?」
     「バーカ!それしかねーじゃん!」 
      ふーん…隆平もいちおう心配して 
      くれたんだ…。ここは素直に感謝
      しとこっかな。
     「隆平、ありがとね」
     
  • 17 乙葉 id:xE.swnN/

    2012-06-27(水) 20:01:29 [削除依頼]
    忘れられていると思いますが、評価が終了しました。

     評価屋のスレ番

     1324791300
  • 18 ノイチゴ id:jYzVuE01

    2012-06-27(水) 20:17:59 [削除依頼]
    おもしろいです!#0#


    続きがたのしみです!^^
  • 19 葵 id:W3y1P3h0

    2012-06-28(木) 18:00:33 [削除依頼]
    とっても面白いですはやくつづきがみたうです
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