春を届ける郵便屋13コメント

1 ミルクティー id:YydzyTm0

2012-04-03(火) 10:41:08 [削除依頼]
人は季節を求める。 それは暖かな春であり、焼けつくような夏であり、和やかな秋であり、凍てつくような冬である。 人が季節を求めると、自分たちの出番だ。 「さ、季節を届けに行こうか」 >>2 作者挨拶 >>3 主要人物紹介
  • 2 ミルクティー id:YydzyTm0

    2012-04-03(火) 10:41:56 [削除依頼]


    はじめまして!

    初めてここで小説を書かせていただく
    ミルクティーと申します。

    初心者ですが一生懸命書いていきたいと思います(p`・ω・´q)

    コメント・感想・アドバイスいただけたら嬉しいです。

    亀さん更新ですが頑張りますので
    どうぞよろしくお願いします!
  • 3 ミルクティー id:YydzyTm0

    2012-04-03(火) 10:45:42 [削除依頼]

    *主要人物紹介*

    四季 風弥(しき ふうや)
    →17歳でありながら季節を届ける郵便屋を運営している。

    四季 晴奈(しき はるな)
    →風弥の双子の妹で、同じく17歳。

    野田 弥生(のだ やよい)
    →春がくることを拒む5歳の女の子
  • 4 ミルクティー id:YydzyTm0

    2012-04-03(火) 11:38:18 [削除依頼]
    #

    ここは人間界から離れているようで離れていない、
    近いようで遠い小さな小さな世界。
    別に宙に浮いているわけではないが、下を見下ろせば人間界が見える。
    空がないわけではないが、天気は変わらずいつも晴れ。

    謎の多い世界だ。

    そんな世界の真ん中にポツンと一軒の郵便屋があった。
    その郵便屋のドアの右側に立ててある木製の看板には
    白い字で「季節を届ける郵便屋」とある。
  • 5 ミルクティー id:YydzyTm0

    2012-04-03(火) 11:56:29 [削除依頼]

    #

    中に入るとまずは8畳くらいの広めの部屋が1つ。
    続いて奥にはドアが2つあり、それぞれ風弥の部屋、晴奈の部屋と書いてあった。

    8畳の部屋の中央には丸い木製のテーブルと椅子がある。
    部屋のすみには身長の約半分ほどの棚があり、4段にしきられていて
    各段には手のひらサイズの小瓶が置いてあった。
  • 6 ミルクティー id:p7F2pHj/

    2012-04-04(水) 13:10:02 [削除依頼]
    #

    そんな中で季節を届ける郵便屋の運営者、
    四季風弥とその双子の妹、晴奈は暮らしていた。

    両親は風弥たちが14のときに季節がある日本を
    いたく気に入り、住み着いてしまったためいない。
    たまに手紙が届くが、うまくやっていけてるという。

    まったく、呆れた両親だと風弥は常々思っている。
    普通の人間の親ならそんなことするはずはないのに、
    自分たちだって普通の人間と大差ないのに……と。

    でもやはり住んでいる世界が違うだけであって、容姿も言葉も考え方も
    人間そのもののでも、交じることは難しく、こちらはこちらの
    "日常"を送らなくちゃいけないのかな……と。
  • 7 ミルクティー id:PzjN5Va.

    2012-04-04(水) 22:53:24 [削除依頼]

    #

    今日も、そんな日常だった。

    風弥はリビングと呼んでいる8畳部屋の中央にある椅子に座ってぼーっと向かい側の窓の外を見ていた。

    窓からは相変わらず青い空と一年中若々しく生い茂っている草木が見える。
    気温は18度程度と非常に過ごしやすいため、思わず風弥の口からは間抜けな欠伸が漏れてしまう。
    ああ、今日も平和だ。
    そんなことを思いながら目の前のテーブルに突っ伏そうとしたとき、奥の“晴奈の部屋”と書かれたドアがガチャリと音を立てて開き、中から風弥の双子の妹、晴奈が出てきた。
  • 8 ミルクティー id:tX3xaCw/

    2012-04-25(水) 22:35:58 [削除依頼]

    #

    「なに惚けてるの?」

    おーい、と声をかけ、晴奈は片手を風弥の顔の前でひらひらさせる。
    そして風弥が我にかえり晴奈の存在に気づいたことを確認すると、
    晴奈は部屋のすみにある棚の1番上の段から
    小瓶を1つとって中央の丸テーブルにコトリと置き、立ったまま話を始めた。

    「そろそろ人間界に春を届ける時期でしょう?仕事しなくっちゃ」
  • 9 なり id:FOfCbCx.

    2012-04-26(木) 16:39:01 [削除依頼]
    なんだかいいお話です^^文を書くの、とてもお上手ですね!
    私が書いている小説「目を閉じて」もよろしくおねがいします!!
  • 10 ミルクティー id:IB7yP/W1

    2012-04-26(木) 19:11:15 [削除依頼]
    >>9なり様 ありがとうございます! はわぁ、初コメ。嬉しいなっ^^*
  • 11 ミルクティー id:IB7yP/W1

    2012-04-26(木) 22:36:47 [削除依頼]

    #

    「え?あぁ、仕事ね……」

    仕事というのは店の名前の通り、人間界に四季を届けるものだ。
    ただ、届け方が少し特殊である。

    まず、人間界に行き、晴奈が持ってきた小瓶に
    人々が次の季節を求める気持ちを集める。
    瓶のコルク栓を抜いて外側から底を指で軽く叩くと
    自然に気持ちが集まっていく。

    瓶全体が人々の気持ち__淡い光で満タンになったら
    1度栓をして小瓶の所有者が頭の中に季節を思い浮かべる。

    そして栓を開けると小瓶から光が放出され、人間界はたちまち次の季節の色に染まるのだ。
  • 12 ミルクティー id:z.h6prZ1

    2012-04-28(土) 21:43:08 [削除依頼]

    #

    「……がいいよね。……ねぇ、聞いてる?」

    「えっ?」

    ハッと気付くと晴奈がしかめっ面をしてこちらを見ていた。
    どうやらぼうっと仕事内容を思い出しているうちに話を進めていたらしい。

    「ごめん、ごめん。もう一度言って」

    頭を掻きながら謝ると、晴奈はまったくもうと息をつき話を始めた。

    「今日は人間界も晴れてるし、仕事は早い方がいいでしょ。だから今日春を届けにいかない?って話よ」

    右手の人差し指をぴんと立てて言い、どうすると聞いてくる。
  • 13 なり id:HKRw2NU0

    2012-04-29(日) 10:09:29 [削除依頼]
    なんかあったかい話だなあ。
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