狐と百鬼夜行20コメント

1 葵月 id:oqe1eGs1

2012-04-03(火) 09:22:35 [削除依頼]
よかったら見てってください!!!

登場人物(?)

華崎 結(はなざき ゆい)
中学2年。

雪桜(ゆきざくら)
狐。自称405歳。

月寄 華世(つきより かよ)
中学2年。

海村 修也(うみむら しゅや)
中学2年。


(本文)

金色に輝く月に照らされ夜の桜は白く輝く。
その姿美しく、どこか寂しげだった。
「美しい月夜じゃな。」
だこからか、美しく妖艶な声が響いた。
「今年もまた、わらわの季節がきたのか。桜よ、今年は冬まで遊びたいのじゃが?」
声がたずねるとどこからもなく風がふいた。
ザァー!!
桜の花が舞い踊る。
「ほう。よかろう。今宵も宴じゃ。」
月夜に輝く桜と響く声。
どこか妖艶で恐ろしい。
だが、その光景は酷く美しい。
今宵の宴はまだまだ続く。
  • 2 まぁ id:F98BkcX/

    2012-04-03(火) 09:28:17 [削除依頼]
    おもしろそうです!
    更新がんばって!
    読ませてもらいます!
  • 3 葵月 id:oqe1eGs1

    2012-04-03(火) 15:22:33 [削除依頼]
    まぁさんありがとうございます!!!
    頑張ります!!

    (本文)
    青い空の下、桜は咲き誇り、やがて儚く散る。
    そんなどこか寂しげな華を見つめ、私は溜息をつく。
    新しく新入生が入り、また一段とにぎやかになった桜崎中学校。
    浮き足立つ、同級生もいた。
    気合いをいれている同級生のいた。
    だけど、私は笑って春を向かえることができない。
    私、華崎 結は転校していった親友を忘れられないのだ、
    ただ、それだけなのに、やっぱり寂しいものだった。
    「あの、すみません。」
    声をかけられて後ろを振り返る。
    肩より短い髪。
    大人しそうな大きな黒い瞳。
    静かなふいんきの少女が立っていた。
    見ない顔だ。
    背は高いが新入生だろうか。
    「2年生の方でしょうか?」
    「そうだけど?新入生?」
    「いえ、転入生です。」
    私は、少し驚いた。
    あまりは不思議はないものの、少女には何か普通じゃない空気があったのだ。
  • 4 葵月 id:oqe1eGs1

    2012-04-03(火) 19:17:37 [削除依頼]
    「2年A組なんですが、教室ってどこですか?」
    「えっ・・・。あっ!!一緒だ・・。あたしもっ、A組だから。」
    「そうですか。私は、月寄 華世。これからもよろしくお願いします。」
    そういって、華世は微笑んだ。
    「えっ・・いや・・・はい・・・。」
    なぜか戸惑ってしまう。
    「では、行きましょう。」
    華世の笑顔に促され、私は教室にむかった。
  • 5 葵月 id:oqe1eGs1

    2012-04-03(火) 19:27:11 [削除依頼]
    「はぁ・・・・。」
    桜の木の下のベンチに一人座った私は、3回目の溜息をついた。
    「あの子・・・・。なんなんだろう。」
    同級生どころか、下級生にも敬語を使っていた。
    「何を悩んでおるのじゃ?」
    「へっ?」
    思わず、間抜けな声を出してしまう。
    「ん?驚いているようじゃな。どうじゃ、茶でもせんかの?」
    声の主は畏怖さえ抱くほどの美しさを持った者だった。
    艶やかな光沢のある長い黒髪は切りそろえられ、風に舞っている。
    切れ長の黒曜石のような大きな瞳は楽しそうな光を宿していた。
    妖艶で美しい。
    まるで、美しい毛並みの狐のような少女だった。
    「・・・・はい。」
    気づけば、私は返事をしていた。
  • 6 葵月 id:eBoEwM30

    2012-04-04(水) 09:07:39 [削除依頼]
    私は、綺麗な少女に連れられ、林に来ていた。
    「こっちじゃ。」
    赤い着物を翻し歩く少女。
    言葉使いだっておかしいのに、悪い人じゃないと思えてしまう。
    「ここじゃ。」
    「わっ!!」
    連れてこられた場所は驚くほど美しく、大きな桜の木の下だった。
    かすかな風に揺られ、桜はさわさわの鳴る。
    白い花びらが紙ふぶきのように舞い降りてきた。
    「美しいじゃろう?」
    「はい・・・。」
    あまりの美しさに溜息混じりに答える。
    「そういえば・・・、あなたの名前は?」
    「ん?わらわか?わらわは雪桜と言う。」
    雪桜。
    それはまるで、白い花を咲かす桜に合うなだった。
    不思議だった。
    雪桜の名は美しい少女にとても合っていたから。
    「お主はなんと言うのじゃ?」
    「えっ!!あっはい!!!」
    急に言われは私はあわてた。
    「あの・・・華崎・・・結です。」
    「結か・・・・。良い名を持っておる。」
    「あっ・・・・。ありがとうございます。」
    私は雪桜の輝くような笑顔に暖かな気持ちを覚えた。
  • 7 葵月 id:QcjoOBH1

    2012-04-21(土) 19:09:55 [削除依頼]
    「さて、何を悩んでおるのじゃ?」
    雪桜は優しく言う。
    「悩んでる、というほどでもないんです。」
    「ほぅ?」
    先を促すように雪桜は私を見る。
    「親友がこの春、転校してしまって落ち込んでたんです。」
    すらすらと言葉がでてくる。
    まるで、誘われるように。
    「そんな時、不思議な子と出会って・・・。同い年なのに、敬語を使ってしまうような、独特の雰囲気の子でした。」
    「ふむ。その少女は華世というのではないか?」
    「えっ・・・・?」
    華世。
    まさにそのとおりだった。
    「なぜ・・・・。」
    「その少女はわらわを追っているのじゃろう。」
    「追って・・・・・いる・・・・?」
    雪桜は美しく笑った。
    「そうじゃ。あの娘は、わらわを消滅させようとしてるのじゃ。」
    「消滅・・・?」
    突然の展開についていけない。
  • 8 葵月 id:QcjoOBH1

    2012-04-21(土) 19:15:44 [削除依頼]
    「あの・・・・・。どういう・・・?」
    「信じがたい話でも、お主は信じるか?」
    漆黒の瞳に吸い込まれそうになる。
    「かまいません。」
    私は、気づけば、返事をしていた。
    「よかろう。」
    桜が私の視界を埋め尽くすように、舞い踊る。
    白い花びらに視界が染まった瞬間、雪桜は異様な姿になっていた。
    漆塗りのような髪の間から、こげ茶の耳が見えた。
    着物の後ろからは太く、美しい毛並みの尻尾があった。
    「わらわは狐の種族なのじゃ。」
  • 9 葵月 id:QcjoOBH1

    2012-04-21(土) 19:18:29 [削除依頼]
    気軽にコメしてくれるとウレシーデース!!!
    とうざいかんじにアピります。
  • 10 葵月 id:QcjoOBH1

    2012-04-21(土) 19:23:20 [削除依頼]
    「狐・・・・・?」
    「そうじゃ。信じがたいじゃろう?」
    妖艶な笑みにドキりっとする。
    狐と少女の混ざったような美しい姿と桜はまるで、絵のようだった。
  • 11 抹茶 id:e/8XH4t.

    2012-04-21(土) 23:00:07 [削除依頼]
    題名がいぬぼくっぽい…かっけえ!
  • 12 葵月 id:Yy7Fksu.

    2012-04-22(日) 15:09:04 [削除依頼]
    ありがとうございました!!!
    なんか、超久しぶりのコメです!!

    続き

    「華世といった少女の祖先に光という姫がおっての。」
    「光・・・?」
    私が聞き返すと、雪桜は微笑んだ。
    「そうじゃ。知ってるか?」
    「いえ・・・。」
    「そうじゃろう。もう。何百年も前の人物じゃ。」
    何百年も前。
    私の知らない時代。
    「光姫はたいそう美しい娘じゃった。そこで、ある妖怪が光姫を我が妻にしようと考えた。」
    「妻・・・・?人間をですか?」
    「そうじゃ。光姫は人間と思えぬほどの力を持っていた。」
    人間とは思えぬほどの――――力。
    それは、超能力か何かなのだろうか?
    「超能力か・・・。そうとも言えるじゃろう。」
    「えっ・・・?」
    私は驚いて、雪桜をみた。
    「つまり、こういう力もあるということじゃ。」
    心を読まれたのだ。
    雪桜は妖艶に笑った。
    「では、続きを話そうかの・・・。」
    「はい。」
    「光姫を妻にしようと、その妖怪は光姫の故郷を燃やし尽くした。」
    光姫の帰る場所をなくせばいいと思ったのじゃ、と雪桜はいい笑った。
    「当然。光姫は怒り、力を使い妖怪を倒そうとしたのじゃが、逆に殺されてしまったという。」
    「えっ・・・・?」
    「そして、姫の意思を継ぎ、妖怪をこの世から、消そうというのが、華世の一族じゃ。」
    華世がそんな一族の子だとは思わなかった。
    華世が雪桜達を殺そうとしているなんて・・・・!!
    「それより、お主。」
    「はい?」
    「よく生きていたな。」
    「へっ・・・?」
    唐突に言われて、間抜けな声を出す。
    「お主・・・気づいていないのか?」
    「何を・・・・ですか?」
    「まさか・・・・お主は・・・!!」
    雪桜は驚愕に目を見開いている様子だった。
    「どうしたのですか?」
    「華崎といったな?」
    「はい。」
    雪桜は息を吸い込み言った。
    「お主の母の元の姓は、咲花というのではないか?」
    「!!なぜそれを・・・・!!」
    「お主は妖怪の末裔じゃ。雪女と獣の子の一族、咲花の・・・。」
    !!私が妖怪!!!
    雪桜が私の頭に手を置いた。
    「この娘に眠る、魑魅魍魎の力よ。今、目覚め、真の姿を現せ。」
    そう雪桜が言った瞬間、私は体が熱くなった。
    「目覚めるのじゃ。氷獣の一族の血よ。」
  • 13 葵月 id:hmZj/xA/

    2012-04-24(火) 19:18:12 [削除依頼]
    雪桜が言うと、私の姿は恐ろしい速度で変わっていった。
    白い毛の耳と尾がはえる。
    「うわぁ・・・・。」
    「気づいておらぬだろうが、目の色も深紅になっておる。」
    雪桜は静かに言った。
    気づけば、服装も変わっていた。
    袖のない黄色を主とした着物だ。
    「すごい・・・。私は・・・・・・・。」
    「お主は雪女と獣の子の一族の末裔じゃ。氷獣族と呼ばれておる。」
  • 14 葵月 id:jCKd1q31

    2012-04-25(水) 20:08:39 [削除依頼]
    「氷獣・・・・・?」
    「そうじゃ。氷や雪などを使う獣・・・と言ったところじゃろうな。」
    私は、爪の伸びた手を見て、溜息をついた。
    「何か、私人間じゃないみたい・・・。」
    「そうじゃ。お主は人間ではない。魑魅魍魎じゃ。」
    「魑魅魍魎・・・・。」
    恐ろしい存在。
    私はそんなものになってしまったらしい・・・。
  • 15 葵月 id:dG4Bzp00

    2012-04-26(木) 16:50:54 [削除依頼]
    「でも・・・・・違う・・・・私は・・・・。」
    「まだ、信じないというのか・・・?そうじゃな・・・。」
    その時だった。
    「見つけたぞ!!この女狐!!」
    そんな叫び声が聞こえた。
    「ほう・・・。」
    雪桜は薄っすらと笑った。
    漫画で見るような陰陽師の服をきた青年が立っていた。
    「お主か・・・。華世の兄、玲よ。」
    「お前さえ・・・お前さえいなければ、桜は死ななかった!!!」
    桜・・・?
    華世のお兄さん・・?
    私は突然の出来事に唖然として、立っていた。
    「そこにいるのは・・・氷獣族か!!」
    驚愕に目を見開く華世の兄、玲さん。
    「まさか・・・。」
    その瞬間だった。
    玲さんの腹が破れた。
    ブチブチッ!!
    血が噴出す。
    「あ・・・・。」
    あまりの光景に私はいきができない。
    「いやぁぁぁぁ!!兄さん!!」
    華世の子が聞こえた。
  • 16 葵月 id:sp6WUlH/

    2012-04-28(土) 19:17:12 [削除依頼]
    血まみれの、玲に駆け寄り、華世は叫ぶ。
    「兄さん!!兄さん!!玲兄さん!!」
    「華・・・・世・・・?」
    かろうじて、声を出す玲。
    それを呆然と見る私。
    全てを笑顔で見る雪桜。
    「ごめんな・・・。兄さん、勝てなかった・・・。まだ、何にもしてないうちに、死んじまいそうだ・・。」
    「そんなことない!!今のは、きっと偶然だよ!!」
    あとから、聞けば、笑ってしまいそうな妄言だ。
    偶然に腹が裂けるなど、あるはずがない。
    「女狐・・・。これで・・・・勝ったと思うなよ・・・。」
    「フン。今のお主がいると、滑稽じゃな。戯言を言っただけではないか。」
    「華世は才能のある子だ。お前をいつか、殺しに来るぞ・・。」
    華世に抱かれ、玲は笑う。
    「華世・・・。立派になれよ・・。」
    そう、静かに言って玲は息を引き取った。
    「許さない・・・!!」
    華世は怒りに体を震わせた。
    「華世・・・・ちゃん・・・。」
    私の声に華世が振り向く。
    「え・・・あっ・・・結・・さん・・?」
    教室に向かう途中で名乗ったことを思い出す。
    「なんで・・・・。いや違う・・あなたは変化タイプですね。」
    変化?
    私が私じゃないと思っているの?
    「妖怪の姿が残っているわ。完全に変化できてない。」
    「違う!!」
    必死に言っても華世には届かない。
    「違わないわ。結さんは妖怪ではないもの。」
    「気づいておらぬのか?」
    雪桜が口を挟む。
    「何にかしら?」
    冷ややかな声で華世が返す。
    「結の母の元の姓は咲花じゃ。お主なら、その意味は分かるであろうに・・・。」
    「そんな、嘘は通じないわ。」
    「いつか、分かるときがくる。今日はこの娘を連れて帰るとしよう。」
  • 17 葵月 id:sp6WUlH/

    2012-04-28(土) 19:18:18 [削除依頼]
    (本文じゃないよ。)

    誰も見てくれてない感じですかね・・・。
    寒いなぁ・・・。
  • 18 葵月 id:sp6WUlH/

    2012-04-28(土) 19:22:37 [削除依頼]
    そういうと雪桜は、私の手をつかんだ。
    「いくのじゃ。」
    そういうと、私達は空に舞いあがった。
  • 19 美来 id:8pV..sm.

    2012-04-28(土) 20:28:53 [削除依頼]



    頑張って下さい!!

    更新待ってます^^


    あ、めっちゃ面白いです!!
    こーゆー話大好きです///


    美来
  • 20 葵月 id:vPV20VV0

    2012-04-30(月) 19:45:27 [削除依頼]
    うわぁぁぁぁ!!!
    ありがとうございます!!
    久しぶりのコメ激嬉しいです!!

    (本文)

    足が地面についていないことに、私は戸惑い短い悲鳴を上げた。
    「あんずるな。大丈夫じゃ。」
    雪桜はそっといい、私の頭に手をのせた。
    「もう、そろそろ、目覚めるじゃろう。」
    「えっ・・!!」
    その瞬間、私の意識は途切れた。

             ※

    目を開けると、そこは和風の部屋だった。
    木で造られた天井が視界にはいる。
    「ここは・・・。」
    「目が覚めたとうだな。」
    低い声に、首を動かすと一人の若い男が目に入った。
    漆黒の髪に深紅に瞳。
    一目で、ただの人間ではないことが分かる。
    私は敷布団に寝かせられていたようだった。
    「ここは、雪桜様に助けられ妖怪が集まる場所だ。」
    普通の人間は、見つけることさえできない、と付け加え、男は立ち上がった。
    「私の名は、祭電。雪桜様がもうすぐおいでになるだろう。」
    そう言って祭電はさっさと出て行ってしまった。
    ぼんやりと、私は考える。
    華世・・・・。

    ―――――――――――――――――――――――

    ちょっと微妙なところで、終わらせていただきます!!
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