高校生はどこに行っても高校生3コメント

1 ダダダダダ id:Aj6izct.

2012-04-02(月) 16:23:24 [削除依頼]
 俺、土谷勇人はこっちの世界にいたときは平々凡々の言葉が似合う高校生だった。成績は中の中、運動もそこそこで特技と呼べるのは子供の頃に従姉に作らされた料理ぐらいだ。
 だが、向こうの世界に召還された俺は伝説の高校生だった。なんでも昔、勇者ではなく高校生が魔王を倒し世界に平和をもたらしたらしい…
 みんなは高校生になれたことを誇るべきだと言うが俺は…俺は、勇者になりたかった!!!!!
 幼い頃からRPGやらマンガやらの勇者に憧れ、小学校の卒業式で書いた作文に勇者になりたいと書いたこともあった。中学校に上がってからは勇者好きの親友とずっと理想の勇者像について話していた。高校に上がってからもそれは変わらず1年が過ぎた。その日も普通にアイツと話してたっけ…
 それがどうして異世界に召還されて魔王を倒すことになってるんだか…まぁ、仕方ないから戦うけど…
 ―――だって妹が魔王だから―――
  • 2 ダダダダダ id:Aj6izct.

    2012-04-02(月) 16:27:34 [削除依頼]
    初めての作品投稿になります。
    色々と至らないところもあると思いますがヨロシクお願いします。
    ちなみに、一番はエピローグになってます。
  • 3 ダダダダダ id:Aj6izct.

    2012-04-02(月) 21:25:39 [削除依頼]
       幕間1

     そこは暗い部屋だった。仄かにあたりを照らすのは天井からのわずかな光だけ。壁には蝙蝠、蛙、蛇などさまざまな動物の干物や目玉、内臓に羽、油とたくさんの気味の悪いものが掛けられている。他にも魚に足を生やし翼をつけたような生物の干物、日本の猛々しい角を生やした牛に似た動物の剥製なんかもある。
     そんな中で少女は綺麗な座布団の乗せられた水晶を熱心に覗き込んでいた。少女は時たま可笑しそうに微笑んだり、奇怪な表情をして首を傾げている。少女が首を傾げるたびに、少女の頭の上で流麗に束ねられたポニーテールが左右に揺れる。
    「もう、あの日から10年だなユウト。」
     少女は水晶の中の少年に優しい口調で話しかける。
    「魔王を倒し約束を果たそう。」
     少女は今までの優しい顔つきではなく、何かを決意した戦士の顔つきになっていた。
     そのとき不意に扉のほうからしゃがれた声が聞こえた。
    「やっぱり此処にいたのか斑鳩(いかるが)。そろそろ儀式の時間じゃ。」
     其処には杖をついた老婆がいた。斑鳩は振り返ると老婆に歩みより膝を折り恭しく礼をした。
    「申し訳ありません、ヒミコ様。」
     ヒミコは斑鳩に儀式をおこなう場所を告げると悠然と杖をつきながら部屋を出て行った。ヒミコが出て行ってしばらくしてから斑鳩は顔を上げ、水晶の前に戻り水晶の中で楽しそうに話しながら歩いている少年に向かい小さく呟いた。
    「もうすぐ会えるぞユウト。お前もたくましくなったな。」
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