*Jewelry Story*9コメント

1 陣馬時音 id:iMMouvU.

2012-03-27(火) 14:20:00 [削除依頼]
Rosequartz ‐恋愛・繊細‐

 この世は矛盾だらけ。

 止まる事のない想い。

 もう手遅れ?
 
 嫌だ。

 ごめん。
 
 やっぱり、矛盾してる。


 


 まだ、こんなにも大好きだ。
 
  • 2 真綾* id:J1axVNE1

    2012-03-27(火) 14:22:44 [削除依頼]



       スレおめ*
  • 3 陣馬時音 id:iMMouvU.

    2012-03-27(火) 14:52:27 [削除依頼]
    はじめまして☆
    陣馬時音(じんば ときね)です。

    *Jewelry Story*は、女の子一人ひとりの、輝く恋、友情を描く青春ストーリーにする予定です。
    サブタイトルは、宝石の名前とその意味です。登場人物の名前も、宝石っぽくなってて、なかなか凝った作品かと(自画自賛w)
    長らく見守って頂けると嬉しいです。

    firstseason:maincast(○…女 ●…男)

    ○水無月 碧/minaduki midori/…男勝りな性格。双子の妹
    ○水無月 茜/minaduki akane/…お淑やかでモテる。双子の姉
    ●林 琉聖/hayasi ryuusei/…バカでお調子者
    ●東堂 瑛汰/toudou eita/…琉聖の親友。美形。
    ○櫻庭 こはく/sakuraba kohaku/…緑の親友。超お嬢
    ●丹川 璃久/akagawa riku/…琉聖の親友。ハーフ。
                            etc…
  • 4 陣馬時音 id:iMMouvU.

    2012-03-27(火) 14:53:04 [削除依頼]
    2>ありが?♪
  • 5 陣馬時音 id:iMMouvU.

    2012-03-27(火) 15:40:52 [削除依頼]
    Iolite ‐初めての恋‐

     妹に憧れた。

     バカみたいだけど、純粋に恋してる碧が羨ましかった。

     私は病弱で、外に全然出られなくて、妹ばっかり元気で……。恨んだ。憎んだ。それ以上に

     眩しかった。

     ずっと一人で窓を開けて外を眺めては、道行く人の暗い顔つきを見ていた。どうしてそんなに暗い顔するの?歩けるじゃない。外に出れるじゃない。何で……?

     そんな味も素っ気もない毎日。そして、ある日見つけた。

     明るい足取りで歩く彼を。

     彼も私の視線に気づいたのかこっちを向いて、こう言った。

    「お大事に」

     名前も知らない。通りすがりの男の子。

     そんな彼が、私の世界に色をくれた。
     
     今でも覚えてる。あの明るい声。

     純粋に嬉しかった。嬉しすぎて黙ってられなくなって、その日、碧ちゃんが家に帰ってきてから全部話した。

    「へぇ!そんな親切な奴がいるんだね」

    「私もびっくりしちゃった。私たちと同じ制服だったよ」

    「うっそ。じゃ、あたしが探しといてやるわ」

    「え、そんなっ……!」

    「いーのいーの!茜ちゃんがこう言うの話してくれるのなんて無かったから。すっごく嬉しい!!」

    「……ありがと」

    「うん、いいって。うっし!じゃあたし、宿題してくっから。ちゃんと寝ててよ〜」

    「分かってるよ」

     碧が出てった後は、部屋に穴が開いたよう。輝きを失った太陽のよう。ただの箱。

     だけど、思い出していた。

     彼を。

     彼の声を。

     言葉を。

     優しさを。

     全てを。
     
     一人なのに、ただ心を躍らせていた。


     


     それが、あんな事になるなんて。
  • 6 陣馬時音 id:PHCk3h2/

    2012-03-28(水) 10:51:08 [削除依頼]
    プチ情報:Rosequartz(ローズクォーツ)は碧、
         Iolite(アイオライト)は茜です。
  • 7 陣馬時音 id:PHCk3h2/

    2012-03-28(水) 12:26:36 [削除依頼]
    Amethyst ‐決断‐

     俺が明るいってよく言われるのは、母さんと父さんが死んだ8年前からだ。

     俺がまだ6歳の頃、旅行先で乗っていた遊覧船の毒ガス事故、そして沈没――――。
     
     あの日は天気が良かった。俺たち家族を含め、その船には数百人が乗っていた。俺は母さんと父さんと手を繋いで屋上に出て、遠くの山々を眺め、家族水入らずの幸せな時を過ごしてたんだ。

     それなのに。

     誰かが故意に、ガスを発生させた。睡眠ガスなんかじゃない。そんなのとは比べ物にもならない位の強力毒素だったらしい。そして、同時に船体の底に穴が開き、どんどん沈みゆく船の上で絶体絶命の危機に陥っていた。もう全員パニック。船員が急いでガスマスクを客に配り、客はセーフティジャケットを身に付けた。もちろん俺もだ。ガスマスクは、次第に数が足りなくなりだし、半数には普及されなかった。

     その半数には、俺もいた。

     母さん父さんにはマスクが普及されていたのに、俺は貰い損ねてしまい、もう死ぬしか道がなかった。

     いよいよ危ない、船員の指示で各々が海に身を投げ出す。セーフティジャケットのお陰で浮くが、ガスは周りに充満し、次々に人が死んでゆく。それを目の前で見てしまった幼い俺には、あまりにも酷な事だった。

     ≪俺たちの幸せを返せ――――≫

     それしかなかった。俺はもう死ぬんだって。覚悟も決めた。親はもうとっくに海へ避難してるだろう。いや、もう死んじゃったのかな、なんてボーっとしながら考えていた。

       ダンッ

     ふいに、俺は誰かに海へ突き飛ばされた。小さな俺は軽々とすっ飛び、宙に浮いた。やばい、ガスマスクもしてないのに海に飛び込んじまったら……!

     ≪死ぬ――――!≫

     俺は必死になって口元を抑えた。

     しかし、俺の口元には、あの物騒なナリをしたガスマスクがしっかりと付いていた。なぜだ?なぜ俺の口元にガスマスクが……?

    「琉ちゃん!」

     俺を琉ちゃんと呼ぶのは、母さんと父さんだけだった。宙に浮く体を思いきって船の方へ向けた。

     やはり母さんだった。隣には父さんもいる。

    「なにやってるの母さん、父さん!早くにげなきゃ死んじゃうよ!」

     マスクのせいで、声が届きにくい。

    「琉ちゃん、ごめんね。母さん……。逃げられなくなっちゃった」

    「なんで!?」

    「母さん、琉ちゃんといれて楽しかったよ。ありがとう」

    「うそだ!!!」

    「生きて!!!琉ちゃん!!!!!」

    「いやだぁぁぁ!父さん!」

    「……じゃあな、琉聖……」

     それが合図かの様に、船は一瞬にしてガス爆発を起こし、海の底へ沈んでいった。俺の口についてるマスクは一体何なのか、今の俺には知るよしもなかった。ただただ、悲しみに明け暮れ、泣き、喚き、力もなく海に浮いている事しかできなかった。


    「いやだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」


     俺の決意。

     もう誰も失わない。

     大切な物も、

     大切な人も。


     母さん、父さん。見ててくれよ。

     俺がもう、泣かないように。
  • 8 杏子 id:lq8DPkK0

    2012-03-30(金) 09:46:58 [削除依頼]
    Hematite ‐身代わり・秘めた思い‐

     本当の意味で、俺を愛してくれる奴なんていなかった。

     寄ってくる女は、みんな俺の顔目当て。俺だって別段好きな女がいたわけじゃないから、とっかえひっかえ女と遊んでいた。

     そんな俺に芽生えた感情。

     
     たった一人に愛されたい、という事。

     
     気だるい朝、通学路はもはや無意識でも通えるくらい慣れた道だった。 ああ、そういやここ曲がるとでっけー和風豪邸があるんだよな。誰があんな博物館みたいなとこに住んでんだ? 俺は不意に気になって、少し見張って見ることにした。って、何やってんだ俺。

    「行って参ります。お夕食までには戻りますから」

     丁寧な言葉遣いと、絹糸のような長い黒髪に、俺は目が離せなくなった。白くて細い体は、無理をしたらすぐぱったり行きそうだ。

     その女は、俺に気付くことなく、反対側の道へ抜けた。急いで後を追いかけようとして、見事にずっこけた。何につまづいたかなんて知らん。とにかく転んだ。

    「痛ぇ」

     目の下を派手に擦りむいてうなっていると、さっきの女に気付かれてしまった。こっちを見て目を天にしている。とたんにこっちへ駆けてきた。

    「大丈夫ですか?!血が……」

    「あ、ああ。大した事ねぇよ」

    「いけません!傷跡が残ったらどうするのですか!せっかく綺麗なお顔なのに……。これ、使ってください」

     渡されたのは、いかにも高級そうなハンカチだった。

    「いや、こんな高そうなのに血ぃつけたら……。弁償できねぇし」

    「いいんです。別に高いものではありません」

     そう言って俺の傷跡を拭き、絆創膏を張ってくれた。繊細で、細やかな手つきで。

    「できましたよ」

    「さんきゅ……」

    「フフ。……あら、あなたも北高なのですか?」

    「ん?お、ああ。まあな」

    「それは偶然!私もそうなんです。お名前は?」

    「東堂」

    「下のお名前は?」

    「瑛汰」

    「まあ。素敵なお名前」

     それだけ言って、彼女はそれでは、と言って行ってしまった。

    「あいつも俺の外見目当てか……」

     言葉で言ってみたものの、そうは思えなかった。あの純粋無垢な瞳に、俺を外見で判断しているようには見えなかった。


     その女が、かの櫻庭財閥の令嬢、櫻庭こはく次期社長だという事を知るのは、もう少し後になる。
  • 9 陣馬時音 id:lq8DPkK0

    2012-03-30(金) 09:53:17 [削除依頼]
    すいません、お詫びです。
    8のところ、名前が杏子(きょうこ)になってます。
    杏子も陣馬時音も、私の名前です。

    杏子の方での作品は↓
    平成版 不思議の国のアリス‐2人の女王とアリス‐
                             です。

    こっちもよろしくお願いしまス☆
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