.退屈6コメント

1 虎辻 凪 id:4HF6xnv.

2012-03-26(月) 17:12:52 [削除依頼]



「私、今とっても退屈。暇すぎる」
「……じゃあ、一緒に世界でも壊そうか?」


*.退屈
  • 2 虎辻 凪 id:4HF6xnv.

    2012-03-26(月) 17:14:13 [削除依頼]
    あいさつ

    短編集みたいなものです。
    マイペースにかくんで宜しくですノ
  • 3 虎辻 凪 id:4HF6xnv.

    2012-03-26(月) 17:18:44 [削除依頼]


     私は今、寂しいです。辛いです。とても、とても。
     理由なんて、自分でも分かりません。
     なぜか胸がじんじんして、熱い思いが体中に広がっていくようです。顔に熱がこもって、くらくらします。
     でも、心は悲しいのです。寂しくて、辛いのです。
     目に映っているのは、人が死んでいるとかそんな息を呑む光景ではありません。
     一人の男の子が、屋上のベンチに座っているだけなのです。とても綺麗な顔をしていて、私と同じくらいの歳に見えます。
     私は彼を見た瞬間、なぜか胸がきゅっと締め付けられて、辛くなりました。
     昨日、私は全然元気だったのに、なぜでしょうか。


    *ヒトメ惚れ

     
  • 4 虎辻 凪 id:4HF6xnv.

    2012-03-26(月) 21:16:54 [削除依頼]


     俺は、そいつの手を咄嗟に掴んで、勢いよく引っ張った。
     そいつの小さな手は、この世のものとは思えないほど冷たくて。震えていて。俺は出来るだけ強く握り締めて、駆け出した。そいつは痛がる素振りも見せず、俺について来てくれた。
     行く先も分からず、ただ走る。
     そいつが息を切らしていると分かっていても、足は止められなかった。
     逃げたくて、逃げたくて。どっかに向かいたくて。
     それだけに、必死だった。
     
     どこかも分からない崖に着いたとき、俺たちは立ち止まった。
     行き止まりだったのだ。
     後ろを振り返れば、波が荒々しく怒っていて、夜空をも飲み込もうとしている。
     俺とそいつは顔を見合わせた。そいつの綺麗な顔と髪は雨で濡れていて、凄く、凄く、麗しかった。

    「もう……無理だよ」

     そいつはそう言って、手を離した。

    「これまで一緒にいてくれて、ありがとう」
     
     力なく微笑むそいつ。
     そして、俺の反応を待たず、落ち葉のように崖から落ちていった。
     水が跳ねる音。濡れる心。騒ぐ静寂。

     俺には、どうすることもできなかった。


    *そいつ
  • 5 虎辻 凪 id:WG1elmr1

    2012-03-27(火) 06:42:46 [削除依頼]
    >3 *ヒトメ惚れ 一目惚れなんてした事無いですけど← ときめいたことはあるので、そんな感じで書いて見ました( ときめくっていっても、小説や漫画のキャラにだけどね、うん← >4 *そいつ そいつ、という言葉を使ってみたかったのと、反復法(?)を使いたかったから書きました。 もっと明るい感じを想像したいたのに暗くなってしまいました。 次は明るいお話を書こうかな、
  • 6 虎辻 凪 id:WG1elmr1

    2012-03-27(火) 06:51:23 [削除依頼]
    「寒い」

    僕の隣の席の女の子が、放課後に一言呟いた。
    身を縮めて、制服のスカートのポケットに手を突っ込んでいる。唇が少し青紫色だ。冷たい風が、彼女の体を震わさせた。

    「そりゃあ、そうだろ。まだ冬なのにそんな格好してさ」
    「だって、学校で一番早く夏服を着た子になりたかったもん」

    彼女は、夏服だった。二月のまだカイロが欠かせない季節に、彼女は白い半そでの夏服を着てきた。
    彼女はいつも変わっているから、皆は普段通り白い眼で見ているけど、僕は突っ込まずには居られない。お笑いを見ていて、ツッコミを入れたくなるのと同じ事だと思う。

    「何で放課になると、暖房消すんだろー」
    「こっちが、お前に何で夏服着てくる気になったのか聞きたいよ」
    「最近退屈だったんだもん」

    彼女の考えはよく分からない。というか、理解したくもない。
    でも、大体彼女の口から出る答えは同じ。退屈、という言葉だけ。何とかして彼女をずっと楽しませる方法はないか、とか思うけど多分無理。彼女の飽き性な性格は一生変えられないだろう。

    「はい、これ。放課の間だけでも着ときなよ」
    「……え?」

    僕が学生服の上着を脱いで、彼女に渡すと、彼女は驚いたように大きな目をさらに見開く。渡す時に触れた彼女の手が、冷たい。

    「寒い日は凍るどー」

    僕の言葉に、彼女は小さく笑った。

    「そのダジャレ、寒いよ」

    *寒い放課後
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