記憶のかけら20コメント

1 ☆*紅葉*☆ id:9Sbbm9B1

2012-03-25(日) 07:51:56 [削除依頼]
2作目!掛け持ちなので更新遅くなるかも
なのですが、みなさんよろしくおねがいいたします!
他に「ビターチョコ〜切なくてほろ苦い恋〜」
を書いてます。
|´▽`)ノ☆。・:*:・゚'★,。・:*:・'。・:*:・゚'★,。・:*:・゚'☆
  • 2 ☆*紅葉*☆ id:9Sbbm9B1

    2012-03-25(日) 07:52:51 [削除依頼]
    -プロローグ-

    僕は、いったいなんなんだろう?
    いつからかそんなことを思うようになっていた。

    僕には、家族がいる。
    僕には、恋人がいる。
    でも・・・
    僕には、音が聞こえない・・・
    僕には、記憶が無い・・・
    何でそんなことを思うかって?
    どうしてだろう?僕にも分からない・・・
    でも、これだけは、わかる。
    僕は、この家の子じゃない・・・
    小さい頃からずっとこの家で暮らしてきた。
    迷いなんか全然なかった。
    でも、このごろなんとなく気づいた。
    違うんじゃないかって・・・
  • 3 ☆*紅葉*☆ id:9Sbbm9B1

    2012-03-25(日) 07:53:23 [削除依頼]
    -序章-

    僕は、子供の時からよく、似てないね、とか、
    本当の子供なの?とかって言われてた。
    その度に両親はビクビクしてて、
    今考えると、そうとう怪しかった。
    でも、僕が、
    「本当の母さんなんだよね?」
    って聞くと
    「なにバカなこと言ってんの、あんたは私の子供だよ。」
    って言ってくれてた。
    でもそれも、嘘だったんだね。
  • 4 ☆*紅葉*☆ id:9Sbbm9B1

    2012-03-25(日) 07:53:51 [削除依頼]

    あの日、何で母さんが泣いているのかわからなかった。
    本当になにもわからなかった。
    まるで、僕の記憶が無くなっているみたいに・・・
    その時から僕は、
    不安で不安でしょうがない日々を過ごすようになっていた。
    どうしたんだろう?自分が自分じゃないみたいだ。
  • 5 ☆*紅葉*☆ id:9Sbbm9B1

    2012-03-25(日) 07:54:20 [削除依頼]

    僕はその夜、変な夢を見た。
    知らない女性が、小さい僕と一緒にいる夢だ。
    遊園地に行って、すごく楽しそうだ。
    僕はなんだか、その夢を見ているときだけ安心できた。
    次の日。
    起きてみると、世界が違って見えた。
    家にいる人間。
    飼ってる猫。
    鏡に映った僕。
    何もかもが、新鮮に見えた。
    「ここは・・・どこだっけ?」
    記憶喪失の人お決まりの言葉が、僕の口からこぼれた。
    家にいる人間たちが、こっちを見た。
    何かを言ってる。
    でも・・・
    何も聞こえない。
    まるで、無音だ。
    口をパクパクさせる魚のように、
    その人間たちはそこにいた。
    自分が誰なのかさえ思い出せない。
    また不安に陥った。
    でも、その時の僕は、まだ知らなかった。
    これが、悪夢の序章であることを。
    そういえば、昨日もあの夢と似たようなの見たっけ。
    なんかこの頃ああゆう夢見てる回数多くなったかも。
    でも、あの夢見てるときだけは、落ち着くんだよな。
    そんなことをぼんやりと考えていた。
    気分もすぐれないし今日ほもう寝よっと。
    「寝る。」
    それだけ言って、部屋に戻ろうとした。
    しかし、自分の部屋が分からない。
    どうやってここに来たのかも思い出せない・・・
    すると、肩に冷たいものが触れた。
  • 6 ☆*紅葉*☆ id:9Sbbm9B1

    2012-03-25(日) 07:54:44 [削除依頼]

    なんだろうと思い、振り返ってみると
    そこには、さっきの人間がいた。
    また何かを言っている。
    「なにいってるの!なんも聞こえないよ!」
    そのとき、猫が僕のそばにやってきた。
    「本当に記憶なくなったんだな・・・ぃやまだ始まったばかりか。」
    今日初めて音がした。
    少し嬉しくなって僕はあたりを見回した。
    誰だろう。
    「俺だよ。俺。そこじゃないって。下、下だよ。」
    えっ?下って、下にいるのは猫だけだけど・・・
    猫がしゃべるはずないしな。
    頭でもうったっけ?
    でも・・・
    なんか気になる。
  • 7 ☆*紅葉*☆ id:9Sbbm9B1

    2012-03-25(日) 07:55:18 [削除依頼]

    「もしかして今しゃべったのって、きみ?」
    ってそんなわけな・・・
    「あん?俺だけど。なんか文句あんの?」
    えっーーーー嘘だろ?
    初めて誰かと話できたと思ったら、猫かよ!
    「ね、猫ってさ。しゃべるわけ?ふつう?」
    「猫がしゃべって何が悪い?ふつうもクソもあるか!」
    「あっ、ゴメン。」
    「ところで、お前記憶全部消えたか?」
    「えっ、えっと。わかりません。何が記憶で何が記憶じゃないかも。」
    「そうか、あっいやたいした事はない。少し進行が速いと思っただけだ。」
    それにしても、何で猫がしゃべってんだろ?
    やっぱ、頭打ったか?
    「おい!お前くだらんこと考えてないで、俺の質問に答えろ。わかったか?」
    「はっ、はい。」
  • 8 ☆*紅葉*☆ id:9Sbbm9B1

    2012-03-25(日) 07:55:56 [削除依頼]

    こ、こわいな〜
    「お前の名前は?」
    「わかりません。本当なんです。信じてください!」
    「性別は?」
    「たぶん、男だと思います。自分の事”僕”って言ってるし。」
    「ここは?」
    「どっかの家なんじゃないんですか?人間も住んでるし。」
    「この頃お前の夢にお前の知らない女性が出てくることはないか?」
    「あっ、あります。何でそんな事知ってるんですか?」
    「お前は今いったい何と話をしている?」
    「何ってあなたじゃないですか?」
    「だから、俺は何者かって聞いてるんだ!」
    「猫。ですよね?真っ白な毛の。」
    「そうか。今日は、これで終了だ。」
    「最後になるが、絶対に寝るなよ!
     これだけは忘れるな。」
    そこで、猫もまた、音の無い世界と同化していった。
    なんだったんだろう?
    今日の僕は、なぜなぜ?って自分に質問ばっかしてる。
    本当に僕はどうにかしてる。
    なんだかボーっとしてきた。
  • 9 ☆*紅葉*☆ id:9Sbbm9B1

    2012-03-25(日) 07:56:15 [削除依頼]

    寝よ。そう思ったときふとさっきのことを思い出した。
    寝るなって一体どういう意味なんだろ?
    しかし、いっこうに眠気はさめてこない。
    それなかりか、どんどん眠くなる。
    僕、どうし・・・
  • 10 ☆*紅葉*☆ id:9Sbbm9B1

    2012-03-25(日) 07:56:45 [削除依頼]

    ここどこ?僕の部屋?
    寝てたのか?そう思った。
    そのとき、僕の知らない女性が部屋に入って来た。
    そう、夢の中で見たあの女性。
    「ど、どうしたんですか?」
    僕はビックリしながらも、慎重に尋ねた。
    しかし、返ってきた答えは、意外なものだった。
    「柚希・・・」
    「えっ?」
    僕は言葉を失った。
    今、なんて言った?
    ゆずき・・・って誰?
    そして、また記憶が途絶えた・・・
  • 11 ☆*紅葉*☆ id:9Sbbm9B1

    2012-03-25(日) 07:57:14 [削除依頼]
    -第1章-


    「おいっ!起きろ」
    いきなり誰かの声がした。
    あれ?僕は確か・・・
    あっ、そういえばあの女性がここにいたような・・・
    えっ?声が聞こえる・・・なんで??
    ん?でもこの声どっかで聞いたことある気がする。
    「お前!!ここだよ。気づいてないのか?」
    「えっどこ?ってか誰?」
  • 12 鞘師愛理 id:HREE9xd.

    2012-03-25(日) 13:12:29 [削除依頼]
    (●・ω・)ノ☆☆☆HELLO☆☆☆☆ヽ(・ω・○)鞘師愛理です!

     男性目線でよくかけててすごいな!
    凄く感動的な小説になりそうで、楽しみです!

     これからも愛読します♪
  • 13 ☆*紅葉*☆ id:9Sbbm9B1

    2012-03-25(日) 15:31:34 [削除依頼]
    愛理さん、~(=^‥^)/。・:*:・゚★,。・:*:・゚☆ ありがとニャ!
    これからも、よろしくお願いしまぁす!

    愛理さんの小説、楽しみに待ってまぁす!
  • 14 ☆*紅葉*☆ id:9Sbbm9B1

    2012-03-25(日) 16:37:19 [削除依頼]
    「ひどいなぁ。忘れるなっつうの。お前のことだから忘れると思うけど。」
    お前のことだからってどういう意味?
    なんで僕は記憶がないの・・・
    「お前!!大事なこと忘れんじゃないぞ!」
    「大事なことってなんですか?」
    「寝るなってことだよ。お前は本当にバカか。」
    いつ言ったんだろう。そんなこと。
    僕、記憶力はいいはずだったのに。
    いつからこんなに忘れっぽくなっちゃったんだろう。
    「いいか、よく聞けよ。今お前はなにを見た?」
    えっと・・・
    「子供部屋っぽいところにいました。それで、少ししたら
     あの女性が入ってきました。それで・・・痛ぁぁぁ!!」
  • 15 ☆*紅葉*☆ id:9Sbbm9B1

    2012-03-25(日) 16:37:46 [削除依頼]
    「お、おい・・・だいじょぶか?」
    なんだよぉ。この痛み。
    あの女性のこと考えてる時から
    痛いなぁとは思ってたけど・・・
    「もういい。わかった。」
    「でも、もう寝るなよ。
     わかってると思うが寝てる間お前はあの女の夢を見る。
     すると、どうなるかはわかるだろ?」
    どうなるんだろう、僕。
    どうやって休めばいいの。
    えっ?まって、ということは・・・
  • 16 ☆*紅葉*☆ id:9Sbbm9B1

    2012-03-25(日) 16:38:11 [削除依頼]
    「おかしいよ、だって僕、あの女性の人に抱かれたもん。」
    なんでだろう。今までちゃんと敬語を使ってたのに、
    いきなりのタメ。
    でも、もう関係ない!
    「そのことだけは忘れてない。今もそのぬくもりがっ。」
    痛い!!!
    強烈な痛みが頭の中を駆け巡った。
    でも、
    言わなくちゃ。言わなくちゃ。
    忘れるんだったら、少しでも・・・
    頬に冷たいものが触れた。
    なんだろう・・・
    薄れていく意識の中で
    僕は、なんともいえない不安を感じていた。
    そして・・・
    「寝るなぁぁぁぁぁ。」

    僕の記憶がまた、止まった。
  • 17 ☆*紅葉*☆ id:9Sbbm9B1

    2012-03-25(日) 22:39:29 [削除依頼]
    -第2章-

    「起きろぉぉぉぉ!!」
    なに・・・頭の中がガンガンする。
    「う〜ん・・・朝??」
    「バカかお前は!!今は夜だ。お前はあのあと2年間も寝てたんだよ!」
    えっっ???夜?2年間?
    「なんもわかんないや。」
    ほんとうになんにも・・・
    考えることもめんどくさい。
    いつからだろう、こんなになったのは。
    「わかってたまるか!だから寝るなって言ったのに。
     お前いまから俺の言うことよく聞けよ!」
    めんどくさいな・・・頭痛いし・・・
    えっ?なんで。なんで頭痛いの?
    まぁいいや・・・
    「わかった・・・」
  • 18 ☆*紅葉*☆ id:9Sbbm9B1

    2012-03-25(日) 22:40:28 [削除依頼]
    「お前は今、何歳だ?」
    「わかんない。」
    「お前の名前は?」
    「え・・・と・・・。」
    えっっ?
    あの女性だ。
    なに?なんて言ってんの?
    聞こえないよ「母さん・・・」
    「あぁぁぁぁ!」
    「母さん!!!!」
    なんだろう。なんかものすごく懐かしい感じがする。
    涙が止まらない・・・
    「おっおい!だいじょぶか?なんなんだよいきなり。」
    「えっ?あ、ごめんなさい。僕・・・」
    「まぁいいや。」
    「事態はちょっとはやくすすんでるみたいだな。」
    ボソッと声が聞こえた。
    「なんか言った?」
    「な、なんも言ってない。」
    「ならいいけど・・・」
    「それより最後の質問だ。お前に俺の姿はなにに見える?」
    「えっ?姿・・・形ですか?すいません。何も見えないんですけど。」
  • 19 ☆*紅葉*☆ id:9Sbbm9B1

    2012-03-25(日) 22:41:12 [削除依頼]
    「そ、そうか・・」
    「何か問題でもあるんですか?」
    「い、いやなんでもない・・・」
    どうしたんだろう。
    姿なんてどこにも見えないじゃないか。
    僕の頭どうかしたのかなぁ。
    やっぱ頭うったのかも・・・
    「もうすぐか・・・」
    「えっ?」
    声だ。あの声がまたなにかを言った。
    くそっ!!変なこと考えてたら聞き逃した。
    僕に関係することなのかな。
    だとしたら、なんで教えてくれないんだろう。
    もう、痛みをこらえるの限界かも・・・
    だ、だめ・・・まだ起きてなきゃ・・・
    つめたいものが頬を通った。
    「お、おい!!!おま・・・」

    僕の記憶の限界がきた・・・
  • 20 ☆*紅葉*☆ id:V84Sm27/

    2012-03-26(月) 17:16:04 [削除依頼]

    -第3章-

    目覚めるのにそう時間はかからなかった。
    っと思う。
    はためくカーテンの隙間から
    まぶしいくらいの太陽の光が
    さしこんでいる。
    「朝か・・・」
    少し眠いな、っと思いながらも、
    僕は眠いまぶたを押し上げた。
    すると、
    「起きたか・・・」
    だれかのこえがする。
    だれだろう。聞いたことあるような・・・
    「さっさと起きろ!」
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