キライ×スキ〜俺とアイツと〜12コメント

1 美麗 id:QbsXLjZ1

2012-03-24(土) 11:50:58 [削除依頼]
 初めて小説書きますので文章下手ですがよろしくお願いします。
  • 2 美麗 id:QbsXLjZ1

    2012-03-24(土) 11:55:24 [削除依頼]
     教室の真ん中。
     今日も朝一番に来て、本を読んでるやつがいる。
     才色兼備の天才少女、澤村悠吏だーーーー
     
  • 3 美麗 id:QbsXLjZ1

    2012-03-24(土) 12:19:08 [削除依頼]
    「おはよー、悠吏ちゃん。それなんの本ー?」
    「ん、おはよう。これは・・・」
     あいつの周りには、いつもああやって人が寄ってくる。
     あいつが自分から人に話し掛けていくことなんか滅多に無いが、その優しい人柄と頼りになる気質、そして自分のことを決して自慢しないところから、かなり周りから好かれている。クラスの中心的存在だ。
     だが・・・
     ドンッ。
    「あ、ごめ・・・・・なんだ、あんたか。フン」
     俺にだけは、冷たい。
    「あぁ?んだよお前、ちょっと頭いいだけのくせによ」
    「そういうことは自分が頭良くなってから言ってくんない?ウザイから」
    「んだとぉ・・・自慢すんじゃねえよ!」
    「自慢なんかしてませんー」
     ケッ、かわいくねぇ。
     だけどあいつが勉強デキるのは確かで、小学校の時からずっと同じクラスの俺はよく知ってる。
     だって、そうやってーーーー
     
     俺は、アイツを好きになってったんだから。
  • 4 美麗 id:QbsXLjZ1

    2012-03-24(土) 12:42:01 [削除依頼]
    登場人物
     澤村悠吏
       見た目良し、頭良し、運動神経
      良しな天才少女。眼鏡でポニーテ
      ール。優しく真面目だが冗談の通
      じる、クラスの人気者。慶太には
      冷たい。中3で、小学校のときか
      ら9年間、ずっと慶太とクラスが
      一緒。
     川口慶太
       中3。悠吏にずっと片想い中。
      運動神経は良いがバカで、悠吏に
      対し意地悪ばかりするため、いつ
      も口喧嘩に(適度なところであし
      らわれる)。見た目は良く、周り
      からは好かれている。
      
  • 5 美麗 id:w/UC1nP/

    2012-03-26(月) 15:13:15 [削除依頼]
    「ねえ、あんた聞いてんの?」
    「・・・ん?ああ・・・」
     悠吏に話しかけられて、初めて自分がボーッとしていたことに気付く。
     今は、修学旅行の自主研修でどこに行くかを話し合っている。
     俺の席は、悠吏の右隣。だから同じ班になる。班長は、言うまでもなく悠吏だ。
    「そんなだから先生にバカバカ言われんのよ。ちゃんと班の話し合いに参加しなさい!」
    「っせーな、わかってるっつの」
    「じゃあ、もっかい確認ね。一箇所目は−−−」
     俺は別にどこに行きたいという訳でもない。俺が話を聞いてなかった間に、ほとんど決まっていたらしく、話し合いはすぐ終わった。
    「うん、やっぱ悠吏は頼りになる〜。ホント、何やらせても完璧なんだから」
    「ちゃんと全員の要望聞いて、納得するようにまとめてくれたし。どう?将来は俺の嫁に」
     亮太め・・・。変なこと言ってんじゃねぇよ。体育以外1のくせに。
    「あはは、ありがと。でも遠慮しとく」
    「そうだよ、悠吏みたいな完璧なコに、あんたなんかが釣り合うワケないでしょーが!」
     もっともだ。
    「そんなことないよ。ちゃんと・・・私のことをわかってくれる優しい人なら、成績とか関係なく好きだよ」
    「うっそマジ!?た、例えば!?気になる人とかいる!?」
    「い、いやえっと・・・」
     な、なんつー質問を・・・!いや、でも聞きたいかも・・・。
    「えっと、うんとね・・・」
     ゴク・・・!
    「えっとね、け・・・」
    「なに話してる!今は授業中だぞ!」
     げ、野口!
    「すみません、先生。話が逸れちゃって・・・これ、決まった内容なんですけど・・・」
     くそ、このデブ教師め!聞きそびれた・・・!
     俺はアイツの中で、どういう評価なのか聞きたかったのに・・・。


     そのあと。悠吏は、何ヵ月後か先に、大変な事件を起こす。
     その前兆が既にでていたことに、俺は、まだ気付かなかったーーーー
  • 6 美麗 id:w/UC1nP/

    2012-03-26(月) 19:15:36 [削除依頼]
     あれが、すべての間違いだった。
     もう一度、やり直せればーーーー

     もう、二度と同じ間違いはしない。


     修学旅行の前日。
     俺は、明日の旅行先の天気が高確率で雨だということを携帯電話で知り、デカい傘は禁止としおりに書いてあり、そういえば折り畳み傘がないことに気付いたので、買いに行ったのだがーーーー
     帰りに、丁度雨が降ってきたのだ。
    (傘買ってすぐ雨降ってくるとは・・・随分ナイスなタイミングだな・・・ん?)
     向こうに、見知った女子の人影があった。
    (あれは・・・悠吏?)
     どうやら、アイツも修学旅行の買い出しに出かけてたようだ。
     しかし、傘を持ってないらしい。シャッターの閉まったおもちゃ屋の前で、雨宿りをしている。
    「悠吏!」
    「!・・・慶太・・・」
     悠吏は一瞬驚いた顔をして、そのあと顔を曇らせたが・・・すぐしかめっ面になった。
    「お前、傘持ってないのか?」
    「・・・・・だったら何」
     今日の悠吏は、あまり元気がない。自分が傘持ってなくて雨宿りしてるところを俺に見られて、かっこ悪いところを見られたとでも思ってるのだろうか?
     今日くらい、素直に・・・優しくしてみるか。
    「ほら、これ・・・貸してやるよ」
    「・・・いらない」
    「なっ、人がせっかく親切に・・・・」
    「あんたのお情けなんかいらないわ」
    「なっ・・・」
    「・・・あんたが濡れるでしょ」
    「・・・・・」
     こいつは、・・・
     やっぱりいつも、人のことばっか・・・
     女なのに、男に絶対、負けないで、誰にも、頼らないで・・・
    「・・・じゃあ入れよ」
    「は?」
    「俺の傘に、・・・一緒に入れよ」
    「そっ、そんなの・・・っ・・・い、嫌よ!もし誰かに見られてたりしたら・・・」
    「誰も見てない」
    「・・・・ッ」
     悠吏が珍しく、困った顔して、頬を紅くして、俯いていた。
     ああ・・・可愛い。
     やっぱ俺、こいつが好きだ。
     すごく、すごく・・・愛しい。
     
     悠吏の家は、俺の家より近くにある。
     あいつは俯いたまま、
    「・・・また、明日」
    と言って家に入っていった。


     翌日。
     下駄箱を見るとーーーー

     「ありがとう」と書かれたメッセージカードが置いてあった。
  • 7 なぎちゃん id:.w0THpp.

    2012-03-28(水) 15:12:56 [削除依頼]
     昨日とは裏腹に、空が晴れ渡っていた。
     一応朝にもう一度天気予報を確認したら、晴れマークが並んでいた。修学旅行中は雨が降る心配はないようだ。
     傘買う必要なかったな・・・と思いつつ、集合場所である校庭を見渡したら・・・あれ、悠吏がいない。さっきまでいたはずだが・・・。
    「なー、坂本」
    「んー?何、けーちゃん」
     同じ班である坂本恵里に聞いてみることにした。こいつが俺のことを「けーちゃん」と呼ぶのは、同じ小学校だったから。もっとも、いまだにそう呼んでいるのはこいつくらいだが。
    「悠吏知らないか?さっきまでそこらへんにいたと思ったが・・・」
    「ん、ゆーちゃん?ゆーちゃんなら高橋と話があるって。何か確認したいことがあったんじゃないかな?」
     高橋か・・・。生徒会会長をやってる、成績ナンバー1。同じクラスではあるが、あまり話したことはない。
    「・・・そうか、サンキュな、坂本」
    「どういたしまして〜♪」
     踵を返し、その場をあとにする。
     「・・・あはっ、まだ好きなんだ。一途〜」とかいう声が背中から聞こえた気がするが、今はスルーだ。
     でも、高橋も見当たらないな。・・・先生のとこにでも行ったのか?
     ・・・・・・。

     ・・・・少し、探してみるか。
  • 8 美麗 id:ADP7VAz.

    2012-03-29(木) 20:45:39 [削除依頼]
    「どこに行ったんだよ、アイツ・・・。もうそろそろ集合時間だってのに」
     結構探したと思ったが、まだ見つかってない。
     校舎裏、体育館、部室棟・・・。あと校内にいなければ、すれちがったってことになる。
     ・・・・ん?なんか・・・人の声が聞こえた気が・・・。
    「生徒会室・・・。誰かいる?」
     そっと近づき、会話を聞いてみる。
     
    「・・・高橋会長。それは本当の話ですか?」
    「ん、会長はやめてって言ったよね。同じクラスなんだしさ。それは置いといて・・・うん、そうホントの話。嘘0%だよ」
    「かいちょ・・・高橋君。だったら、何で今?」
    「んー、修学旅行中でもよかったけど・・・今言った方が旅行中、君の頭の中に僕がついて離れないでしょ」
    「・・・・・・」

     ・・・高橋・・・。
     悠吏に、何話してる?
     悠吏に、何してるんだ・・・。
     鍵が掛かってて、中が見えない。
     これ以上、二人を・・・・。

       ガチャッ

     ッ!!


    「じゃ、考えといてね。修学旅行から帰ってきてからでもいいから」
    「・・・わかったわ。それじゃあ」

     二人が出てきたのがわかる。
     咄嗟に隠れたが・・・良かった、悠吏は反対方向に行ったみたいだ。
     だが・・・

    「あれ、川口くん・・・。何してるの?」

     コイツと、話をしなければ。
  • 9 美麗 id:PTGXcBS.

    2012-03-30(金) 11:57:52 [削除依頼]
    「何か用かい、川口くん?」

     コイツは、危険だ。そんな感じが、ビシビシと伝わってくる。
    「・・・いえ、悠吏が見当たらなかったので。もう集合時間ですから、探しに来たんですよ」
    「そう。なら、悠吏ちゃんはもう行ったんだし、君も早く行った方がいいんじゃない?」
    「それなら、会長もじゃないですか?」
    「・・・・そう、それでいいならそうさせてもらうよ」
     高橋が俺の横を、通り過ぎようとした。
     俺は、奴の肩を掴む。
    「・・・さっき何話してました?悠吏と」
    「君には関係ないのでは?」
    「そうですね、俺が気になったから聞いてるだけです」
     高橋が、ふぅっと息を吐き、それから口の端を歪めて見せた。
    「そう、それなら教えてあげてもいいかな」

    「告白、だよ」

    「・・・・・・・」
     ・・・今俺は、自分でも痛いと思うくらい拳を握っている。
     高橋は、俺を一瞥してから、
    「やだな、そんな怖い顔しないでよ」
    苦笑しながらそんなことを言い、声を低くして
    「・・・行動が遅い君が悪いんだから」
    などと言った。

     俺は、・・・言い返せなかった。
     悔しいし、怒りも湧いてきたが、図星を突かれて、・・・だめだった。


    「まあ、楽しい修学旅行になるように」

     高橋は、意味あり気に微笑みながら去っていった。
  • 10 美麗 id:FKbfqon1

    2012-04-21(土) 19:26:35 [削除依頼]
    今気付いたけど7の投稿名前間違ってました!すいません;私のことですのでご安心を;;
    では、更新遅くなりましたが続きです〜★
  • 11 美麗 id:FKbfqon1

    2012-04-21(土) 20:33:58 [削除依頼]
    「ねぇ、どこ行ってたの?遅いわよあんた」
     先に戻っていた悠吏がそう言った。
    「・・・別に、ちょっとな・・・用があったんだよ。遅くなって悪かったな」
     少しイラつきで声を荒げてしまったか・・・
     険しい顔をしていたせいもあり、悠吏は
    「・・・あ、そう・・・」
    と戸惑いながら言った。
     それから暫く俺を見ていたが、坂本に話し掛けられると興味を他に向けたようだ。何かを話してから先生に報告をしに行った。

     修学旅行で向かうのは京阪神で、ホテルは京都にあるということなので京都行きの飛行機に乗るためバスに乗り、空港へ向かった。
     間もなく飛行機に乗り、上空へと上がったがーーーー
     班毎に席に座るため、亮太と坂本、そして俺らの班員である櫂都がとにかくうっさい。
     こちとら今苛ついてんだから、少し静かにしてくれ・・・
     悠吏は別に意に介さない様子だったが、だんだんヒートアップしてうるさくなってくると、もう一人の班員である岸野鈴が「ねぇ、流石にうるさすぎない?私じゃ止められないんだけど・・・・」と助けを求めると、坂本達に向かって
    「ね、もうちょっと静かにしよ?周りに迷惑だし、私最近少し寝不足だからちょっと寝たいの。もう少しだけ、静かにしてくれないかな?」
    と言った。すると坂本達は、
    「あ、そうなの?ごめんね、ゆーちゃん」
    「つい盛り上がっちまったわーそんなうるさかったか?」
    「そうゆうことならしゃーねーか、澤村の頼みだしな・・・騒いじまってごめんな、気を付けるよ」
    と口々に謝り、ちゃんと静かになった。
    「ううん、こちらこそごめんね。ありがとう」
     こそこそっと岸野は悠吏に礼を言いーーーー悠吏はそのまま寝るフリをした。
     こういうところ、悠吏はやっぱすげぇよな・・・
     改めて俺はそう思って、窓の外に目を向けた。
  • 12 美麗 id:FKbfqon1

    2012-04-21(土) 21:14:45 [削除依頼]
    登場人物2
    高橋京一
    悠吏と同じクラス。生徒会長。言うまでもなくイケメンでなんでも出来る。どことなく余裕に満ちた風貌で、誰にでも優しく接するが実はSだったりする。
    坂本恵里
    悠吏と同じクラスで、小学校の頃からの仲良し。あだ名を付けるのが好きだが、気に入らない奴、あまり興味がない奴は呼び捨て。騒ぐのが大好きで嬉しい事があるとテンションがすぐ上がるが、泣くときはとことん泣く、感情がすぐに表に出るタイプ。
    立花亮太
    悠吏と同じクラス。女好きで少々エロい。恵里と同じで騒がしいが、すぐ前を向けるお気楽な性格。成績はすべからく悪いが、運動だけは得意。慶太の一番の親友。
    霜月櫂都
    悠吏と同じクラス。慶太と亮太と共に野球部に入っている。勉強は出来る方だが生活態度が悪いため成績はあまりよくない。結構負けず嫌いで自信家、仲の良い人と悪い人とでの接し方がすごい変わる。
    岸野鈴
    悠吏と同じクラス。黒髪ストレートで長身の美人。大人しく、人の気持ちを汲み取れる良い相談相手になったりするが、仲がいい人には意外とズバッと言ったりする。
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