A Girl Has Just End8コメント

1 akari id:SWYlRT9/

2012-03-17(土) 17:16:22 [削除依頼]


静寂の中。
破ったのは"悪魔"。


笑い声。
返り血。
笑顔。
赤い瞳。


記憶に残っている“悪魔”の姿。
彼は私の頭を撫でてどこかへ行った。


“またね、マリア”


00#
A Girl Has Just End
  • 2 akari id:SWYlRT9/

    2012-03-17(土) 18:50:47 [削除依頼]


    「マリア、」


    誰かに自分の名を呼ばれると、
    幼いころの記憶がよみがえる。
    だから、少し恐怖が押し寄せてくる。

    でも、振り向くと安心する。

    よく考えてみたらね。
    私の名を呼ぶ人なんてアナタしかいないじゃない。


    「アレン、」
    「おはよう、」

    そう言って、私の横に座って微笑みかける。


    ーーこれ、いつもの事。


    「今日は珍しく学校に来たんだね。」
    「うん、アレンに会いたかったから。」
    「放課後にいつも会ってるじゃん。」
    「別にいいじゃない。」

    いつもの会話。
    平和な日々は過去の記憶を消してくれる。

    「ところで、マリア?」
    「なぁに?」
    「宿題……溜まってるだろ。」
    「……、」

    思考停止。
    頭はパニック。

    先生から出された宿題の山。
    私はあんまり学校へ行かないからどんどん溜まっていく。

    「アレン……?」
    「んー?」
    「手伝ってく、ださい……。」
    「了解、」

    二人でサボって家で勉強会。
    私は密かにデートって言ってる。
    でも、これは秘密。


    こんな日がずっと続くと思っていた。
    ……ううん。
    多分、信じたかっただけかも。
    密かにむしばんでいく運命は私の未来を削っていく。


    01#
    Never forever
  • 3 akari id:SWYlRT9/

    2012-03-17(土) 18:57:39 [削除依頼]


    Maria Draper/
    マリア・ドレイパー。
    不登校気味の16歳。
    アレンにぞっこん片思い。
    おんぼろアパートに一人暮らし。
  • 4 akari id:SWYlRT9/

    2012-03-17(土) 19:02:37 [削除依頼]


    Allen Levine/
    アレン・レバイン。
    優等生な16歳。
    マリアの世話を焼くお人よし。
    趣味は掃除・炊事・洗濯物。
  • 5 akari id:SWYlRT9/

    2012-03-17(土) 19:05:37 [削除依頼]
    Little Map >1   00#A Girl Has Just End >2   01#Never forever >3   Maria Draper >4   Allen Levine
  • 6 鞘師愛理 id:49KsPxU.

    2012-03-17(土) 19:07:38 [削除依頼]
     面白いですね!
    宣伝するようで申し訳ありませんが、あたしもこのサイト内で
    「Sweety life」という小説を書いています。良かったらご覧になってください。

    私も愛読させて頂きます。
  • 7 akari id:SWYlRT9/

    2012-03-17(土) 19:11:13 [削除依頼]


    鞘師愛理さん/
    コメントありがとうございます!!

    宣伝大歓迎です♪
    どうぞばんばん告知を((
    早速行ってみます:D

    駄作ですが、よろしくおねがいしますm_ _m
  • 8 akari id:l8pykkD.

    2012-03-19(月) 18:56:28 [削除依頼]


    おんぼろアパートの一室。
    ここは私のお家。

    コンパクトなキッチン。
    無駄に大きなテーブル。
    小さな二つの椅子。
    数枚の服しか入らなさそうなタンス。
    その上には私の大切な人たちが四角い額に入っている。


    「……ただいま、」


    彼らにそう呟くと、"お帰り"って幻聴が聞こえる。
    目を閉じれば幸せだったあの日々。
    でも、すぐに血塗られた映像がかき消す。

    「……今日ね、」

    椅子を引いてきて、いつもの報告会。

    「アレンに宿題手伝ってもらったんだよ。
     図書室で、デートみたいでしょ?」

    今日あったくだらない話。
    何でもいいから話してみた。

    「あとね、可愛いお花摘んできたのよ。
     花瓶に入れて飾らないとね。
     そ、れと……ね…っ…、」

    込み上げてきた熱いモノ。
    喉の奥が締め付けられる。
    溢れ出すのは汚い涙。


    いつまで苦しめばいい?
    いつまで覚えてればいい?
    いつまで泣けばいい?


    大切な人たちがいなくなって9年。
    もう泣き悲しむのには疲れた。
    記憶を消してしまいたい。


    悪魔さん、悪魔さん。
    早く私を殺.しに来てください。
    あの日の約束を果たしに来てください。


    02#
    Promise
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