花咲高校生徒会！6コメント

<花咲高校生徒会　メンバー>

宮崎　雫　miyazaki sizuku　(15)


わけあって、問題児の集まる
花咲高校に入ってしまった少女。
生徒会長、篠原　佑に出会い生徒会に入る。真面目で几帳面だが、少しおっちょこちょいだ。


篠原　佑　sinohara yuu　(15)


花咲高校生徒会、会長。
まだ、高校一年生だがしっかり物のため
無理やり生徒会長をやらされている。
雫と同じクラスで、クラスの人気者。


秋山　隆　akiyana takasi　(16)


花咲高校生徒会、副会長。
高校二年生で、すこし怠け者。
毎日生徒会をさぼっていたが、雫に惹かれ
毎日来るようになった。
少し問題児。


中川　咲心　nakazawa sakiko (15)


花咲高校生徒会、副会長。
先輩の秋山がきちんと仕事をやらないため
しょうがなく活動。
吹奏楽部で、悩み事を抱えているらしい。
雫とは仲良し。


高野　優子　takano yuuko (16)


花咲高校、生徒会書記。
綺麗なお姉さんという感じ。
頭もよく、テキパキ活動。
しかし、天然が入っていて理解が遅いのが
傷らしい。

前田　流　maeda ryuu (18)


花咲高校生徒会、会計。
しかし、前髪が長く顔も見えないし
無口なため、謎に包まれている、、、。

--6月--
キーンコーンカーンコーン
学校全体に、授業終了の鐘が鳴り響く。
その瞬間、みんなから
“あぁ、、、、長かったぁ”
という声が漏れた。
確かに、数学の時間は自分も長く感じる。
なぜかと言うと、数学の中島先生は私たちがすこしでも喋ると、別室行きなため、みんな無口で静かになるのだ。
だから、今は梅雨の時期、教室内には
雨が降るザァァァァという音が聞こえ、少し憂鬱にもなる。
私は少し腕をぐっと伸ばし、はぁぁぁと声を漏らした。

すると、
「ねぇ、金やるからジュース買ってきてぇ？」


休み時間、私の座る席にわざわざやってきて可愛い声で私の顔の前にジャラジャラと
わざと音を出しながら、お金を差し出した。
こいつ、神田　彩は本当に嫌なヤツ。
うちのクラスの女王様的存在で
人を利用するのだ。
黙ってれば可愛い子なのに、、、。
私は心の中で、ジュースくらい自分で買ってこいよ。
てか、しゃべり方なんとかならないわけ？

とか思ったが口が裂けても言えるわけがない。
だから私は笑って
「うん、いいよ」
と言った。


　　☆

「全くもう、なんなのーーー！！！」
私は歩きながら大きな声でそう言った。
同学年の男女がすごく見てくるが
そんなのお構いなし。
私は、一階西校舎(私のクラスは一階南校舎)まで行き、どうして南校舎にも自販機が
ないんだ、と愚痴をこぼしながら
自販機でたのまれたミルクティーを
買わずに、苦い緑茶を買った。


すると、、、、。
あるものを見つけた。

「花咲高校生徒会室？？」
そう、自販機隣の開き教室は
いつの間にか“花咲高校生徒会室”
になっていたのだ。
「でも、生徒会なんて入学した時あったっけ？」
とか思っていると
キーンコーンカーンコーン、、、。
3時間目授業開始の鐘が鳴り響く。
「やっば、次って、、、。理科だっ！
あぁ、、、。早く教室戻らなきゃっ」
私は、自分の教室へ急いだ。

「私、緑茶買ってこいって言った？」
理科は幸い先生が出張なため、
自習であった。
代わりの先生がまだ来ないため、
みんな、普通に席を立って喋ったりしている。
しかし、私はまた彩に捕まってしまった。
あまりにムカついたので頼まれた
ミルクティーではなく緑茶を買ったからだ。
「すいません、、、、。」
「あのねぇ、私の言うこと聞けないの！？」
彩が私の買って来たペットボトルの緑茶の
フタをあけ、頭からかける素振りを見せた。
その時、、、、。

「やめろ」
思いっきり目をつぶっていたので
その声の主がわからなかった。
だから声がした方をくるっと振り向くと
隣の席のクラスの人気者、篠原　佑だった。
「なによ、その子のことかばうの？」
彩は少し動揺している様子。
ざわざわしていた教室が一気にしんとなり、雨の降る音が聞こえる。

「こういう奴がいるから、花咲高校はダメになっていく。生徒会長として許せないな。」
「え、生徒会長？」
篠原の言葉に私はびっくりした。
生徒会長が、同じクラスで隣の席の
篠原　佑のことに。
「宮沢」
篠原にそう呼ばれた。
「いや、、、。あの宮崎です。」
そうつっこむと、
「生徒会室に来い。」
突然そう言われ、私はうなずいた。

生徒会長かっこいい♪
彩最低(？ -？″)
雫と会長の今後が気になる？？？！

更新頑張ですつ