正義が勝つとは限らない9コメント

1 麻友 id:joI1Yut0

2012-03-13(火) 10:27:23 [削除依頼]
「俺…泉のこと、好きっぽい…」

全ては、そんな曖昧な告白から始まった。
  • 2 麻友 id:joI1Yut0

    2012-03-13(火) 10:33:43 [削除依頼]
    泉 麻友(いずみ まゆ)、高1。

    公立高校に通う、ごくごくフツーの女の子。

    入学してから、もう2ヶ月。

    クラスにもなじんできたある日、全ては音を
    たてて動きだした。
  • 3 麻友 id:joI1Yut0

    2012-03-13(火) 10:44:15 [削除依頼]
    「麻友ぅ〜♪おはよー!!」

    「あっ、鈴菜!おはー♪」

    高校に入って最初にできた親友の鈴菜と、いつものように
    校門で挨拶を交わした。

    「ねぇねぇ〜!宿題やったぁ〜?」

    げた箱で靴を履き替えながら、これまたいつもと
    同じセリフを交わす。

    「うん!鈴菜は?」

    「あはぁ〜。あたし何にも…」

    「えっ?!それヤバいよ!!」

    「ほぇ〜??」

    「今日の宿題忘れたられ居残りだよ?!」

    「えぇっ?!それってまさか…?」

    「トイレ掃除、一週間だよ?!」

    「…」

    そのまま青い顔をして喋らなくなってしまった鈴菜と、
    私は教室に向かった。
  • 4 麻友 id:joI1Yut0

    2012-03-13(火) 10:51:31 [削除依頼]
    「きゃぁー♪東くーん♪♪」

    教室に入ると、毎度お馴染み、女子の黄色い声があがる。

    「うわぁ…。今日も大人気だね…」

    「そりゃそうよ!!」

    「うおっ?!鈴菜…いつの間に立ち直った…?」

    「えへへー♪だぁってぇー、東くん、カッコイイんだもん!」

    目をキラキラと輝かせて言う鈴菜が、なんだか恋する乙女って
    感じで、可愛く見えた。
  • 5 麻友 id:joI1Yut0

    2012-03-13(火) 10:55:48 [削除依頼]
    東 隼人(あずま はやと)。

    クラス…いや、学校一のモテ男。

    今まで、告白されても付き合った女子はいない。

    それでも、持ち前の明るさとルックスのおかげで、
    今でも告白が後を絶たない。

    そんなことを思いながら、私は自分の席についた。
  • 6 麻友 id:joI1Yut0

    2012-03-13(火) 11:02:33 [削除依頼]
    「あっ、泉!おはよ!」

    隣の席の東隼人が、今日も私に挨拶する。

    「お、おはよ…」

    私のクラスは、席順が未だに出席順。

    だから「東」と「泉」で、席が隣なのだ。

    東はすごい良い人だから、席が隣で嫌なことは
    ひとつもない。

    だけど…。

    私は東を囲んでいる女子達の怖い視線を、今日も
    オドオドしながら避けるのであった。
  • 7 麻友 id:joI1Yut0

    2012-03-13(火) 11:13:55 [削除依頼]
    キーンコーンカーン…

    ホームルームの予鈴が鳴り、東を囲んでいた女子達は、
    一斉にその場を後にした。

    私はコソッと東に話しかける。

    「今日もモッテモテだね♪人気の東くん?」

    すると、からかうような私の口調に、東は言い返してきた。

    「はぁ〜?やめろや、そういうの。いい気せん」

    プイっとそっぽを向いているが、耳が真っ赤なのは、
    隠しきれてない。

    照れてる…。

    そう思うと、急に東が可愛く思えてきて、笑いが
    込み上げてきた。

    「フフ…ウフフ♪」

    「なんや泉、気持ち悪いで?」

    「てっ、照れてる東くん…可愛い」

    その瞬間、東の顔が羞恥と怒りで真っ赤になった。
  • 8 麻友 id:joI1Yut0

    2012-03-13(火) 11:18:49 [削除依頼]
    「ふっ…泉。お前、いい度胸しとるなぁ?」

    東の顔が悪魔的な笑いを含んだ。

    「あっ、東くーん…?」

    私は顔が引きつるのを感じ、冷や汗が体からでるのを感じた。

    「ちょぉーっと後でこいやぁ?」

    「ヒッ、ひいいいぃぃぃ?!」

    や、やられるぅぅ?!

    私は遺書を書く覚悟をした。
  • 9 麻友 id:6zRWQdA1

    2012-03-14(水) 14:55:58 [削除依頼]
    「ま、待ってよ東く〜ん…」

    「なんじゃ、泉が遅いけん。はよ歩き!」

    私は東につれられて、校舎の裏庭にきていた。

    「あの…ごめんね?私、東くんがそんな怒ると思わな…」

    「泉」

    私の言葉を遮って、東が口を開いた。
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