Black snow3コメント

1 藍城 沙希 id:vk-roIBSmW1

2012-03-11(日) 23:03:39 [削除依頼]
◆...Story...◆
何十年かに一度だけ、黒い雪が降る国があるらしい。
それは決まって、雪のように白い肌をした少女が現れた時だという。
人々は、そんな少女の事をこう呼んだ。
『漆黒の雪姫(ブラック・スノウ)』と---。
  • 2 藍城 沙希 id:vk-roIBSmW1

    2012-03-11(日) 23:23:29 [削除依頼]
    1-1,
    リンゴーン、リンゴーン。
    午前6時を告げる、協会の鐘が鳴った。隣町、《リーバ》にある巨大な鐘の音は、大分距離の離れているこの小さな田舎町にも聞こえる程だ。そばに居た鳩達は、その音に驚いたのか、一匹残らず飛び去って行った。飛んで行く鳩は、一体何を考えているのか。その姿を見詰めながら、僕はそう心の中で呟いた。
    登っていた煙突から下りようと、小さな階段に足を掛ける。ギシ、と小さく音がした。一段一段ゆっくりと下り、地面に足をつける。
    同時に僕は、空を見た。
    …新しい、「今日」が始まる出発点を。
  • 3 藍城 沙希 id:vk-roIBSmW1

    2012-03-11(日) 23:44:35 [削除依頼]
    少年は、名を「シオン」といった。銀色に近い白髪をした彼には、母親や父親がいなかった。だが、少年には妹がいた。彼と同じく白髪で、病弱なとても可愛らしい妹が。
    「リヲネー。朝だよ」
    少年の声が、小さく古びた家の中に響く。リヲネと呼ばれたその少女は、読んでいた分厚い書物から顔を上げ、顔を緩めた。
    「おはよう、お兄ちゃん。今日の朝御飯は何?」
    ふんわりとした髪が、肩から滑り落ちる。その度に朝日を浴び、キラキラと輝いて見えた。
    「ひーみつ」
    少年は少女に、ケラケラと笑って見せた。少女は、それにつられて笑っていた。
    小さな部屋に、賑やかな笑い声が響いた。
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