,。:*:・゚'となりの席,,☆。・:*:16コメント

1 おにゅ id:A5uYSUO0

2012-03-11(日) 19:40:27 [削除依頼]
これは何年かけたかもわからない・・
本気の恋の物語ー。

あの日、
桜が美しく咲き、優しい日差しが照っていたあの日ー。


君ととなりの席になった。

初めての恋だったんよ。
  • 2 おにゅ id:A5uYSUO0

    2012-03-11(日) 19:40:52 [削除依頼]
    「君」の名前は大樹。

    「私」の名前は美樹。柏木美樹。


    はじまりは今から4年前ー。

    小学4年生のときに出会ったんだ。
  • 3 おにゅ id:A5uYSUO0

    2012-03-11(日) 19:42:46 [削除依頼]
    キーンコーンカーンコーン・・・
    午後の授業を告げるチャイムの音。

    丘の上小学校は人数が少ない、小さな小学校だった。

    「今日の5時間目はみんなの待ちに待った席替えでーす!」

    新人教師、24歳の体育教師・兼 4年3組 担任の
    大杉先生が言う。

    やったー!!
    無邪気な小4は騒ぎ出した。

    「席替えって、ビックイベントだよね。 」
    「ねーっ隣、誰になるんだろ・・!」
    「ウチら近くがいいねー><」

    美樹は後ろの席の京子としゃべっている。

    「んじゃ順番にくじをひいてねー!」
    「わー押さない!こらこら順番ー!!」

    どきどきの席替え。
    美樹もくじをひく。13番。
    窓側の後ろだった。
    「となりはだあれー?えーと12番!!」

    ざわざわ。わいわい。
    「柏木じゃん!おれ12番の席!!」

    机と椅子をかついでそう美樹に言ってきたのは
    大樹だった。

    日比野大樹。
  • 4 おにゅ id:A5uYSUO0

    2012-03-11(日) 19:43:17 [削除依頼]
    エピソード1:出会い


    「大樹かー!」
    別にとくにしゃべったこともない。

    特別かっこいいわけでも、
    仲が良かったわけでもない。

    でもあの頃の私は、なぜかその瞬間 大樹に恋をした。

    今思えばわからない。

    なんであのとき、私のそばに寄ってきて
    笑ってみせた大樹の姿に

    恋に落ちてしまったのかー。

    なぜかとても輝いて見えたんだよ。

    ねえ 大樹は覚えてる?

    そこから私たちは始まったー。
  • 5 おにゅ id:A5uYSUO0

    2012-03-11(日) 19:44:31 [削除依頼]
    「大樹ってなんでそんな頭いいの!!」

    「お前がばかなだけだろ!」

    いたずらな笑顔を浮かべて、小学生らしい笑顔を見せる大樹。

    席替えの日から2日。
    二人はおどろくほど馬が合った。

    美樹は大樹と話している時間がとても楽しかった。
    大樹も多分同じだ。

    隣の席で、お互いの教科書に落書きをしたり、
    先生の目を盗んで、いたずらしたりー。

    とにかくめちゃめちゃ笑っていた毎日ー。


    「ちょっ!なにコレっ!やばいメチャ似てんじゃん!!」
    けらけら笑う美樹。
    「おまっ声でけーよ!!」

    「うるさいぞ!そこー」
    4年3組の生徒から恐れられている
    社会科の三竹先生がこちらを注意する。

    (ほらお前のせーで怒られたじゃんかよ。)
    (だってこれ三竹に似すぎじゃんか!)

    ひそひそ。

    とにかく笑いまくる。


    「見てよこれ!佐々木ー!」

    小さな声で、後ろの席の佐々木に
    大樹が描いた落書きを見せる美樹。

    「ぷはっ!やばいコレ!」

    「でしょー!!」

    ・・あ、やばい。

    「うるさーーーい!!そこの3人!!!」

    あー雷落ちたよ・・・。

    「てか3人て・・俺もー!?」大樹。
  • 6 おにゅ id:A5uYSUO0

    2012-03-11(日) 19:45:49 [削除依頼]
    「・・・ほら見ろよ。周りの視線がきついぞー柏木!」と大樹。

    「なんでウチに言うのさっ大樹!
    もとはといえば大樹があんな三竹のはげ頭と特徴つかんだ
    上手い絵かくからいけないんじゃん!」

    「僕にまで見せるからー思わず吹いちゃったじゃん!」今にも泣きそうな佐々木くん。

    3人の今の状況ー。

    ろうかで3人。

    完全に立たされている。

    「ま、俺の絵を誉めてんだから許してやーるよ。」大樹。
    立たされてもへっちゃら。
    なんでこんなやつが成績いいんだろ・・。

    「大樹、あんたオールAじゃないの?」美樹。

    「あー?んなの知らねーよぅ。
    俺別に頑張ってとったんじゃねーもん。」

    「なんでこんなやつが!くそ!!
    こいつスポーツも出来て頭も良くて、パーフェクトじゃん!」美樹。

    「今パーフェクトって。。何気 柏木誉めてるよな。」佐々木。

    「お前オールBにも届かないんだって?」大樹

    ぺちゃくちゃ3人でしゃべる。


    「もーぜったい大樹のこと抜くし!!絶対オールAとるーー!」


    「僕もとる!」

    「へっ お前らなんかにとーれるかー♪」


    ・・まさかその約束が果たされるなんてね。
  • 7 おにゅ id:A5uYSUO0

    2012-03-11(日) 19:46:41 [削除依頼]
    「京子ーー!!聞いて!大樹ってばひどいんだよ。
    なんかウチがねー馬鹿とかねー、色々言ってくるし!!」

    「美樹ーまじ?大樹くん意外にひどいねー」京子。


    「京子ーーー!!聞いて!!!大樹がねー・・・・」・・・


    「京子ーー!今日大樹がねーー!!」


    「・・・ねぇ美樹、あんた大樹くんのこと好きでしょ♪」


    !!!!!!

    「なっ・・・!好き・・っ?」

    「うん。だって毎日のように大樹くんの話するじゃん。」

    「好き・・・・・・・・・?」

    「たぶんね。アタシが見てる限りはね。
    美樹前に好きなひといないって言ってたけど、
    きっと大樹くんのことすきなんだよ♪」

    ・・確かに楽しい。。
    大樹がとなりにいるのはあたりまえ。。。

    いつも笑い合って。。お互いのこと。
    たわいもない話をする。

    これが好きって感情なのかな。

    小学4年生の、恋をしらない私は、
    そのとき初めて気付いた。好きという感情ー。

    なんだか新鮮だった。


    「ううん・・・好きじゃないよ。
    やだなー何言ってるの!京子はー。!」

    笑ってそう言う。

    あの頃の私は混乱して、
    友だちに好きなひとのことを話すのは恥ずかしかったのかもしれない。

    顔が熱くなるのを感じた。


    好き・・・・・・・?


    ウチは大樹のことが好きなのかな・・・・・・・?


    初めて気付いた気持ち。


    どき どき どき


    心臓の音、すごい。。。
  • 8 おにゅ id:A5uYSUO0

    2012-03-11(日) 19:48:53 [削除依頼]
    「大樹くんってかっこいいよね♪」
    「うん。なんか足も速いし、ドッジボールも強いし!」
    「あと成績もいいよねー♪」

    昼休み。クラスの女子で教卓を囲ってガールズトーク。

    「えー大樹がかっこいいかぁ?」

    美樹はさっき京子に言われたことを思い出して焦る。


    「うん何気かっこいいー♪」
    「美樹となりの席でめっちゃ仲いいじゃん♪」

    「んな・・別に好きじゃないもん。」
    「えーだれも好きなの?って聞いてないじゃーん。」京子。

    あはは。


    「そーいえば伊藤くん!今日もめっちゃカッコよかった♪」

    きゃーーー


    小4女子の話題は、すぐにクラスの王子、伊藤くんへと移り変わる。

    「友菜ちゃんは告白しないのー♪王子に♪」

    「えーでも多分伊藤くんあたしのこと好きじゃないよーぅ。」

    「そんなことないよー友菜ちゃん可愛いもん♪」

    ガールズトークはさらに盛り上がる。

    「じゃーさっここにいるみんなで好きな人言い合いっこしようよー!」

    「いいねー☆」
    「せーのっ!で言っちゃう?」


    きゃーきゃー
  • 9 *∵*・愛搭・*∵* id:nEEL82O.

    2012-03-11(日) 22:07:36 [削除依頼]

    こんにちはandはじめまして☆

    この小説メッチャおもいろいッス!!!

    今後の更新も楽しみです^^
  • 10 おにゅ id:Xs6a9Q1.

    2012-03-14(水) 15:15:06 [削除依頼]
    *∵*・愛搭・*∵*さん ありがとう^^
    頑張りますのでぜひ!最後まで読んであげてください><
    ありがとうございます!
  • 11 おにゅ id:Xs6a9Q1.

    2012-03-14(水) 15:22:45 [削除依頼]
    ここに2・3日投稿したいのに制限あって出来ない!焦
    なんでー(゜□゜。*)
  • 12 おにゅ id:Xs6a9Q1.

    2012-03-14(水) 15:31:35 [削除依頼]
    えっ!どーしよう!っ
    てかみんな好きなひといんの?
    ウチそんなの分かんないよぅ!

    「・・・・・・せーーーーーーー・・・」

    どくんどくん。 ちょっと待ってー!

    「・・・・っっの!!!」

    「伊藤くーん!」
    「かずきー!」
    「佐々木ー!」
    「・・・・」


    きゃーーーーー!!

    「まじで!?」
    「京子も伊藤くん好きだったの!?」
    「えーあやちゃんって佐々木くんだったんだー!」

    きゃーきゃー

    「・・・・」
  • 13 おにゅ id:Xs6a9Q1.

    2012-03-14(水) 15:32:06 [削除依頼]
    「美樹は好きな人いないんだ!」

    「うん!みんな恋してるんだね!・・・好きなひととか・・
    よくわからないーー; 好きってどんな感じ?」


    「んー?こいつ好きだなーって思うの♪」
    「胸がきゅーーーんってなるんだよ!どきどきするしっ♪」
    「ずっと一緒にいたいって思うの。」
    「毎日楽しいよっ」

    みんな少女漫画の読みすぎだよーー。
    でも、だとしたら・・やっぱり・・・?


    ウチは大樹が好きなのかも。


    まだ初めての感情に混乱する、小さな女の子。

    わからなくなる。キモチ。
  • 14 おにゅ id:Xs6a9Q1.

    2012-03-14(水) 21:53:35 [削除依頼]
    キーンコーンカーンコーン・・
    昼休みの終わりを告げるチャイムの音。

    「わーやだな.。次、算数だよー!」

    ぞろぞろと席につき始める女子たち。

    やだなー・・こんな話したあとだと、大樹のこと意識しちゃうな・・。


    「はい、じゃー教科書p87を開いてねーー!」

    うわ!いきなり難しい問題だよー!
    てかてか、いつも大樹に分からないところ聞いてたから、自分じゃ全然解けないわ・・。

    うーん・・・・。悩

    「よしっ終わったっ。」

    出たよ。頭いいやつってこーゆーの終わったらすぐ「終わった」って声に出すからイラっとくるんだよなー。。


    「・・・柏木、出来たか?」

    !!

    「でっ・・出来るわけないじゃん・・」
    ・・やばい噛んだー!
    「やーっぱりな。いつも聞いてくるくせに、早く言ってこいよなー。」
    ・・・それは意識しちゃってるからです。
    「これは〜〜♪簡単じゃん!この式とこの式を足せばいいだけだろー!」
    大樹の顔が美樹にぐっと近づく。
    !・・・近!!・・いつもこのくらいの距離なのに・・今日はやばい!
    「7×6は42だろ!お前九九も出来ないのかー。」
    「うるさい!・・・あっ!!そっかー!!」

    解けた!!

    さすが大樹。。


    やっぱりイチバン話が合う。てかしゃべりやすいよね。
    隣にいると安心するし、楽しいし。。

    好き?
  • 15 おにゅ id:q3.zUCW.

    2012-03-15(木) 18:59:04 [削除依頼]
    そのとき初めて実感したよ。
    そのときの大樹の笑顔を見て好きだなーって思った。

    小学4年生の頃のわたしは、好きとか恋とか愛とか
    まだ全然わかってなかった。
    大樹とどーこーなりたいなんて思ってなかった。

    ただ好きで、隣にいることがうれしくて、
    毎日楽しかったよ。

    ありがとう。
  • 16 おにゅ id:PqlR0Zm0

    2012-03-17(土) 23:00:38 [削除依頼]
    「大樹、大樹ってさ、好きなことかいんの?」

    そういえば恋バナもたくさんしたよね。
    あの頃の私たちは純粋だったし、何も隠さなかったし、
    ただ真っ直ぐに私は大樹に恋してたよ。

    「そーいえば、伊藤くんって誰が好きなんだろー!」

    「あっそこ聞いちゃう?てか知りたいか?俺知ってるぞー!」

    「まじ!教えて教えて!」

    二人で噂話したり、無理やりカップルを作って楽しんだり・・
    今思えば何やってんのって感じだけど・・
    そーいえば他人の恋愛に突っ込んでたな・・・はは。

    「もー聞いて!!昨日お母さんに怒られたー!」

    「柏木、聞け!ツーピースの新刊発売っっ今日だぞっ!
    やべー楽しみだぁ」

    「ツーピースちょー面白かった!!てか最後泣いちゃったしー。」


    色々な話をしたね。
    友だち以上の仲の良さだったよね。

    でもお互い好きだとは言わなかった。
    ・・なんでだろ。

    あんなに何でも言い合える、最高の仲で。
    私は毎日が幸せだった。

    君と隣の席になった。
    毎日笑ってたあの頃。

    そこから始まったの。

    出会ってから、今日まで、


    私は君に恋をしたよ。
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