その黒猫、。7コメント

1 たきたてご飯 id:i-vF4brPG0

2012-03-04(日) 20:38:25 [削除依頼]
これはとある猫好きと
その他のハナシ。
  • 2 たきたてご飯 id:i-vF4brPG0

    2012-03-04(日) 21:51:19 [削除依頼]
    高々と据え立つビルに挟まれた路地裏。
    普段無人のはずのそこには
    現在人影が揺らめいていた。
    「へい、おっさん。調子どうよー?」
    へらへらと笑う調子の軽い声。
    「な、なんだ君達は」
    複数の若者に囲まれて哀れにカタカタと奮えているのは
    スーツを着こなしたいかにも真面目そうな風のサラリーマン。
    「はいー?俺達が誰か聞いてどーすんすかぁ?
    それよりねー。財布よ。財布ー。」
    一方的な要求を進める若者。
    安っぽい指輪をはめた手の平で
    男が抱え持つ黒い鞄をぺしぺし叩く。
    「ひ、こ、こんなことして、た、ただですむと思ってるのかっ」
    脅えた声でそう言いながら
    ずるずると後退りした結果、
    わけのわからない落書きに背中を預ける形となり、
    完全に逃げ場を失う。
    「ぷははぁ。自分の心配より俺らの心配ですかぁ?」
    男に合わせるように
    若者達もゆっくり距離を縮めてゆく。挑発するように唾を吐きつけながら。

    左右前後に斜めに張り付けられた広告は汚い姿で列を成し
    時折風に吹かれ、掠れた音を出す。「自分の心配しなよ。おっさん・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
  • 3 燦ちゃん id:jZvO3lM/

    2012-03-05(月) 18:08:38 [削除依頼]
    おっさん!!!(´つД-` )・*。
  • 4 たきたてご飯 id:i-K0FeKw..

    2012-03-06(火) 19:03:03 [削除依頼]
    〜時は数十分さかのぼり〜

    太陽の頬がようやく山に触れ、もうすぐ夕暮れ時。
    "都内で一番金を持っている私立高校"
    で名高い[弥生私立高等学校]から、
    今授業を終えたばかりで、疲れきった生徒達が
    けだるそうに、校門を後にする。
    そのまま近くの駅に向かう者や
    校門前で足を止め、
    親やら彼氏やらに携帯で連絡をとる者もいる、
    更にはタクシーを使って家に帰る者まで、まさに十人十色だった。
    街はそれなりの混み合いに染まっており、
    仕事帰りのサラリーマンやら
    晩御飯の買物袋を下げた親子やらで、
    日常という言葉が良く似合う人々で街は色付いていった。

    しかしたった一人
    帰宅する学生の波に逆らい、コソコソと学校の裏で
    なにやら怪しげな箱を取り出す少年がいた。
  • 5 たきたてご飯 id:i-K0FeKw..

    2012-03-06(火) 19:37:22 [削除依頼]
    〜校舎裏〜

    「かたっ、固いなーもうこれ」
    ・・・ギュッ。

    「もう・・・ちょ・・・い」
    ・・・・・ギュッギュッ。

    「も・・・・」
    ・・・パカッ!

    「あ!きたこれ。」
  • 6 たきたてご飯 id:i-K0FeKw..

    2012-03-06(火) 20:48:59 [削除依頼]
    〜路地裏[詳細]〜

    校舎裏であぐらをかき、唸る少年。
    かなり親切な通りすがりが彼の後ろ姿を目撃したとすれば、
    腹でも刺されたのかと、迷わず駆け寄ったことだろう。

    しかしここは校舎裏。
    ここの学生であるその少年は
    生徒手帳の入った学ランを足元に投げ捨て、
    ワイシャツの袖をめくり上げ、
    うっすら額に汗を滲ませている。
    耳が隠れる程度の短髪に、
    だらし無く跳ねる寝癖。
    片耳にピアスをいくつかしているようで、
    どことなくワルな空気を醸し出している。
    傍に転がった学ランの胸元に
    [東條愛]
    と名前が記入されているが
    見た感じ女の名前だと見て取ってしまう。
    しかしながら、彼の名前は間違いなく東條愛なのだ。愛(あい)なのだ。
    愛の手に抱えられた弁当箱のフタはなかなか開かず
    力任せに"やっと"開いたと思えば、
    内部に閉じ込められた空気は自己主張しながら飛び散り、辺りに充満した。
    校舎裏とは言っても
    弁当一つで空気が変わるほど綺麗に掃除されおり、
    色とりどりの花を咲かす花壇や
    緑の生い茂る木々もどことなく背筋を伸ばし
    シャキッとしているような気がする。
    校長に雇われでもした知らない誰かが、
    毎日毎日飽きもせず、世話をした努力のたまものだろう。

    場所が場所で、
    フタを開ける瞬間、反射的に顔を背けた愛は
    直ぐさま弁当に向き直り、
    食べ残した鮭をひょいっとつまみ上げた。
  • 7 たきたてご飯 id:i-K0FeKw..

    2012-03-06(火) 20:49:59 [削除依頼]
    ↑(訂正)
    〜校舎裏[詳細]〜
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