三人の悪魔と僕。3コメント

1 魔犬 id:pD4WWP40

2012-02-26(日) 13:45:04 [削除依頼]

ここはどこ?

暗い…

まるで闇に飲まれたみたい…

苦しい…悲しい…つらい…

誰も手を差し伸べてくれない…

助けて…助けてくれないと全員呪うぞ…

早く助けて…怖い…早く僕を光のなかに…

早く…早く!!!!
  • 2 魔犬 id:pD4WWP40

    2012-02-26(日) 14:15:30 [削除依頼]

    「…うわぁ!」

    「おはようございます、坊ちゃん」

    「悪夢…ですか」

    「悪い夢って楽しいよな」

    ロア・べテリア。

    呪われた悪魔のプリンス。

    「アンナ、メジアン、ブランディズ…おはよう」

    アンナ・カレル。

    三人の悪魔の中で一番優秀な悪魔…。

    超能力を持っている。

    メジアン・ブリーダ。

    一番ミステリヤスな悪魔。

    戦闘力が強く100人を3分で片付けるサイボーグ。

    ブランディズ・カルメリーバ。

    すべてを見れる青い目を持つ悪魔。

    目に映ったものを殺してしまうお調子もの?なのだ。

    「…はぁ」

    「ため息なんてらしくないですね」

    「アンナ、今日はあそこに連れてってくれ」

    「かしこまりました」

    「メジアン、馬車の用意をしてくれ」

    「はいはーい」

    「ブランディズ…」

    「もう、見えてますよ。荷物の準備ですね」

    ここにいる悪魔は全部男。

    すべてを話しあえる仲間。

    なぜこうして悪魔にめぐり合えたのかは謎。

    でも…なぜか僕の胸は晴れない。

    こんなにも楽で、楽しくて、毎日が待ち遠しいのに…

    「…晴れない」

    「坊ちゃん?」

    「えっあぁもう準備ができたのか…」

    『ガチャン』

    「坊ちゃん、少し揺れます」

    「あぁ…馬車にのるのは久しぶりだな…」

    「そうですね…少しお休みになられては?」

    「えっ?」

    「少々疲れ気味ですので」

    「ああ、気遣いどうもアンナ」

    僕はまだ13だけど、父親がのこした借金を返すため、夜遅くてもムチにうたれても…何もかもやって来た。

    そして、借金も消えてそこらにいる一般に戻れて…。

    貴族になった。

    召使も雇って、大きな屋敷を立てたけど…晴れない。

    人を殺した…返り血で真っ赤になった。

    けど…晴れない。

    「坊ちゃんは、何を悩んでいられる」

    「えっ?」

    「僕にはもう…見えています」

    「ブランディズ…勝手に見るな」

    「勝手に?坊ちゃんが勝手に僕の心に語りかけている…」

    「えっ?」

    「何が晴れないのです」

    「わからないんだよ」

    『パーンッ!』

    「銃撃?」

    「坊ちゃーん、暇だから一緒に鳩殺そう」

    「メジアン!銃をしまえ」

    「はーい…いい暇つぶしになると思ったのに」

    僕はなぜ悩んでいるのだろう…

    何が晴れない…

    僕のなにが…。
  • 3 魔犬 id:pD4WWP40

    2012-02-26(日) 14:43:31 [削除依頼]

    「坊ちゃん、着きました」

    「ありがとう。アンナ」

    「ここすごーい」

    「きれいな場所だな」

    真っ赤なバラが永遠に咲く僕だけの場所。

    「坊ちゃん、なぜここに行きたいと思ったのですか?」

    「わからないけど、ここにこれば僕の心は晴れると思ったんだ」

    「坊ちゃーん、ここって悪魔が入っても大丈夫なの?」

    「僕が許す。メジアン、入っていいよ」

    真っ赤なバラ…なぜここに僕は来たかったのだろう…

    ここは、僕にとって来てはならない場所。

    ここで僕は人を殺した。

    僕の雇った召使全員を。

    もともとここは、白いバラ農園だった。

    ここで、母親と遊んだものだ。

    母親はあっさり死んでいったが…

    白いバラは、血の色に染められて赤に…生生にい赤に。

    「坊ちゃん、ここで人を殺したんだね」

    「ブランディズ…」

    「坊ちゃん、あちらにテーブルを用意いたしましたのでお茶にいたしましょう」

    「あぁ」

    「坊ちゃん、人を殺すのは楽しかった?」

    「…わからないな」

    僕は、貴族になって人に物を言っては乱暴をしていた。

    そのとき僕は10歳だ…

    10歳のくせに稼いだ金をカジノにかけていた。

    僕は大人より強かったから。

    僕は億万長者と賭けて勝ったんだ。

    そのせいで、わがままに…人殺しに。

    金があるから、僕の心は晴れないのだろうか。

    「坊ちゃん、砂糖の入れすぎはいけませんよ」

    「えっ…」

    「まったく、砂糖を10個もいれるお方は初めて見ました」

    「坊ちゃーん、僕も椅子にすわっていい?」

    「あぁ」

    さっきの言葉が頭を離れない…

    『人を殺すのは楽しかった?』

    どうっだっただろうか。

    返り血で真っ赤になった自分は獣のような顔をしていた…

    なのもわからない自分にイライラする。

    「くそぉ」

    「?坊ちゃん」

    「アンナ、メジアン、ブランディズ」

    「「「はい」」」

    「今すぐここに、抜け殻をもってこい」

    「「「かしこまりました」」」

    抜け殻…それは、魂の入っていない人間の事。

    今は…ただ

    「人を刺したい」

    過去の自分に戻り、晴れの世界…いや、日貸しの世界に入りたい。

    「僕はまた、戻るんだ…下種な過去に」
コメントを投稿する
名前必須

投稿内容必須

残り文字

投稿前の確認事項
  • 掲示板ガイドを守っていますか?
  • 個人特定できるような内容ではありませんか?
  • 他人を不快にさせる内容ではありませんか?

このスレッドの更新通知を受け取ろう!

ログインしてお気に入りに登録すると、
このスレッドの更新通知が受け取れます。

最近作られた掲示板

お気に入り更新履歴設定

お気に入りはありません

閲覧履歴

  • 最近見たスレッドはありません

キャスフィへのご意見・ご感想

貴重なご意見
ありがとうございました!

今後ともキャスフィを
よろしくお願い申し上げます。

※こちらから削除依頼は受け付けておりません。ご了承ください。もし依頼された場合、こちらからの削除対応はいたしかねます。
※また大変恐縮ではございますが、個々のご意見にお返事できないことを予めご了承ください。

ログイン

会員登録するとお気に入りに登録したスレッドの更新通知をメールで受け取ることができます。

お気に入り更新履歴設定

お気に入りはありません
閲覧履歴
  • 最近見たスレッドはありません