春色パレット25コメント

1 ゆうゆう id:AZTBWXo0

2012-02-25(土) 17:46:42 [削除依頼]
どうして私はここにいるの?

『分からない』そう、

この世に理由は存在しないんだ

証明なんていらない、時間が過ぎれば消えていくだけ


私は今日も満員電車に乗って学校へ行く
  • 6 ゆうゆう id:TYJW/xi/

    2012-02-26(日) 13:43:48 [削除依頼]
    またお母さんいないのかぁ・・・

    「さみしいのぉ??」

    馬鹿なこと言わないで。いない方が静かでいいじゃない。

    「ふぅーん、まぁどうでもいいけど」

    ふわぁと『私』はあくびする。

    そろそろ学校に行く時間だ。私はいつもの道を歩く。
  • 7 ゆうゆう id:TYJW/xi/

    2012-02-26(日) 14:00:42 [削除依頼]
    教室につく。私は座り、問題集を広げる。

    私の周りの人が私をちらちら見る。
    見ないでほしい。喋らないでほしい。

    「あの・・・春宮さん?」

    私は上目使いでその声の持ち主を見る。

    「何?」

    「あっ、えっと・・・その、今日春宮さんと私日直だから。
    えっと、日誌は私が書くから黒板やってくれないかな?」

    おどおどとした口調が特徴のこの子は朝岡さんだったかな。
    人の名前を覚えるのは難しい。

    「分かった」

    「あ、うん、ごめんね」

    そういって走ってどっかいった。

    「もう少し優しくしてあげればいいのに。皆怖がっているよ」

    知らないわよ、そんなの。

    「どうして笑愛はそんなに一人でいたがるの?
    沢山の人と一緒にいるのも結構楽しいと思うよ」

    『私』は眉毛をハの字にさせた。
  • 8 ゆうゆう id:TYJW/xi/

    2012-02-26(日) 14:12:10 [削除依頼]
    うるさいし、結構面倒よ。
    すぐに喧嘩したり、仲間外れにしたり、それに・・・

    「それに?」

    裏切られたり、信じられなくなったりするの。

    「確かに、笑愛はあのことがあってからそう思っているのかもしれない。
    でも・・・笑愛が思っているほど悪くないよ」

    止めてよ。あのこと思い出させないで。

    「・・・・ごめん・・・」

    そういって『私』は消えた。
  • 9 ゆうゆう id:TYJW/xi/

    2012-02-26(日) 14:33:46 [削除依頼]
    一時間目の授業が終わり、私は黒板を消す。
    チョークの粉がつくから嫌なのに・・・

    私が粉をパンパンと払っていると廊下から私を見つめる瞳があった。
    え?と思ってもう一回見てみるがそんな瞳はどこにもない。

    気のせいか・・・

    「気のせいじゃないよ」

    振り向くと見たことのない同い年くらいの男の子がいた。
    同じ制服だけど見たことない・・・

    その子は口を怪しく歪ませ消えた。
  • 10 ゆうゆう id:TYJW/xi/

    2012-02-26(日) 14:49:38 [削除依頼]
    「あの、どうしたの?春宮さん」

    私が突っ立ているからか、朝岡さんが心配してきた。
    ハッと顔を上げる。

    「なんでもない・・・」

    あの男の子、どっかで・・・・


    勘違いか。私は席に座り、再び問題集を開けた。
    朝岡さんがそんな私を静かに見つめていたことには気づかなかった
  • 11 ゆうゆう id:cgVkym4.

    2012-02-28(火) 19:49:14 [削除依頼]
    放課後になり、私は日直の最後の仕事のゴミ捨て場の掃除をやっていた。

    全く・・・朝岡さんはどこへ行ったのだろう。探してもいないから
    先に帰ってしまったのかもしれない。

    10分かけてやっと終わらせることができ、帰りの支度をしている途中だった。

    「何これ」

    紙切れみたいなものを拾う。よく授業中に女子がまわしている物だと思う。

    『あいつってうざいよねー』

    『本当、いい気に乗るなし』

    『死んでほしいわー』

    バカバカしい。私はそれをゴミ箱に捨てる。


    私は気づかなかった。この時はもう始まっていたのに・・・
  • 12 ピッ子 id:cgVkym4.

    2012-02-28(火) 19:56:12 [削除依頼]
    わぁー面白そう!!


    更新頑張ってください!応援しています♪
  • 13 ゆうゆう id:cgVkym4.

    2012-02-28(火) 20:05:45 [削除依頼]
    ピッ子さん、ありがとう^^


    ↓続き

    次の日、教室へ入ると異様にざわざわしていた。

    「今日転校生が来るんだってー」

    「マジ〜??男?女?」

    転校生か、興味ない。
    転校生にとって特別な日でも私にはただの日常でしかないのだ。

    にしても、この時期だなんてめずらしいな。
  • 14 ゆうゆう id:cgVkym4.

    2012-02-28(火) 20:11:37 [削除依頼]
    あ、そういえば『私』はどこへいったんだろ。

    昨日のあの時からずっと見ていない。本当に消えちゃったのかもね。
    私の『妄想』でしか過ぎないのだから。


    「お前ら、座れー。転校生を紹介するぞ」

    わぁっと盛り上がる教室。しかし、私にはそんなの雑音としか思えない。
    早く終わらないかな・・・

    ガラッと開かれる扉。教室が一段と騒がしくなった。

    「何あれ??超かっこいい!!」

    「うちの好みー♪彼氏候補にいれとこー」

    皆が騒ぐ中、私はただただ驚くしかなかった。
    その子は・・・まぎれもなく私が昨日みた『あの』男の子だったのだ・・・
  • 15 ゆうゆう id:Q/Njwkk/

    2012-02-29(水) 18:42:34 [削除依頼]
    「霰屋優(あられや ゆう)です。よろしくお願いします」

    にこっと微笑むと女子達が騒ぐ。ああ、うるさい。

    「霰屋は、春宮の後ろに座ってくれ!HR終わり!!」

    挨拶もしないまま、女子と男子は霰屋のところに集まり、質問攻めをする。

    「どっから来たの!?」

    「前の学校はどこ??」

    「もしよかったらうちの部活に入んないか!?」

    私はあまりにもうるさいので廊下に出た。
  • 16 ゆうゆう id:Q/Njwkk/

    2012-02-29(水) 18:53:19 [削除依頼]
    トイレに行き、顔を洗う。タオルで顔を拭いてから目の前の鏡を見つめる。
    どうも、すっきりしない。顔に残った水滴を拭きながら私はトイレを出る。

    教室に戻るともう少しで授業が始まるため、さっきよりは静かになっていた。

    私は勉強を始める。すると頭の中で声が響いた。

    「笑愛・・・・」
  • 17 ゆうゆう id:Q/Njwkk/

    2012-02-29(水) 19:01:37 [削除依頼]
    顔を上げると『私』がいた。

    どこにいたのよ。ずっと戻ってこなかったじゃない。

    「ごめん。伝えたいことがあったんだけど、来れなくて」

    伝えたいこと?どうして来れなかったの?

    「分からないけど、何かが邪魔しているみたいで・・・
    今は来れるみたいなの」

    よく分からないんだけど・・・それで、伝えたいことって何?

    「ああ、それはね・・・」


    「霰屋に気を付けて」
  • 18 ゆうゆう id:Q/Njwkk/

    2012-02-29(水) 19:06:50 [削除依頼]
    どういうこと?

    私は心の中で問いながらちらっと後ろを見る。

    「霰屋が何者なのかよく分からないんだけどとにかく気を付けて。
    あいつは・・にか・・・た・・くら・・・で・・る」

    突然『私』の体が歪みだす。足のほうから薄くなっているのが分かった。

    「あい・・つが、じゃ・・・・まし・・て、いるみ・・たい・・
    とに・・く、きを・・・つけ・・」

    ブツンという音と共に『私』が消えた。

    それと同時に授業の始まるチャイムが鳴り響いた。
  • 19 ゆうゆう id:o303L5H0

    2012-03-02(金) 14:14:21 [削除依頼]
    『私』が消え、不安を覚える。突然背中がぞくりとし、振り返る。

    「どうしたの?」

    霰屋が私をびっくりした目で見た。こんなやつが危ないなんて・・・
    前を向いて黒板を見つめる。

    いったい何が始まるっていうの・・・?

    ねえ、『私』。
  • 20 ゆうゆう id:QUSQCcS1

    2012-03-06(火) 17:08:40 [削除依頼]
    授業の間も『私』の言葉の意味を考えていた。
    まず、『私』の存在が何なのかが分からない。

    そうだよ、私の妄想にしかすぎないのだ。
    つまり、さっきの言葉はただの夢?

    はは、そうだよね。現実はこんな話を聞いたら大笑いするだろう。
    バカバカしい。もう考えるのやめた。


    「それでいいよ。君はもうすぐ気づかされるんだから」
  • 21 ゆうゆう id:QUSQCcS1

    2012-03-06(火) 17:16:25 [削除依頼]
    放課後、私は先生に呼び出されていたため、教室へ戻ったのは
    もう日が真っ赤になって沈んでいた時だった。

    「全く・・・あの新人教師、私にプリントの整理をさせるなんて・・
    こっちだって暇じゃないのに」

    ブツブツと文句を言っているとがたっと音がなった。

    誰かいるのか、と思い後ろを振り返るが誰もいない。
    もう一度がたっと音が鳴った。

    それは掃除用具入れからだった。
  • 22 ゆうゆう id:QUSQCcS1

    2012-03-06(火) 17:26:22 [削除依頼]
    おそるおそる開けると、見覚えのある顔がそこにあった。

    「え、朝岡さん??」

    何でこんなところに・・・と言おうとしたら女子の声が聞こえてきた。

    「あいつ、まだ中にいるかなー」

    「いるでしょ、ちゃあんとぐるぐる巻きにしたんだからっ☆」

    「ちょっ、二人とも見て!」

    ドアの方を見ると、私を指さす奴とその他二人。誰だったかな。
    見たことはあるからクラスメイトだろうな。
  • 23 ゆうゆう id:aUTDTTg/

    2012-03-07(水) 18:08:24 [削除依頼]
    「春宮さぁん?ごめんねえ、今うちら四人でかくれんぼしているのぉ☆」

    「そ、そうそう。こいつが最後の一人だったのよ」

    そういって朝岡さんの手を掴んでロッカーの中から出そうとしたが、
    紐で巻かれているため、転んでしまった。

    絶対におかしい。


    そのまま朝岡さんを連れて行こうとする三人を呼び止める。

    「ちょっと待ってよ!」
  • 24 ゆうゆう id:aUTDTTg/

    2012-03-07(水) 18:38:02 [削除依頼]
    「えっと、何・・・?」

    長身が振り向く。

    「それのどこがかくれんぼだっていうのよ!?
    まず、こんな時間に学校にいること自体おかしい」

    その時、さっきまで口を閉じていた朝岡さんが叫んだ。
     
    「助けて、春宮さん!こいつら、私のこといじめてくるの!!」

    その瞬間、ぶりっこが朝岡さんの胸ぐらを掴んだ。

    「ちょっとぉ、何勝手に言っているのよぉ?」

    長身と眼鏡が私に襲い掛かる。

    このまま二人に向かって行ったら、絶対に勝ち目はない。
    だからといって、何もしない訳にはいかない。


    私は眼鏡に向かってパンチをくらわそうと向かった。
  • 25 ゆうゆう id:4WNbyKX0

    2012-03-08(木) 13:43:52 [削除依頼]
    お腹をめがけてこぶしを突き立てる。

    やわらかい感触と誰かのうめき声。
    その瞬間を狙って私を眼鏡を突き飛ばす。

    かなりあっけないものね。

    そんなこといってられない。二人が眼鏡に気を取られているうちに逃げなきゃ。

    私は、唖然としている朝岡さんの腕をつかみ、教室を出た。
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