傷だらけの戦士32コメント

1 つばさ id:dmDRCOl1

2012-02-25(土) 10:45:00 [削除依頼]
…主な登場人物…

阪神 亜夏羽 サカガミ アゲハ
反城 宗悟  ハンジョウ ソウゴ
彪町 黒琥  アヤマチ クロコ
蓮理 櫂   レンリ カイ
  • 13 つばさ id:dmDRCOl1

    2012-02-25(土) 12:19:06 [削除依頼]
    +黒琥side+

    あたしは、あげはが料理を作るのを眺めていた。
    あげはは、卵を割って、フライパンに流した。

    「何作るの?スクランブルエッグ?」

    気になって聞いてみた。
    するとあげはは、すこし考え込んで答えた。

    「まぁ。そんなとこ」

    プルル♪

    あげはのかな?そう思い、あげはの携帯を見た。
    でも、着信はなかった。
    じゃあ、あたしのかな?

    「ん?何だろ、あげはのじゃなくてあたしのとこ電話?」

    ジューッ

    卵が焼ける音が響く。
    あたしは自分の部屋へ行った。

    ━黒琥の部屋━

    「もしもし。彪町ですけど...」

    《あ、黒琥さん!!?》

    「副隊長!」

    《大変なのよ!隊長が...。今すぐ...へ来て!》

    「え?はい、はい。そうですか...はい、すぐ向かいます!」

    急いで行こうとしたとき、あげはに声をかけられた。
    ちょうどいいや!

    「どうしたの「たいへんなの!!あげは!!」

    あたしはあげはの言葉を遮った。
    だって、隊長が...。

    「え?な、なにが?」

    キョトンとしているあげはに言った。

    「いいから、ついてきて!!」

    あたしはコートを着ずに走り出していた。
  • 14 つばさ id:dmDRCOl1

    2012-02-25(土) 12:26:50 [削除依頼]
    はい。どうも、つばさです。
    今までの話は、これからおこる、『狐事件』の前兆みたいなものです。

    …登場人物・極悪兵器排除隊『蠍(さそり)』…

    大蔵 薫   オオクラ カオル
    山守 稀楼  ヤマモリ キル
    阪神 亜夏羽 サカガミ アゲハ
    彪町 黒琥  アヤマチ クロコ
    朝比奈 遑理 アサヒナ ヒマリ
    レナ・ファーフニル
    阿佐倉 叶  アサクラ キョウ
    沖島 彩御  オキジマ サイゴ
  • 15 つばさ id:dmDRCOl1

    2012-02-25(土) 12:31:34 [削除依頼]
    …登場人物・極悪兵器排除隊『蛇(へび)』…

    晴琉 永   ハレル エイ
    龍成 吟   リュウセイ ギン
    鳴海 雲松  ナルミ ウマ
    鳴海 雲梅  ナルミ ウメ
    鳴海 雲竹  ナルミ ウタ
    ルナ・ファーフニル
    吟醸 渉   ギンジョウ ユズル
  • 16 つばさ id:dmDRCOl1

    2012-02-25(土) 12:37:51 [削除依頼]
    …登場人物・極悪兵器排除隊『狐(きつね)』…

    ※この班は、全員コードネーム的なものなので、苗字不明。

    瑠樺 ルカ
    真干 マヒル
    宣  ノブ
    琉生 ルイ
    稔  ニン
    槐  エンジュ
    骸  ガイ
  • 17 つばさ id:dmDRCOl1

    2012-02-25(土) 12:52:37 [削除依頼]
    +亜夏羽side+

    どうしたんだろう。
    あんなに焦って。
    家族に何かあったのかな?
    でも、私には関係ないから...。
    まさか、隊の中の誰かが...。
    気になる。
    もう、聞こう!!

    「く、黒琥!何があったの?」

    「ハァッ! た、隊長がッ!!」

    「隊長が?」

    「ハァッ じ、事件に巻き込まれたのよ!!重傷を負って、意識不明で...」

    「えぇッ!!それを早くいってよ!」

    「ごめん!」

    隊長は強いから、相手は相当の人よね。
    まさか、霧魔?
    いや、霧魔は最近現れないから。
    しかも、隊長はどんなに強い霧魔も倒してきたから...。

    私の頭にある事件がよぎった。

    ― 狐事件 ―

    「ねえ!黒琥!それってどこで起きたの?」

    「え? 狐神社だけど」

    「やっぱり!これは狐事件が蘇えったんだ!」

    狐事件は、何百年も前。
    あの狐神社で起きた不可解な事件。
    狐神社にやってきた人たちが次々と『狐様』の生贄になって...。

    テストで出たから、よく覚えてる。
    でも、犯人は処刑されたはず...。
    すると、黒琥が呟いた。

    「...狐様の意思を継ぐ者へ幸福を齎す、狐様に逆らう者、抹消すべし...」

    「え?」

    「前に、亜夏羽が出張の時、隊長と狐神社に行ったの、その時に狐様の横に刻まれていた言葉。」

    「やっぱり、これは狐事件が...」

    「ついたよ、狐神社」

    私たちはまだ知らなかった。
    この事件が、この国を揺るがす大変な事になるなんて。
  • 18 つばさ id:dmDRCOl1

    2012-02-25(土) 13:03:27 [削除依頼]
    +黒琥side+

    早くいかなきゃ、隊長が!
    お願い...。隊長。
    あたしの、大切な人。

    「く、黒琥!何があったの?」

    「ハアッ! た、隊長が!」

    「隊長が?」

    「ハアッ じ、事件に巻き込まれたのよ!重傷を負って、意識不明で...」

    「えぇッ!!それを早くいってよ!」

    「ごめん!」

    このまま、隊長が死んだら?
    怖い、怖い、怖い、怖い。
    一人は嫌だ。
    一人になりたくない。

    「ねえ!黒琥!それってどこで起きたの?」

    あげはに聞かれて少し戸惑ったけど、あたしはすぐに答えた。

    「え? 狐神社だけど」

    「やっぱり!これは狐事件が蘇えったんだ!」

    え?そんなことは有り得ない。
    だって、狐事件はもう犯人が処刑されてとっくに終わったはず...。
    あたしの腦裏に、狐神社の記憶が浮かんだ。

    「...狐様の意思を継ぐ者へ幸福を齎す、狐様に逆らう者、抹消すべし...」

    「え?」

    これは、あの時の...。

    「前に、あげはが出張の時、隊長と狐神社に行ったの、その時に狐様の横に刻まれていた言葉。」

    「やっぱり、これは狐神社が...」

    あたしは足を止めて言った。

    「ついたよ、狐神社」
  • 19 つばさ id:dmDRCOl1

    2012-02-25(土) 13:06:28 [削除依頼]
    さて、次から、キャラクターどんどん増えていきますよ!!
  • 20 つばさ id:dmDRCOl1

    2012-02-25(土) 13:32:34 [削除依頼]
    +亜夏羽side+

    ━狐神社━

    「黒琥さん!それに、亜夏羽さん!」

    「副隊長!体調は?」

    「まだよ、すぐそこの病院で眠っているわ」

    「そうですか...」

    「現場はここ。警察が調べているわ」

    「あら、蠍班の皆様じゃありませんか」

    「あなたは...。蛇班の晴琉さん」

    うわ、話には聞いてたけどすっごい美人。
    てかなんで着物?色白だし、目も輝いてる。
    黒い髪が光ってきれいだな...。

    そう見とれていた私に晴琉さんが話しかけてきた。

    「あなたが、亜夏羽さんね。噂でよく聞くわよ。仕事がよくできるってね」

    「あ、ありがとうございます」

    「黒琥ちゃんは久しぶりね」

    「あ、はい!」

    え?黒琥、晴琉さんに会ったことあるの?
    しかも『ちゃん』付けされてるし。
    そっか、蠍班には黒琥の方が先に来たからね。
    でも、戦闘レベルは私の方が上だけど。(あげは50レベル、黒琥43レベル)

    「黒琥ちゃんは、あの事件の時以来ね」

    「はいッ!」

    「あの事件?」

    「前にも、ここで狐事件に似たような事件が起きたのよ」

    「それを担当したのがあたしと晴琉さんってわけ。それで、関係があるんじゃないかと思って」

    そっか。それならさらに納得。
    狐事件は前にも起きていた、か。
    でも、新聞やニュースには取り上げられなかった。
    どうしてだろう。
  • 21 つばさ id:dmDRCOl1

    2012-02-25(土) 13:32:53 [削除依頼]
    感想待っています。
  • 22 つばさ id:dmDRCOl1

    2012-02-25(土) 13:43:57 [削除依頼]
    レベルランキングトップ10(蠍・蛇・狐班)

    1位☆蠍班隊長 大蔵 薫 87レベル
    2位☆蛇班隊長 晴琉 永 86レベル
    2位☆狐班隊長 瑠樺   86レベル
    4位☆蠍班副隊長 山守 稀楼 79レベル
    5位☆狐班副隊長 真干    78レベル
    6位☆蛇班副隊長 龍成 吟  77レベル
    7位☆蛇班メンバー 鳴海 雲梅 67レベル
    8位☆蠍班メンバー 朝比奈 遑理 65レベル
    9位☆蠍班メンバー 阪神 亜夏羽 50レベル
    10位☆蛇班メンバー ルナ・ファーフニル 49レベル
  • 23 つばさ id:dmDRCOl1

    2012-02-25(土) 14:13:20 [削除依頼]
    訂正

    「副隊長!隊長は?」でした。

    +黒琥side+

    ━狐神社━

    「黒琥さん!それに、亜夏羽さん!」

    「副隊長!隊長は?」

    「まだよ、すぐそこの病院で眠っているわ」

    「そうですか...」

    大丈夫かな、隊長。
    早くお見舞いに行かないと...。

    「現場はここ。警察が調べているわ」

    「あら、蠍班の皆様じゃありませんか」

    「あなたは...。蛇班の晴琉さん」

    来てくれたんだ。忙しいから来ないと思った。
    久しぶりだな...。綺麗になったな。
    相変わらず、スタイル良いし。着物美人だわ〜。

    「あなたが、亜夏羽さんね。噂で良く聞くわよ。仕事がよくできるってね」

    え、あげはって他の班でも有名だったの!?
    初耳だわ!あげはも吃驚してるし。

    「あ、ありがとうございます」

    あげは

    「黒琥ちゃんはあの事件以来ね」

    「はいッ!」

    「あの事件?」

    そっか、まだあの時あげはは居なかったんだ。

    「前にも、ここで狐事件に似たような事件が起きたのよ」

    「それを担当したのがあたしと晴琉さんってわけ。それで、関係があるんじゃないかと思って」


  • 24 つばさ id:dmDRCOl1

    2012-02-25(土) 14:14:42 [削除依頼]
    最後の【「 】 は無視してください。
  • 25 つばさ id:dmDRCOl1

    2012-02-25(土) 14:29:32 [削除依頼]
    +亜夏羽side+

    「じゃあ、あなたたちは隊長の様子を見てきて。これから、隊長・副隊長会議があるから」

    「はい」

    ━病院━

    何号室だっけ。
    えと...。807ね。
    エレベーターの前に立っていると、女の人がやってきた。

    ポーン♪

    エレベーターが着いた。

    「何今のw『ポーン』ってw」

    「静かに。ここは病院よ」

    「ごめん〜」

    私は、黒琥を軽く叱ってから8のボタンを押した。

    「あの、何階ですか?」

    「あ、8階です」

    同じ階か。彼氏さんのお見舞いかな?
    それとも、この年だから、旦那さん?

    ポーン♪

    「ぷぷッw」

    「コラ、黒琥」

    「ごめん〜w」

    「あ、先にどうぞ」

    「ありがとう」

    サングラスの隙間から、エメラルドグリーンの瞳が光っていた。
    めっちゃ綺麗!晴琉さんと同じくらい綺麗!
    よく見たら髪の毛もなめらかだ...。

    「何号室だっけ?」

    「え、807だけど」

    私がそう答えると、その女の人がピタリと止まった。

    「...今、807って言ったわよね」

    「え、あ。はい」

    「あなた、薫の知り合い?」

    「え?あ、隊員です」

    「そう。じゃ一緒に行きましょう」

    今、『薫』って言ったよね?
    まさか隊長の彼女?黒琥固まってるし。
    そっか、黒琥。隊長のこと好きだもんね。
    可哀そうに。
    あんな美人にかなうわけないし。
  • 26 つばさ id:dmDRCOl1

    2012-02-25(土) 15:03:02 [削除依頼]
    +黒琥side+

    「じゃあ、あなたたちは隊長の様子を見てきて。これから、隊長・副隊長会議があるから」

    「はい」

    ━病院━

    隊長、大丈夫だよね。
    うん。絶対大丈夫。
    エレベーターを待っていると女の人がやってみた。

    ポーン♪

    思わず、笑いそうになってしまった。

    「何今のw『ポーン』ってw」

    「静かに。ここは病院よ」

    「ごめん〜」

    ありゃりゃ。あげはに怒られちゃった。

    「あの、何階ですか?」

    「あ、8階です」

    同じ階か。

    ポーン♪

    「ぷぷッw」

    「コラ、黒琥」

    「ごめん〜w」

    「あ、先にどうぞ」

    「ありがとう」

    うわ、声綺麗。
    瞳を輝いちゃってるし!
    そういえば、隊長の部屋何号室だっけ。

    「何号室だっけ?」

    「え、807だけど」

    あげはがそういうと、女の人が立ち止まった。

    「...今、807って言ったわよね」

    「え、あ。はい」

    「あなた、薫の知り合い?」

    「え?あ、隊員です」

    「そう。じゃ一緒に行きましょう」

    『薫』って言った?
    隊長の彼女...。いや、そんな様子はないから。
    そういえば、隊長指輪してたな、あの人と同じ。
    まさか、婚約者!?それか、奥さん!?
    かなわないよ...。失恋決定...。
  • 27 @ id:9mFDJz1/

    2012-02-25(土) 16:33:54 [削除依頼]
    ふぁいと!
  • 28 つばさ id:C10xadh.

    2012-02-27(月) 20:33:21 [削除依頼]
    @さん

    はい!頑張ります!
  • 29 つばさ id:C10xadh.

    2012-02-27(月) 20:58:08 [削除依頼]
    +亜夏羽side+

    ━807号室━

    「か〜おるッ!!」
    ガバッ

    その女の人は、人が変わったように隊長に抱き着く。
    でも、隊長はまだ意識が...。

    「うわあッ!!」

    「! た、隊長!?大丈夫なんですか?」

    「え?あぁ、彪町と阪上か、それに...」

    隊長は目をこすって、もう一度その女の人を見た。
    やっぱり、奥さんとか...。

    「み、翠?!」

    「まったく、せっかく着替えとか持ってきてあげたのに何よ?えぇ?隊員の子達まで
    お見舞いに来させちゃって、何様のつもり?隊長なんだからしっかりしてよね」

    「ご、ごめん...。てか、お前なんでここに?」

    「はぁ?なんでって、あんたが重傷だからってわざわざ偽球の反対側からきてやったんでしょ!」

    やばい!黒琥の前で夫婦喧嘩を...。

    「...」

    やっぱり!!黒琥、ぼーっとしてる!

    「おまえなぁ、実の兄に向って、あんたはねえだろ!」

    うんうん。いくら夫婦でも...うん?実の兄?
    じ・つ・の・あ・に!?

    「あのッ!お二人の関係は...」

    「「双子だけど」」

    「えええッ!?」

    「と言っても二卵性よ?ぜんぜん似てないでしょ」

    「あれ?言ってなかったか?こいつは俺の妹、大蔵翠だ」

    「ちょっと、あんたね、なんで言い忘れてんのよ!」

    「ごめんw」

    よかった。黒琥にもまだチャンスがある!!
    でも、隊長、指輪...。

    「あの...その、指輪は?」

    「これか?これはお袋の形見。俺が青でこいつが赤。もう一人従姉にも黄色をあげたんだけどな」

    「そう...ですか」

    これで、一見落着。 と思いきや。
    この指輪が、私たちの運命を変えることになるなんて...。
  • 30 つばさ id:OH1Kx3v1

    2012-02-28(火) 17:34:47 [削除依頼]
    +亜夏羽side+

    「あ。私、先帰るね、じゃ。あとは宜しく♪」

    「ちょ、ちょっとあげは!!」

    私って恋のキューピッド?
    上手くいくといいけど...。
    黒琥は緊張すると大変なことになるからなあ。

    ━男女隊員共同室━

    「ふう。疲れた〜」

    「やっぱりココアはおいしい♪」

    今日はいろいろありすぎたな。
    隊長が重傷だったり、狐事件が蘇えっちゃったり。
    でも、隊長が無事で良かった。
    そういえば、隊長・副隊長会議終わったのかな。
    見に行ってみよ。

    ━特別会議室━

    私は、特別会議室の扉の前に立っていた。

    「来たものの、どうすれば...」

    すると、大きな扉が開き、中からいろいろな班の隊長たちが出てきた。
    私はその中から、副隊長の姿を捜した。

    ドンッ

    「キャッ!」

    「あ、ごめんね。大丈夫?」

    「あ、桐ちゃん!」

    「あぁ、あげはか。てか桐ちゃんじゃないよ」

    桐ちゃんは、私と黒琥の幼馴染で『狼班』の隊長。
    とても優秀でかっこいいんだ(笑)

    「何やってんの?」

    「えと、うちの副隊長を捜しに...」

    「え?山守副隊長ならもう帰ったよ?」

    「え、そうなの!?」

    「うん。会わなかった?」

    「そうなの、ありがとう。じゃあね」

    「あ、あげは! ...行っちゃったか。山守副隊長から伝言があったんだけど...」


    ━亜夏羽の部屋━

    「う〜ん。どうしたんだろう。副隊長」

    そういえば、黒琥、朝なんかすごい汗だったな。
    何かあったのかな。
    黒琥の部屋行ってみよ。

    ━黒琥の部屋━

    ん?引き出しからなにか出てるな。
    アルバム?
    久しぶりに見てみよう。

    パラ...

    「この写真は!!!」
  • 31 つばさ id:OH1Kx3v1

    2012-02-28(火) 22:43:56 [削除依頼]
    +亜夏羽side+

    「この写真は!!!」

    ガチャ

    「ただい...ま」

    私は、咄嗟にアルバムからその写真を取り出してアルバムをしまった。
    そして、何事もなかったように、黒琥の元へ行った。

    「お帰り〜黒...   こ?」

    そこに居たのは目が真っ赤に腫れた黒琥を背負った桐ちゃんだった。
    桐ちゃんは、ソファに黒琥を寝かすと、リビングの椅子に座った。

    「どうして、黒琥を桐ちゃんが...」

    すると、桐ちゃんは黙り込み、しばらく下を向いて俯いていた。
    そして、3分ほどたってから、口を開いた。

    「座り込んでたんだよ。苦しそうに。僕の部屋の前に」

    「どうして...」

    「知らないけど、すぐに病院へ行った。熱が40度あって、目も腫れてたからね」

    黒琥の目が腫れてるのは、遠くからでもわかる。
    でも、なんでこんなことに...。

    「なんで...黒琥が...」

    「...僕のせいだ」

    「え?」

    「僕が、狐事件に関わったから、黒琥まで巻き込んで...「違う!!」

    私は、桐ちゃんの言葉を遮った。

    「違うよ、桐ちゃんのせいじゃない...」

    私の目には、もう涙が溜まっていた。
    なぜかはわからない。
    でも、これだけは断言できる。
    桐ちゃんのせいじゃない。あの、狐様のせいだ。

    「そうだ、桐ちゃん。見てほしいものがあるの...」

    「見てほしいもの?」

    「うん。これなんだけど...」

    私は、ポケットから、さっき咄嗟にしまった写真を桐ちゃんに差し出した。
    すると、桐ちゃんは、目を疑うような顔になった。

    「これは、あの?」

    「そう。狐神社のお祭りで撮った写真」

    「...そうか、なぜ黒琥が巻き込まれたか分かった」

    「ええ!?」

    「理由は、黒琥達がこの写真に写っている。それだけだ」

    「え?どういうこと?」

    「狐様は、自分の姿を見られるのを嫌う。だから、自分の姿を見たものは...「待って」

    私は、また桐ちゃんの言葉を遮った。
    そう、私には疑問があったのだ。
    しかも、二つ。

    「私には、わからないことがある。まず一つ。 桐ちゃんは、狐様は自分の姿を見られるのを嫌うって言ったよね?」

    「そうだけど」

    「でも、ここに写っているのは男の子なのよ?」

    「そう。それが僕の言いたい事だ、いや、言い忘れた事と言うべきかな」

    「言い忘れた?」

    「そうだよ、さっきね、君を会ったとき、副隊長からの伝言を」

    「伝言?」
  • 32 風美 id:wbRBsSP.

    2012-03-24(土) 10:17:52 [削除依頼]
    続きが楽しみです♪
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