一つの能力14コメント

1 ラズ id:9aC3gNc0

2012-02-14(火) 18:26:50 [削除依頼]
一人の少年が歩いていた。
北の繁華街へ向かっているらしい。今歩いている処からだと5,6分ぐらいはかかる。
少年が歩いている道は周りが田や畑に囲まれた暗い農道だった。
彼はお腹が空いたらしい。
所持金もろくにない、大体600円近くだろう、何喰おっか?と悩みながら歩いていた。
でも彼はお金を使わない満腹感を得る方法を知っている、それは彼にしか出来ない事だ。
あんまりにもお腹が空きすぎたので彼ははや歩きをした。
速歩きのお陰で3分ぐらいであっという間に明るい光の中に入った。
繁華街、きらびややかなお店が立ち込める、人も沢山いて、明日が休日だからか人がいつもの1.5倍ぐらいはいる。
ここまで来てやっと彼の容姿がはっきりとしてきた。
肩にギリギリつかない茶髪のやや長い髪に、白いブラウス、その上に赤チェックのベスト、下には黒いズボンに黒いブーツといった紳士みたいな格好をしている。
そして腰にはバッグをぶら下げていた。
彼は周りを見渡す。隠れる路地裏が欲しいらしい。
3メートル先にそれが目にはいる。
やや駆け足で路地裏に入っていく、彼にとっては当たり前の事だが周りの人から見ればとても怪しく見えるだろう。
でも人が多いため誰一人きずいていない。
そおっと息を整える、そしてそおっと目を閉じる、これからする事を想像して調子を整える。
そして目を開けた。少なくとも10秒ほどかけた。
彼の足に力が入る、狙いが定まってもいないのに一気に地を蹴り上げる。そして一気に大通りに出る。
その先には彼と同い年位の15,6才の少女がいた。
彼と少女の距離は10メートル近くもあったのにわずか2秒ほどで少女の目の前に来た。
2秒の間に腰のバッグからボウイナイフを取り出したらしい。らしい、というのは瞬間すぎて目に見えなかった。
そして彼は力が入りぎみに呟く。「あははぁぁあ!!!!もっと楽しませろォ!!!!!!」
呟くではない、叫んだ!その瞬間に彼はナイフで会ったばかりで横顔しか見たことしかない見ず知らずの少女を
殺害した。
彼は狂ったように笑う。周りはそれを見て一気に逃げ始めた。中には突然起こったことに理解ができずその場で硬直している人もいる。
少女は死んだ。確認もせず死んだ少女を踏みつける、突然すぎて何もか言わずに死んでいった。
「おいおい、一発で死んじまうとはな、つっまんねー!」そのあと彼は逃げられなかった人の目の前に瞬間移動した。
そして左手でアッパーした。殴った相手は20前後のギターを背負った青年だった。
青年はまだ一回も殴られたことの無い奴だったらしく、5才年下の殺人鬼に殴られただけで宙に舞う。
いや、彼の力が強かっただけだった。そして地面に背中を打ち付けた青年はそっと呟く。
「天神…‥レ…‥…ト…か………………?」
  • 2 ラズ id:9aC3gNc0

    2012-02-14(火) 20:31:12 [削除依頼]
    天神レト、殺人鬼の名前、今までに612人殺した、血の匂いを笑いながら辺りに振り撒いた。
    でも彼自身、それは素晴らしい事だと思っている。
    それは自分にしか出来ない事の一つ。
    自分が殺して相手が死ぬ…‥!
    彼はバッグの中からライフルを取り出す。
    右にナイフ、左に銃を持ち、青年に向かって発砲する。
    青年の純粋で赤い血がレトの頬に付く、それでも、それでもレトは笑っている。
    青年の身体に合計6発、撃ち込まれた。その全てが青年の胸辺りだった。
    そしてまだ快感が足りんとばかりに青年にナイフを落とす。
    「あぁ、ゴメンゴメン、手が滑っちまったァ。せっかくだから俺が愉快に殺ってやるよぉ!!!」
    ナイフを落とした処とは別の傷口を踏みつけ体重をかける。
    「俺は残酷で冷酷な殺し方が好きなんだよ。」
    そして彼はその踏みつけた方の足をグリグリと傷を抉る。
    愉快に笑いながら。
    そうしてる間に周りは静かになっていた。彼はその足を下ろし傷口に目を落とす。
    彼のお腹がぎゅーっと鳴る。そのあとしゃがみ、青年の身体に突き刺さったナイフを抜く。
    そこに手を勢いよく突っ込む、彼は何かをつかんだ。
    肉。血に染まった手を自分の口へ運ぶ。せっかくの白いブラウスが赤になった。
    食事を始めてたった2口、遠くからサイレンが聞こえた。
  • 3 ラズ id:9aC3gNc0

    2012-02-14(火) 22:47:14 [削除依頼]
    どんどんサイレンが近づいてくる。
    それも一つではない、10…ぐらいだろうか。
    「おもしれぇ、よく警察も飽きねぇなァ。ま、俺は飽きる気しないけど。」
    そんなことを口の中でそっと呟くと、あっという間に警察に囲まれていた。一際目立つ大きいキャンピングカーみたいな車の中から一人の中年男性が降りてきた。
    みたいなの、という曖昧な表現はレトにとってどうでもいいからだ。
    男はバズーカ装備でアイスホッケーの選手位に身を固めるような装備をしている、頭にはヘルメットを被っている。
    出てきたのは一人だけと思いきや、他の車両からも人は出てくる。
    その中には女性の姿もあった。
    レトの殺した612人の中の400人くらいは警察だ。
    そりゃあ人手不足にもなるなァ、と彼は軽く思う。
    そんなこと知ったこっちゃねぇ、と彼は半分笑みを溢しながら警察に視線を向ける。
    口を開いたのは彼よりも相手の方だった。「何人殺せば気がすむんだぁ?クソガキ!今日お前を捕まえる、そして光の届かない部屋にでも監禁して、死刑だ。」
    「はははは!笑わせるなよぉ警察さん?人は違くても言うことは共通なんだなぁ。」
    「法律では未成年は厳しく罰せられない、だが、お前は全世界から死刑命令が出ている。意味わかるか?人間の言葉が理解できるか?怪物!!!!」
    「そんぐれぇ理解できるとも、何せ元々は人間だったからなぁ。」
    彼はこんなに攻撃掛けたがりな奴は初めてだと思った。
    「打てぇぇぇェぇェェェェえ!!!!」
    大男の声に反応して、周りから砲弾火花火薬銃声、あやゆるものが一斉にレトに直撃する。
    90秒ほどして全てが止む。砂煙と火薬の霧が立ち込めてレトの様子は見えない。
    そしてレトの様子が分かった。霧の中から笑い声が聞こえる。
    「ンなんで余裕かましてると本当に死んじまうぞ?いいんだなぁ?俺が全部殺ってやるよ!あはははははァァァぁぁあ!!!」
    彼は来たときの警察よりも余裕だ。と、言うよりももはや人の死を楽しんでいた。
    無傷のまま大男に歩み寄る、そして力強く地を蹴る。刹那のように、風のように、彼は一瞬に身をガチガチに固めた大男に向かってナイフを向ける。
    彼はもはや人間とは呼びづらい、いや、人間ではない血のような紅い瞳で相手を睨む。
    完全防備なはずの大男の肩を切り裂く。
    傷はとても深く鮮やかな赤を出し、血の良い香りが辺りを包み込む。
  • 4 DOLL id:XsHcwId.

    2012-02-15(水) 07:41:19 [削除依頼]
    死んだ。もちろん、男は死んだ。
    さっきからピクリとも動かない、右腕は切断されていて遺体からは離れている。
    それを見ていた女性が叫ぶ、「白馬根さんを、白馬根さんをよくも殺ってくれましたね。なんで平気で人を殺せるのですか!!!!」
    声が女性だと分かるだけで何処から聞こえて、誰が言っているのかはよくわからない。
    その他の人間は何故天神は死なない!?と言った感じだ。
    「おい、何にも理解してねェンだな。まったく、しょうがねぇな」
    彼は突然銃を自らの頭に突きつける。そして引き金を引いた。
    銃声が一つ錯乱の中に響く。
    彼は血を出した、でも平気で笑っている。
    そして傷口は見事に塞がっていた。
    「あはははは!!別にビビることはねぇだろ?白馬根っつー奴も言ってたろ怪物だ、て。」
    「あなたみたいのは死ねば良いのよ!!」
    女性が悲鳴のように叫ぶと、再び銃を乱射した。
  • 5 ラズ ↑名前間違えた id:XsHcwId.

    2012-02-15(水) 18:21:33 [削除依頼]
    乱射された銃弾はレトとは限らず周りの仲間も傷つけた。
    レトは死なない、でも周りの人々が次々に倒れていく。バカだコイツと、思いながら銃弾が飛んできた方に向かって瞬間移動する。
    女を切り裂いた次の瞬間、その隣にいた男性も切り裂く。
    レトは血を出した事は沢山有るが痛みを感じたことは一度もない。傷は直ぐ塞がってしまう。
    彼は肉体再生という現実世界ではあり得ない能力を持っていた。
    皮膚が切り裂かれた瞬間に再生を始め、痛いという電気信号が脳に伝わる前にもとに戻る。
    血は出るが、彼にとって怪我と言うものは暖かい紅い液体が出るだけ、という知識しかない。
    さらに筋肉が激しく刺激されることによって強化される。
    あくまでも強化であって、筋肉がついている訳ではない。だから彼は周りの人と外見が変わらない。
    一杯攻撃を受ける度に彼は強くなっていく、そして瞬間移動も出来るし、普通のナイフでも軍用の鎧を切り裂ける。
    だから、大量の快楽殺人は彼にしか出来ない、素晴らしい事だ。
    彼は人の命で遊び、苦しんでいる人々見て楽しんでいる。
    警察はこの事を知らない、勿論ここにいる人たちは知っている。いや、5,6分ほど前に知ったばかりだ。
    レトを目撃した人の殆んどがパニックで覚えていない、叉は場所や日時、容姿が実際の記憶とずれている。
    なら、今いる警察が伝えれば良い。
    でも警察は来て15分しない内に全員血と肉を剥き出しにされて殺されてしまう。
    それを天神レトは三日月のような不気味なほほ笑みを浮かべて見ている。なんとも悪趣味。
    今日は女が下手に乱射したせいで快楽の時間が減った。
    その口から退屈から来る笑いがすみきった夜空と、戦場に響く。
    「あーあ、退屈させんなよ糞野郎。あと6人しかいねーじゃん!」
    彼はため息混じりに夜空に呟くと近くにいた小柄な男性にナイフを向け走り出した。
  • 6 ラズ id:XsHcwId.

    2012-02-15(水) 19:56:02 [削除依頼]
    さっき食事を2口しかとってない彼は、今お腹がギュル、と鳴った。
    この6人は殺そう。そのあとは美味しそうな奴を選んで食べて、帰るか。
    「殺すけど、いいかなぁ?テメェーらには血肉なって俺に食われろ!!!!」
    「く……うだと?ふざけんな少年!」男性は叫ぶ「死にたがりにしちゃあ攻撃的だなァ」
    一言いうと快楽殺人鬼は男性を3回刺すと、同じ手口で後の5人を殺す。
    「美味しそうな奴…‥…、おっ!コイツァ良いや!」と、独り言を言ったあと一人のひときわ若い青年ぐらいの警察官をの腕を掴み切断し始めた。
    以外とスムーズに行った。切断はこれが初めてではない、30回目位だ。
    彼は腕を貪り始め、血をすすった。
    大通りのど真ん中で食人を始めたのだ。カレコレ2,3分ほどかけて美味しいところだけ食べてその腕を捨てた。
    「今日も愉快に素敵に殺ってやった。10人。」
    彼、天神レトは静けさに染まった星の出ていない夜空に向かって銃で発砲する。
    そのついでに今日殺した人数をそっと口の中で呟く。
  • 7 ラズ id:ZWPo.yG/

    2012-02-16(木) 16:19:58 [削除依頼]
    何か、うちまちがえが結構有りますね。
    あまり気にしないでくださいね。
  • 8 ラズ id:ZWPo.yG/

    2012-02-16(木) 17:22:33 [削除依頼]
    彼には帰る家がある。
    家ではない、学生寮と言った感じだろうか。
    肉体再生を理解した一人の研究者、犢山学院準女教授の寺澤佑実が用意した部屋へ向かう。
    殺人依存症の彼の事を理解したのは彼女たった一人しかいない。
    でも彼女は理解して彼に近づこうとするが、彼の方から積極的に断られてしまう。
    7回ぐらいは死にそうになっている彼女は、それでも彼を心から守りたがった。
    でも、次、彼に話しかけたら本当に殺すと言った。
    彼にとっては当たり前で、もはや足りないかも知れない。
    こんな30代の女性を見ると腹がたつらしい。
    佑実は1人、図書室の片隅のテーブルで本を読んでいた。表紙には【異常快楽殺人】と書いてある、番号を見ると過去に何巻か出ていたらしく、「3」と書いてあった。
    彼女は呟いた。「快楽殺人鬼に殺人を止めさせるのは、ベビースモーカーにタバコを止めさせるより難しい。か…。」
    天神の未来をとても心配しているらしく、このような本を夜な夜な読んでいた。
  • 9 ラズ id:ZWPo.yG/

    2012-02-16(木) 22:27:54 [削除依頼]
    彼は寮の階段を上っていた。天神の部屋は909号室、最上階の一番端の部屋だった。
    彼にとって階段とは普通の道を行くのと変わらない。
    殆んどの人は階段ではなく、エレベーターを使う。他の生徒に見つかってしまうと通報される危険性があるから彼はエレベーターを使わない。
    彼も元々は人間だ。それなりに寝泊まりする場所は確保しておかなければいけない。
    ただ単に寺澤を良いように使っているだけ、という感覚しかないのだ。
    やがて通路に足を踏み入れる。最上階は寺澤と、天神と校長教頭教授だけの階となっていて、校長教頭教授の殆んどが寮には泊まらない。
    みんな家族が居るかららしい。
    通路にはいるとゲート型のセキュリティが設置されていて、指紋で自動に開くようになっている。
    彼はセンサーに右手の人差し指を当てるがセンサーは反応しない。指に血が付いていたからだ。一回舐めとる、しかしその指ではなく左手の指を差し出す。
    見事にセンサーは反応した。
    廊下を100歩ほど進むと彼の部屋909号室が目の前にあった。
    鍵をかけるのを忘れたみたいで、鍵を用意しなくてもすんだ。
    彼は閉めた気がしたのにと、不思議じみた表情を浮かべる。
    (あのクソババァ、また入ったんじゃあねェよな?)
    靴を脱ぐ。
    今日は夜遅いから風呂は明日にしようと決めるレト。
    リビングに向かうと何かが蠢いていた。何者かの影で、不快な音(彼にとっては)がした。
    寺澤佑実。
    彼女はレトの部屋に勝手に上がって、しかもキッチンに入り込み、レトのナイフコレクションを華麗に使い料理をしていた。
    「あら、お帰りなさい☆*・.」
    「んにやってんだよクソババァァ!!部屋に勝手に入り込んどいて、んだァ?お帰りなさいだと?ふはは!ムカついた、本気でムカついた!」
    「あらあら、おきに召さなかったかしら?」
    「本気で殺す!!!!」
    レトは顰めっ面を浮かべながら勢い良く銃を向ける。
    「クッソ野郎ォ!俺は言ったよな?次に顔を見せたら殺すってよォ!!!!!!!!!!」
    彼女は何故かお皿を投げる。レトの放射した弾が見事に命中し、皿はくだけ散る。
    「人がせっかくハンバーグ作ってあげてるんだから!そんな乱暴な事はしないの!」
    佑実が勝手に上がり込むのはこれが初めてではなかった。
    レトは半分、殺意からきたほほ笑みを浮かべる。
    「肉ならさっき食べた!だからいい加減消え失せろ!!」
    レトはレトなり二刀流で攻撃体勢になった。そして0.5秒ぐらいで彼女ね目の前にきた。
    でも、向こうも向こうなりに必殺技を使ってきた。
    「そうやって、かっとならないの!」
    佑実はフライパンでレトの攻撃を見事に防ぐ。
    ハンバーグはレトの足に落ちる。
    彼女は究極の天然なのかバカなのかフライパンの上のハンバーグには何故かドレッシングがかかっていた。ケチャップもかかっている。
    彼は料理をするっちゃする方なので、調味料はある程度揃っていた。
    レトは足元に視線を落とす。ケチャップが見事に血のように見える角度だった。
    本物の血を想像すると、快楽が欲しくなる。
    「いくら教授だ?関係ェねェだろ!!」
    レトは本気で彼女を殺したいようだった。うざくてうざくて。
    相手が教授だの関係ない、殺す。
    彼は銃を乱射する。
  • 10 ラズ id:TDf/35E.

    2012-02-18(土) 16:38:33 [削除依頼]
    彼の発砲した銃弾はフライパンを余裕で突き破った。
    でも向こうから声が聞こえた。
    彼女は生きていた。エプロンの中に防弾チョッキを着ていたみたいだ。
    「止めなさい。それじゃあ一緒にハンバーグ食べましょ♪」
    「落ちたのなんか食いたくねぇよ。よく考えろ!」
    「そうね、また作り直すわ、」
    「ずいてんじゃねェぞ!。クソババァ!」
    レトは彼女の首筋にナイフを突きつける。
    「死ぬ前に言いたいことがあるの。」
    何だ?という表情を浮かべるレトの表情は、秒数が積み重なっていく事で段々と殺意による睨みに変わっていく。
    「貴方と私は親子なの。」
    「何を言い出すかと思えば、くっだらねぇ。親なら俺が殺した!俺の前で血を流した。」
    レトはナイフを彼女の首筋にゆっくりと食い込ませていく。
    血がだらだらと出ていた。何故か彼女は優しく笑っていた、涙を流しながら。
    レトはこのまま首を切断しようと考えたが、彼女の微笑みが彼の心理を変えた。
    彼は3歩ほど後ろに引き下がる。ナイフを右に持ったまま。
    ぐちゃ、と、彼は落ちたハンバーグを踏んでしまった。
    そのあと佑実は左手で首を押さえてキッチンにしゃがみこんだ。その手は血に染まっていたがお構い無く彼に話掛けてくる。
    「行きましょう。夜が明けるまでに。」
    「何処だよ、ばっかじゃねーの?俺は世界が滅びようが、最終戦争が起きようが生きていられる体だ!俺に死はない。」
    「違うわ、そっちじゃない。」
    彼はあきれぎみに佑実を見つめながら言う。
    「実験場。貴方も…行ったはず…よ。まぁ、覚えてないのも…当然……ね。」
    気になる彼は彼女を特別大サービスとして、今回だけ生かすことにした。
    「はァ?実験場?これから行くってかぁ?残酷なのか、其処。」
    「ええ、私の…本当に、は……たらい……てた────────っ!」
    少々いたぶり過ぎたみたいで、彼女は激痛に耐えられずついにはその場に倒れこんだ。レトはそれを見て人間的ではない冷たい微笑みを浮かべた。
    「結局、お前は何がしたかったんだよ!いいかぁ?一回だけ生かしてやるからさっさと出ていけクソババァ!」
    彼は彼女がさっき浮かべた優しい微笑みとは対称の冷たい微笑みを浮かべた。
  • 11 ラズ id:TDf/35E.

    2012-02-18(土) 17:51:37 [削除依頼]
    レトはベットに潜り込んだ。
    寺澤佑実は死んだのか分からないが、取り合えずそのままにしておいた。殺されたくなければ自分自らこの部屋から出ていくだろう。
    実験場の意味が解らない彼は、少し考えた。
    (俺が覚えていないと言うことは、小せぇ頃の話か?それとも俺が意識を失っていた時の話か?…………でもアイツの言っていることは信じらんねぇ。アイツとは親子じゃねぇ。)
    とか何か考えながらも彼は紅い目を閉じる。
    段々と暗闇の中に吸い込まれて行く感覚がした。
    そう彼は眠りについた。
    珍しく彼は夢を見た。とっても昔の事を思い出した。
    それはまだ彼が純粋で無邪気な頃の話。
    彼は小5の最後に転校した。理由は母の交際の都合だった。
    春休みになると、今までの友達とお別れパーティーをした。春休みの半ば頃になると、新しい父親と会って、新しい家に行って、新しい学校にも行って、新しい祖父母にも会いに行った。
    彼には父親と呼べる人は記憶の中に残っていない。もはや父親という存在がいるのかどうかも解らなかった。
    新学期が始まるとレトには友達と呼べる存在が10人ぐらい一気に増えた。でも、それは束の間の出来事に過ぎなかった。
    この学校の生徒は大人しい奴が嫌いなようだ。
    読書が好きで、何を考えているのか分からないレトの周りからは段々と友達は消えていった。あまり授業で発表する事がなく、いつの間にか彼は"バカ"という設定になっていた。
    本人には害は無かったが、影で彼は避けられていた。
    9月になった。彼母から忠告を受けた。
    今度ね、子供産まれるの、レトの妹だよ♪
    だから可愛がってあげてね、5月位に、産まれるの、レトの誕生日と、同じくらいねェ♪
    彼はそんな事を言われてもパッと来なかった。
    ただ単に妹ができるのか、としか思わなかった。
    10月の夜中にトイレに起きた時。たまたま父親と母親が喧嘩をしていて、廊下にも響いていた。其処から聞こえた声がとても興味深い内容だった。
    あんたの子供なんて要らない、私、オロス。
    子供が出来ても、ちっとも嬉しくなかったの!
    充分聞こえた。母の声が。
    彼は子供を諦めるのかと思った。それだけだった。
    10月21日修学旅行。鎌倉まで行った。オリエンテーリングでは誰とも口を聞かなかった。イヤ、聞く人が居なかった。
    でも彼は気にしなかった。いつもの事、としか思わなかった。
    次の日は班で別れてシーパラダイスに行った。その時は「うん。」しか喋らなかった。とてもつまらない修学旅行だった。
    帰りのバスはとても賑やかだった。でも、彼は誘われず、彼自信も縁に入ろうとしなかった。入るのは難しかった。
    東京に入った時、逆そうしてきた車にバスがぶつかった。
    1組だったのでバスは3台中の先頭だったためひがいが一番大きかった。
    彼はビックリして目を瞑る。大きな爆音、ガラスのくだけ散る音が回りに響く。彼には大きなガラスの破片が2個刺さった。でも感覚が無かったため、直ぐに抜き取ることが出来た。
    彼は辺りを見回す。全員意識を失っていた。いや、死んだのかと思った。
    死んでたらどーしよどーしよ、と考えると吐き気がしてくる。
    そして意識を失った。
  • 12 あまた id:llS4oWp1

    2012-03-30(金) 15:30:41 [削除依頼]
    こえー
  • 13 フライpan id:LMTL6nH0

    2012-05-03(木) 14:04:59 [削除依頼]
    ただの中二秒患者の描く小説じゃん
  • 14 ↓:↓:↓ id:i72K8AX1

    2012-06-19(火) 23:31:05 [削除依頼]
    中途半端だなぁ。
    カキコがんばっ
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