◆ホワイトビター◆7コメント

1 Kisa id:vk-W/X0ajL1

2012-01-31(火) 23:37:42 [削除依頼]
甘くて苦い、チョコレート。
…恋は、チョコレートみたいだって言う人もいるけど……
本当に、そうなの?
>◆ホワイトビター◆
  • 2 Kisa id:vk-W/X0ajL1

    2012-01-31(火) 23:40:44 [削除依頼]
    >作者挨拶
    おはこんばんちわ、Kisaという者です。
    これから執筆させて頂く小説は、恋愛モノとなります。苦手な方は、ご退室下さいませ。
    それではどうぞ、ごゆっくり。
    【Kisa】
  • 3 Kisa id:vk-nSY6pMs1

    2012-02-01(水) 00:04:23 [削除依頼]
    「さっゆきー!」
    まだ、新しい木々の香りに包まれているこの校舎の中に、一人の少女の高い声が響く。
    彼女の名前は【橋本 杏里--ハシモトアンリ--】。肩より15cmほど長い、天然栗色の髪を、ふわふわと揺らしながら私に近付いてくる。
    「もう、先に行ってるなら、メールくらいしてよね!」
    「ああ、ごめんね、杏里…。私、お母さんの携帯からメールしてるからさ、朝は出来なかった」
    苦笑を浮かべ、私【笹竹 沙雪--ササタケサユキ--】は言った。
    私と杏里は、いわゆる幼なじみで、小学校…いや、幼稚園からの腐れ縁。
    今日は中学校の入学式で、そんな日に杏里が可愛らしく頬を膨らましている理由は、言うまでもなく私が連絡もなしにココまで来てしまった事、…である。
    「あ!しかも、また同じ髪型!?イメチェンしないの、沙雪!?」
    杏里が私のもう4〜5年は変わっていないと思われる、漆黒のセミロングに目をつけた。…ちっ。
    杏里は、読モ…つまり読者モデルを目指しているらしく、自分はもちろん周りの女子の髪型やファッションにさえ厳しい。
    「せっかく綺麗な髪なのに、もったいないよー!」
    …こうなると、杏里はもう人の話を聞かない。
    「沙雪はあ〜背も高いし、スタイルも悪くないからアップにするのも可愛いと思うんだよねえ。…あっ、今月号の雑誌に可愛い髪型特集が…(以下略)」
    「あ〜はいはい、そうだね」
    そんな杏里に適当な相づちを打ちながら、
    「えっと、まずは何をするのかな…」
    と、辺りを見回した。視線の先には、いかにも新しい、新品!…というような制服を着た少年少女が数人、一ヶ所に集まって何かを見ている。…あれは…
    「あっっ…、えーとクラス表!」
    と、私の代わりに杏里が甲高い声で言った。
    「だね。私達も早く見て中入ろう」
    春になったといえど、まだ少し肌寒い。私は、パリパリとのりが乾いた制服を擦りながら、ゆっくり歩いた。
  • 4 Kisa id:vk-nSY6pMs1

    2012-02-01(水) 00:26:59 [削除依頼]
    「笹竹…さ…さた……あった!」
    今、私が見ているのはクラス表。新中学1年生は、この表を見てそのクラスに移動する。
    ちなみに私、笹竹 沙雪は1−5。
    「杏里ー、何組…って、暗!?」
    私の隣にいる幼なじみ、橋本 杏里に目を向けると、そこにはまさに「どよ〜ん」とか「がーん」といった効果音が似合いそうな美少女がいた。全身から、なんかただならぬオーラ的なのが出ている。なんか…うん、怖い。
    私がそんなこと思いながら、クラス表にもう一度目を落とすと、1−5に、橋本 がない。…あー。
    「…えぇと、杏里?」
    ん?と、消え入りそうな声で、少女が振り向いた。…ぱっちりした目に、輝きがない。
    普通にしてたら、すごい可愛いのにな…。
    「クラス、違うね?」
    「…あぅ…っ」
    杏里が、またまた曇る。なんかこの子の周りにだけ雨がふりそう。
    「…1…の4だった…」
    杏里が呟く。1−4、ということは。
    「隣じゃ「よくないよ!!沙雪と一緒じゃなきゃあ…っ!」
    …隣じゃん、と言おうとしただけなのに、杏里にめちゃくちゃ睨まれた。大きい瞳が、迫力を増して……うぅ。
    「…」
    でも、そんなに私と離れるのが悲しいのかな。
    「…沙雪」
    ふと、杏里が私に声をかけた。それは、丁度私が、靴箱前で靴を履き替えて中に入ろうとしていた時。
    杏里が私を見つめていた。
    「…なあに?杏里」
    予想以上の甘ったるい声が、私の口からもれた。作り笑い、きっとしている。
    「…いや、ごめん。行こ!」
    杏里は、軽く頭を左右にふると、ニコリと可愛く笑い私の手を取った。
    「−−−−−…って、チョコレートみたいなのかな…」
    「え?何?聞こえなかった」
    「ぅな!?な、なんでもない!!」
    顔を真っ赤にして叫ぶ杏里。
    「?うん…?」
    …何、がチョコレートみたいなんだろ。
    繋いだ杏里の手は、いつも以上に熱く、赤くなっていた。
  • 5 Kisa id:vk-nSY6pMs1

    2012-02-01(水) 00:42:29 [削除依頼]
    「…じゃあ、4組ココだから」
    パッと、杏里が手を離す。その途端、すーっとした空気が手にあたる。
    「わかった。式終わったら、校門…だよね?」
    「…うん」
    心なしか、杏里の元気がない。
    またね、と私は手をふると、5組の教室の前まで来た。
    …緊張する。閉まっているドアを開けるのは、なかなか勇気が…。
    なんて思っていると、
    「ごめん、ちょっといいかな?」
    後ろから声をかけられた。
    「え…」
    振り向いた視線の先にいたのは、肩に付くか付かないか位の、短い髪をした少女。黒蜜の髪に、ほんのり紫色の瞳。…び、美少女…だ。
    「…あ、君も5組なのかな?」
    少女が言った。
    「え…え!?…っあ、うん!…いや、はい!」
    美しい女性の前に、緊張しまくった私の姿に、彼女はクスリと笑い、
    「面白いな、君」
    と、私の肩に手を置いた。
    「私は、【日向 空--ヒナタソラ--】。君は?」
    彼女…空はそう言うと、再び私に笑いかけた。
    「…笹竹です!…笹竹沙雪」
    「サユキ、か。いいね」
    そして、頬を上げ、ニカッと笑うと、
    「よろしく、サユキ!」
    満面の笑みで、私に言った。
    …ほんとに…綺麗な子。
  • 6 Kisa id:vk-5nVHXWn/

    2012-02-02(木) 17:34:34 [削除依頼]
    >作者から
    ただいまです。寒い…。
    手が動きません。カチカチ。
    でわ、あげおちます。
  • 7 Kisa id:vk-5nVHXWn/

    2012-02-02(木) 19:19:58 [削除依頼]
    ガラッ。
    大きな音をあげ、扉が開く。新しい校舎のわりに古い戸のようだ。
    「おはよー」
    空の、元気のよい声。
    正直、すごいと思った。だって、初対面の人とかいるんじゃないの?
    …という私の考えとは正反対の、答えが返ってきた。
    『おはよー!』
    『お、ソラじゃん。はよー』
    『ああー!ソラちゃんおはよ!同クラ嬉しい〜』
    …え、空って人気者?知らない人はいない、とかそういう漫画的設定?
    だいたい教室全体から空への挨拶が返る。男子も、女子も。
    「その子誰?空」
    と、一人の生徒が私を見て言った。
    中性的な雰囲気を醸し出す…少年?が、空の返事を伺う。
    「今出会ったんだ。サユキっつーんだよ」
    「あ……どうも」
    一応、私も頭を下げる。少年の背は、男子にしては小さいが、顔立ちにはピッタリだった。女の子みたい。
    「ふうん…まあ、よろしくね。ええと、笹竹さん?」
    文末に?が付いてたけど、なんでこの子、
    「…わ、私の名前…」
    知ってるの?
    私が不思議そうな顔でもしていたんだろう。少年の代わりに空が言った。
    「…名札」


    「……………ぁ」
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