ハシクレ4コメント

1 斑斑 id:ez-YVqp62n1

2012-01-29(日) 18:20:04 [削除依頼]

僕も君も、紛れもなくこの世界の端くれ。
  • 2 斑斑 id:ez-YVqp62n1

    2012-01-29(日) 18:29:12 [削除依頼]
    【挨拶】
    やぁ!

    【挨拶文】
    徒然なるままに書いていこうと思います。
    頑張りませんので、応援宜しくお願いします。
  • 3 斑斑 id:ez-YVqp62n1

    2012-01-29(日) 19:51:28 [削除依頼]
     外で存分にその勢力を発揮している冬将軍を余所に、店内には心まで溶ける空気と、ゆったりと流れる時間があった。更にこの場を極上なものにしているのは、こだわり抜いて煎れられた珈琲の香りだ。自分で煎れたものだが、決して僭越な表現では無いと自負している。
     ここは準喫茶オラクル。店を構えてまだ半年だが、近頃は常連客が何人か出来て、中々好調だった。現在も散歩中らしい老夫婦と、待ち合わせをしているらしいサラリーマンが入っている。もう暫くすると下校中の学生らが来るかも知れない。
     カップを拭きながら、店内に流れるクラッシックに耳を傾ける。
    「……幸せだ」
    「は?」
    「あ、いえ……」
     カウンター近くの席にいたサラリーマンが、飲み干したカップを掲げながら怪訝そうに見ている。
     心からの声が思わず出てしまった。
    「エスプレッソ、お代わりね」「かしこまりました」
     もう三杯目だ。どうやら相手は遅れているらしい。かなり苛々した様子だ。かなりのハイペースでエスプレッソばかりの注文。正直、このお客が私のこだわりを汲み取っているかは怪しい。それでも私は黙ってオーダーに従う。それが私の仕事だから。
    「フッ……なんてな」
    「はいっ!?」
    「あっ……いえ、なんでもありません」
     また声に出てしまった。
     只でさえ落ち着きの無いお客の気に、更に障るような事をマスターたる私がしてしまうとは。
  • 4 斑斑 id:ez-YVqp62n1

    2012-01-29(日) 20:37:48 [削除依頼]
     余所事を頭から追いやり、今この一杯に集中する。芳醇な香りが、あのお客の苛立ちを一秒でも和らげてくれるように。
     高圧から生まれる高き香り。
    「お待たせ致しました。エスプレッソです」
     日本ではシアトル風が主流だが、当店ではイタリア風を出している。皮肉なものだ。待たされる者が、この「急ぎ」の意味を持つ一杯に口をつけるとは。
     会釈をしたその背後で扉が開いた。新しいお客だ。
    「オイーッス」
    「あー、バリバリ君買ってくんの忘れた」
    「おっちゃーん、珈琲一杯!」
     ……コイツらか。
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