道化師と少女4コメント

1 隙間風 id:cQLX8eM/

2012-01-29(日) 11:44:25 [削除依頼]
 道化師は、嘘を吐く。
 少女にしか心を開かず、笑った顔の仮面を貼り付けて、本当のことは誰にも言わない。
 辛くとも、
 苦しくても、
 道化師は、笑い続ける
  • 2 隙間風 id:cQLX8eM/

    2012-01-29(日) 11:59:07 [削除依頼]
    ?,出会い

    《ワー!》

     大きな歓声が上がる中、彼は一輪車に跨がりながら慣れた手付きでナイフを何処かから取り出す。間を空けずにそのまま空中に投げる。彼が最も得意とする技、ジャグリングだ。
     しばらく空中で円を描きながら手のひらを入れ替えされるナイフに釘付けだった子ども達は、彼がまるでマジックのようにナイフを消すと、一斉に拍手をした。
     沢山の視線を、そして拍手を浴びながら彼は一礼した。
     ピエロの仮面で、顔を隠しながら。
  • 3 隙間風 id:cQLX8eM/

    2012-01-29(日) 12:26:50 [削除依頼]
    「お疲れ様、大盛況だったわね」
     声をかけてきた女性に、彼は仮面を付けたまま頷いた。
    「何で仮面外さないかなー。アレンって仮面外したら結構なイケメンだと思うのよね」
     見せろ、と笑う彼女に、彼ーーアレンは苦笑しながらも、仮面を外した。
    「あら、以外と簡単に外すのね」
    「隠すほどのモノじゃないしね。どう?がっかりした?」
     自嘲気味に笑うと、彼女は小さく頷いた。
    「そ、じゃあ僕は部屋に戻るね。ヘルガの出番は次の次だよね。それまでには戻ってくるから」
     そう言うとアレンは歩き出した。その背中を見送りながらヘルガが小さく呟いた言葉をアレンは知る由もない。
  • 4 隙間風 id:cQLX8eM/

    2012-01-29(日) 12:38:42 [削除依頼]

     移住を繰り返すサーカスの者たちはキャンピングカーのような車をそれぞれの部屋としていた。
     5台ほど並んでおかれた車の一番奥、アレンは雑におかれた木箱に腰をかけていた。
     特になにも考えず、さっき外したままの仮面を見詰めていると、車の入り口から、白いリボンを付けた少女が顔を出した。
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