−・* この思いが 君に届きますように *・−7コメント

1 十六夜 id:PRCnkAp1

2012-01-25(水) 09:38:01 [削除依頼]

−prologue−


キミがまだ あの子のことを思ってるって 知ってるよ

それでも私は キミのことが好きなの

誰よりも 何よりも
キミのことが好きで キミが愛しくて

キミと目が合うだけで キミと話すことができただけで
私の心は 暖かい気持ちに包まれるの

ねぇ お願い
あの子のことを 忘れるためでもいいから

どうか 私をあなたの特別にしてください


『−・* この思いが 君に届きますように *・−』
                    /十六夜
  • 2 十六夜 id:PRCnkAp1

    2012-01-25(水) 15:34:14 [削除依頼]
    お初にお目にかかります。
    「十六夜」と書いて「いざよい」と読む者です。

    更新速度は基本バラバラです…(汗
    早いときは早いし、遅いときは遅い…みたいな感じで。

    えぇっと、堅苦しい挨拶はここまでにして、
    これから小説を投稿していこうと思っています!

    読んでいただけたら幸いです!!
  • 3 十六夜 id:PRCnkAp1

    2012-01-25(水) 16:08:13 [削除依頼]
    現在、夜の十時。

    私はというと、家から少し離れた所にある
    小さな公園のすべり台の上でたたずんでいた。

    今が夏だということを感じさせないような、
    心地のいい風が、私の横を通り過ぎていく。

    「つまんない……」

    ため息をつきながらぼやいた。

    高校一年の私はまだまだ遊び盛り。
    正直言って、勉強なんてしたくない。

    それなのにこの時間まで起きていると、
    両親に「勉強しなさい」って言われてしまう。

    だからこうして、逃げてきた。

    二階の自分の部屋から、
    アクロバティックな技を決めて見事に地面に着地する。

    そしてそのまま、公園まで走ってきたんだ。

    当然、靴は履いてるよ? 

    いつも自分の部屋に置いてあるから、それを履いて部屋を出る。
    これが意外と、両親にはばれていない。
     
  • 4 十六夜 id:PRCnkAp1

    2012-01-25(水) 16:24:57 [削除依頼]
    たぶん、寝てるんだろうなぁ……。
    あたしの両親は早寝早起きが基本。

    いつも、「早く寝なさい、起きなさい」こればっかり言ってる。


    「眠くならないんだもん……。仕方ないじゃんか」


    こんなとこでグチをこぼしたって、意味がないことぐらいわかってる。
    でも、こぼさずにはいられなかった。


    涼しい風があたしの肌をなめる。
    小さな公園に不釣合いな大きなヒノキの木が、風に揺られて音を鳴らした。

    それが無性に気持ち悪くて、夜だからなのかちょっぴり怖くなって、


    「……もう、帰ろう」


    小さくつぶやいて、すべり台から飛び降りた。
  • 5 十六夜 id:PRCnkAp1

    2012-01-25(水) 16:45:55 [削除依頼]
    偶然なのか、それとも必然なのか、そんなのあたしにはわからないけれど
    すべり台の横に生えているヒノキの木の葉が、ひらひらと宙を舞った。

    その葉っぱが、家に向かって走り出そうとしていた私の足を止める。

    理由すらわからない。
    でも、なぜか目を奪われたの。


    何の変哲もない一枚の葉っぱ。


    この時、目が奪われていなければ、家に向かって走り出していれば、
    キミと会わずにすんだのだろうか。

    苦しい思いをしなくてもよかったのだろうか。
    今になって、そんなことを考えることがある。


    でもね? きっと必然なんじゃないかな。
    何の変哲もない一枚の葉っぱが、あたしとキミを結びつけた。
  • 6 十六夜 id:PRCnkAp1

    2012-01-25(水) 17:15:53 [削除依頼]
    風とともに宙を踊っていた葉っぱが目の前を飛んでいく。

    その葉が地面につくと同時に、スニーカーと地面がすれる音がした。


    「……っ!?」


    こんな時間に公園にいる人なんて、あたしだけだと思っていた。
    それもあってか、必要以上に驚いてしまう。


    ――幽霊!? 


    いつも、「いるわけがない」と割り切っていた存在を思い出す。
    恐る恐る、視線を音のした方へむけると、人影が目に入った。
  • 7 十六夜 id:PRCnkAp1

    2012-01-25(水) 17:42:47 [削除依頼]
    まるで、異世界から来たかのような、不思議な空気を身にまとっている。

    少し長めの髪の毛が、風が吹くたびにゆれていた。

    切れ長の、何を考えているのかすら
    わからないような冷めた瞳が印象的の…………男の子だった。


    「見惚れる」なんて感じじゃない。
    「惹きつけられる」この言葉の方が正しいだろう。


    ただ、息をのむことしかできなかった。
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