あの場所で、君と、僕と。61コメント

1 万太郎 id:vfCxTyw1

2012-01-24(火) 21:16:15 [削除依頼]
僕は友達がいない。
なぜなら、ずっと病気で、入院しているからだ。
だから、友達と言うものがどういうものか知らないし、
欲しいと思ったこともない。

ただ、1人でいるのは寂しかった。

そんな僕に、友達ができた。
  • 42 ゆいか id:DI1kwLq1

    2012-02-11(土) 21:01:09 [削除依頼]
    見に来たよーっ!、
    凄い面白そうだね(^ω^)
    後で一気読みする!、

    更新待ってまーすwww
  • 43 万太郎 id:dWuLiyG.

    2012-02-11(土) 21:13:49 [削除依頼]


    ゆいか

    ありがとーっ!
  • 44 万太郎 id:dWuLiyG.

    2012-02-11(土) 21:17:38 [削除依頼]
    3,

    別に、好きってわけじゃない。
    そんなわけない。
    こんな弱い僕が、恋?

    笑わせるな。
    これはイタズラだ。
    神様のイタズラだ。

    僕は絶対、誰かに深入りはしない。
    だから恋なんて、あり得ない。
  • 45 ゆいか id:DI1kwLq1

    2012-02-11(土) 21:25:51 [削除依頼]
    いえいえwww
  • 46 万太郎 id:dWuLiyG.

    2012-02-11(土) 21:28:12 [削除依頼]



    更新おわろーか迷ってるw
  • 47 万太郎 id:dWuLiyG.

    2012-02-11(土) 21:30:29 [削除依頼]


    うんw
    更新しようw
  • 48 万太郎 id:dWuLiyG.

    2012-02-11(土) 21:35:14 [削除依頼]
    あ、来た……

    久しぶりに、太陽が昇った日に彼女はやって来た。
    こずえが本を返しに来てくれた次の日から、
    2週間ほど毎日が雨。
    鬱陶しい量の雨は、僕の気持ちをいつもより
    ドンヨリとさせていた。
    こずえにも会えなくて、いやさっきのは間違い。
    こずえに会えないのは当たり前だ。
    何の接点もなくなってしまったから。

    でも、雨が上がると彼女はやって来た。
  • 49 万太郎 id:dWuLiyG.

    2012-02-11(土) 21:41:01 [削除依頼]
    いつものキャップを被り、中3の女子とは思えない
    活発な動きで彼女は慣れたように窓をのぼってきた。

    「やっほー!
     久しぶりやなー」

    と陽気な彼女は、太陽のように思えた。
    僕のモクモクと曇っていた心がスッと晴れた。
    ああ、中毒?
    これって。

    「久しぶりだね」

    平静を装ってみるけど、内心はすごくウキウキだ。
  • 50 万太郎 id:dWuLiyG.

    2012-02-11(土) 21:52:02 [削除依頼]
    「いやー、雨上がったなあ」

    もう習慣のようになってしまっているかのように、
    彼女は僕のベッドに座る。(実際は3日しか来てないけど)
    ずっと前から知り合いだったように、
    こずえとの距離を近く感じる。

    「そうだね。
     すごく、気分が晴れるよ」

    僕は微笑んで、本棚に手を伸ばした。
    そこから「風が運ぶ音」を取り出した。
  • 51 万太郎 id:dWuLiyG.

    2012-02-11(土) 21:55:09 [削除依頼]
    そこからページを捲って、あの紙を取り出す。

    「これ、ありがとう」

    その紙をこずえに見せながらそう言った。
    こずえは、恥ずかしそうな顔をして俯いた。
    「そんなん、言わんといて…」

    あ、女の子だ。
    ちゃんと、女の子だ。

    僕まで恥ずかしくなって「ごめん」と呟いて俯いた。
    なんだ、僕たちは。
  • 52 万太郎 id:dWuLiyG.

    2012-02-11(土) 22:03:48 [削除依頼]
    「あの、ハヤテ…」

    無言の中、こずえがそう言った。
    ハヤテ…?
    ああ、僕の名前か。
    普段、名前を呼ばれる機会がないため、そんなことを
    思ってしまう。

    「なに?」
    「また、本貸してくれる?」

    あ、なんだ。そんなこと。

    「いいよ。何冊でも、借りてきなよ」
    「ほんまに?!」
    「ああ」
    「ありがとうっ」

    そう言って、彼女は嬉しそうに本棚から本を
    選び始めた。
    本当、微笑ましい。
    こずえの元気な姿は、微笑ましい。
    あと、羨ましい。

    こんなに素直な感情が、僕にも出せたらなんて…
    考えてしまうよ。
    こずえと居たら。
  • 53 万太郎 id:dWuLiyG.

    2012-02-11(土) 22:09:51 [削除依頼]
    彼女が選んだ本は「END」という本と「SAKURA」という本だ。
    本のチョイスがうまい。
    この本は、僕も結構気に入っている。
    どちらも、ハッピーエンドにならない。
    だけど、悲しくない。
    作者が伝えたいことが、そのまま伝わってくる本だ。
    彼女も同じように思うだろうか。

    「こずえ、本がすきなの?」
    「うん!めっちゃ」

    彼女は笑って言う。
    人懐こい笑顔は、人懐こい関西弁と一緒になるから
    よけいそう見える。

    彼女のことを、知りたい。
    僕は純粋にそう思った。
  • 54 万太郎 id:dWuLiyG.

    2012-02-11(土) 22:13:37 [削除依頼]



    今日は更新終わりw
  • 55 万太郎 id:zpwDyWI/

    2012-02-12(日) 13:56:53 [削除依頼]


    更新しますw
  • 56 万太郎 id:zpwDyWI/

    2012-02-12(日) 14:04:01 [削除依頼]
    「こずえ、こずえは大阪出身?」
    「うん。引っ越してきた」
    「そっか」

    こずえに、たくさんの質問をした。
    こずえもほとんどの質問に答えてくれた。
    “ほとんど”の質問に。
    ただ1つ答えてくれなかったのは、
    どうして引っ越してきたか,だった。
    これだけは、教えてくれなかった。
    だから僕も、問い詰めるのはやめた。
    たぶん、この質問が僕とこずえの間に引かれた
    ライン、だから。
  • 57 万太郎 id:zpwDyWI/

    2012-02-12(日) 14:10:21 [削除依頼]
    こずえは、家族の話をしてうれた。
    こずえは、お母さんと弟2人の3人家族らしい。
    お父さんは、亡くなったそうだ。
    でも、悲しむ素振りはこずえは見せなかった。
    たぶん、もう前進したんだと思う。
    こずえは、弟が2人いるので知らぬ間に、
    自分もはちゃめちゃな子になった、と言った。
    笑顔で、自分の家族の話をするこずえはとても幸せそうだ。
  • 58 万太郎 id:zpwDyWI/

    2012-02-12(日) 14:13:52 [削除依頼]
    こずえは、僕の家族のことを聞いてきた。
    「僕の家族は、こずえの家族みたいに
     楽しくないよ?」
    「なんで?そんなん、うちはどう思うか、
     わからんやろ?」
    「ん…まあ、そうだね」
    僕は了承し、話を始めた。
  • 59 万太郎 id:zpwDyWI/

    2012-02-12(日) 14:19:05 [削除依頼]
    僕の家族は、僕とお母さんとお父さんの3人家族だ。
    お母さんは、いつも僕の看病をしてくれる。
    お父さんは仕事で忙しく、会える日は少ない。
    その為かお父さんとお母さんの仲は、決していいとは言えない。
    むしろ、悪い。

    「ね?面白くないだろ?」
    僕はこずえに言った。
    こずえは、眉間にしわを寄せて、
    「そんなことないで?これはこれで、
     1つのハヤテの家族やろ?」
    「え、ま、まあそうか…な?」
    こずえは本当に変わってる。
    普通なら、同情とかするもんなのに。
  • 60 万太郎 id:zpwDyWI/

    2012-02-12(日) 14:23:06 [削除依頼]
    「なあ、ハヤテ。
     お父さんと、お母さんのこと、キライ?」
    「いや、キライではない」
    「そっか。じゃあ、いつかまた3人で
     笑える日がくるよ。絶対に」

    こずえって、本当に僕より年下なんだろうか?
    考え方とか、言ってることとか普通より、すごい。
  • 61 万太郎 id:zpwDyWI/

    2012-02-12(日) 14:28:58 [削除依頼]
    外を見ると、もう夕日が差し掛かっていた。
    そんなに長く、話していたのか。
    こずえと出会うまでは、1日がとても長く感じていたのに。
    今はこんなにも1日が長く感じる。
    僕って本当単純なやつだ。

    「そろそろ帰るわ。
     バイバイ、ハヤテ」
    「うん、また」

    こずえは、器用に窓を登り、外に出て行った。
    今日もまた、僕の1日が終わった。
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