幸せは、崩すためにある。2コメント

1 すがり id:vH96GdT1

2012-01-21(土) 14:25:12 [削除依頼]

俺はただ、人の不幸が好きなだけなんだよ。

勘違いしないでくれるかい?


ところで幸せは、崩すためにあるって知ってましたか。
  • 2 すがり id:vH96GdT1

    2012-01-21(土) 16:26:58 [削除依頼]

    暖かい春。柔らかな風。平穏な日々。
    笑顔を見せる人々。

    その人々の幸せを、崩してやりたい。
    そんな欲望を駆け巡らせたのは、いつだったか。

    今はもう、どうでもいいことだ。


    「てめぇ、ふざけんな!」


    目の前の薄汚い男は、腹の底から怒鳴り散らした。
    怒りの中にある、苦しくて悲しい負の感情があるのを
    読み取り、俺はうっすらと笑みを浮かべる。

    人を傷つけることで得られる優越は、とても心地よかった。
    それはどんな想いにも、優しさにも代えられない。

    「酷いなぁ、俺は何もしてないのに」

    余裕の笑みを浮かべて、男を見下すように見つめる。

    だけれども路地裏は薄暗く、相手の顔もはっきりと見えなければ、
    優しい陽の光も届かない。

    そんな路地は少し肌寒く、俺は無意識に眉を顰めた。

    「何もしてない?ふざけるのも大概にしろ!」

    まだこの男は…………。
    そこまで考えて深いため息を吐いた。

    全く、諦めの悪い奴だ。


    「ふざけてないさ。寧ろふざけてるのは、君の女じゃないの?
     ちょっと優しくしただけで擦り寄ってきて、いい加減目障りなんだよ」

    「んだと!?コラァ!!!」

    素直に事実を言えば、男はもう我慢できないとばかりに、
    数メートルの距離を一気に縮めて殴りかかってきた。

    だが俺は、左に避けてそれを交わす。
    その拳は威力と力は十分だが、まだまだ振りが遅い。
    耳元でビュン、と風を切る音がした。

    「はは、暴力は良くないなぁ?」

    ヘラヘラと笑って、更に神経を逆なでてやる。
    すると男は悔しそうに唇を噛んで、俺を強く睨み付けながら再び拳を振るった。


    「避けてんじゃねぇ、このガキが!」

    「確かに俺はガキですけど、貴方もまるで小学生ですよ?」


    こうして、どんどん人を落とし入れていく。
    俺は、最低な人間だ。
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