この感情は理解し難い。249コメント

1 菊 id:SKfOJ.d.

2012-01-13(金) 16:56:45 [削除依頼]
相変わらずBLしちゃいます。
興味ない方不快感覚えちゃう方、
この小説はスルーの傾向でお願いします。
コメントくれるひといたら私泣いて喜びます←
そんな感じですみません。
  • 30 菊 id:RhXlmtB.

    2012-01-31(火) 19:05:54 [削除依頼]



    「隠しきれてないよ」
    「五月蝿い・・・」
    「珍しいよね
     廉から俺を誘うなんて」
    「ちげぇ、話があるんだよ」

    その日の放課後。
    廉は巧を教室に呼んだ。
    ちゃんと落とし前をつけようと思ったのだ。

    「何?」
    「もう俺に変な感情を抱かないでくれ」
    「無理」
    即答だった。
    「・・・俺はお前の気持ちなんかに応える気はない」
    「いいよ」
    これも即答。
    「なんでだよ・・・」
    「?」
    廉はうつむいたと思ったら
    また顔を上げて大きめな声で言った。
    「なんでお前はそんなに素直なんだよ!!」
    「・・・どういう意味さ?」
    廉が泣き出しそうな目で、巧を見つめる。
    「おかしいんだぞ・・・
     俺は男で!!お前も男なのになんで」
    そして巧はさえぎるようにいった。
    「好きだから」
    「!」
    「それ以外、理由はないかな
     好きだから俺は性別なんてどーでもいいし」
    廉は目を見張った。
    「そんな・・・間違ってる・・・」
    「・・・怖いんだ?」
    「!?」
    廉の好きな相手を知らないはずの巧が廉に言った。
    「どういう意味だよ」
    「そのまんま。
     凌真が好きだけど、この状態を壊したく無いから
     告白なんてしない 
     その理由を男同士だから、って」
    実際、その通りだった。
    「まぁ男同士だからっていうのもまっとうな理由なんだろーけどねぇ」

    「・・・」
    「ほら、何も言えない」
    廉が凌真を好きなことや、廉のことを自分よりも
    わかっている巧が嫌になった。
  • 31 菊 id:RhXlmtB.

    2012-01-31(火) 19:19:29 [削除依頼]
    「まぁ今の関係を崩したく無いならそのままで
     いいと思う、俺にとっても好都合だしね」
    「・・・るせぇ・・・」
    「ま、でも逆に想いを告げないんなら
     廉はそうとうの弱虫
     臆病者。」

    頭が真っ白になった。

    「・・・何言ってんだよ・・・」
    「でも俺は廉のこと好き大好き、愛してる」
    「きもちわるいんだよ・・・」
    「俺に相談ってところだったのかな今日は」
    「うるさい・・・」
    「まーこんなに長い間凌真に気付いてもらえないと
     不安になることもあるよね」
    「やめろよ」
    「あーその考えもあったね、
     凌真他の女の子好きなんじゃない?
     最近結構女の子と仲も良いし」
    「黙れ」


    「・・・もう、こうなったら戻れないよ
     恋愛は落とし穴だ
     落ちたからもう廉は」
    「お前は好きじゃない」
    「・・・そっか」
  • 32 菊 id:RhXlmtB.

    2012-01-31(火) 19:33:20 [削除依頼]
    巧が目を伏せた。
    今まで話していたときの表情は
    少し笑みを浮かべていたのとは裏腹。

    「お前は、大事だ」
    すると廉からありえない言葉が出てきたから
    驚く巧。
    「友達、親友だ」
    巧は何も言わなかった、いや、
    言えなかった。
    廉の視線があまりにもまっすぐだった。
    「もう大事な人を失いたく無い」
    巧はきゅっと唇を固く結んだ。
    「皆、家族も、友達も、お前も、幼なじみも
     大切なんだ
     俺がそれを壊すようなまねはしない」
    「・・・」
    「けど俺好きな奴には好きって言いたいんだ」
    「良かったね・・・」
    「お前とは明日からは親友だ」


    きっと廉はわかったのだろう。
    巧が今までしてきたことの意味を。

    「バカ野朗、俺を本気で悩ませやがって」
    「どこで聞いたんだよ?」
    「教師らが話してるの偶然」

    巧は1週間後、転校する。
  • 33 菊 id:RhXlmtB.

    2012-01-31(火) 19:45:25 [削除依頼]
    「演技上手くなったよな」
    「・・・」
    「ちゃんと夢持ってるお前が羨ましい・・・
     東京行って、役者、頑張れよ」


    巧の夢は役者だった。
    少し前、舞台の主演のオファーがあったらしい。
    幼い頃から色々とオーディションを受けていたようだが
    ちょっと前にまた舞台の、脇役だが
    オーディションがあったのだ。
    そこでやっと、巧の演技が認められたらしい。
    ほんとうは主人公の弟役だったのだが、
    演技力がすごいらしくて無理に主演になったのだ。
    もともと、その舞台は東京でしかやらない
    小さな規模のものだった。
    もともと顔も良く、さらに演技力も良い高校生、
    売れれば爆発的な人気を長い間得られるのだろう。
    廉は大体1週間くらい前からそのことを知っていたらしい。
    巧が、芸能界入りすることも、
    東京の演技専門の学校へ行くことも。

    「ありがとうな巧」
    「・・・ごめん、騙して」
    「いや、むしろほんと、ありがたかった」
    「・・・ありがとう、」
    「よっし、残りみじけぇけど、騒ぐぞ!」
  • 34 菊 id:RhXlmtB.

    2012-01-31(火) 19:54:12 [削除依頼]

    ありがとう。

    巧はもっと言いたかった。
    最初から巧は鋭い洞察力もあり、
    廉の凌真のみる目にはなんとなく気付いていた。
    最初は、なんとなく面白かったから友達になっていた。
    けれど廉と、凌真の優しさに触れて、
    二人の友達をやめることなんかできなくなった。
    けれどいつか、自分の夢が叶うときがきた。
    そのときの気持ちはうれしさに、寂しさもまじっていた。
    そのときからだ。
    せめて、
    廉に、凌真に恩返しを。


    どんどん、どんどん、
    本当の気持ちも入り混じっていた。
    じゃないとあんなことできない、
    演技だけじゃない。

    それも言いたかったけれど、
    胸に仕舞った。

    「廉好きだ」
    「まだ言うかよ」
    「そういう意味じゃねぇよ!」
    「・・・へたくそになってるぞ」
    「!!!」
    なんだ、廉が一番知ってたのか。
    最初から。
    「ありがとう!!!」
    「どういたしまして!!」

    多分今日、廉は凌真に話をしにいく。
    俺のことも、・・・気持ちも。
    頑張れよ、廉。
  • 35 菊 id:RhXlmtB.

    2012-01-31(火) 20:03:33 [削除依頼]


    「ガチ?」
    「マジ。」

    その晩、廉は凌真の自宅に訪れていた。
    「うわぁーなんで巧俺等に言ってくれなかったのー?」
    「はずかしかったんじゃね?」
    「そんな中学生じゃ在るまいし」
    「俺等だってこの間まで中学生だったっつの」
    巧のことを凌真に話した。
    もちろん、俺を好きだったことまでは言わなかった。
    「そっかぁ・・・
     じゃぁ近いうちにお別れ会しないとね」
    「そんな小学生じゃ在るまいし」
    「ぱくった!」
    「るっせ」
  • 36 菊 id:RhXlmtB.

    2012-01-31(火) 20:07:07 [削除依頼]
    「・・・」
    正直、この雰囲気は好きだ。
    だからこそこわしたくねぇ。
    けど、巧が背中押してくれたんだ。
    ぶち当たって、砕けたら砕けたでいいじゃねぇか。
    青春って奴じゃね?
    なぁ、凌真は俺を受け入れるかな。
    どう思う、巧。


    「凌真」

    「何?」

    「好き」

    「俺も」

    簡単には伝わらないものか。
    「このばか」
    「え!?何で!?」
    「はー・・・あー、つかれた」
    確かに、たった一言で伝わったら楽すぎるな。
    この鈍感相手になんと言えばいいのか。
  • 37 菊 id:RhXlmtB.

    2012-01-31(火) 20:12:19 [削除依頼]

    「違うんだよ」
    「何が!?色々急すぎてわかんな!」
    まぁ凌真からしたらそうか。
    巧のこともあったんだ。
    「・・・じゃぁ全部話すか?」
    「え?めんどくさい」
    「ほら、めんどくせぇ」
    「は!?何、喧嘩うってんの!?」
    いつものように軽い口喧嘩になった。
    と、きっと凌真は思っただろう。

    「ばーか・・・ちげーよ」
    廉は右手で凌真の頬を撫でた。
    「っばかじゃないし」
    「好きだっつってんだよ」
    「だから、俺・・・も・・・」
    廉は凌真を抱きしめた。
    優しく、優しく。
    「廉?」
    「ごめんな」
    「どうしたの?」
    「ごめん」
  • 38 菊 id:RhXlmtB.

    2012-01-31(火) 20:15:06 [削除依頼]


    「謝らないで」
    「ありがとう」
    「ねぇ、何を言いたいの廉」
    「・・・好きだ」


    「・・・ねぇ、気付いてよ廉」
    「・・・」
    「俺もだよ?」


    違う。
    ごめん。
    ありがとう。
    もう戻れない。
    不安で胸が押しつぶされそうだ。

    「ごめん  !!」


    唇に、何かがあたった。
  • 39 菊 id:RhXlmtB.

    2012-01-31(火) 20:17:20 [削除依頼]


    「こうでもしないと、わかんないんでしょ?」

    「・・・?」

    冷静になれよ。俺。
    まて、今何が起こったか整理しろ。
    「・・・凌真・・・?」
    「何さ・・・」
    目の前には、少しふくれた凌真がいる。

    「・・・キス?」
    「わ!何口にしてんの!!」
    「お前・・・え?」
    「ばあか!!」
  • 40 菊 id:jrzkonD.

    2012-02-01(水) 13:51:49 [削除依頼]
    「大好き!大好き!廉のことを俺は愛してる!」
    「・・・」
    ぽかん。
    目を丸くした。
    廉よりも男らしい凌真。
    「ちょっと、何か言ってよ!恥ずかしぃ・・・」
    「え、・・・今日ってエイプリールフール・・・か」
    「違う!8月!!」
    「・・・じゃぁ何で?」
    ものすごく混乱している。
    廉は少しも希望なんて持っていないのに告白をしたから、
    こんな返事が返ってくるとは思ってもいなかったからだ。

    「好きだよ、廉」
    「俺は凌真が好き」
    「・・・あぁっもぉ無理!ハズい!」
    お互いに想いを告げるのが恥ずかしかった。


    「・・・凌真」
    「何さ・・・」
    そして廉は『ニッ』と笑って、凌真の顔に近づいた。
    「!」
    「一方的だったからなんかいやだったんだよ」
    「・・・もう・・・」


    ガチャ。


    「「は?」」
    「え?」

    凌真の部屋に突然巧と賢弥が入ってきた。
    賢弥は普通の顔をしているが、
    巧は口元に手を置いている。
    あれは笑いを隠しているのだ。


    「「〜〜〜!!!!」」
  • 41 菊 id:jrzkonD.

    2012-02-01(水) 14:03:05 [削除依頼]



    「このやろ巧昨日はワザとだろ!!
     しかも賢弥まで!
     バレるとこだったろーがKY!!!」
    告白の次の日、
    廉は巧に説教をしていた。
    「仕方ないじゃん!
     てゆか狙ったわけじゃない!たまたまだよ!」
    「お前は俺が昨日何するかしってただろ!」
    「それは少し興味あったけども!」
    「だぁ!!あんな妙なタイミングで来るなよ!
     き・・・キスしたすぐ後で・・・」
    「はっは、面白」
    「バカにすんな!」

    昨日、巧と賢弥の二人は、
    巧がもうすぐ東京へ行くということで
    たまには4人で集まりたいな、
    ということになって凌真の自宅に押しかけたらしい。
    廉と凌真は互いに抱き合ってたのだが
    二人がきたということを認識すると
    すぐさまお互いはなれたので、
    賢弥には特に問い詰められることもなかった。
    「ノックぐれーしてけよ・・・」
    「なんで、凌真の家ってか、部屋だから
     廉には関係ないじゃん」
    「それでもよぉ・・・」
  • 42 菊 id:jrzkonD.

    2012-02-01(水) 14:10:18 [削除依頼]

    「あ、巧と廉ー」
    「お、恋人登場?」
    「お前ジャマ」

    きっと、いろいろ大変なことばっかだと思う。
    けどさ、
    凌真とならなんとかなりそうなんだよな。

    なぁ、
    もっと、もっと、凌真のことを愛していいのかな。
    「いいよ」
    「!?」
    「これ、持ってっていいよ」
    「あぁ、どうも」
    廉は凌真から貸していたノートを受け取った。
    「あー・・・俺用事思い出した」
    「おう、巧どっかいけ」
    「!ちょ、そんなこといったら」
    「お前と二人きりが良い」
    「!!学校で・・・そういうこと言わないでよ」
    「ごめんごめん」

    天気は良い
    だがまだまだ暑い。
    「なぁ」
    「ん」
    「・・・なんでもねぇや」
    「何さ」
    凌真の横顔が、こんなにも愛しく思えたのは初めてで。
    「やっぱ、こっち向いて」
    「? っ」
    口付けは長く感じた。
  • 43 菊 id:jrzkonD.

    2012-02-01(水) 14:14:43 [削除依頼]

    「・・・ばか」
    「好き」
    「知ってるもん」
    「・・・ははっ」

    誰か。
    この理解し難い感情を止めることはできるのだろうか。
    いや。無理かな。
    凌真が好きなかぎり、きっと永遠だけど、
    この感情は自分でさえ制御はできないだろうけど。
    「もっかい」
    「何言ってっ」

    いまだちゃんと理解はできていないけれど、
    この感情、お前といる間は大切にしたいと思うんだ。
  • 44 菊 id:jrzkonD.

    2012-02-01(水) 14:17:13 [削除依頼]


      この感情は理解し難い。2

      完


    ****************

     今まで読んでくれた方、
     ありがとうございました!^^
  • 45 菊 id:wu9amPv/

    2012-02-25(土) 09:43:15 [削除依頼]

     


     
     なんだかこの作品は私にとって初めてのもの。
     とても書いていて楽しかったです。

     で、
     終えてしまうのはなんだかとても切なくてデスネwww


     続き書くか!!!!!!
  • 46 菊 id:wu9amPv/

    2012-02-25(土) 09:47:27 [削除依頼]



     チュン、チュン、


     朝日がまぶしくなる時間帯、
     彼は目を覚ます。


     「・・・」

     携帯電話を手にとる。


     「今・・・10時か・・・」

     時間を確認、
     そしてすぐにまた枕に顔をうずめる。


     「・・・ふぅ・・・」


     「・・・え、10時・・・?」


     そして始まる、
     土曜日の朝。

     
  • 47 菊 id:wu9amPv/

    2012-02-25(土) 09:52:10 [削除依頼]

     「歯磨き粉!!違うこれは洗顔の・・・
      つかタオル無ぇのかよ!」
     
     バタバタと、昼真の廉の家に騒がしい音が。

     「おい廉うるせぇぞ!!!」
     「わ、わかったって!!」

     「で、でも時間がもうない!!」

     今日は、初めてのデートの日。
     そして廉の誕生日。
  • 48 菊 id:wu9amPv/

    2012-02-25(土) 10:21:55 [削除依頼]

     10時半に凌真が廉の自宅に向かえに来る。
     あと20分だ。

     
     「飯は・・・いっか
      早く着替えないと」


     今まで遊んだことは数え切れないほどあるが、
     デート、と名づけて出かけるのは今日が初めて、
     そのせいで昨日ちゃんと眠れなかった。
     
     
     「ったくいつもは早起きなのに・・・」

     ピンポーン、と軽い音がした。
     
     「来た」
     急いで財布を引き出しから取り出す。

     

     「!、おはよう」
     「おはよ!その感じだと寝坊したでしょ?」
     「い゛、ばれた?」
     「ははっ何年一緒にいると思ってんの」
     「っ、ま、そうだな」

     
  • 49 菊 id:ZKLHG9j1

    2012-04-05(木) 14:01:44 [削除依頼]

     「じゃ行くか」

     廉が靴をはいてそういうと、
     紫苑の声が聞こえた

     「男同士で・・・
      お前等彼女つくれよそろそろ」
     「わぁったから、うるせぇなー」
     「あん?」
     「ごめんなさい」

     「じゃあ行こ」
     

     そして昼の街へと一歩を踏み出した

     
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