・。・。君は・。・。31コメント

1 ゆうゆ id:2/qU9UF0

2012-01-10(火) 22:14:10 [削除依頼]
君はなんてかっこいいのだろう・・

眩しくて、眩しくて、手の届かない存在・・・・


だと思っていた。
  • 12 ゆうゆ id:li3sChv/

    2012-01-13(金) 18:37:31 [削除依頼]
    >>ミク様
    おもしろいと言っていただき有り難いです!
  • 13 ゆうゆ id:mFMHuqQ0

    2012-01-13(金) 19:12:02 [削除依頼]
    「なにそれっ?一緒に住むってどういう事?」

    思わず大きな声を出してしまった。

    けど、祐也先輩と一緒に住むなんて・・・・。

    「ほら、祐君って受験生で今更転校するのもあれでしょ。だからさっき、親戚で慎重に話し合ったの。ほかの親戚で学校の近くに住んでいる人いないし。」

    「そんなぁ・・・」

    嬉しいような、悲しいような・・・・

    頭がおかしくなりそう

    「もう祐君には言っといたから、明日葬式が終わったら、一緒にくるからね☆」

    母はピースして言ってきた。

    私は、気が動転してなにがなんだか分からなかった。

    ー翌日ー

    葬式と火葬が行われた。

    火葬される直前、祐也先輩は、声を出して泣いた。

    親父、親父と叫びながら・・・

    私は悲しくてしょうがなかった。

    数時間後、泰三兄ちゃんは骨になって帰ってきた。

    大きくて丈夫で骨太だったから、入りきらなかったらしい。


    何もかも終わった。


    祐也先輩はホントに古賀家に来た。

    私の部屋と信二の部屋の間の以前まで書斎だった部屋に来た。

    祐也先輩は礼儀正しくて親への印象も良かった。

    けど私は知っている。夜、声を殺して泣いているのを・・・・
  • 14 ゆうゆ id:PZjGla90

    2012-01-13(金) 20:51:27 [削除依頼]
    大切な人が亡くなった悲しみは、一生消えない。

    優しくて、かっこよくて大きくて頼れる泰三兄ちゃん。理想の父親を、この歳で亡くした悲しみは大きいんだ・・・・。

    私は、祐也先輩が泣いているのを黙って聞くことしかできなかった。

    ー翌日ー

    朝起きると、先に祐也先輩がいた。制服を着ている。

    話したことのない人と二人っきり・・・・

    「おはよう・・。」

    祐也先輩は、寂しそうな声で、だけど笑顔を無理矢理作った。

    「お、お、おはようございますっ」

    私は緊張して、噛みまくってしまった。

    「おばさんたちは?」

    「まだ起きてこないんですよ。今日私が食事当番だっていうことを知っているからかもしれませんが」

    「食事当番・・・?」

    「えぇ、なんかよく分かりませんがあるんですよ。ちなみに今日は私です。」

    「へぇ・・・」

    「まぁ、それより何食べたいですか?」

    「えっ、いいよ。自分で作るし」 

    「いやいやいや。今日は私が当番ですから。」

    ここで作らしてたまるか!!

    「じゃあ・・お願い」

    「はいっ」

    よし、とびきり美味しいの作ろう!

    そう思ってつくったのは、得意なスクランブルエッグ(食パン・スープ)だ。
  • 15 ゆうゆ id:Jga34Ya.

    2012-01-14(土) 06:01:21 [削除依頼]
    「いただきます」

    祐也先輩が手をつける。喜んでくれるかな?

    「どうですか?」

    心配でたまらない。

    「甘い・・・」

    えっ、得意料理だったのに!!

    「え゛っ、わっ ごめんなさいっ」

    私は何回も平謝りした。

    ショック・・・!

    「あはは・・いいよ。たまには甘いのも。」

    何に笑ったのかよく分からないが、祐也先輩は作り笑顔ではない、自然な笑顔で笑った!

    「あはははー」

    あぁ、口がゆるんじゃう!

    私は、気をゆるませていた。

    「あの、焦げてるよ。」

    私を現実に戻したのは祐也先輩のこの言葉だった。

    「・・・・ぎゃああっ」

    いつもならこんなことしないのに!!しかも信二の!

    「おはよう」

    信二が降りてきたっ!

    「信二ごめんっ」

    「え?あっ!くさっ!!何やってんの姉ちゃん!」

    「あわわわわ・・・」

    うわっこんなところ見られたくなぁーい!!
  • 16 ゆうゆ id:YU83RY6/

    2012-01-14(土) 06:53:25 [削除依頼]
    ー7時ー

    「お母さん、いってきます。」

    「おばさん、いってきます。」

    「いってらっしゃーい」

    私たちは、一緒に行くことになった。

    けど、

    「・・・・」

    気まずいっ

    そういえば、昨日はお葬式やっていたんだ。

    昨日、泣いていて、一昨日も泣いていて、だけど3日前の学校から帰ってくるまでは笑っていた。

    そして一緒に住んでいなかった。

    3日前、誰がこんなことになるなんて予想しただろう・・・・

    「ねぇ」

    祐也先輩が話しかけてきた。

    「なんですか?」

    落ち着けっ 遥! 冷静に。

    「一緒の家に住んでいることは言ったほうがいいのかな?」

    「別に、なにか重要なことがあったら言ってもいいと思いますし、そういうことがなかったら言わなくていいと思いますし・・・」

    「そうだね」

    祐也先輩がそう答えると、会話はぷっつり途切れた。

    学校が近づくにつれ、私と祐也先輩の間には距離ができていた。祐也先輩も一緒に住んでいることは知られたくないらしい。

    学校がだんだん近くなった。

    「おっす!祐也!」

    祐也先輩の友達・・・
  • 17 ゆうゆ id:YU83RY6/

    2012-01-14(土) 07:02:02 [削除依頼]
    「おっす・・・」

    あぁ・・・元気のない悲しい声。

    「なんだよっ元気無いじゃん!なんかあったの?」

    祐也先輩は、何も知らせていないらしい。忙しかったし、それどころじゃなかったもんなぁ

    「ううん。大丈夫。」

    「そっか、ま、早く行こうぜ!」

    「うん・・・」

    祐也先輩は、私の方を一度みてから行った。
  • 18 ゆうゆ id:2MVGbif0

    2012-01-16(月) 07:03:10 [削除依頼]
    ー昼休みー

    私はいつものように、グラウンドが見える窓から祐也先輩をみる。

    180cmもある身長なので見つけやすい。

    みんなと遊んでいることが楽しいのかな・・?ホントの笑顔だ。

    「遥っ また見てるのぉ?」

    「雪奈・・・ううん、桜見ているの」

    とっさにバレバレの嘘をつく。嘘をつく必要なんてないのに

    「嘘付け。見ている方向が違うぞ。」

    「いいじゃない。何見たって。」

    「じゃあ私も見る!」

    雪奈は、無理矢理私が見ている窓に割り込んできた。

    「ちょっと雪奈、邪魔!見えないじゃない!」

    昼休みの楽しみが!!!

    「あっくん探しているだけだもーん」


    “あっくん”ていうのは、田中 秋斗のことで、雪奈の彼氏だ。

    「会いーたいと言えば会えるじゃない!」

    ぎゃあぎゃあ騒いでいたからなのかもしれない。

    けど、確かに祐也先輩はこっちを見た。

    私と目があったのだから。

    祐也先輩は無理して笑った。

    その笑顔を見ると胸がぎゅっと掴まれたような感じがして・・・

    「ねぇ、いまこっち見て笑わなかった!?」と言っている人もいたけど、あれは笑ってなんかいない。

    無表情の顔の上に仮面をかぶっているだけ・・・
  • 19 ゆうゆ id:g7GZ/v00

    2012-01-16(月) 19:06:18 [削除依頼]
    その日の放課後、私はまっすぐ家に帰った。雪奈と数人の友達にカラオケに誘われたが、行かなかった。行く気がしなかった。

    「ただいま…」

    両親は共働き。信二は学校から塾に直行。だから誰もいない‥‥

    「おかえり」

    のは昔の話。

    「祐也先輩。先に帰っていたんですか。」

    「うん。」

    昼休みに目があってしまったせいで、気まずい。

    「今日の晩ご飯何がいいですか?」

    私は、この雰囲気から抜け出したいため、とっさに今朝と同じ質問をする。

    「住ましてもらってる僕がどうこう言えないし…」

    「いえいえ、言ってくださいよ。私ん家いつも献立でグダグダしているんですよ。だから早く!」

    ホントはいつもスパッと決まる。けど祐也先輩の好きなものを知りたい。

    「じゃあ、オムライスがいいな…。」

    「分かりました!!」

    「ありがとう」

    祐也先輩は私にお礼を言った。

    澄んだ瞳、癖のない髪の毛。笑っていたらいいのに、表情はどこか悲しげ…。


    私はこの時知りませんでした。

    この「運命」というものが、私の人生を狂わせてしまうことを。そして私はこの時から「君」という存在におぼれてしまうことを。
    君は知っていますか…?
  • 20 ゆうゆ id:kiDZ0pp0

    2012-01-16(月) 20:15:11 [削除依頼]
    「オムライスは好きなんですか?」

    私はさりげなく聞いてみた。だって知りたいから。

    「親父がよく作ってくれてさ。それがまた美味しかったんだ。事故る日もオムライスの材料を買いにいった帰りなんだ。」

    「そうなんですか……」

    オムライスが原因で泰三兄ちゃんは不幸な事故にあった。

    「俺も手伝うよ」

    「いいんですか?ありがとうございます!」

    私は深くお辞儀をした。祐也先輩と一緒に料理ができる日がくるなんて……

    エプロンをつけた祐也先輩は“主夫”に見えてとても眩しい。

    「野菜切るね」

    「あ、はい」

    祐也先輩は早速取りかかった。玉葱のみじん切りがとても上手かった。

    キッチンにいる2人。他人から見れば新婚さんに見えるのかな?
  • 21 ふうの。 id:U7WB.E60

    2012-01-17(火) 16:33:09 [削除依頼]
    「・・・っ」

    突然、まな板のうえに大粒の涙がこぼれてきた。

    私の涙ではない・・・・・。祐也先輩の涙だ・・・・。

    「俺がっ、俺がオムライスを食べたいなんて言ったから。俺のわがままを聞いてくれて、わざわざ買い物に行ったから。俺のせいで親父はっ」

    自分自身を責めている祐也先輩・・・。

    やめて、これ以上自分を責めないで。悪いのは祐也先輩じゃない。


    「先輩は・・・・幸せ者ですよね。」

    言っていいのか悪いのかはよくわからなかったことばを口走ってしまった。

    言いだすと、止まらなくなっていった。
  • 22 ゆうゆ id:mq2czBk/

    2012-01-19(木) 06:03:50 [削除依頼]
    「先輩のわがままを快く聞いてくれた。先輩が美味しいって言うから、先輩が食べたいって言うから、先輩が喜んでくれるから泰三兄ちゃんは買い物にいったんですよ。」

    本当に幸せだったんですよ…。
  • 23 ゆうゆ id:jzi9MuC/

    2012-01-19(木) 18:44:05 [削除依頼]
    今度は私たちが幸せにしてあげるから。

    「さっ オムライス作りましょ」

    「……うん」

    だから泣かないで

    ーー私ガ君ヲ守ルカラーー
  • 24 ゆうゆ id:/yixLY6/

    2012-01-19(木) 19:35:47 [削除依頼]
    次の日、私は寝坊した。私が急いで下に降りるともう先輩はいなかった。

    昨日のオムライスは評判が良かった。

    ほとんど祐也先輩が作ったからな……

    学校に行って教室に入ると雪奈があわただしい様子でこっちを見てくる。

    「おはよう雪奈」

    「おはようどころじゃない!!」

    ? おはようどころじゃないって?

    「祐也先輩のお父さん交通事故で亡くなったんだってよ!」

    「!」

    そんなこと、前から知っている。

    「あそこの家、お母さんもいないから、祐也先輩どうするんだろう?」

    どうもこうも、私の家に住んでいますよ!

    「けど、雪奈、どうして知ってるの?」

    「先輩たちの会話を盗み聞きしてるの!」

    変な奴を友達に持ったな……

    「ねぇ、祐也先輩がどうしたの?」

    クラスの裏リーダー、恵利が来た。

    「あ、恵利ちゃん。実はね…」

    雪奈が出来事を説明した。

    「わかりました?恵利ちゃん」

    誰も、あの人のことを呼び捨てにしない。やられることがわかっているから。

    けど、この人に聞かれたことで、私の幸せが奪われていった。
  • 25 ゆうゆ id:BUmKQLR1

    2012-01-20(金) 07:21:12 [削除依頼]
    あれから四ヶ月経った。

    きせつが春から夏に変わった。

    先輩は夜、泣くことも無くなってきた。

    「先輩、今日冷やし中華でいいですか?」

    9月になっても暑い…

    「うん。いいよ」

    だけど祐也先輩は爽やか。受験勉強忙しいのにな……

    「手伝うよ」

    「いいですよ。忙しいのにそんな…」

    先輩は目をあわせて話してくる。

    その目で見られるのはキツイ。

    私の中で先輩は「憧れ」の存在から「大切」な存在になってきている。

    「じゃあ、お願いします……」

    ホントに整った顔だな…。

    人の顔に見とれるなんて幸せ……

    ー翌日ー

    「おはよー」

    教室に入ると、みんな白い目で一瞬私を見た。

    え…なに?

    おそるおそる 机に向かった。

    「バカ」「アホ」「死ね」

    そういう類の机の上には落書きがされていた。

    私がなにしたっていうの?
  • 26 ゆうゆ id:GKxFAH3.

    2012-01-20(金) 17:50:50 [削除依頼]
    私の目の前に恵利がいる。

    恵利は薄気味悪い笑顔でこっちを見てきた。

    「何 恵利ちゃん?」

    「何じゃないわよ。何であなたが祐也先輩と一緒に暮らしているのよ!!」

    そういえば、祐也先輩って人気あるんだ……ってかなんで私が先輩と一緒に暮らしているって知っているわけ?!

    「たまたま見ちゃたのよ〜 先輩が遥ん家に『ただいま』って言って入っていくところ。」

    ストーカー?

    っていうことはみんな知ってんの?

    「何良い子ぶってんのよ!!」

    は?何言ってんの?

    「あのねぇ、話したことのない水知らずの人を誰が引き取るもんですか!親戚だからよ!!」

    ーーーあっーーー

    「ごめん、つい……」

    言葉がつい荒くなってしまった。

    この人の前で、荒い言葉使いは‘死’を意味する。

    「へぇー 誰にその言葉遣いを使っているのかねぇ…?」

    やばい、終わった。虐められる……
  • 27 ゆうゆ id:hs9PKEe0

    2012-01-20(金) 19:46:04 [削除依頼]
    その日から、私へのいじめが始まった。

    恵利と、その仲間にトイレに連れて行かれて、

    「お前うぜーんだよ」

    そう言うと私を壁に押し倒してバケツの水をかけて、モップでどこもかしこも殴られて……

    「い、いやぁぁっ やめてっ」

    「もっと叫んだらぁ? ま、誰もいないけどね。アハハハハハハッ」
  • 28 ゆうゆ id:fWMgo8T.

    2012-01-20(金) 21:09:47 [削除依頼]
    「あらっ ここの床びしょ濡れ。遥、早く拭きなさいよ。」

    「………」

    「なにか答えたらどうなのっ! 腹立つんだけどぉ」

    恵利はそう言いながら私のことを蹴ってきた。

    「さっ、いくよ。さゆり、里歌。」

    「はいっ」

    3人は笑いながら出ていった。

    人間はなんて醜いんだろう……

    けど、私は絶対負けない。私は間違っていない。悪いのは全部アイツ。私は悪くない。

    そう自分に言い聞かせながら、私は必死に耐えてきた。

    「あー 遥の机ゴミだらけーきったなぁい!」

    恵利が私の机にゴミをぶちまけた。

    けど

    「あー 掃除しとくわー」

    この一言で済む。

    「何?は?生意気なんだけど?」

    恵利がそう言いながら殴ってきても「痛い」と言えば終わる。

    ふと、グラウンドが見える窓をみる。

    最近、窓からグラウンド見てないな…

    グラウンドを見ていた日々が遠い昔に思える。

    雪奈としゃべりながら祐也を眺めていた日々に戻りたい……
  • 29 ゆうゆ id:3zKkHjm/

    2012-01-21(土) 08:47:47 [削除依頼]
    「ただいま」

    1日のうち一番安心できる時間……

    「おかえり。最近遅いわね。なにしてんのよ」

    「お母さん…、うん、ちょっと用事があってね。」

    「ふぅ〜ん、そうなの。ま、ご飯できているから。着替えておいで。」

    「うん。」

    家にいると無理して元気になってしまう自分が怖い……。

    ブブブブブブブブッ………

    携帯のバイブだ。

    どうせ、あの3人の誰かからだろう……

    最近、雪奈からメールこないなぁ

    前は、「がんばって」とか「ごめんね」とかそういうメールがきたんだけどな…。恵利に止められたのかな?

    いじめられてから感情が「無」になってきている。あっさりしていて楽。

    いじめは我慢してたら終わるから。

    だから

    ‘コンコン’

    「はいっ」

    「『早く降りてきなさいっ』っておばさんが言ってるよ。」

    先輩に迷惑をかけない…ー


    けど、

    「親戚だからって独り占めしようとしてんじゃねぇーよ!!オラッ」

    「痛っ」

    あざが増えるたびに、臆病に弱虫になっていく……
  • 30 ゆうゆ id:GNloddo/

    2012-01-21(土) 16:43:25 [削除依頼]
    なにも刃向かえないまま1ヶ月が過ぎた。

    暴力・暴言がひどくなる一方で、他はなにも進展しないまま。教科書への落書き、物を隠されるなんて日常茶飯事だ。

    「起立 きょうつけ 礼 さよーならぁ」

    あー、学校終わっちゃった。また呼び出される。

    「ねぇ」

    ゲッ、来た。

    「今日、アンタん家行っていい?」

    ーーーへ?ーーー

    恵利はいきなり私の胸ぐらを掴んだ。

    「もちろん、先輩に会うためだけどね。あと、アンタをいじめるため。アハハハッ!」

    恵利は思いっきり私を突き飛ばした。

    「……った‥」

    壁に当たって頭が痛い。ぐわんぐわんする。頭の中がごっちゃまぜになるような痛さ。

    私に答える余地なんてない。


    早く自由が欲しい…ー
  • 31 ゆうゆ id:4x3g8/e.

    2012-01-24(火) 06:35:09 [削除依頼]
    私の家は学校から徒歩10分のところにある住宅街のうちの一軒。

    あぁ、3人を連れて来ちゃった。

    「ただいま」

    お願い。祐也先輩出てこないで……

    「おかえり……あれ?」

    私の小さな望みは叶わかった。

    「クラスメイトの恵利ちゃん、さゆりちゃん、里歌ちゃん。」

    「どうも、三上恵利ですっ。」

    恵利はさっきまでと違って高い声でしゃべる。(気持ち悪いけどね)

    「どうも…」

    あー 祐也先輩困った顔してる。しかも知られたって思ってるんだろうな。

    「まっ 上がろう!」

    私は変な空気から逃げるために、声をあげた。

    ま、どっちにしろ自分は痛い目に遭うけどね…。

    ー・ー・ー・ー・ー・ー・ーー・ー・ー・ー

    「じゃあ、俺勉強しているから、何かあったら言ってね。」

    リビングで先輩はお茶とお菓子を出しながら爽やかな笑顔でこっちの気を知らないで上に行った。

    「……」

    沈黙が私を余計緊張させる。

    「あ〜 祐也先輩って優しい〜」

    恵利が伸びをしながら言った。

    「けどさ、さっきの先輩の困った顔は何? お前、先輩になんか言ったの?」

    小声で、さっきの声とは裏腹に低い声で聞いてくる。
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