僕と彼女と恋敵3コメント

1 祈祷 彗月 id:D/idrqp/

2011-12-31(土) 19:59:37 [削除依頼]

 
 嗚呼、この壁は高すぎる
  • 2 祈祷 彗月@白馬ノツキ様 id:D/idrqp/

    2011-12-31(土) 20:16:41 [削除依頼]
     そこらへんにある絵のようにからっとした晴天の日。
     太陽を遮る校舎裏で、破裂しそうな心臓を落ち着かせながら今か今かと僕は待った。
     それか数分後。
     落ち着かなくなってきた僕は誰かの気配を感じた。
     そこにいたのは紛れもなく学校の天使様。

    「宮田君っ! ごめん、待った?」
    「いや、今来たところだよ」

     定番デートの最初の言葉。本当は30分前には余裕でここに居た僕。
     だが、ここで本当のことを言えば天使様はきっと傷つく。それに、勝手に時間より早く来たのは僕だ。
     
    「そっか。で、話って何?」
     
     ここ、瀬白学園(セシロカ クエン)の理事長の娘であり、学園全体の天使様は優雅に微笑む。絹のように美しい黒い髪を風になびかせ、その白く細い指で口元を隠しながら小さく首をかしげる姿。
     オーバーに言えば、僕は今、失神しそうである。
     僕はどこかで『可愛いは正義』とかを聞いたことがあるが、それはまさしくこの天使様にピッタリの言葉だ。
     
    「せっ、瀬白 夕凪(セシロ ユウナギ)さんっ!! 好きです、僕と付き合ってくださいっ」

     一世一代の大告白。
     鏡を見たわけではないが、きっと今の僕はリンゴのような顔になっているはず。
  • 3 祈祷 彗月@白馬ノツキ様 id:D/idrqp/

    2011-12-31(土) 20:25:37 [削除依頼]
     僕の瞳は天使様を取り越し、背後の白い校舎壁を見つめている。怖くて視線を向けられない。
     ガチガチに固まった体で棒のように突っ立っり、返事を待つ。

    「えっ……と」

     暫しの沈黙後、天使様は迷うように小さく呟いた。
     その瞬間に大きく跳ねる僕の体。振られることなどもうとっくに覚悟している。
     
    「……よ、宜しくお願いします」
    「……!?」

     予想外の言葉に視線を天使様へ向けた。まさか受け入れてくれるとは思わなかった。
     いや、今も思っていない。聞き間違いではないだろうか。
     
    「あ、あの……。今、なんと?」
    「え? いえ、だからよ、宜しくお願いしますと……」

     恥らうように言う天使様がまたなんとも可愛らしい。視線を足元へと落とし、僅かに縮こまった。
     現実だと受けとめっらえない僕は金魚のように口をパクパク動かすだけ。決して言葉にはなっていなかった。

    「…………。じゃぁ、お付き合い、してくれるのですねっ!?」

     やっと音になった僕の言葉。これが夢落ちなら最悪だ。
     天使様は何度も小さく頷く。今にでもコクコクと聞こえてきそうなほど可愛らしい仕草。
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