fantasist ―魔術奏者―8コメント

1 青空模様 id:oUyn3ot/

2011-12-30(金) 21:52:18 [削除依頼]

fantasist.

それはMagicと呼ばれる力を操る者。

その力はある場所では魔法と

またある場所では超能力と呼ばれる。

これは、そんな能力の下に生まれた者たちの物語。
  • 2 青空模様 id:oUyn3ot/

    2011-12-30(金) 22:04:54 [削除依頼]
    「…う」
    …眩しい。
    寝ぼけ眼なところに、この朝日はちょっと強烈だ。
    それに加え…。
    「ちょっと!!瑠依!!起きなきゃもう遅刻!!」
    …と何やらうるさい。もう誰だか検討はついてるけど。
    「うるっせ〜な〜…大丈夫だって…1日くらい朝練サボってm」
    寝返りを打ちながらムニャムニャと答えていたその時、何かが引き裂かれる音がした。
    「ひぇ…」
    「…いつまでも起きないと…」
    見ると、瑠依の大好きなバンドのポスターがまっぷたつ。
    つぅー…と冷や汗が背中を伝う。
    「八つ裂きにするぞ」
    そう脅迫してくる幼馴染の周りには、鋭い風の鎌がいくつも装備されていた。
    「はい…」
    嗚呼、もうさっきの眠気なんてどこへやら。
    そんなもの、どっかへすっ飛んでいってしまっていた。
  • 3 青空模様 id:oUyn3ot/

    2011-12-30(金) 22:15:49 [削除依頼]
    今の様子を見ても分かる通り、瑠依らは普通の高校生ではない。
    彼らは、「fantasist」と呼ばれる特殊能力者なのだ。
    例えば、今瑠依を叩き起こしていた彼女、如月菜紗は、風を操る能力を。
    そして今バタバタと制服を着ている彼、黒闇瑠依は、影を操る能力を持つ。
    その能力の事をfantasistの間では、「Magic」と呼ぶ。
    古来からMagicを授かったものたちは、修行を積み、その力をこの人間界のために役立ててきた。
    そう、瑠依らfantasistは、生まれながらにして定められた運命の下にあるのだ。
    ―この世界の平和のために、犠牲になるという運命の下に。
  • 4 りーたん id:7Pb9p6j/

    2011-12-30(金) 22:36:33 [削除依頼]
    面白いです!!投稿(?)コメントしちゃってすみません((o>(ェ)<;a アセアセ
    続きがすっごく気になります!!
  • 5 青空模様 id:osVB3Gw1

    2012-01-01(日) 13:55:12 [削除依頼]
    りーたんさん
    まだ全く進んでいないのに、コメありがとうございます!
    お、面白いだなんて…恐縮です!
  • 6 青空模様 id:osVB3Gw1

    2012-01-01(日) 21:47:28 [削除依頼]
    今更ですが、自己紹介。

    青空模様と申します。
    この他に「俺が好きなら描けよ?」という小説を書いてますが、全く系統が異なると思うのでご了承をm(_ _)m

    気まぐれ更新ですが精一杯頑張るのでよろしくお願いします。

    ※キャラの氏名の読み方
    黒闇 瑠依 (くろやみ るい)
    如月菜紗  (きさらぎ なーしゃ)
    です。この子たちも合わせてよろしくお願いします!!
  • 7 青空模様 id:osVB3Gw1

    2012-01-01(日) 21:53:14 [削除依頼]
    >3 「…よしっ!!菜紗、ギリ間に合うぞ!!」 「全く…毎朝毎朝余裕が無いんだから…」 彼女のボヤキもお構いなしに、瑠依は菜紗を自転車の後ろに乗せた。 もちろん、瑠依らも自分達の運命は分かっているのだ。嫌という程に。 しかしまだ若い彼らは修行段階にあり、自らの宿命こそ分かっているものの、実際にこの世界の平和に貢献した事は無かった。 だから本当は、宿命を「本当に」知っているとか言わないのかもしれない。 まだ現実というものの過酷さに、触れたことすらないのだから。
  • 8 青空模様 id:osVB3Gw1

    2012-01-01(日) 22:10:25 [削除依頼]
    >7 朝のひんやりとした空気の中に、瑠依のペダルを漕ぐ音が響いていた。 学校までは、約2キロ。しかもずっと上り坂続きだから、結構キツい。 「ハァ…ハァ…ったく…影から空間移動(ポート)すれば一瞬なのによ…」 自分と菜紗の荷物+菜紗を運ぶ瑠依の息は、もう荒く弾んでいる。 「ダメよ、瑠依。Magicはそんな事に使うものじゃ…」 「良く言うぜ…毎朝毎朝使ってるくせに…」 「何か言ったかしら?」 瑠依は背中からゾクリとしたものを感じ、即答した。 「いえ、何も」 ヒュウゥ…と風が空を切る音がしたかと思うと、菜紗は自分の頭上に小さな竜巻を作り、弄んだ。 必死で彼女を自転車に乗せる瑠依としては、若干腹が立ってくる。 「おい、菜紗。そんな態度なら、こっからオマエが―…」 と嫌味を言ってやろうとして、瑠依は息を飲んだ。 菜紗がいたずらっぽい、とても可愛らしい笑顔をしていたからだ。 「でも毎朝乗せてくれてる訳だし、アンタになら少し使ってあげてもいいわ」 「え…?」 菜紗は瑠依に向かってパチリとウインクすると、片手を思い切り振り上げた。 すると途端に、辺りに強い追い風が吹く。 「うっわあー…!すっげえラクチン!」 格段に軽くなったペダルに瑠依は気分を良くした。 菜紗もそんな彼を優しい眼差しで見て、言った。 「今日は特別。明日はやらないからね!」
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