あ、愛の鬼ごっこ!?Plus+7コメント

1 李姫 id:g/tTP4m/

2011-12-30(金) 00:44:23 [削除依頼]
*はじめに*

これは、「え!?あ、愛の鬼ごっこ!?」という
2010年ぐらいの頃のスレ主の作品の改訂板です。
前作は未完成でしたが、
登場人物、設定等、丸々変えてしまう予定なので、
前作とはあまり繋がりは深くありません。

ですが、スレ主の読む人に楽しんでもらいたい、
という気持ちは以前となんら変わりませんので、
また宜しくお願いします!
  • 2 李姫 id:f6UBsa7.

    2011-12-31(土) 22:39:32 [削除依頼]
    *主な登場人物*

    *花澤 リオ*ハナザワ リオ*
    ちょっと天然な普通の女の子。
    高校2年生。

    *水野 遼*ミズノ リョウ*
    不思議系の生徒会長。
    仕事は全くしてないなんて秘密。
    大企業の社長の息子。
    高校3年生。

    *松村 ハルト*マツムラ ハルト*
    リオの幼馴染で松村家の双子の兄。
    元気だけが取り柄の高校2年生。

    *松村 カイト*マツムラ カイト*
    リオの幼馴染で松村家の双子の弟。
    ハルトとは対照的に冷静な高校2年生。

    *北里 彼方*キタザト カナタ*
    毒舌で性格の悪い高校1年生。
    顔はいいのに性格のせいで、
    あまり友達がいない。

    *霧原 真樹*キリハラ マキ*
    彼方の唯一の友達。
    優しい性格で気遣いの出来るいい子。
    高校1年生。

    *城崎 翔馬*シロザキ ショウマ*
    お気楽で適当な副会長。遼とはよくつるんでいる。
    生徒会長から流れてきた仕事を、
    さらに流しているなんて秘密。
    高校3年生。
  • 3 李姫 id:f6UBsa7.

    2011-12-31(土) 22:43:14 [削除依頼]
    それは偶然起こった出来事。

    だけど運命だったのかもしれない。


    でも、今はそんなこと、どうだっていい。

    だって、逃げないとつかまってしまう。


    そうこれは、私と彼らの『愛の鬼ごっこ』―。
  • 4 李姫 id:f6UBsa7.

    2011-12-31(土) 22:51:50 [削除依頼]
    それはある普通の日のお昼休み。

    「ハルト、カイト、
     一緒にお昼ご飯食べよっ」

    私は、幼馴染の双子、ハルトとカイトに、
    そう言った。

    「おう!いいぜ!な、カイト?」
    「うん、もちろん」

    2人は快くオーケーしてくれた。
    そして、私達は屋上へ向かった。

    「あー、風が気持ちいい!」

    私はお弁当を持った手と反対の手で、
    風になびく髪をおさえた。

    「さて、そこらへんでいっか」

    私達は適当なところに座り、
    お弁当を広げた。

    「うわー、リオのとこは
     いっつも弁当こってるよなー」

    ハルトが興味津々に私のお弁当を覗き込んだ。
    それにつられて、カイトもお弁当を覗き込む。

    「ホント、リオのお母さんは
     料理上手だよね…」

    そんな2人に向かって、
    私は笑ってこういった。

    「あはは、そんなことないって。
     さ、食べよ」

    そういって、お弁当に箸をつけようとしたとき。
  • 5 李姫 id:f6UBsa7.

    2011-12-31(土) 23:02:28 [削除依頼]
    「あ、おいしそうなお弁当はっけーん」

    そういって、伸びてきた手を、
    私はすかさず掴んだ。

    「あはは、リオちゃんはきびしーなぁ」

    私が上を見上げると、
    そこには3年生の城崎先輩と、水野先輩がいた。

    「翔馬。ダメだよ。
     女の子のお弁当とったら」

    水野先輩が城崎先輩に言った。
    すると、城崎先輩が小声で、
    女の子のお弁当だからいいのに、
    と小声で言ったが、
    場の空気によりスルーされた。

    「楽しそうだね。
     僕達も一緒に食べていいかな」

    水野先輩が笑って言う。
    私は笑顔でこういった。

    「ぜひ!水野先輩だけなら!」
    「…ねぇ、それは俺に対するいやがらせ?」
    「そうだね。じゃあ、
     僕は3人と一緒に食べるとするよ。
     じゃあね、翔馬?」
    「遼までヒドイ!!」

    その後、ふてくされる城崎先輩を、
    水野先輩が優しくなだめながら、
    一緒に楽しくお弁当を食べていたのだが。

    「あ、いた」

    そんな声が聞えた瞬間、
    楽しいお昼ご飯☆は崩れ去っていた。
  • 6 李姫 id:f6UBsa7.

    2011-12-31(土) 23:18:20 [削除依頼]
    「先輩」

    …聞いたことのある声がした方を見ると、
    そこにはよく見知った2人顔があった。

    「…なにかな、北里君」

    引きつりつつも笑顔を保ち、
    私は彼に言った。

    「委員会。今日の放課後だってさ」

    彼はそれだけ言って、そっぽを向く。
    その横に、いつも天使のスマイルの
    霧原君が、少し心配げに彼を見つめていた。

    「あ、それはどうも…」

    そういうと、彼は冷ややかな目を
    私に向けてこういった。

    「…やっぱり。アンタ、
     前に委員長が言ってたこと、
     まともに聞いてなかっただろ。
     忘れてると思って言いにきてセーカイ」

    ………。
    あれ、なんかすごく嫌な一言を聞いた気がする。
    …気のせいかなっ!

    …って、気のせいなわけあるかぁぁぁぁああっ!!

    「…ねぇ、彼方君。
     君はそういう言い方しか出来ないのかな?」
    「うん、ゴメンね、俺、そういう性格だしね。
     まぁ、先輩ぶってる貧乳女よりかはマシかな?」

    …コイツ!!!!

    「うるさーい!今貧乳とか関係ないし!
     そ、そりゃ確かに忘れてたけど!!
     でもそんな言い方しなくてもよくない!?」
    「ハッ。図星つかれたからって
     キレないでよ、先輩。
     可愛くない顔がもっと可愛くなくなっちゃうよ?」

    言い争いがますますヒートアップするなか、
    意外な人が口を開いた。
  • 7 李姫 id:f6UBsa7.

    2011-12-31(土) 23:28:59 [削除依頼]
    「か、彼方…っ」

    見ると、北里君の隣にいる、
    霧原君が、ものすごく不安げに彼を見ていた。

    「だめだよ、先輩にそんなこと言ったら!」
    「…真樹には関係ないよ」
    「関係なくないよ!ほら、先輩に謝って!」
    「………」

    すると、北里君は俯いて私に向かって、
    すいませんでした、と小さく言った。
    …霧原君って最強なのね…。
    私が心の中でそう思っていると、

    「霧原ってサイキョーだな!」

    と、ハルトが言った。
    …すると、俯いていた北里君が、
    不意に顔をあげて、ハルトに向かってこう言った。

    「黙れ、猿」

    …辺りが一瞬凍りついた。
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