Contact-同居霊11コメント

1 たけ茶 id:Bq4oKfX1

2011-12-29(木) 22:16:48 [削除依頼]
俺の名前は焔 風斗(ほむら かざと)
つい最近まで大学生だった俺は喧嘩っぱやくて地元じゃ有名な、ヤンキーだった。
でも、大学は通いきった。喧嘩だって売られたから勝っただけ、髪の毛も染めてないしピアスだってしていない。
いたって普通の社会人。
つい最近、仕事が決まり一人暮らしをするアパートも決まった。
全て順調で一段落して新たなスタートを切る大切な時期だった。

あいつが来るまで…
  • 2 たけ茶 id:Bq4oKfX1

    2011-12-29(木) 23:20:23 [削除依頼]
    いつも通り朝6:30に起床。
    冷たい水で顔を洗い一日の始まりに気持ちを切り替える、大事な時間。
    俺の務めている、出版社は朝9時までに出勤すればいい。
    しかし、社長が早起きなため社員も見習ってなるべく8時までには全員出社している。
    遅く行くと遅刻はまぬがれてもなんとなく入りずらい空気になっているので早めに行くのに越したことはない。
    自宅から電車で30分でつくのでそれほど遠くは無い。
    いつも通りに出社して、いつも通りに仕事をこなす。

    「今日はみんなお疲れ様!久しぶりに飲みにでも行くか!!」

    また始まった。編集長は奥さんと前日に喧嘩をすると次の日に必ずみんなを誘って飲み行くらしい。
    オレらが入社してから1ヶ月で4回目だ。週一のペースで飲んでいる気がする…
    しかしみんなも、それを理解して今では一言も愚痴をこぼさず編集長に付き合う。
    俺もこの人達と飲むのは嫌いじゃない、むしろ楽しい方かな。

    いつも通りに飲み行っていつも通りに帰っていつも通り寝ていつも通りあすを迎えるはずだった。
  • 3 たけ茶 id:gFgub3d.

    2011-12-30(金) 10:54:01 [削除依頼]
    俺達はいつも通り神社の近くにある居酒屋へ歩いた。

    「乾杯!!」

    編集長の号令に従い飲み始める社員。
    いつも通り本当に何も変わらない景色。

    「今夜はいつも以上に飲んだなー」
    編集長は軽く言う。
    近くの神社の石段で一服しているところだ。
    ここにいるのは編集長に最後まで付き合って終電を逃した社員5人。
    でろでろに酔っ払った女性社員2人と俺を含めた男性会員が2人そして編集長。
    みんな、ぼーとしている時に1人の男性社員がパッと立ち上がった。
    「みなさん!肝試しやりませんか?」
    かなり酔っ払ってるようで足取りがおぼつかない様子だ。
    それ以上に酔っていた編集長はやる気満々。ぱっぱとカバンに入っていた白紙にあみだくじを作成。
    全員で一本づつ線を加えていき最後に線をたどりペアーを決めると言い出した。
    酔いも背中を押しみんな賛成。
    しかし、このメンバーでやると必ず一本『ハズレ』が出ててくる。
    1人ぼっちのメンバーが出てくるのだ、それを承知の上で線を引いていく。
    1つ目ペアーが決まった。俺一人と編集長が最後の二本に残った。あいにく『ハズレ』さんも残っている。
    編集長にハズレを引かせるのも嫌だが1人で薄暗い道を歩くのも嫌だ。
    考えている間に編集長は線をたどる、線をたどった先にはハズレの文字。
    助かった安堵したのはつかの間。ハズレの文字の1mm前くらいの所に線が引かれていた。
    そして編集長のたどり着いた先は最後の女性社員。
    俺がたどり着く場所はもちろんハズレの文字だった。
  • 4 たけ茶 id:gFgub3d.

    2011-12-30(金) 13:05:47 [削除依頼]
    「では!僭越ながら私がルールを決めさせていただきたいと思います!!」
    肝試しを考案した男性社員が意気揚々と話し始める。
    ルールは簡単に言うと2人1組となって(俺だけ1人)神社の横にある左の階段を上がり、神社裏の細い道を通り右の階段を下りてくるという簡単でシンプルなルールだった。
    「簡単そうですが、神社の裏にはお墓もありますんで気を付けてくださいね!」
    声を低くして怖がらせようとするお気楽な男性社員に女性社員は少し震えていた。
    じゃんけんでスタートする順番を決めスタート。
    俺はジャンケンにも負けあみだくじにも見放され・・・
    最後に1人でスタートすることに。
    どんどんスタートしては苦笑いで帰ってくるメンバー。

    「大丈夫!お前ならできる!ワハハハハ…」
    編集長は笑いながら肩をぽんぽんと叩いて石段に座ってしまった。
    「風斗さんファイトっす!」
    男性社員は笑いながら俺を見送った。
    周りが木々で隠れているので月明かりがあまり届かない。
    おぼついた足取りで進んで行く。
    別に幽霊何か信じていない、怪物だっているわけない。
    でも…やっぱり怖い。しかしが限られると言いようのない不安が迫り来る。

    「あなた、かっこいいね?」

    ふと、後ろから声がする。
  • 5 たけ茶 id:gFgub3d.

    2011-12-30(金) 22:23:53 [削除依頼]
    女性社員がふざけて話しかけてきてるのだろうと思い、後ろを向くが誰もいない。
    怖いという感情より悲しさがこみ上げてきた。
    しばらく歩いていると墓地が見えてくる、いつもと違う墓地。
    ただ単に暗いだけじゃない、何かが変だ。
    「分かった!!」
    一番奥の石碑が倒れているんだ。おぼつかない足取りで暗く細い道をゆっくりと進んでいく。
    「よいしょっ!」
    見た目より倍近くある石碑を元に戻す。

    「ありがとう…」

    また、さっきの声…
    まさかこの墓に眠る人…まさか…
    俺はまったく霊感なんてないし昔から見える子とは仲が良かったが俺自身見えたことはなかった。
    薄暗い道を足早に進む。

    「遅いですよ!」
    男性社員と編集長は石段に寝転がってそのまま小さな寝息を立てている。
    女性社員の内1人も寝てしまっている。
    正直、俺を迎え入れてくれた女性社員の優しさが心にしみた。
    気づけば午前4時あたりもうっすらと明るくなり、酔いも冷めてきた。
    俺も伸びをして座って朝日を眺めていると先ほどの女性社員がこちらへ歩み寄って隣に座った。
    「焔さん私…入社してからずっとあなたのことが好きだったんです。よければ私と交際してくれませんか?」
    突然の告白。女性社員の名前は喜納 美嘉(かのう みか)可愛くて優しいとてもじゃないが俺なんか付き合えるとは思ってもいなかった方だ。
    「俺なんかでいいの?美嘉さんにはもっと素敵な人が見つかると思うよ?」
    正直今の俺には彼女を支えていけるだけの収入・メンタルは無かった。

    「私は…焔さんじゃないとダメなんです!」

    気づけば俺は彼女の真剣な眼差しを直視できないくらいに惚れていた。
    「こんな俺で良ければお願いします。」
    先ほどあった不可解な出来事なんてとうに忘れていた。
    この幸せな時間が一生続くと思っていた。
  • 6 たけ茶 id:YV3I1oJ0

    2012-01-01(日) 16:23:09 [削除依頼]
    新年あけましておめでとうございますw

    (。´∇`)ぁヶぉめっ★

    今年もよろしくお願いしますw
  • 7 たけ茶 id:YV3I1oJ0

    2012-01-01(日) 22:58:10 [削除依頼]
    あの後、みんな酔いも冷めそれぞれ自分の家に戻っていった。
    今日は、休みだから家でゆっくり休む。
    それに、体も重いし…
    その後少し仮眠をとるつもりがかなり寝ていたらしい。
    時刻は午後6時を過ぎていた。
    お風呂場の方から何か物音がする…
    泥棒?でもなんで風呂で物音?
    少し不思議に思いながら風呂場にゆっくり近づいていく。
    シャワーを浴びる音、おまけに女性の影まで…
    まさか、美嘉?
    付き合って1日もしない内に彼氏の家の浴室を勝手に使うような女には俺には見えない。
    だとすると、他に可能性はおふくろしかいない、でもおふくろは連絡もなしでましてや挨拶もなしにシャワーを浴びる様な人ではない。
    じゃあ、誰だ?
    いくら考えても分からない。確かめる方法は開けるしかない。

    「開けますよー」
    念のため確認を取り、浴室のドアを開ける。
    「………」
    そこには誰もいなかった。
    シャワーは出しっぱなしで少し泡も残っていた、誰かが浴室を使っていたのは確かだ。
    少し肌寒さを感じる。
    しかし、何というかいつか感じたことのあるようななんとも言えない感覚。
    懐かしい…そんな感覚さえ覚えていた。
  • 8 たけ茶 id:D/Z11YV1

    2012-01-03(火) 12:06:05 [削除依頼]
    少し不気味に思ったもののあまり気にせずテレビを付けいつものようにお菓子の袋を開け、寝転がりながら画面に目をやる。
    ちょうど俺の好きなお笑い番組がやっていた。夢中になってみていた。
    ピッ!急にチャンネルが恋愛小説をドラマ化した番組がやっていた。
    「これ見たかったんだよねー!」
    突然後から声がした。
    そこに居たのは背はそんなに高くはなく少し気の強そうな女の子が俺のベッドの上で座っていた。
    「あのーどなた様ですか?」
    あまりにも突然すぎて、どこから入ってきか、何で俺の部屋にいるのかなど疑問が沢山出てきてパニックになる中、必死に出した言葉がこれだった。
    「あ?私?自己紹介してなかったね?」
    自分の顔に人差し指を向け可愛らしく答えた。
    「私は佐野 愛莉(さの あいり)、愛莉って読んでね?」
    別に名前が聞きたかったわけじゃない何で俺の部屋にいるのかが聞きたかったんだ…
    「なんで君の部屋にいるか?あー私2週間前に事故で死んだの。」
    あれ、今俺声に出して聞いたっけ?思わず声に出してしまったのか?
    「違うよ?」
    まただ!しかも事故って?なんで俺の部屋にいるのだ?
    「あ!忘れてた!」
    何かを思い出すように手を叩いてみせる。
    「私はいわゆる幽霊なの、実感ないけどね?それであなたの心も読めるし、勝手に家に入ることもできるでも…
    何で私がここにいるのかは私にもわからない。さっきからドアの無効にもベランダにも出れないし…
    だから、諦めてここに住むことにした。」
    いきなり意味不明なことを言い出したこの電波さんにはおかえり願おう。
  • 9 たけ茶 id:at0JM6p0

    2012-01-05(木) 22:36:25 [削除依頼]
    「私が?電波さん?意味わかんないんだけど私はバリバリの大学生!」
    大学生だったのか…黒髪が似合う可愛い女の子だ。
    「あれ?何か今考えた?心は読めるけど考えてることはわかんないんだよね…」
    それは、助かる。心で思わず頭で考えればいいのかこれからの生活が楽になる。
    「え?ってことは私ここに住んでいいんだね?」
    しまった、つい心で思ってしまった。これからは気を付けなければ…
    愛莉はそのままテレビに夢中になってしまった。
  • 10 たけ茶 id:7XsP8Py.

    2012-01-15(日) 17:38:22 [削除依頼]
    愛莉が来てからもう一週間たつ。
    会社では美嘉との交際を発表し幸せのまっただ中だというのに家では愛莉との生活で一苦労。
    未だに愛莉が成仏する気配はない。
    「お願いだから、シャワーは30分以内にしてくれ!!」
    俺は入浴に2時間も使う愛莉に節約のお願いをしているのだ、そもそも死んでいるのになぜ入浴するのかが不思議だ。
    「私が30分以内に入浴を終りにするなんてできるわけないでしょ?
    幽霊だから入浴なんてしなくていいと思ってるみただけど、生活臭とか普通にするんだからね?」
    そうなのか幽霊にも生活臭が付くものなのか、知らなかった。
    「そうなのか…でも、30分以上使ったらすぐに追い出すからな!」
    そんなーと言う風に落ち込む姿を俺は少し笑いながら眺めていた。
    「ピンポーン…」
    美嘉だ、最近見かは俺の食生活を気にして毎晩俺の家に飯を作りに来てくれた。
    「こんばんは!今日は、オムライスを作ろうと思っているんですけど好きですか?」
    付き合ってるんだから敬語はやめようと言っているのに今まで敬語だったので敬語の方がなじむんですと言って、敬語のままだ。
    「あ、うん。ありがとうオムライスは大好きだよ。」
    代行物のオムライスが食えることに俺の心は舞い上がっていた。
    美嘉は料理もうまいし女性らしいことはほとんどできる理想の女性だ。
    「風斗さんって女性のファッション雑誌なんて読むんですか?」
    付き合い始めてから名前はさすがに読んでくれていたが鋭い観察力は衰えていない。
    同居している幽霊が読んでいるんだなんてとてもじゃないが言えない。
    「あぁ、それはこないだ来てた従姉弟が忘れいていったものなんだ。」
    とっさに思いついた嘘をついた。
    従姉弟は北海道に住んでいるので会うことはないだろう。
  • 11 たけ茶 id:najVMHb/

    2012-01-23(月) 23:13:37 [削除依頼]
    「そうですか、てっきり浮気してるんだと思いました。」
    笑いながら言う美嘉に苦笑いでしか対応できないでいる。
    「美嘉さんっていつ見ても可愛いよね、なんか裏がありそう…」
    ちょくちょく愛莉が口を挟んでくる。
    「うるさいなー」
    「え?すいません。」
    しまった!つい口に出してしまった…
    「あ、違うよ美嘉のことじゃないよ。ちょっと耳鳴りがね!」
    少し強めの口調で愛莉に言い聞かせた。
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