小説家(ミステリー系の予定。29コメント

1 露点 id:sVH5JlU/

2011-12-29(木) 21:07:23 [削除依頼]
ココで小説を書くのは
初めてなので緊張ぎみです。

文章構成が分からない下手な文ですが
寛容な心で宜しくお願いします。
コメントを下さると嬉しく存じます
中三(もうすぐ高1
露点と申します 間違われますが男です
  • 10 露点 id:DIbEPXd/

    2011-12-31(土) 13:45:56 [削除依頼]
    >8 有難う御座います 本物だなんてとても・・・ ダッフィー♪さんの小説にはかないませんよ はい 頑張りたいと思います 書いたはいいんですが更新できないんですよ 更新できるようになったらしますね
  • 11 露点 id:DIbEPXd/

    2011-12-31(土) 13:47:25 [削除依頼]
    >9 有難う御座います 俺もミステリー系好きです。気が合いますね(笑 はい 頑張りますよー
  • 12 露点 id:DIbEPXd/

    2011-12-31(土) 13:48:44 [削除依頼]
    「文体を自在に操る天才 薩仁 麻。か」

    と呟けば一番上に乗せられている書きかけの原稿用紙に
    目が止まると 男は驚いて目を見開いた

     「今日は一人の男が出版社から尋ねて来た、
     
     男は出されたお茶を飲み、眠くなってしまったようで欠伸を

     かみころしているようである、つまり私の計画通りだ。

     私の飲ました薬が効き始めた証拠なのだ・・・ぇ?」

    男は自然を早口になっていた手に握っていたもう一方のカップが汗で
    滑りそうになった机の前で固まっていた男の背後から先生こと、
    薩仁 麻のしわがれた声と不気味な足音が廊下から響いてきた
  • 13 露点 id:DIbEPXd/

    2011-12-31(土) 14:05:03 [削除依頼]
    「いやいや 済みません、お手洗いにいっておりまして」

    男は急いで机から離れるとソファに倒れこむ様にして座り込んだ
    ハンカチで手を拭きながら戻ってきた先生は柔和な笑みを浮かべると

    「どうです? 眠気は覚めましたか?」

    と問いかけた男は首を慌てて横に振った男の額が汗で光っているのを
    皺の刻み込まれた先生の瞳がとらえているような気がして

    「ぇ、ええ・・・まぁ、はい。」

    男は曖昧に返事をすれば頷いて先程の原稿用紙の一説を思い出す
    「私の飲ました薬が効き始めた証拠である」

    (薬!?・・・確かに先生は初め私がここへ尋ねてきた際にお茶をお出しになった
     
    息を吐き出すと呼吸を整えた先生は先程と同じように椅子に腰掛け一心不乱に
    原稿を書き進めている その何事もない様子がやけに不自然であり
    更に言えば今私の様子をさらに原稿用紙に書きとめているのであれば・・・・

    (先生は私が「先生の様子が可笑しい」と感づき始めたとこに気づいている?

    ぞくり、と背筋が凍る思いがした 何度も同じ考えが巡れば人間とは
    そうとしか思えなくなってしまうのである 恐ろしい考えであればあるほど
    その考えは振り払いがたく その上重く重く圧し掛かっていくのだ
  • 14 露点 id:DIbEPXd/

    2011-12-31(土) 16:01:39 [削除依頼]
    ―――後日、正午

    「藤村。 これは・・・」

    「殺人、 としか取れませんね。」

    二人の男は先生の屋敷のロビーで立ち尽くしていた
    目の前にある動かない物体が余りに酷く無残で醜悪で
    部屋に充満する悪臭に一人の男は顔を顰めながら問いかける

    「・・・鑑識に連絡は?」

    「先程しました、・・・焼死体では身元の確認が取れませんからね。」

    苦い顔で帽子をかぶり直せば藤村、と呼ばれた男は白い手袋をはめて
    死体に歩み寄って行き 数歩手前で足を止めれば

    「・・・そうか、まぁここの家主と考えるのが妥当だろうな」

    「嬉野刑事、・・・この屋敷の家主を誰かご存知ですか?」

    「ん?嗚呼、・・・天才ミステリー作家、薩仁 麻先生の家だろう」

    嬉野刑事は顔を上げて答えれば藤村の方へ視線を向けて
    どうかしたか?、と問いかけて腕組をし

    「・・・文体を自在に操る天才と呼ばれ名高いその作家の作品は知っていても
     実際に顔を見たことがある人間は― 実は居ないんですよ。」

    「そうなのか?、・・・」

    「ご存知無いんですか?」

    驚いた様子の相手を見て呆れた表情で藤村は言い
    言い訳をするように後ろ頭を撫でながら嬉野警部は言い

    「本読んでる暇が無いんだ 忙しくってな」

    「そうですか、彼の作品は素晴らしいんですよ?」

    くす、と小さく笑えば藤村は不服そうな顔の嬉野刑事を見て
    息を漏らしながら嬉野刑事は言った

    「・・・文体を自在に操る天才って歌い文句はどっからきてんだよ」

    「…彼の作品を見た人は口々にいいます」

    藤村は一瞬間を開けるとその死体に視線を落として

    「まるで、本当に人殺しをし、捕まった様な気分だ―・・・、と」
  • 15 露点 id:DIbEPXd/

    2011-12-31(土) 16:52:03 [削除依頼]
    ―――先日、深夜

    「そういえば、珈琲有難う御座います。」

    ふいに先生から声がかかった 男は慌てて顔をあげた
    先生はあいも変わらず柔和な笑みを浮かべたまま 
    カップを片手にもってこちらを向いていた

    「い、いえ・・・先生のお仕事がはかどるのであればこの程度のこと」

    ははは、と苦笑いを浮かべつつも男は肩を竦めてみせた
    男は自分の注いだものとはいえ 先程の先生の原稿を見た後では
    流石に飲む気分になれず珈琲には一切手をつけずにいた 

    「どうかなされたんですか?」

    先生は黒縁の丸眼鏡をくぃと上げながら問いかけた
    男が頭に疑問符を浮かべれば何がですか?と言うと

    「いえ、ね…どうも顔色が悪い様に見えたので」

    「そ、そうでしょうか?」

    男は自分の頬に片手を当ててみた 何もわかりはしなかったが
    溢れ出る冷や汗を少し拭う事ができた

    「無理なさなくて結構ですよ、そこのソファで寝てくださっていても
     嗚呼、そうだ…よかったら後で毛布を持ってきましょう」

    「いえ!…結構です。先生は私の事などお気になさらず原稿の続きを」

    慌てて話を逸らせば男は先生の顔色を伺った
    (もし今の発言で襲い掛かってきたとしても 抵抗して逃げ出すことは
     六十前後の老人一人相手に運動神経皆無の俺でもなんとか出来る
    と言う考えを巡らせての発言だった

    「そうですか?、…わかりました。」

    と頷けば先生は立ち上がって こちらに近づいてきた
    どうかしたのですか?、と男が問いかければ
    先生はいつもの柔和な笑みを浮かべて

    「いえ…夜は冷えて手が悴むので 暖炉に火を」

    男は驚いて目を見開いた 先生の笑みが不気味に思えて仕方が無い
    (まずい、想定外だ焼かれる俺が小説になる焼いて殺される
    殺されて死ぬ死ぬのはやだ嫌だ嫌だ怖い怖いこw(ry
  • 16 PUMA id:xqkoSiJ.

    2011-12-31(土) 19:26:37 [削除依頼]
    文がしっかりしてるイメージがありますね!
    ミステリーの小説は好きなので頑張ってください^^
  • 17 碧の組織 id:iHF7lcj0

    2011-12-31(土) 20:20:03 [削除依頼]
    初めての作品には見えません(゚o゚;;
    上手いですね?
    頑張って下さいd(^_^o)
  • 18 露点 id:DIbEPXd/

    2011-12-31(土) 21:46:46 [削除依頼]
    >16 コメント有難う御座います 俺もミステリーは好きです 文がしっかり・・・ですね、糧にして頑張ります!
  • 19 露点 id:DIbEPXd/

    2011-12-31(土) 21:50:24 [削除依頼]
    >17 勿体無いお言葉真に有難う御座います 本当ですか?嬉しい限りです 頑張らせて頂きます!
  • 20 ダッフィー♪ id:3RP.tVK0

    2012-01-01(日) 00:04:08 [削除依頼]
    明けましておめでとうです(*^_^*)

    小説頑張ってください☆
  • 21 露点 id:.6rqSqx1

    2012-01-01(日) 21:22:56 [削除依頼]
    >20 明けましておめでとうございます はい 頑張らせて頂きます ダッフィー♪さんも頑張って下さい
  • 22 露点 id:.6rqSqx1

    2012-01-01(日) 21:33:52 [削除依頼]
    ―――後日、正午

    「鑑識から連絡が入りました、
    死亡推定時刻は今朝4〜5時にかけてだそうです」

    「そうか、・・・薩仁先生とは連絡はとれたのか?」

    小走りで駆け寄ってきた藤村に助手席に座っている
    嬉野刑事は捜査ファイルから顔をあげずに問いかけた

    「ええ、昨夜は出かけていてここには居なかったそうです。」

    「そのことを証明できるアリバイはあるのか?」

    「ええ・・・なんでも居酒屋の店員がみていた、と」

    藤村は頷くと運転席に乗り込みシートベルトをした

    「これからその先生の元へ向かいましょう」

    「まったく、小説家が居酒屋で酔いつぶれてるなんて
     イメージできないぞ」

    呆れた様に溜息をついて窓の外を眺める嬉野刑事に
    藤村はハンドルを握りながら答えた

    「僕も想像していた方と違ってびっくりしました。
     随分お若いんですね」

    「文体で人の年齢がわかるもんか」

    「わかりますよ 薩仁先生の文体は子供向けではないですし
     表現の仕方一つにしても30〜40代の若者が書く文ではないです」

    「30〜40代って若者だったのか・・・」

    煙草の煙を吐き出しながらも嬉野刑事は呆れた様子で問い
    藤村は小説を取り出して嬉野刑事に渡してやった

    「あ、嬉野刑事はおじさんです、今年で44ですし」

    「俺の歳を・・・なんでお前が知ってるんだ」

    「・・・144ページを見てください、殺しのシーンです」

    ページをめくれば嬉野刑事は顔を顰めた
    あまりに残虐なシーンに気分が悪くなった様子で口を片手で押さえた

    「・・・んなことしていいのか」

    「あくまで小説です。」
  • 23 ミ・∀・ミ id:fKHSU0k/

    2012-01-01(日) 21:38:06 [削除依頼]
    年齢知ってる理由を軽くスルーww
  • 24 露点 id:.6rqSqx1

    2012-01-01(日) 21:51:51 [削除依頼]
    >23 コメント有難う御座います 今流行の毒舌刑事を狙ってみましたw
  • 25 露点 id:MM/0fjx0

    2012-01-02(月) 20:03:19 [削除依頼]
    嬉野は呆れた様に後ろ頭を掻きながら捜査ファイルを開いた
    藤村は悲しそうに目を伏せていた 嬉野は重々しい空気に耐えられず口を開いた

    「いや、藤村・・・仕方ねぇって。」

    「嬉野刑事に励まされる程、落ちぶれてません」

    「・・・御前の想像の中のイメージと比べられても困るだろ」

    「そうなんですけどね・・・そう、そうなんですけど」

    先生はうなだれており目もうつろだった 何よりイメージと違ったのは
    あまりの若さであった 外見年齢は40代だが声も随分若々しく
    自分の想像であった髭を蓄えたご老人とはあまりにかけ離れていたのだ

    「っにしても・・困った話だな。
    「酒に酔っ払ってたから 何一つ覚えて無い。」なんってのは」

    「そうですね 一応容疑者ですから」

    「・・・アリバイは成立してんだろ?」

    「はい 酒に酔いつぶれる先生の姿が監視カメラにしっかり映っていました」

    「自宅の鍵は一週間前に無くしていた・・・と、よし」

    嬉野は手元にあったボールペンで書き加えると荒々しくファイルを
    机に叩き付けた 藤村は呆れた様に頭を抱える

    「先生は今、どちらに?」

    「重要参考人だかんな・・・今も取調べ中だろう」

    適当に返事をしながら頬杖をして
    欠伸を噛み殺しながら携帯を開いた嬉野に藤村は問いかけた

    「そうですか・・・該者については何か出てきたんですか?」

    「嗚呼、・・・どうも出版社から尋ねて来た編集者らしい」

    「・・・それは免許書か何かですか?」

    缶珈琲のフタを空ければ珈琲を喉に流し込みながら藤村は
    なおも問いかけ続ける 嬉野は頭の後ろで腕組して

    「・・・随分昔から姿を消していた奴らしくてな」

    と答えた嬉野に向かって藤村が目を見開く

    「もしかして、・・・その方は」
  • 26 露点 id:MM/0fjx0

    2012-01-02(月) 21:38:39 [削除依頼]
    ―――先日、深夜

    (殺されてたまるか

    「先生、・・・・・・あの」

    「なんでしょうか?、・・・」

    男はふいに顔をあげた 先生と眼を合わせる
    先生はあいも変わらず柔和な顔をしていたが
    男にとってはただの不気味な笑顔であった

    「私を殺しになるおつもりなんでしょうか?」

    「・・・なにを仰っているんですか?」

    「先生は、私に薬を盛ったんですよね?」

    「・・・はい?」

    先生の表情が崩れていくのが分かる
    先生の額に冷や汗が落ちていくのが分かる
    先生の顔から笑みが消えた

    「ははは、何を仰っているんですか。それは、小説の話でしょう?」

    「私のことを殺して小説にするんですね?
     だから、先生の書いている小説のストーリーはいつも面白い」

    苦い顔をした先生の前に男は傍にあった鈍器(小さい像)を手に持った

    「これは、なんの冗談ですか?」

    「…冗談なんかではありませんよ、立派な正当防衛です」

    「何を…言って」

    驚いた様子で目を見開いた先生を見て男は
    満足気に笑った

    「先生、俺が先生のいままで書いたシナリオ通りにいくと思わないで下さい」

    「落ち着きなさい、…ぇーっと」

    その笑みはなんと先程の先生の様に柔和な笑みでありながら
    どこか殺意に満ちていた

    「殺人 魔先生。・・・俺はアンタを殺して生き延びてやる。絶対に」

    「い、言っている意味がわからない。・・・君は」

    いいえ、と首を横に振れば男は笑みを称えたまま自分の
    殺害計画を震えている相手に伝えたのである

    「俺は先生を殺して小説の続きを書く。」

    「・・・いいから危ないソレをおきなさい!」

    「文体を自在にあやつる天才。薩仁 麻・・・
     その有名な作品の数々は知っていても小説家自身を見たものは
     実は誰もいない ならば、俺が先生を演じてもなんの問題も無いハズです」

    「・・・」

    先生は言葉を失っていた 男の発言を聞いて恐ろしくて
    黙ってしまったのかと男は思ったが先生の様子はどこか
    それとは違っていた
  • 27 露点 id:MM/0fjx0

    2012-01-02(月) 21:40:18 [削除依頼]
    先生はおもむろに口を開くといつもの様に笑みを称えて


    「成る程、面白い考え方だ・・・だがするとどうだね。
     君の考えには大きな穴があるだろう?」

    「穴?・・・見落としですか?」

    「もし、私が本当に人を殺して作品を書いているとすれば
     その死体処理はどこで行っているのだね?」

    完全に凍りついてしまった 背筋に冷たい物が駆け巡る
    額から冷や汗が溢れ出る 目に入って痛い程だ

    (なんということだ、先生はやはり―・・・
     俺を殺す気だったのではないか

    そんな男に追い討ちを掛けるかのように先生は続けた

    「もし、山か何かに埋めているとして・・・その死体を
     どこかの業者が気づいてしまったら?
     もし、地下かどこかに隠しているとして・・その死体が
     やってきた警察にばれてしまったら?」

    「そ、それは・・確かに。」

    男は言葉に詰まれば黙り込んでしまった

    「面白い話だったね。君、どうだい?
     一度小説でも書いてみたら」

    「えあ、・・・は、はい。」

    「宜しい、・・・冷めてしまわない内に珈琲でも飲みなさい」

    先生はいつもの柔和な笑顔に戻っていた
    冷や汗でびっしょりになった男は鈍器を床に落として

    「先生・・・は、本当に。私を?」

    「・・・いいですねぇ。そんな感じでイメージを膨らませて
     小説を書けばいいんですよ。」

    「あ、有難う御座います。・・・」

    「貴方も小説家に憧れてこの道に入られたんでしょう?」

    先生は椅子に腰掛ければ筆を手に取った
    優しげな笑みを称えたままの先生から笑みが消えるのは
    その次の一言を発し終えた直後だった

    「なら、小説になれれば本望でしょうに―・・・」
  • 28 露点 id:MM/0fjx0

    2012-01-02(月) 21:42:27 [削除依頼]
    あれ殺人先生(笑)の口調が途中おかしくなって
     ないです なってるけどないってことにしてくださいw
  • 29 露点 id:Y.bJ0GK0

    2012-01-04(水) 19:14:03 [削除依頼]
    ―――後日、夕方過ぎ
    藤村と嬉野は、先生の自宅前で車を止めて夕食を取りながら話進めた
    ファーストフード店で藤村が買ってきたものである

    「・・・それでは、」

    「嗚呼、間違いないな・・・」

    「では先生は・・・殺人鬼ではないんですか?」

    「ん、・・・そうなるな。」

    「では、被害者は・・・」

    藤村が問いかけると嬉野は肩を竦めて答えた
    さあな、という意味だ 嬉野はポテトを一口齧れば

    「でもな、・・・俺らには信じられないことかもしれんが。出版社から聞いたんだろう?」

    「はい、…確かに「川口君なら・・・既に、一週間程前に死んでいます」と仰りましたから」

    「それで、・・・その死人がどうやら先生と一緒に居た。と?」

    「もしくは嘘かもしれません、・・・可能性によっては、消された?」

    「・・・はぁー、意味わかんねぇーな。なんで消す必要があるんだよ」

    嬉野は再度ポテトに手をのばそうとして、止めた
    藤村はそれをみてニヤリ、と笑いながらもハンバーガーを一口齧った

    「これは俺の推測ですが・・・川口さんが何かを知ったからとかどうでしょう?」

    「何かって・・・何をだよ?」

    「その出版社にとって、いや・・・小説家、薩仁の秘密ですよ」

    「・・・はぁ?」

    呆れた様に顔をあげると嬉野は首を傾げて藤村を見つめた

    「・・・聞いたことありませんか?小説家、薩仁 麻の噂を」

    「ん、・・・全く?」

    今度は藤村が呆れ顔になって嬉野から視線を外して話始めた
    小説家 薩仁 麻という残酷なシステムについて・・・

    「文体を自在に操る天才、薩仁。なんて珍しい評価を受けていた小説家がおりました。
     それは、それぞれの作品で別の人間が書いているかのように文体がコロコロと変わる
     不思議な天才作家だったからです。様々な分野の小説を書き、
     いつも必ず、全く異なったストーリーが浮かぶ、」

    「ほぉ、・・・」

    「恋愛ものでは本当に女性の気持ちが分かり、ミステリー物では本物の殺人鬼になった気分になりファンタジーものではゲームの様に面白く、SF物では実際に宇宙へ行った気分になる。」

    「なんだそれ、んな話があるもんかよ・・・」

    「それぞれの作品で、文体が違うのは・・・本当にそれぞれの作品で別の人が書いていた」

    「・・・ペンネームだったってことか?」

    嬉野が問いかけると藤村は小さく頷いて片手で嬉野を静止した

    「誰だって人間一生に一度くらいは面白い作品がかけるらしいですよ、」

    「・・・成る程、それで薩仁先生は?」

    「存在しないんだと思います、・・・この世に薩仁 麻なんて名乗る作家は、一人も」

    「どこ情報だよ、」

    「分かりません。・・だから今まで黙ってたんですが、」

    「ありえるな、・・・それで断った編集者を、こう・・・殺す!みてぇな」

    「いえ、むしろ・・・断った編集者は小説のネタにするんでしょう」

    藤村はあっさりといい放てば欠伸を堪えつつもアイスコーヒーを口に運んだ
    そんな藤村を訝しげな目で見つめていた嬉野は思いついた様に言う

    「なら、・・・あの焼死体は―」

    「前回の先生です。・・・だから、今回の先生が」

    「犯人、・・・・と」

    ふむ、と頷けば嬉野は目を尖らせた そして顎を指先で撫でながらつづけた

    「どうする?、この事件を解き明かすと」

    「他の事件が紐解くことになるんですね・・・」

    「・・・犯人は一人じゃない。」

    二人は車の中でえんえんと迷い続けていた この話をさっかんにしていいのかどうかを
    勿論、今の考えは自分たちの推測故に判断はできない ならば、確かめてみればいいのだと
コメントを投稿する
名前必須

投稿内容必須

残り文字

投稿前の確認事項
  • 掲示板ガイドを守っていますか?
  • 個人特定できるような内容ではありませんか?
  • 他人を不快にさせる内容ではありませんか?

このスレッドの更新通知を受け取ろう!

ログインしてお気に入りに登録すると、
このスレッドの更新通知が受け取れます。

最近作られた掲示板

お気に入り更新履歴設定

お気に入りはありません

閲覧履歴

  • 最近見たスレッドはありません

キャスフィへのご意見・ご感想

貴重なご意見
ありがとうございました!

今後ともキャスフィを
よろしくお願い申し上げます。

※こちらから削除依頼は受け付けておりません。ご了承ください。もし依頼された場合、こちらからの削除対応はいたしかねます。
※また大変恐縮ではございますが、個々のご意見にお返事できないことを予めご了承ください。

ログイン

会員登録するとお気に入りに登録したスレッドの更新通知をメールで受け取ることができます。

お気に入り更新履歴設定

お気に入りはありません
閲覧履歴
  • 最近見たスレッドはありません