嫉妬ジャンキー10コメント

1 ももくり id:L4i5udF.

2011-12-27(火) 18:03:41 [削除依頼]
病み付き

赤い赤い不思議な禁断の果実
誰かが摘み取っても、また次が実る

一口じゃ、止められない
  • 2 ももくり id:L4i5udF.

    2011-12-27(火) 18:07:03 [削除依頼]
    こんにちは(^^)
    ももくりという者です。

    久しぶりに新しいものを作りました。
    不得意なドロドロ恋愛に挑戦してみようと思いまして←
    試行錯誤しながら、楽しく書いていくつもりです。
    うん、本当に試行錯誤ばっかりになりそう(・ω・)←

    温かいコメント大好きです!!←
  • 3 ももくり id:L4i5udF.

    2011-12-27(火) 18:25:20 [削除依頼]
    下駄箱に群がる、紺色の服の生徒達。
    空の青色とはまったく別の、重めの空気が圧力を掛けた。それは私だけでなく、他の皆にも。朝の爽やかな笑顔を纏ってやって来た生徒達に、憂鬱を与えた。

    「宇雨、おはよ」

    私の肩を軽く叩いた、白く細い指。
    私は彼女の声ではっと我に戻り、慌てて「おはよう」と微笑んだ。

    「ん?どうしたの?いつもと様子、変じゃない?」

    黒髪の彼女は、切れ長の目を軽く光らせて、辺りを見渡した。
    ざわざわとした異様な囁きは、先程に増して大きくなっていた。見てみぬふりをする生徒、野次馬の塊に乱入していく生徒、立ち止まってしまう生徒。それぞれが何らかの反応を示す。

    やがて私は視線を現場側に向けて、口を開いた。

    「んー、何かね。B組の子の上履きが汚されていたみたいで」
    「いじめ、ね」

    察しの良い彼女は、いつもより少し低い声のトーンで言う。
    そして「高校生にもなって、馬鹿みたい」と付け足した。
  • 4 二葉(10時) id:5sid6oC0

    2011-12-29(木) 14:54:57 [削除依頼]
    お久しぶりすぎて覚えてもらえているでしょうか(´・ω・`)
    お久しぶりです10時です

    タイトルに惹かれて見たらももくりさんで小躍りしました←
    ももくりさんが書く文章がすごく好きです´`*
    更新楽しみにしてます^^
  • 5 のあ id:7Btrbdb.

    2011-12-29(木) 14:59:15 [削除依頼]
    ドロドロ恋愛ってあまり見かけないから期待大です!

    頑張ってくださいb
  • 6 ももくり id:bLNpVZL/

    2011-12-29(木) 21:45:56 [削除依頼]
    二葉さん>

    覚えてるに決まってます!!←
    お久しぶりです(*^ω^*)わーい♪
    書くの久しぶりなので、新しい気持ちで取り組めて新鮮です♪
    ありがとうございますー!

    のあさん>

    ありがとうございます(^^)!
    期待大ですか//
    あんまり期待していると後悔することにn((←
    はい!頑張ります♪
  • 7 ももくり id:bLNpVZL/

    2011-12-29(木) 22:05:35 [削除依頼]
    彼女は野次馬の集団に背を向けると、何も言わずに歩き始めた。私もその歩幅に合わせて、少し早足で付いて行く。
    だけど何となくその集団を背中に気になって、ちらりと振り向いた。

    ――遠く遠く、その群れの中心。真っ青な顔をした一人の女子が、呆然と自分の下駄箱を見つめている。恐らく、いじめられた張本人だろう。
    泣くことも怒ることも忘れて、ただ呆然と。
    まるで人形のように色を失って、周りの音さえ聞こえていないように。
    彼女を取り巻く時間と、野次馬を取り巻く時間。それらの種類は明らかに違っていた。

    「昨日、デートどうだったの?」
    「え?」

    口を閉ざしていた彼女が、急に言葉を浮かべたため、対応に遅れた。しかも、特別な話で。

    「でえとの話」

    にやり、と悪戯に口元を緩め、私の瞳を覗き込む。
    今日初めてみる彼女の笑顔。高く白い鼻の先に私を見据え、楽しそうに笑った。

    「どうって……まあ、ねー」
    「まあねーって何よ」
  • 8 ももくり id:bLNpVZL/

    2011-12-29(木) 22:22:36 [削除依頼]
    女子高生らしい会話をしてみると、教室にはすぐに着いてしまうわけで。
    古く使い慣らされた木製の扉を前にすると、彼女はもう一度、あの悪戯な笑みを浮かべた。

    「教室でいちゃつかないでよね」
    「もーうるさいなー」

    私も大げさに返しながら、大胆に扉を開けた。
    がらり、といつもの音がして、朝の光をいっぱいに浴びた教室が現れる。
    だいたいクラスの半分以上の生徒達は登校していて、笑顔で私達を出迎える。黒板に白のチョークで描かれた落書きに、何ともいえない安心感を覚えた。
    友達とお喋りをする人、忘れていた宿題をする人、一人で本を読む人……そして、窓から外の運動場を眺めている人。
    私は鞄を急いで机に着地させると、迷わずに直行した。
    窓から外を眺める、あの人の背中。

    「朝緒、おはようっ」

    とん、とその背中に触れる。
    ただ、それだけ。本当にただそれだけ。
    だけど、私はその単純な行動で、やっと一日が始まったような気持ちになって、自然と笑みを零した。
    手の平に感じた、緩温かい心地良さ。胸の中を直接触れられたような、溢れる気持ちは止まらない。

    「おはよう、宇雨」

    ゆっくりと振り向く、彼の大好きな匂い。
    その辺りの男子の汗臭さはなくて、だけど香水のような匂いでもなくて。自然な彼だけの良い匂い。

    黒の髪に、穏やかな瞳。スラッと伸びた背丈に、思わず手を伸ばしたくなる。
    瞬きした時の長いまつ毛でさえ、私を堪らない気持ちにさせる。
  • 9 ももくり id:mtWtLlY/

    2011-12-31(土) 18:43:21 [削除依頼]
    「今日は東屋さんと来たんだ?」
    「うん!下駄箱から一緒に」

    彼は、私の笑顔に「そっか」と目を細めて微笑んだ。
    そんなふとした瞬間の何気ない白い歯とか、温かい視線とか。
    何もかもが私に愛しさを運んで、耳が赤くなる。それはもう盛大に、きゅん、と。

    「……あ、それ」

    朝緒は、視線を私の手首に落とす。
    気付かれるのを待っていた私は、得意げにちゃらちゃらと音を鳴らしてみせた。

    「昨日もらったアクセ!付けてきちゃった!」
    「宇雨の細い手首には少し大きすぎた?」
    「ううん!全然ぴったり!」

    少し大きいサイズなのは事実。だけど嬉しすぎるのも事実。
    朝緒から貰ったものだったら、もう何だって嬉しいんだよって言いそうになった。たとえば、この今の幸せな時間とかも。
    でも流石に口に出すのは恥ずかしくて、私だけの秘密にしてしまおうと思った。

    「とてもね、気に入ってるの」
  • 10 ももくり id:mtWtLlY/

    2011-12-31(土) 19:05:31 [削除依頼]
    やがて、慌しく始まった授業。
    一時間目の数学は、まだ体の火照りが消えなくてずっと熱いままだった。教科書のページを捲る時に小さき響く、銀のアクセの音。それが余計に気持ちを靡かせた。
    黒板に忙しく書かれた公式を写す。……ふりをして、窓際の席に座る彼を眺める。
    丁寧にノートを仕上げる彼に、一年前から夢中だった。

    恋の始まりは、本当に突然。
    高校に入学して、初めて話した時から。
    今までも何度か恋をしたけれど、それらとは比べ物にならないの。もう朝から晩までずっとずっと彼のことばかりだった。彼以外、何も要らないと悩んだ。募りすぎて、何度も泣いた。
    そして三ヶ月前に私から告白して付き合い始めたわけだけれど。
    付き合う前も、付き合ってからも。ずっとずっと愛しい。大好きだけじゃ、もったいないくらい。

    「ん?」

    ――ころん、と柔らかい音を感じた。
    左の床の上に転がっているのは、角のなくなった小さな消しゴム。落ちてからもしばらくは転がり続けて、私の足元に辿り着いた。
    反射的に手を伸ばして、それを拾い上げる。

    「あ、椎山君の?」

    隣の席の彼の名を、息混じりの声で囁いた。
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