この世の現状2コメント

1 雫月... id:bpXzxSy/

2011-12-27(火) 16:21:59 [削除依頼]
 その日の都内では、雨が降っていました。周りの人達は、みんな傘を差していました。ただ、その中で一人だけ、傘を差していない人がいました。しかも、血まみれで…。
 助けて欲しい。お願い。その人は叫び続けていました。でも、助ける人なんて一人もいませんでした……

 菜緒は傘を差したまま、一人、雨の中血まみれで立ちすくんでいる人を見つめていた。この人はどうしたんだろう、と頭に浮かんだ。でも、その人をみているうちに気味が悪くなり、菜緒は再び歩き続けた。
 次の日の朝、土曜日の7時に前田菜緒は起床した。ふと、昨日のあの気味の悪い情景が目に浮かんだ。特に、血まみれの腕を押さえて、「助けて…」と言っている時が強く思い出された。
「なんだったの…」
 その瞬間、後悔という言葉が脳裏をよぎった。でも、菜緒はそんなことはないと、頭を振って昨日のことは忘れることにした。何しろ、あの時助ける人など、一人もいなかった。立ち止まる人さえ、少なかった。だから、自分は悪くない、と思うようにした。

 リビングに向うと、親がテレビをつけてニュースを見ていた。そこには、あの、気味の悪い日の気味の悪い人について放送されていた。親は、口々に「助ける人はいなかったのかしら」、「助けないなんて異常だ」などと言っていた。テレビの中では、アナウンサーに続いて、「この街はどうなっているのでしょうかね」、「私だったら、助けますけどね〜」と何処かの知らない評論家が不満を口にしていた。その都度、菜緒は「本当に助けることなんてできるかしら」と思った。綺麗事だと、菜緒は思った。
 そのニュースが終了し、菜緒は朝食を食べはじめた。その時も、あのニュースのことが、頭から片時も離れることはなかった。
  • 2 雫月... id:bpXzxSy/

    2011-12-27(火) 20:48:39 [削除依頼]
    え-と...
    恋愛ものが多い中、なんとなく自分が思うこと、自分がしていることを書いてみました...。
    たぶん、人気はないでしょうが((苦笑
    同感していただけたらなぁ、と思っております...
    まぁ、よろしくおねがいします
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