ちいさな恋のきせき26コメント

1 しゃむ汰。 id:QcBeTsD0

2011-12-23(金) 14:11:18 [削除依頼]

きっとおきるよ、


奇跡が。


春川 椿 Harukawa Tubaki ♂
橘 美嘉 Tatibana Mika ♀

あたし達の恋は、

終らないよ。


きっと、ずっと、

永遠に。
  • 7 しゃむ汰。 id:QcBeTsD0

    2011-12-23(金) 14:33:05 [削除依頼]
    そして俺は再び目を閉じた。

    でも、直樹の口が止まることは
    なかった。

    こいつ……
    俺の言ったこと聞いてねーだろ

    と言いたいのもやめた。
    理由はあれだ…
    面倒なことになる。

    特にこいつとはな。
  • 8 しゃむ汰。 id:QcBeTsD0

    2011-12-23(金) 14:37:12 [削除依頼]
    そして俺は眠りに落ちた。


    俺はいつの間にか夢の中だった。

    俺の目線は、ある女の子を捕らえている。
    教室の俺の席から、彼女の後姿を見つめて
    いる。

    そして、夢の中なのに胸がどきどきした。

    俺………
    恋したのか…?

    「椿くん」
  • 9 しゃむ汰。 id:QcBeTsD0

    2011-12-23(金) 14:39:25 [削除依頼]

    「つーばーきーくーん」


    「春川椿くーん」


    「おーい!椿くん!」
    「は、………」

    俺は飛び起きた。

    目の前には小柄の女の子が立って
    いる。
    教室には俺とその子だけ。
  • 10 しゃむ汰。 id:QcBeTsD0

    2011-12-23(金) 14:42:07 [削除依頼]
    「あれ………、今、なに?」

    俺の微妙な質問に、彼女は
    答えてくれた。

    「え、っと……3時間目の
     体育、だと思う」

    なんだ。
    なんか……ラッキー、じゃん。
    体育さぼれる。

    バスケ部の俺が言っちゃ駄目だろうけど
    運動とか、そういうの面倒。
  • 11 宮羅々@ id:btJeXaJ0

    2011-12-25(日) 17:00:48 [削除依頼]
    お互いに口を開かず、沈黙
    がつづく。

    この沈黙を破ったのは、俺
    なわけない。
    彼女だった。

    「あ。あたし橘 美嘉。美嘉
     でいいよ」
    「おぅ。俺は春川 椿。」

    そして、目が合うと二人とも
    目を逸らした。
  • 12 宮羅々@ id:btJeXaJ0

    2011-12-25(日) 17:06:01 [削除依頼]
    美嘉、は窓の外を眺めて
    いる。

    そんな彼女の姿を見て、
    俺は言った。
    「体育でねーの?」

    すると美嘉は小さく笑って
    言った。
    「椿くんもじゃん。さぼって
     るの」

    「あ、まあそうだな。俺は、
     なんつーか、面倒だし、
     別にさぼるつもりはなかった
     んだけど、寝過ごした」

    「わざとでしょ」
    美嘉が冗談混じりに言った。

    「かもな」
    俺は小さく笑った。
  • 13 宮羅々@ id:btJeXaJ0

    2011-12-25(日) 17:09:45 [削除依頼]
    「椿くんって、なんか……
     不思議な人、だよね」

    「だろ?俺も自分のことが不思議
     でたまんねー」

    「バスケ部なのに、運動が嫌い
     だし、」

    「運動だけじゃねーよ。面倒な
     こと全般。」
    俺はきっぱりと言った。

    美嘉は笑いをこらえている。

    「笑えよ」
    気がつくと俺はそう言っていた。
  • 14 宮羅々@ id:btJeXaJ0

    2011-12-25(日) 17:12:59 [削除依頼]
    やば


    俺、なんかくせーこと言っちまった


    「いや、ほら、なんか笑いを
     我慢してるように見えたからよ。
     別に我慢しなくていい、という意味で」
    俺が焦って言うと、美嘉はさらに笑った。

    「わかってるよ。何?恥ずかしかったの?」


    うるせーな
    そう言ってやった。
    優しく。
  • 15 宮羅々@ id:btJeXaJ0

    2011-12-25(日) 17:15:37 [削除依頼]
    俺は教室を出た。
    向かった先は自販機。

    俺は金を入れ、光るボタンを
    押す。
    ガタンと音をたてると同時に
    いつもとは違う音が鳴りだした。
    それはピピピっと光る。

    あ、当たった。

    そして浮かんだのは、教室にいる
    美嘉のこと。

    あいつは…………
    これだな。
  • 16 宮羅々@ id:btJeXaJ0

    2011-12-25(日) 17:19:32 [削除依頼]
    俺は再びボタンを押した。

    自販機の前で、ストローを
    穴に挿した。
    ストローを銜えて、吸うと
    ほろ苦いカフェオレが口の
    中に広がった。

    教室へ近づくと、美嘉は窓から
    顔を出して、空を見上げていた。

    俺がドアを開けた音に、美嘉は
    少し肩をビクっとさせていたとこ
    が見えた。
  • 17 宮羅々@ id:btJeXaJ0

    2011-12-25(日) 17:22:01 [削除依頼]
    そして美嘉と目が合う。

    美嘉の大きな瞳に、吸い込ま
    れてしまいそうになった。

    「ほい」
    俺は美嘉に向かって、ジュース
    を投げた。

    「わ、」
    美嘉はぎりぎりのとこでキャッチ
    した。

    「いちごみるく?」
    美嘉が小さく言った。

    「嫌い、だった?」
    美嘉の反応に心配している
    俺がいる。
  • 18 宮羅々@ id:btJeXaJ0

    2011-12-25(日) 17:26:49 [削除依頼]
    すると美嘉は、首を
    横に振って言った。
    「ううん、逆。」

    「逆、?」

    「好き、だよ」

    頬が熱い。
    今の言葉は、俺に向けてじゃ
    ない。
    いちごみるくに向けて言ったんだ。
    そう言い聞かせても、頬は温かかった。

    俺は美嘉が立つ窓の前から
    見えないと思われる、一番
    右の窓に背を乗せる。
  • 19 宮羅々@ id:btJeXaJ0

    2011-12-25(日) 17:31:29 [削除依頼]
    「なんかさ、」
    俺は照れながら話し出す。

    「うん」
    美嘉の返事のあとに、俺は
    つづけた。

    「いちごみるく、美嘉っぽい
     かと思ってよ」

    すると美嘉は笑って言う。
    「あたしがいちごみるく?」

    確かに美嘉は、ほんのり甘い
    香りがするし、風陰気も優しい。

    「嬉しい、かも」
    美嘉が小さく言った。
  • 20 宮羅々@ id:btJeXaJ0

    2011-12-25(日) 17:35:12 [削除依頼]
    美嘉とふたりきりの教室は
    いつもいる場所とは思えないほど違う。

    時間がゆっくり流れて、窓を開けると
    優しい風が吹いて。


    俺は素直に、美嘉にもっと近付きたい
    って思った。

    もっと美嘉のことを知りたいし、
    俺のことも知ってほしい。

    そう思うようになった。
  • 21 宮羅々@ id:btJeXaJ0

    2011-12-25(日) 17:40:07 [削除依頼]
    美嘉とふたりきりの時間の
    終わりを告げるチャイムが鳴った。
    それはやけに大きく聞こえる。

    「あ、終った」
    美嘉が言う。

    「だな」

    「なんか楽しかった。」
    美嘉が笑顔で俺の顔を覗いてくる。

    「な、なにが?」

    「うーん、わかんないけど。椿くん
     と前から話してみたかったし、」

    俺は照れ隠しのつもりなのか、
    頭をぽりぽり掻いてみる。
  • 22 しゃむ汰。 id:btJeXaJ0

    2011-12-25(日) 17:41:49 [削除依頼]
    今気づいた………←
    名前変えたんだった…


    あ、私、元:宮羅々です*
    でも今はしゃむ汰ですbb
    よろしく
  • 23 しゃむ汰。 id:btJeXaJ0

    2011-12-25(日) 17:44:55 [削除依頼]
    「それに体育とか面倒なこと
     椿くんとさぼれて」
    美嘉はそう言って微笑んだ。

    廊下からする話し声が、徐々に
    大きくなって教室の中へ入り込んだ。

    「あぁぁぁ!!つぅちゃん、お前さぼ
     りやがって!」
    直樹が俺を指差して走ってきた。

    そして、俺が美嘉と微笑み合って
    いた姿を目撃する。
  • 24 しゃむ汰。 id:btJeXaJ0

    2011-12-25(日) 17:48:47 [削除依頼]
    「あぁぁぁぁ!!お、お、お、
     お前!た、橘しゃんと(橘さんと)
     2人きりでいたのかぁぁ?」

    「あ、まあな」
    俺はまた頭を掻いて言った。

    すると直樹は、俺の耳元に近付いて
    言う。
    「つぅちゃんずりぃ!俺も橘さんと
     友達になりてぇよぉ、あ!俺の事
     紹介してよっ」

    直樹は目を輝かせて言った。

    「やだ」
    俺はそう言ってやった。
  • 25 ヽ(〇´∀ミク∀`●)ノ id:ez-udHVynV0

    2011-12-25(日) 19:42:55 [削除依頼]
    面白いですね!!
    しゃむ汰sゎ、女?
    ミクゎ女だよw
    美嘉と椿の恋・・・気になります!
    更新頑張って下さい*
    ちょっと宣伝しちゃいます(^_^;)
    執事だって、恋をする。
    と、*君が笑ってくれるなら…*です☆
    *君が笑ってくれるなら…*ゎ、改正版デス。
    是非是非見て下さると、嬉しいです(*^_^*)
    それでゎ、また来ます!
  • 26 ゆりか id:9ZRb6WE.

    2012-01-05(木) 15:25:18 [削除依頼]
    更新、楽しみです!
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